週刊少年ジャンプの人気漫画『ふたりの太星』最新話11話のネタバレと感想考察、展開予想です。
将棋を通して盤上で語り合う星と和泉。
激しい戦いに敗れた和泉は、共感覚の力で星の声の形を宇宙のように感じます。
戦いを終えた和泉との話の中で、自分と太の実力差を感じた星は、夜の時間を生きる太に宣戦布告をするのでした。
星は三段リーグを突破して太と戦う事が出来るのでしょうか?
それでは、気になる『ふたりの太星』最新話11話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
前回の『ふたりの太星』はこちら!
Contents
ふたりの太星11話ネタバレ:前回10話感想考察
和泉との決着が描かれた今回。
お互いが将棋を通してお互いを理解していったような展開となりました。
星に闇を感じていた和泉でしたが、闇を払った星から感じたのはまさかの宇宙。
星の中にある将棋のセンスや可能性を感じさせるような演出でしたね。
戦いが終わった後に二重人格の件をカミングアウト出来たのも良かったです。
流石に中々理解してもらえない現象ですからね。
和泉という友達は星にとって大事な存在になるでしょう。
そんな和泉から今の太と星の実力についても語られていました。
昔は圧倒的なセンスで太に勝利していた星。
しかし星が将棋を辞めていた間にその実力は完全に逆転していたのですね。
となると、星にとってのラスボスとなるのはやっぱり太なんでしょう。
太もプロになる事以上に強くなった星と戦いたいという気持ちが強そうですし。
そんな二人の直接対決は三段リーグを突破するまでお預け。
とはいえ、二人の対局って1日一手ずつしか進まないから大変そうですけどね(笑)
三段リーグはまだまだ続きますが、今の星でも充分に強いですからね。
彼の相手になるような強敵が登場してくるのか気になります。
ふたりの太星11話ネタバレ
『ふたりの太星』11話
「本気で来い」のネタバレが下記となります!
目隠し将棋
何時もよりも早い電車で将棋会館へと向かっていた星。
その理由は対局前に取材があったため。
そして取材の内容は天童世代の特集。
面倒だと思いながらも少しだけその響きを星は気に入ります。
そんな星は電車の床に500円玉を発見。
他の人に気づかれないように拾おうとしますが、前に座っていた世捨て人風の老人に先に奪われます。
先に見つけたと主張する星でしたが、その老人の大人げなさに仕方なく星の方が引く形に。
苛立つ星に対して老人は挑発してきます。
何の勝負かと聞き返すよりも早くに、「2六歩」と老人から飛んできます。
一瞬何のことかと迷ったものの「3四歩」と返す星。
二人の間で始まったのは駒も盤も使わずに脳内で将棋を行う目隠し将棋。
将棋に関しては絶対の自信を持つ星は、せっかくなので掛け金を倍にして勝負に挑みます。
心の中では「名前をつぶやきながら。
天童世代
と、老人の口からは如何にも余裕そうな言葉が飛び出します。
自信満々で老人からの目隠し将棋を受けて立った星でしたが、その内容はまさかの完敗。
そんな老人のあまりの強さにボロボロにされたままで、将棋会館のある千駄ヶ谷駅に到着し電車から降りていく星。
あまりのショックに将棋会館に到着して、取材が始まっても魂が抜けたままでした。
そんな記者の声にまるで反応しない5人の棋士達。
そこに集められていたのは、厳しい3段リーグで新人ながら上位を独占している天童世代の一同でした。
トップ5
現在三段リーグの上位5人を独占している天童世代の棋士達。
9戦目を終えて、未だに全勝が二人。
16歳の五月女ユアと堂々巡。
そして8勝1敗で17歳の豪月無限が3位。
6勝3敗で同率5位にいるのが羽賀。
拘束のし過ぎなのか、もはやロボットのようなビジュアルになってしまっています。
そして7勝2敗で4位につけていたのが天童太星。
しかし魂が抜けている星は、記者が驚く程にビジュアルが変わっていました。
まるで水木しげるの漫画の登場キャラのように。
そんな星は座右の銘を聞かれると、「人を見かけで判断してはいけない」と今の心境を述べるのでした。
本気
撮影が進みながらも目隠し将棋で完敗した事を気にしていた星。
油断などではなく、単純にあまりにも謎の老人が強かった。
そんな老人に言われた言葉が星には重くのしかかっていました。
そんな落ち込み中の星に声をかける豪月。
他の3人と共に星に対して思っている事をぶつけます。
その言葉には五月女ユアと堂々巡も同意します。
電車の中で老人に言われたのと同じことをまたしても言われた星。
頭の中で彼等の言葉を繰り返します。
ただ一つの本気
取材が終わり午後からはトップを走る五月女ユアとの対局となった星。
データ派の彼女によれば、居玉の形を60手まで保持して勝った確率はわずか23%
それは数ある囲いの中で最弱の数字。
そして彼女の中には居玉の壊し方と守り方のそれぞれが大量にインプットされているのだと。
自信満々に語る五月女の言葉は星の将棋を、星にとっての本気を否定するようなもの。
流石に星も怒りを爆発させます。
名人
一方でそんな将棋会館には先程の老人の姿が。
一緒にいる女性から世捨て人のような格好を咎められる名人でしたが、そんな言葉はまるで気にしません。
名人が気にしているのが今話題の天童太星の事を言っているのだと察知する女性。
しかし名人はそれを否定します。
ふたりの太星11話ネタバレ展開予想
ここからは、『ふたりの太星』最新話11話、そして12話以降で起こりうる展開を予想をしたものを載せていきます!
三段リーグの展開は!?
三段リーグという厳しい所で戦いながらも、すでにその先にいるはずの太との戦いを待ちわびている星。
星にとって太はラスボスのような存在なのでしょう。
しかしまずは三段リーグを突破しなければなりません。
順調に進んできていますが、既に2敗しているのは結構なダメージでもあります。
今の段階であれば全勝している人もいるはずです。
他の人の成績によってはこの後全てに勝ったとしても突破出来るとは限りません。
そういう絶好調の相手に直接勝利していかないと厳しいでしょう。
もう少しリーグが進んで、星に勝てばプロ入りが確実になる。
そんな相手との戦いがこの先待っているのかもしれませんね。
羽賀に二重人格の事を打ち明けることに!?
今回戦いを終えた星は自分が二重人格である事を和泉に伝えました。
共感覚という特殊な力を持つ和泉は友達である星の言葉をしっかりと信じてくれました。
やはりこういう本音を出せる仲間が必要だったのでしょう。
そうなってくると気になるのが、2戦目に太が戦った羽賀の存在。
彼は未だにその辺の事情もよく分かっていませんし、もしかすると精神的な問題で三段リーグでボロボロになっているかもしれません。
羽賀は太が圧勝したとはいえ、途中まではかなり強いと感じていました。
今の星とも良い勝負が出来そうな相手です。
そんなライバルになりえるキャラですし、太を突き落とした件について太か星、どちらにでもいいので語って欲しい所です。
その上で二重人格の事を話せば良いライバル関係も気づけるかもしれません。
ふたりの太星11話ネタバレまとめ
和泉との戦いに決着がついた今回。
将棋を通して関係を深めていくのが良かったですね。
和泉は物凄く良いやつなので、そんな相手に二重人格の件を話せたのは星にとって物凄く良いことだったでしょう。
そしてそんな和泉からは今の太と星の実力についても触れられました。
星が一度も負けた事がない太ですが、星が将棋を辞めている間にその実力は逆転していたようです。
星にとっても太にとっても三段リーグを抜けることが目的ではないでしょう。
二人ともお互いと本気で戦える時を待っているように思えます。
そのためにも順調に三段リーグを突破して行けるのか注目ですね!
次回の『ふたりの太星』第11話を楽しみに待ちましょう!