週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュact-age』最新話93話のネタバレです。
夜凪の視線が一切向けられないまま、武光の出番は一旦終わりました。
舞台裏でどうすればいいのかと悩む武光に、王賀美たちは言葉をかけます。
次の出番が始まろうとしていました。
武光はどんな演技をするのでしょうか!?
それでは、気になる『アクタージュact-age』最新話93話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
アクタージュact-age93話ネタバレ
『アクタージュact-age』93話
「大きな流れ」のネタバレが下記となります!
流れ
母が勝手に応募したオーディションにより、市子はデビューしました。
7才から15才まで「いちごちゃん」という芸名で活動します。
しかし9才の頃から、年下の新人に仕事を奪われるようになりました。
そしてその新人もまた、月日が経つと新たな新人に仕事を奪われるのです。
そんな芸能界を見て市子は、自分たちは大きな流れの中にいるのだと考えました。
いかにその中をうまく流されるかを考えるしかない、と気づいたのです。
そのことに気づいた年に、市子は大きな流れを自ら生み出す本物たちに出会うことになりました。
市子はそこで分かりやすく腐ってしまったそうです。
それでも何故かその後すぐドラマが次々決まり、賞まで貰いました。
そのことを市子は、流れがきてると思っていたくらいです。
そして今、夜凪を前にした市子は気づいていたのです。
今回の大きな流れは夜凪であるということに。
舐めんなよ
市子は今回もうまく流れに乗ろうとしていました。
しかし武光は自分とは違い、目を逸らさず正面から立ち向かって行ったのです。
武光は夜凪へ攻撃しようとしました。
それを夜凪はカウンターで返します。
夜凪の攻撃は寸止めではありません。
武光があえて当てさせにいったのです。
そんな武光の姿を目の当たりにして、市子はこれまでの自分を振り返りました。
まだまだ自分は伸びると口では言いつつ、本当は諦めていたのです。
そして武光に続いて市子も夜凪に向かいました。
今の市子には、もう夜凪を心配する必要などないのです。
自分に同情されるほど、夜凪は弱くありませんでした。
そして夜凪に同情するほど、自分は強くなかったのです。
これまで全部舐めていた市子は、舐めない覚悟をします。
だから舐めんなよ新人。
夜凪に斬りかかった市子の瞳には、もう迷いはありませんでした。
狂気の芝居
夜凪は共演者を本気にさせるのです。
一度も本気になれないまま消える役者が大半のこの芸能界で、これは驚異なのです。
夜凪だけでなく、武光や市子の迫力に観客たちは息を呑みます。
そしてそれは山野上もでした。
絵なんかいくらでも超えていくということを山野上に言うと、王賀美は再び舞台へ飛び出して行きました。
セットの上を駆け、王賀美が登場します。
そして頭上から夜凪に話しかけました。
それを見上げ、夜凪は嬉しそうに口の端をあげます。
舞台の様子を見ていたサイド乙のメンバーは、武光と市子がさっきまでと別人のような演技にと驚いていました。
サイド乙の芝居とは違い、夜凪たちは全員が戦いを楽しんでいるように見えるのです。
それはまるで、狂気の芝居でした。
しかしこの後の展開が実現するイメージが出来ない、と黒山は言います。
この後、羅刹女が全てを許して火焔山の炎を沈める場面となるのです。
そこに求められるのは、許しとも諦念とも取れる感情の変化でした。
狂気に身を委ねた芝居では、それが難しいと考えられます。
そしてそのことは、夜凪自身もよくわかっていました。
自分には許すことは出来ないのです。
白石は舞台袖で山野上へ問いかけました。
今の夜凪には炎を鎮めることは難しい、こうなることがわかっていてなぜ夜凪にあんな真似をしたのか、と。
アクタージュact-age93話ネタバレの感想考察
武光に続き、市子も覚悟を決めましたね。
市子の過去が少し描かれましたが、いちごちゃんとして子役を経験してきたようです。
そして子役の命が短いことは、こちらの世界でも同じでした。
幼い頃から芸能界にいる市子だからこそ、流されるままになってきたのでしょう。
そんな市子にも白石が言っていたその日は訪れており、市子は諦めてきたのです。
しかし目の前でその日に出会った武光が、正面から立ち向かっていく姿を見ました。
武光に引っ張られるように、市子もまた一歩踏み出したのです。
これで全員がモブではなくなりました。
一人一人が濃い、凄い舞台ですね。
しかしこのままでは終われません。
最後には羅刹女が自ら炎を消すのです。
今の夜凪には、許すことは出来ません。
本人が1番よくわかっています。
この状況をどうにか出来るとしたら、それは山野上でしょうね。
次回、山野上が再び動くのでしょうか!?
舞台の終わりまで目が離せませんね!
アクタージュact-age93話ネタバレまとめ
三蔵御一行の一度目の出番が終わりました。
その間も夜凪は、武光に一瞥すらくれずに演じてたのです。
舞台袖にて、武光は自分はどうすればいいのかと皆に尋ねました。
白石や王賀美の話を聞く中で、夜凪がたった一人で孤独に戦っていることを改めて思い出したのです。
自分がここにいると伝えるためだけに演じよう、そう覚悟して武光は再び舞台と向き合いました。
次回はいよいよ武光の本領発揮となるのでしょうか!?
次回の『アクタージュact-age』第94話を楽しみに待ちましょう!
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