『ワンピース』974話にて、ルフィ、キッド、ローの最悪の世代ルーキーである3船長が再びタッグを組んでカイドウ・オロチ軍に戦いを挑むことが明らかになりました!
最強すぎる四皇のカイドウを相手にし、たった一人ではなすすべがなかったルフィ。
そして牢獄でルフィが出会ったのは、同じくカイドウに戦いを挑むも、同盟のアプーは裏切り、ホーキンスは戦い放棄、たった一人で挑んでやられてしまったキッド。
この二人が反撃の意味も込め、さらにはローも交えた3船長が再びカイドウ陣営に戦いを挑みます!
かなりアツイ展開ですよ!!
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ルフィとキッドは同盟を組むだろうと言われていた
以前からもルフィとキッドは同盟を組むだろうと言われていました。
そもそもルフィは楽しそうなこと、面白そうなことだったらOKという感じですよね。
モモの助と組んだり、ローと組んだり、その中にはもちろん相手を思う気持ちも十分にありましたが、自分の利益などで組むわけでは決してありませんでした。
それ以外にも、同盟ではなくても頂上戦争に向かうまでには歴戦の敵でもあったバギーやクロコダイルなどとも組んだり、白ひげとも組んだりと、味方を増やしていくことが多々ありました。
今回のワノ国編でもキッドと牢屋で意気投合していましたね。
口げんかして見た目的には気が合わないんじゃないかと思われていましたが、狙っている方向は唯一つ、カイドウの首!
目的が同じであるなら同盟を組むというのは自然な流れです。
そしてキッドと同盟を組むなら、既にルフィとローは同盟を組んでいますから、シャボンディ諸島で海軍本部の包囲を打ち破った共闘メンバーの面々が再度顔を合わせることになりますね!
キッドはカイドウに恨みが多すぎる
キッドはカイドウに負けた敗北者としてワノ国に連れてこられました。
ワノ国自体の事情にはほぼ全く興味がないと言っても過言ではないでしょう。
キッドが興味があるのは唯一つ、カイドウへの復讐!
キッドの性格からいってもこれしかありません。
それもそのはずで、幼少期からの親友でもあるキラーを廃人同然にされて更にSMILEによって顔つきまで変えられ、笑うことしかできなくさせられたのは何よりも許しがたいこと!
キラー以外にも自身の海賊団の仲間たちをことごとくやられてしまったので、カイドウの首は絶対にキッド自身が取りたいと思っていたはずです。
この想いがあるからこそ、カイドウの敵対勢力であるルフィ、そしてローと組むというのはやはり自然ですよね!
ルフィとキッドの性格
ルフィとキッドは対照的な性格の面もありつつ、似ている部分もありますね。
キッドの表面上は残酷すぎる性格で、戦意喪失した敵を思う存分に叩きのめすなど、見た感じはルフィとは対照的です。
ただ、一度決めたことに対しては曲げずに立ち向かう、という部分が似ているかもしれません。
ルフィもキッドも一度はカイドウに負けてはいますが、それでも心の炎は消えてはいませんよね。
逆に更に燃え上がっているくらいです。
それもあってか、兎丼の牢獄でドボンを倒すために一時ルフィとキッドが共闘しますが、その時は何も言葉を交わさずにお互いの意見が一致したのか見事に大した時間もかけずにドボンをノックアウトさせました。
ルフィは共に時間を過ごすうちに自分のフィールドに相手を引き寄せ、性格を丸くさせるような感じがありますよね。
ゾロやサンジ、ナミ、ロビン、フランキー、あとはローも、昔はそこまで仲良しという感じではありませんでしたが、徐々に心を開き、今では掛け替えのないパートナー的存在とも言えます。
ローは何をしていた?
さてルフィとキッドについて触れてきましたが、ここで最後の一人、ローについて。
ローはしのぶから仲間を疑われたことで口喧嘩をして、単独行動をすることになりました。
そしてホーキンスによって捕まってしまうも、何者か(おそらくはドレーク?)によって助けられます。
その後は一人、べポたちにも何も言わないままに秘密裏に動いていましたが…何をしていたのか?
おそらくはキッドを戦力にするべく口説いていたのでしょうね。
ホーキンスからキッドとアプーとの同盟については情報を得ているので、敵側であるアプーは戦力としては難しい、ならば中立的にいるキッドをこちら側に誘う、そういう動きをしていたのでは?
あとはもしドレークがローを助けていたのなら、ドレークは飛び六胞としてカイドウ陣営の内部にも詳しくなっていたでしょうから、そこで得た情報を武器にして当日までの段取りを組んでいたのではないでしょうか。
さらに、ホーキンスもおそらくはロー側として今後は動いていくと思われます。
あれだけコテンパンにローにやられてしまったホーキンス、勝者側につくと本人も言っていましたし、ルフィとゾロが一ヶ月後に生きている可能性も出会ったその時に占っていたことから、ホーキンス自身も今の現状を何とかしたいとは思っていたでしょう。
対アプー戦の重要人物となりそうですね!
カイドウとの戦いは今までと違う
これまでのルフィが戦ってきた相手とカイドウが何が違うかといえば、たった一人ではどうにもならないというのがすでに判明している点です。
ルフィは兎丼で確かに修業を積み、ヒョウ五郎から流桜の進化版のやり方を教えてもらいましたが、それだけではカイドウに通用することはないでしょう。
たった一人ではどうにもならない、ならば、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』で魅せたような、最悪の世代全員での共闘、そしてルフィ、ロー、サボ、ハンコック、スモーカー、バギー、ルッチ(?)、あとクロコダイルもといえそうですが、これだけの選抜メンバーでの共闘などがあったように、協力して強大な敵を倒す、というのがワノ国編の決戦の見せ場ではないでしょうか。
シャボンディ諸島とワノ国の違いは懸賞金?
シャボンディ諸島での海軍相手の戦いはルフィ、ロー、キッド共に不本意ながらの戦いでした。
互いが互いの悪魔の実の能力を「変な能力」と思っていましたね。
そしてそれぞれがそれぞれ、自分が一番強いと思っていたため、おれがやるからお前ら下がってろ、と言い張っていました。
この頃は変なプライドがあったのでしょう。
2年経った今も、おそらく自分が一番というのは変わらないとは思いますが、ただこの強大な敵である四皇カイドウに向かうためには力を合わせないといけないとは感じているでしょう。
そして並びがまた面白いです!
シャボンディ諸島の2年前は、右からルフィ、キッド、ローの順番に並んでいました。
そして懸賞金は当時、ルフィが3億、キッドが3億1500万、ローが2億だったので、1位はキッドでセンター、2位がルフィで右側、3位がローで左側だったんですね。
それを受けてだったのか、今回『ワンピース』974話で描かれる3人の並びは、2年前と同じく懸賞金順なんです!
右からロー、ルフィ、キッドと並び、懸賞金はそれぞれ、ルフィが15億、キッドが4億7000万、ローが5億なので、1位のルフィがセンター、2位のローが右側、3位のキッドが左側という配列に!
こういうところもまた過去のオマージュというか、伏線にもなっているのでしょうね!
3船長はカイドウの首を取るまでの海賊同盟か
おそらくこのルフィ、キッド、ローという3船長が組むのは、カイドウの首を取るその時までの期間限定となるでしょう。
ローはもともとドフラミンゴを倒すための「カイドウを倒す」でしたが、今となってはこの3人全員カイドウを倒すための理由があります。
利害も一致していますし、短期間で合っても同盟を組んで目的を達成するために動くというのは非常に合理的ですよね!
更に、今回はカイドウだけではなく相手陣営にはビッグ・マムもいます!
カイドウも既にビッグ・マムとの同盟を組んでいるので、ルフィ、キッド、ローが組まずしてどうすると言ったところですよね!
四皇VS最悪の世代となる構図、まさに壮絶となりそう!
しかしそれだけ熱い展開が待っているので、非常に楽しみですね!!
ルフィとキッドにローが再び共同戦線!シャボンディ諸島での並びが懸賞金順とも判明のまとめ
いやぁ、かなりアツイ展開になってきました!
ワノ国過去編もロジャーや白ひげの真実が判明してかなり盛り上がりましたが、やはり『ワンピース』の主人公ルフィが出てこないと!
しかも今回『ワンピース』974話というのは、単行本96巻のラストを飾る回となります!
単行本96巻のほとんどは光月おでんの過去回想であり光月おでんの人生を描いているので、そのすべてを読み切った後にルフィ、ロー、キッドが揃い部むというのは、かなり宗孝なりますよね!!うおおおおぉぉぉ!!!と叫びたくなります!!
この3人がどんな戦いを魅せてくれるのか!愉しみに待ちましょう!