週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュact-age』最新話104話のネタバレと感想、展開考察です!
千世子の螺旋女はとても美しく、それでいて恐ろしさを感じるものでした。
阿良也の孫悟空はまるで獣のようです。
サイド乙の舞台に対する観客たちの反応は!?
それでは、気になる『アクタージュact-age』最新話104話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
アクタージュact-age104話ネタバレ展開考察
ここからは、『アクタージュact-age』最新話104話、そして105話以降で起こりうる展開考察をしたものを載せていきます!
アクタージュact-age104話ネタバレ展開考察:千世子の演技に観客の反応は!?
千世子はこれまで天使として国民的なヒロインでした。
その美しさを目の当たりにしたものは、言葉を失い見惚れるほどです。
しかしこの舞台では、その天使の顔だけではありませんでした。
そう、悪魔の顔も見せたのです。
千世子の見たことのない顔に、はじめは驚くでしょう。
しかし目が離せない。
そして、もう一度観てみたいと思う。
そんなファンの心理を手に取り、黒山の演出で千世子は羅刹女を演じています。
それを間近で観ることになる観客たちは、よりショックを受け、ドキドキし、ゾクゾクするのでしょう。
これからの観客たちの反応にも注目です!
アクタージュact-age104話ネタバレ展開考察:サイド甲とサイド乙の違い
サイド乙の舞台が始まり、サイド甲との比較もできるようになってきましたね。
始まりはどちらも観客席からでした。
夜凪はその恐ろしさで、観客たちが目を背け息を潜めるという異様な空間となっていました。
サイド乙はそれとは対象的でした。
観客たちは顔を隠して駆け抜ける、千世子の姿を目で追いました。
早くその顔を見たい、観客のそんな気持ちが最高潮のタイミングで、千世子は扇子から顔を覗かせます。
その顔は美しく、みんなが憧れる天使でした。
始まりの演出だけでも、それぞれの演出家の方向性の違いが現れていて面白いですね!
羅刹女の演技に応えるように孫悟空が登場しますが、その孫悟空もまるで正反対。
ヒーローとして登場した王賀美に、獣として不気味さを出して登場した阿良也。
今後も黒山がどのような演出をしていくのか、楽しみですね!
アクタージュact-age104話ネタバレ展開考察:山野上の反応は!?
山野上にとって、羅刹女とは自分自身でした。
夜凪に自分を演じさせたのです。
しかし最後の最後で、夜凪は夜凪として救いの道を見つけることができました。
山野上はさらに惨めな気持ちになったのでしょう。
そんな山野上が、千世子の羅刹女を観客として見ています。
千世子の羅刹女は、自分の分身ではないでしょう。
そこにいるのは天使の仮面を被った悪魔。
まさに千世子自身なのですから。
だからこそ、新たな可能性に気づくことができるのではないかと思います。
同じ台本でも、全く違う舞台となる。
描く人物によって、違う絵ができる。
山野上がずっと悩んできた問題の答えが、この舞台を終えたときにやっと見つかるのかもしれませんね。
アクタージュact-age104話ネタバレ展開考察:千世子の狂気の芝居が加速する!?
今回役者としての新境地を見せた千世子。
しかしここからもしばらくは千世子の狂気の芝居は続いていくでしょう。
サイド甲で描かれなかったのが、孫悟空が一匹の虫に変身して羅刹女の体に入り込む場面。
千世子は舞台の前に卵をそのまま飲み込むという無茶をしながらメソッド演技を学んでいました。
せっかく習得した訳ですし、サイド乙ではこの場面も描かれるのかもしれません。
迫真の演技で更に狂気じみた千世子に観客が魅了されていく展開になるのではないでしょうか。
アクタージュact-age104話ネタバレ展開考察:牛魔王の登場で更にギャップを活かす!?
王賀美の孫悟空とは全く違う孫悟空を演じる阿良也。
当然こういう野生児のような孫悟空を演じる事にしたのにも大きな意味があるでしょう。
羅刹女と孫悟空の争いが終われば、続いて阿良也はそのまま牛魔王を演じる事になります。
そして稽古の段階で阿良也が演じていたのはかなり落ち着いたしっとりした感じの牛魔王。
今の野生児のような孫悟空から一転して大人の牛魔王を演じる事になれば、そのギャップも相当なものになると思います。
王賀美が自分を貫くやり方をしたのに対して、阿良也はカメレオン俳優の面目躍如とばかりに変化を出してくる事になりそうです。
そしてそのギャップがあれば、落ち着きを取り戻した千世子が更に輝くという展開なのではないでしょうか。
アクタージュact-age104話への読者の声
『アクタージュact-age』最新話104話に向けての感想や考察を集めました!
#wj14 #アクタージュ
絵で殴りにきました。単純に『絵が上手い』がどれほどエグい武器になるか。という。読者目線では『絵で殴りにきた』ですが、アクタ界目線では『顔で殴りにきた』であり、あの世界の人達がそう思って不思議ではないくらいに『千世子は綺麗』を積んできたのだから凄いですよ。
— こゆき@漫画垢 (@koyuki_manga) March 1, 2020
アクタージュ、これもっかい夜凪サイドやりそうだよね…
— こじこじ (@Kojishi_p) March 1, 2020
今週のアクタージュ、泣くような回でもないのに百城千世子が良すぎて泣いちゃった。よすぎる。輝いてる。#wj14
— ビート君が大好き (@enonoki003) March 1, 2020
アクタージュ、マンガの進むペースが今回くらいだと、観客視点での舞台上の進行が分かりやすい。一度、夜凪さん編で舞台を見たから分かりやすいのかもだけど。夜凪さん編との違いに着目すればいいし。夜凪さんと千世子さんの舞台をアニメで見たい。
— AK, R. (@ak_ryo) March 1, 2020
アクタージュの話なんだけどアクタージュは夜凪と黒山監督のW主人公で始まった話だと思ってるので黒山監督がここで負けるはずがないし思い切りageてくるはずなんですよね
— 神鳥谷 (@_hitotonoya) March 1, 2020
アクタージュact-age104話ネタバレ
では、『アクタージュact-age』の最新話104話
「起爆剤」のネタバレが下記となります!
アクタージュact-age104話ネタバレ:天使と悪魔の二つの顔
まるで獣のような千世子に、観客たちは戸惑います。
しかし次の瞬間には、いつもの美しい千世子へと戻っていました。
さらに再び孫悟空から牛魔王の名が出ると、その名を口にするなと激しい怒りの瞳を向けます。
天使のように美しく、悪魔のように恐ろしく。
千世子はこの二つを繰り返しているのです。
これは夜凪と王賀美の二人でやっていた対極の芝居を、千世子一人でやっていることになります。
さらにそれだけではないと、王賀美は気づいていました。
さっきから画面映えが良すぎるのです。
カメラマンもそのことに気づいていました。
まるで向こうからフレームに収まってくるような、撮るのではなく撮らされているように感じていたのです。
千世子はカメラのアングルの全てを把握していました。
先手のサイド甲の映像から研究し、見せ場をどのカメラに担当させるのかを前もって決めていたのです。
それは事前に千世子と柊が話し合って確認していました。
そんな千世子を目の当たりにして夜凪は呟きました。
遠くて近い、近くて遠い。
そんな存在が千世子でした。
千世子の選んだ芝居とは、天使と悪魔の切り替えでした。
そんな千世子の姿は、夜凪にどんな影響を与えるのでしょうか!?
アクタージュact-age104話ネタバレ:黒山のやり方
千世子の芝居に、観客たちは目が離せません。
舞台袖では共演者たちが、千世子の能力について話しています。
まだ17でありながら、千世子はこれまで続けてきたことと新たに学んだことを繰り返しているのです。
まるで水を得た魚のようでした。
牛魔王の衣装に着替えた阿良也に、和歌月は別人だと話しかけます。
すると阿良也は、和歌月も随分変わった、黒山は良い仕事をしたと言いました。
稽古の場にて、突然黒山は和歌月へライターの火を近づけました。
未だにお前が自分の芝居を好きになれないのは、火焔山の熱さを知らないかもしれない。
黒山はその後も、人を殺したいと思ったことはあるか、異国の女に流れ弾から庇われたことは、と次々と質問しました。
それは黒山がその目で見てきたものでした。
炎の暑さを知らないなら火に触れろ。
人を殺める怖さを知らないなら想像しろ。
黒山は和歌月へ近づきます。
実力を見てくれないと嘆くことすらできないのは、実力不足を自覚しているから。
本物の力をつけろ、手伝ってやる。
黒山の言葉は、和歌月の心の中まで見通しているかのようでした。
そして和歌月もまた、黒山の手により大きく成長したのです。
勢いよく舞台へ飛び出した和歌月を、まるで別人だと武光は感じました。
黒山は和歌月も変えていました。
一人一人を見て、それぞれに合った方法を見つけさせる。
黒山らしいやり方ですね。
アクタージュact-age104話ネタバレ:まだ明日もある
山野上といい、どいつもこいつも本番で役者を変えようとする。
時間の取れない映画ではない、どれだけ稽古期間があったのか。
稽古で変えろ、稽古で。
せっかくの演劇だろうが。
黒山は舞台を見下ろしました。
和歌月の芝居が強ければ強いほど、千世子に目がいくことに夜凪も気づいていました。
花園にいようが、戦場にいようが、景色が変わって際立つのは景色そのものではなく天使なのです。
黒山は主演を際立たせるため、共演者を景色にしたのでした。
そんな千世子の舞台を見た夜凪は、自分の舞台を思い返しました。
客を裏切り、王賀美に庇われ、さらに次からの舞台に自身がないと弱音を吐く。
もう負けたと思っていたのです。
夜凪は悔しそうに唇を噛み締めました。
私だって、私たちだって。
まだ明日も明後日もある!
そう叫んだのです。
黒山は千世子を、夜凪の成長のための起爆剤にしたのでした。
しばらく夜凪の一歩先を歩いて貰う。
それが黒山の一番の目的だったのです。
千世子の舞台を見て、夜凪の気持ちが変わりました。
まだ明日も明後日もある。
その言葉通り、夜凪は次からも羅刹女を演じることはできるのでしょうか!?
アクタージュact-age104話ネタバレの感想考察
天使と悪魔、それぞれ絶妙なタイミングで千世子は使い分けました。
さらにカメラのアングルも意識して完璧な美しさで写ります。
千世子のこれまでの努力や経験が、今のこの舞台を作り上げているのですね!
そして本当に凄いのが、黒山です。
和歌月の内面を見抜き、また大きく成長させたのでした。
本番で変えようとするのではなく、稽古でやれ。
あまりに正論すぎて、ファンの間で黒山の株がさらに上がりましたね!
そしてそれを見た夜凪にも、大きな変化がありました。
負けたくない、と思ったのです。
このままだと夜凪は、二度目からの舞台はうまく演じる自信がないままだったでしょう。
黒山はそこも見越して、千世子の実力を夜凪に見せつけたのでしょうね。
黒山の視界の広さに驚きですね!
しかし同じ内容となってしまうからか、どうしてもサイド乙はサイド甲の時ほど丁寧に描かれることはなさそうですね。
個人的には阿良也の舞台俳優としての圧倒的な能力を見たかったです。
次回以降、その場面はあるのでしょうか!?
また、他の共演者についても気になります。
和歌月は今回の一場面で終わりな感じがしますね。
それ以上掘り下げることはなさそうです。
他の二人は、そもそもどんなキャラクターなのかもほとんど描かれていません。
このまま終わってしまうと、他のキャラクターに紛れてしまって印象に残らないと思います。
せめて少しだけでも描いてほしいところですね。
次回も千世子の姿が描かれるのでしょうか。
夜凪のための千世子の舞台。
どんな結末を迎えるのか楽しみですね!
アクタージュact-age104話ネタバレまとめ
千世子の羅刹女はとても美しく、それなのに怖いという気持ちになりました。
それも黒山の演出の力でしょう。
そして阿良也の孫悟空も登場します。
まるで獣のように身をかがめた阿良也に、千世子は素手でつかみかかります。
これこそが、天使のもう一つの顔でした。
もう一つの顔を出した千世子に、観客たちの反応は!?
次回からの展開にも注目です!
次回の『アクタージュact-age』第105話を楽しみに待ちましょう!