週刊少年ジャンプの新連載『AGRAVITY BOYS』最新話2話のネタバレです。
地球の威信をかけたプロジェクトで地球型の惑星へと辿り着いた4人の男達。
しかし彼らがこの星へたどり着くその直前に地球では核戦争が開始されて滅んでしまいました。
この星で生き抜く事になった彼らの前に現れた高次存在が性別を反転させる薬を残した事で、4人の男達は誰を女性にするかで大揉めしまくるのでした。
4人はこの星でどんな生活を続けていくのでしょうか?
それでは、気になる『AGRAVITY BOYS』最新話2話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
AGRAVITY BOYS2話ネタバレ
では、『AGRAVITY BOYS』最新話2話
「Downtown boys, Uptown girl?」のネタバレです!
大混乱だった4人
たった4人しか生き残っていない中で急に現れた高次生命体により、大混乱に陥った4人。
しかし、たった4人しかいないからこそ、力を合わせて生き抜くことを決意した!
タチカゼ・サガ(17) 操縦士
クリス・アーウィット(17) 医者
ゲラルト・ゼーマン(18) 宇宙物理学者
ババズラギ・キプラガト(19) 技術者
人類存続の可能性
人類の新たな入植先を開拓する「プロジェクト・ヘルメス」
そんな一大プロジェクトに挑んだ4人の若者が到着したのが地球型惑星のα・ジャンブロー。
しかしその旅の途中で地球が核戦争によって人類が滅亡したとの知らせが。
失意に沈む彼らの前に突如現れたのは謎の高次生命体。
彼が性別を反転させる秘薬「ジェナダイバージョン」を渡した事で、4人はそれをどう使うかで大混乱に。
しかしそれでも何とか力を合わせて生き抜く事を決意した4人。
そして彼らは自分達以外にも生存者がいるのではという可能性を信じて調べる事に。
ゲラルトの調べで、自分達4人と同時期に別の星へと調査に向かった他国の船があった事が発覚。
それによって彼らにも少しだけ希望が見えてきます。
希望をみつけて喜ぶ4人でしたが、1つだけ大きな問題が。
彼ら4人は本来20年かかる旅路をたったも3日で到着してしまった。
しかし他の調査船がこの星に辿り着くのはあと20年後。
当然ながら通信にも同じくらいの時間がかかるという事で、結局その船と連絡を取る事も出来ません。
何故かゲラルトが乗組員を女子で確定させる中で、再び船内は強烈な光に包まれるのでした。
高次生命体の2択
強烈な光に一瞬驚いた4人でしたが、よく考えればそれは昨日もあった現象。
光の中から現れたのは2日連続での登場となる高次生命体。
まさか2日連続でやってくるとは思っていなかった4人。
2日連続の出現に既に慣れ始めています。
前日高次生命体が持ってきた薬によって色々と大混乱に陥った事で、サガは思い切り塩対応。
しかも高次生命体が登場するだけで周りの物はプカプカ浮かんでしまう事で、皆から大ブーイング。
高次生命体は彼らがタメ口になった事を気にしつつも、2つのアイテムを出して選択を迫ってきます。
1つ目は「超光速通信機」
半径400光年までラグ無しでの通信が可能というとんでもアイテムで、それは正に今の4人が最も必要としていたもの。
それだけに皆は手のひらを返して高次生命体を讃えます。
そして2つ目が「メイドさん」
ここから遥か遠い星のスペースメイドセンターから17才の美少女メイドのパフィンが毎週一度メイドとしてやってくるという権利。
しかも代金は無料、お触りは無し、外見はクリス以外の3人の好みに近いものを高次生命体が選んだとの事。
それだけに3人がメイドさんに目を奪われる中で、高次生命体は「どちらかひとつ」を恵むと言い残して去っていきます。
タイムリミットは10分という状況で、4人の前に残されたのは通信機とメイドさん。
そんな状況で、なんとも言えない表情を浮かべるサガに全力でツッコむクリス。
メイドさんとの触れ合い
考える時間はたったの10分。
その中で様々なメイドさんとの触れ合いを想像するゲラルト。
そして流れるようにメイドさんにアプローチを仕掛けるババ。
しかしそのメイドさんは残念ながら本物ではなくホログラム。
本物の彼女の映像をリアルタイムで送ってきているという状況でした。
とはいえそれでも動くメイドさんの様子を見てはしゃぐクリス以外の3人。
声が届く事もないのにババは何故か彼氏面をする始末。
そんな3人にメイドを選ぶのではと流石に焦り始めるクリス。
そんなクリスの言葉にわずかに動揺しながらも、3人は息ピッタリで答えます。
この10分を有意義に使うため、3人はまず記念撮影を始めるのでした。
彼らが選んだのは!?
メイドさんとの写真を撮って喜ぶサガでしたが、改めてメイドのパフィンの事を考えます。
スペースメイドセンターという事は、彼女も宇宙人なのだろうかと。
クリスが見た感じだと、瞳の虹彩のパターンが違うとの事で、見た目は地球人にそっくりでも宇宙人なんだと確信します。
そこで違う方向へと考えを進めるサガ。
通信機で未知の宇宙人とも連絡がとれることを考え楽しそうに話します。
そんなサガの考えに納得する3人。
しかし時間も残り少なくなったその時、4人はメイドさんが何かしている事に気がつくのでした。
そして10分の時間は過ぎ、再び現れた高次生命体。
決断を迫る高次生命体の問いかけに、サガは自信満々に答えるのでした。
彼女が見ていたもの
4人のまさかの選択を面白がる高次生命体。
しかし4人はメイドさんを選びながらも、メイドさんの訪問を断ります。
そしてその代わりに高次生命体に1つのお願いをするのでした。
残り時間も少ない中で、ホログラムとして映し出されたメイドさんは、何故か何かを見つめて泣き始めます。
異星人とはいえ、彼女の感情は明らかに辛そうに4人には見えていました。
何かを見て泣いている事だけは分かるものの、それ以上の事は分からず気になってしまう4人。
残り時間が1分と迫る中で、ゲラルトは彼女の瞳に注目します。
人間の瞳と同じ構造であれば、彼女が見ているものが瞳に映り込んでいるかもしれないと。
4人協力してその映像を解析。
彼女が見ていたのは彼女と家族の写真でした。
たった10分だけでゆかりのない宇宙人の事を分かったつもりになった訳ではない。
しかしメイドさんが写真を見て泣いていたというのは確かな事。
サガは迷うことなく、高次生命体に考えを伝えるのでした。
家族の元へ
サガの言葉に改めてその答えを確かめる高次生命体。
決断が変わらない事を確かめた彼は、メイドさんを4人の前に転送します。
当然訳が分からず混乱するメイドさん。
しかしそのメイドさんに高次生命体が4人の考えを直接脳に伝えます。
そして4人の考えを受け取ったメイドさん。
4人を見て嬉し泣きのような表情を浮かべると、そのまま再度転送されていくのでした。
高次生命体によれば、彼女は4人と同じ様にワームホールに巻き込まれて遭難。
母星からはるか遠く離れた土地で故郷に帰るための方法を探している状況だったのです。
4人はそんなメイドさんを故郷に返すようお願いしていたのでした。
無事に届けたという高次生命体の言葉に4人は感謝するのでした。
誰だって
最後にメイドさんが見せた泣き笑いの様な表情が気になったクリスとゲラルト。
状況をしっかりとは把握出来ない4人に対して、高次生命体は言語を超越した第3の手の存在について語りだすも、サガはそんな言葉を気にしません。
高次生命体は4人が通信機ではなく、見知らぬ少女を助ける選択をした事が理解出来ない様子。
そんな高次生命体にサガは力強く答えます。
そんな予想外の行動を取った彼らに対しサービスだと言って超光速通信機を残していく高次生命体。
それがあれば連絡が取れると大はしゃぎのメンバーでしたが、何故かゲラルトは一人冷静なまま。
こちら側だけがハイスペックな通信機を持っていても意味がないことを。
ゲラルトのそんな言葉に唖然とする一行。
そうなのであれば受信可能な異星人に連絡を取れないかとクリスは考えるも、そもそも言語も分からない相手と意思疎通するのは難しすぎるのが実際の所。
そこで結局は高次生命体にもてあそばれただけなのだと気付いた4人。
しかしそこでもう一つ高次生命体が残していった何かを発見するも、それはグロテスクな異星人が表紙になっているスペースエロ本。
それを見た一行は宇宙人とお互いの気持ちが分かる日がくるのかなぁと不安になるのでした。
AGRAVITY BOYS2話ネタバレの感想考察
前回衝撃的な第1話だっただけに期待が高まっていた今作。
2話目はどういう方向へ話を進めるのかと期待と心配が入り混じっていましたが、これはこれで悪くはなかったような気がします。
展開としてはやはり予想通り、高次生命体が4人に何かをもたらした事で物語が進んでいくという感じでした。
高次生命体があまりにも便利過ぎるので、今後はもっとぶっ飛んだ感じの展開も有り得そうです。
設定面では一応主人公達4人以外にも人類の生き残りがいるという事が判明しました。
とはいえそこはメインストーリー(というものがあるのならば)に関わってくる事でしょうし、登場するのは先の事になりそうですね。
そして高次生命体が4人に選ばせたのは、通信機とメイドさんの2択。
何だかんだクリス以外の3人をターゲットにして狙い撃ちしてくる感じが面白いですね。
思春期の男子高校生感が出ていて、ある意味では学園モノ感もあるような気がします。
本気でメイドさんを選ぶ展開とはなりませんでしたが、そこから物語は意外と人情味のある話へとシフトしていきました。
メイドさんが何か問題を抱えている事を知り、そこから4人が素早く行動を開始して、自分達で最も良いであろう選択をする。
おバカにしか見えない彼らが何だかんだ優秀なんだという事、そして本当に大切な事が何かを理解しているという部分が同時に見せられたのは今後にも繋がっていくポイントだと思います。
そして通信機を手に入れても使えないというオチも良かったですね。
ゲラルトだけは実は既に使えない事を知っていたというのも、それぞれの個性を表す上でも良かった気がします。
高次生命体は「今後の期待も込めて」と言っていました。
当然次回も出てくる事になるでしょうが、どんな問題を持ち込んでくるのか楽しみですね!!
AGRAVITY BOYS2話ネタバレまとめ
女性化問題は一旦置いておき、全く別の話での展開でした!
宇宙の話なので色々な展開ができ、いろんな星、いろんな生命体の登場など、幅広く行えるので女性化問題に頼り切るわけではない、ということでしょうね!
次はどんな冒険になるのか??
次回の『AGRAVITY BOYS』第3話を楽しみに待ちましょう!