週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュ』最新話89話のネタバレです。
王賀美の自分を貫いた芝居によって主人公を交代させるような形で終わった第一幕。
夜凪の問題を抱えながらも何とか無事に終わったものの、花子は容赦なく更に夜凪を煽っていきます。
果たして夜凪は耐えられるのか??
それでは、気になる『アクタージュ』最新話89話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
アクタージュ89話ネタバレあらすじ
『アクタージュ』89話
「海の中」のネタバレが下記となります!
気づけて良かった
あくまでも自分を貫きながら状況を逆転させた王賀美。
そんな王賀美は怒りとは悲鳴なのだと感じていました。
10年前の自分は怒っていたのではなく悲しんでいた。
白石はそんな王賀美の気持ちに初めから気づいていたのです。
そして夜凪の怒りを皆に伝える事が出来た事も良かったと感じていた王賀美。
天才二人の立ち回り
第一幕を終えて主演二人の芝居に感動していた吉岡。
羅刹女という舞台がどういう作品であったのかを一人で振り返りながら大興奮。
しかしそんな中でひなだけは夜凪の事を心配していました。
そしてデスアイランドで共演した源と湯島も夜凪の芝居を評価。
それに加えて好き勝手に演じているような王賀美の凄さにも気づいていました。
劇団天球の亀太郎は自分が演じる引き立て役とは訳が違う事にも気づいていました。
規格外の芝居を見せる夜凪に対して、並のバイプレーヤーでは飲まれて終わってしまう。
生まれながらの主演俳優の王賀美だからこそ夜凪の引き立て役になる事が出来たのです。
しかし、心の中ではサイド乙の阿良也の事を心配していました。
終幕まで
羅刹女の舞台をVIPルームで観劇していたのは星アリサと天知。
嫌味にも感じ取れるような天知の言葉に複雑な表情を浮かべる星アリサ。
しかしそれでも王賀美がこの国で芝居をしているという事には感謝をします。
そんな星アリサの言葉に対して、同じ様に感謝しつつも、言葉には毒を忍ばせる天知。
千世子を甘く見すぎていると返す星アリサでしたが、夜凪の圧倒的な芝居を見た天知からすればそれも仕方ないと感じられるような状況。
事実として星アリサも夜凪の圧倒的な芝居を評価していました。
憑依しているとも呼べる迫真の芝居に、自らをも飲み込まんとする強い存在感。
そしてそれでも我を保ち芝居をコントロールする強い精神力。
それは少し前の夜凪からは考えられない技術の高さ。
それほどまでに評価していながらも、少しだけ不安そうな顔を浮かべる星アリサ。
しかし、夜凪の不安な部分を的確に感じとっているのでした。
もう一人の夜凪
長かった第一幕を終えて、王賀美に続いて舞台袖に戻ってきた夜凪。
そんな夜凪を心配そうに迎える武光と市子。
王賀美は二人に声をかけながらも、花子には厳しい目を向けます。
しかしそんな王賀美の言葉を無視するように、再び夜凪に語りかける花子。
そんな花子の無神経過ぎる言葉に、夜凪の目は更に冷たくなっていきます。
もはや殺意すら込められたような目を花子に向ける夜凪。
王賀美の落ち着かせる声が響く中で、夜凪にはもう一つの声が聞こえてきます。
その声を放っていたのは、心の中にいるまだ小さかった頃の夜凪自身でした。
二人の夜凪
あの女とあの男がお母さんを悲しませた。
何もかも壊したいと思ったから私を呼んだのだろう?
役者となった夜凪に語りかける少女の夜凪。
そんな少女からの問いを否定する役者の夜凪。
お芝居の為に呼んだだけで激情に身を任せるためではないのです。
しかしそれでも少女の夜凪からの言葉は止まりません。
きっとお母さんも腹が立つと思っているのだと。
こんな舞台はどうでもいいのだから、全部を投げ出してあの女を無茶苦茶にすればいいと。
強く叫ぶ役者の夜凪の言葉に強く反論する少女の夜凪。
そしてぶつかりあった感情が爆発したかのように、夜凪は花子に向かって駆け出します。
花子の胸ぐらを掴み叫びながらも、ギリギリの所で耐える夜凪。
そんな夜凪の強さを感じていたのは武光。
圧倒されていた武光も夜凪の強さを前に、強い光がその目に灯ります。
武光は第二幕の始まりに向けて一丸になって挑もうとするのでした。
アクタージュ89話ネタバレの感想考察
夜凪の芝居に対する皆の反応と、夜凪の中にあるもう一つの自分が描かれた今回。
物語の展開上仕方ないとは思いつつも、花子のクズっぷりが目を引きますね。
まずは前回助演としての素晴らしい芝居を見せた王賀美。
怒りと悲しみは近い感情だというのは、今回のテーマの一つのようで、王賀美も10年前にそんな感情を味わっていたんですね。
そしてその上で王賀美は乗り越えたという感じで、この後も頼りになりそうです。
夜凪と王賀美の芝居は、同業者から見てもやはり圧倒的で、デスアイランド組や劇団天球組のメンバーにも色々な影響を与えていそうですね。
彼らと再び共演するような事が来るのが楽しみでもあります。
そして一番微妙な立場でこの舞台を見ているであろう星アリサ。
彼女にとってはこの舞台がどういうものであれば納得が出来るのかも難しい所でしょう。
天知が色々とケチをつけてくるのも良い感じにムカつきますね(笑)
そしてどこまで行ってもクズを貫いてくれているのが花子。
正直彼女が何故ここまで夜凪を追い詰めて何をしたいのかも良くわからないだけに、彼女の行動はただただムカつくだけです。
そのくせ王賀美の芝居に対して何も出来なかった訳ですし、行きあたりばったり感が強すぎますし。
そんな花子に煽られまくって、少女の頃の自分と対話する事になった夜凪。
まあ見た目は少女ですが、その当時から思い続けていた強い気持ちの集合体みたいなイメージなんでしょう。
激しい怒りとぶつかりあうのは、役者であるという強い気持ち。
自分の定義を広げたり、帰るべき場所を作った事がここに来て活きてくる展開となるのでしょうか?
とりあえずは、夜凪に感化された武光達がどんな芝居を見せるのかに注目ですね!!
アクタージュ89話ネタバレまとめ
花子によって追い詰められた夜凪の心の中の動きが大きく取り上げられた今回。
夜凪がコントロール出来るギリギリの所で芝居をしているというのがよくわかります。
果たして最後まで夜凪は芝居をすることができるのでしょうか?
次回の『アクタージュ』90話を楽しみに待ちましょう!
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