人気漫画『ONE PIECE ワンピース』で光月おでんが一人で背負っていたことについて考察します。
おでんは五年間も裸踊りを続けました。
そうしなければならなかった理由とは!?
『ワンピース』970話でその真相が少しずつ明らかになりますが、おでんは一体、何を背負っていたのでしょうか!?
それでは、漫画『ONE PIECE ワンピース』で光月おでんが一人で背負っていたことについて考察します。
Contents
おでんが一人で背負い続けたものとは!?
では、おでんがオロチやカイドウと何を約束したかについて考察していきたいと思います!
カイドウも話し合いの場にいた!?
おでんが城に乗り込んだ時、民衆は城の上に大きな龍の姿を確認しています。
間違いなく、カイドウの姿でしょう。
このことから、おでんとオロチが約束について話している時、カイドウもその場にいた可能性が高いと考えられます。
オロチ、ひぐらし、せみ丸以外にカイドウという海賊。
オロチの狙いとは、自分のバックに強い海賊がついているのだと示したかったのでしょう。
その後の民衆たちによるおでんを揶揄する歌の中に、ヘビににらまれ腰ぬかす、とありました。
そこには龍の姿のオロチとカイドウが描かれていました。
以上のことから、約束はこの二人とおでんで交わされたのかもしれません。
おでんが課された内容とは!?
おでんはオロチから、五年間もの間週に一度、裸踊りをするように命じられました。
もちろん、誰にもこの約束のことは言ってはいけないのです。
そのために、オロチはワノ国の民衆を人質にとりました。
歯向かえば一人ずつ毒矢で射て、失明させると脅したのです。
城から出てきたおでんは、言われた通り褌一枚で踊りました。
約束を悟られぬように、錦えもんたちの前でも演じ続けます。
オロチの目的とは!?
オロチは何故、おでんにこんな約束をさせたのでしょうか!?
もちろん、自分の保身もあります。
バリアで守られているとはいえ、命を狙われ続けるのも疲れます。
民衆を人質にとることで、自分の方が上であると示したかったのかもしれませんね。
おでんと言えば、民衆にとって今このワノ国に戻ってきた希望のような存在。
オロチにとってはかなり目障りでしょう。
そんな希望のおでんが、バカ殿として裸踊りをしている。
最初は驚いた民衆も、やがて苛立ちを覚える。
オロチは自身に向けられる不満を、おでんに向けさせようという意図もあったのかもしれません。
まぁ一番の目的は、偉そうな光月家の者を馬鹿にして笑いたかったのでしょうがね。
おでんとオロチ・カイドウの約束は船に関するもの!?
では約束を果たした時、本来ならどうなっていたのでしょうか!?
五年間踊り続けたおでんは、オロチに「船の方は」と「カイドウと」と言っています。
そのセリフから考えると、約束を果たした暁には、オロチはカイドウと船で国外へ出ると言われていたのでしょうか。
もちろん、オロチはそんな約束を守るつもりはありません。
あっさりと裏切られたおでんは、ついにオロチを討つことを決意したのでした。
何故おでんはオロチを信じたのか!?
では、何故おでんは明らかに裏切りそうなオロチと約束を交わし、律儀に五年間も踊り続けたのでしょうか!?
それは、カイドウの存在にあるのかもしれません。
おでんは海へ出る際、白ひげと約束を交わしました。
そしてその約束を守ったからこそ、船に乗せてもらえたのです。
おでんは海賊たちと長らく共に生活していました。
その中で、海賊とは約束をしっかり守る者たちだと考えていたのではないでしょうか。
そのため海賊であるカイドウが同席したことにより、信じてしまったのかもしれません。
あとは民衆の命を第一に考えた、というのもあると思います。
あのおでんが五年間も裸踊りをし続けるというのは、それほど緊迫した状況だったのでしょうね。
カイドウの策略は兵力増強!?
さらに、『ワンピース』970話で判明したのが、カイドウが何故一旦おでんを退却させたのかと言うと、当時はおでんに攻め込まれてしまえばかなり苦しい展開になったのが想像できたからだというのです。
おでんがワノ国に帰還し、ヒョウ五郎はじめ侠客たちと手を組んで攻め込んでくれば、当時のカイドウ軍の兵力ではまずい状況だったと…。
そのため、一旦おでんを追い返すことさえできれば、その間にカイドウ軍は自身の兵力、戦力を増強させることに時間を費やせる。
こうした事情もあったということなのです!
カイドウ軍は何も、ワノ国に来た当時からものすごく強かったわけではないのでしょうね。
もちろん、カイドウ単体で見れば強いのでしょうが、海賊団全体で考えると兵力としては弱かったと。
そうした実力不足を補うための期間だったと言えるでしょう!
光月おでんが一人背負い続けた何かとは?オロチとカイドウが何かを条件にしたのかについてまとめ
漫画『ONE PIECE ワンピース』で光月おでんが一人で背負っていたことについて考察しました。
オロチはおでんに、五年間裸踊りをするように命じました。
その話し合いの場には、カイドウもいたと思われます。
そして律儀に五年間経ったおでんは、あっさりオロチに裏切られます。
裏切られることも簡単に想像できたはずですが、あえて約束を守ったのは海賊であるカイドウの存在があったからかもしれません。
本誌ではいよいよ城への討ち入りが始まろうとしています。
盛り上がる展開間違いなしですね!