人気漫画『鬼滅の刃』 の煉獄杏寿郎の父親についてまとめます!
無限列車編で活躍した炎柱、煉獄杏寿郎。
その父親とはどのような人物なのでしょうか!?
元炎柱である煉獄家の父の過去や今の姿とは!?
それでは、漫画『鬼滅の刃』 の煉獄杏寿郎の父親についてまとめます!
Contents
炎柱煉獄杏寿郎の父親とはどんな人物?
では、炎柱煉獄杏寿郎の父親について、過去やこれまでについて紹介していきたいと思います!
無限列車編で活躍した、炎柱の煉獄杏寿郎。
その父親は煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)です。
代々炎柱を務める、煉獄家の現当主でもあります。
伊黒が家から逃げる際に蛇鬼と戦い、助けてくれたのは当時の炎柱である槇寿郎でした。
その後に伊黒を生き残った親族の元へ届けてくれたりと、親切だったエピソードもありますね。
煉獄杏寿郎の父親初登場時は酒に溺れるダメ父だった!?
初登場は『鬼滅の刃』8巻に収録されている、第67話です。
無限列車で息子の杏寿郎を亡くして落ち込んでいるかと思いきや…
酒を片手に暴言を吐きまくるダメ父だったのです!
戦死した杏寿郎のことも愚かだと言ったほどです。
そして炭治郎と取っ組み合いになり、結局炭治郎から頭突きをもらってしまいました。
その姿は立派に柱として戦い通した杏寿郎や、気弱ながらも心優しい弟の千寿郎とはかけ離れていました。
何故このようなダメ父になってしまったのでしょうか!?
煉獄杏寿郎の父親がダメ父になったのは日の呼吸への劣等感や妻の死が原因!?
今では酒に溺れるダメ父である槇寿郎ですが、かつては情熱を持って杏寿郎たちへ剣術の指南を行なっていたようです。
しかしそんな立派な父親は、ある時から変わってしまいました。
ある時槇寿郎は、代々伝わる日の呼吸について書かれていた炎柱ノ書を読みます。
そこで槇寿郎は自分の才能の限界や無力さに打ちひしがれてしまいました。
それだけでなく、同時期に最愛の妻、瑠火を亡くしてしまいました。
それから槇寿郎は柱を引退し、家で酒浸りの日々を過ごすようになってしまったのです。
ちなみに息子の千寿郎は、独学で学んで炎柱にまで上り詰めました。
しかしその報告を聞いても、槇寿郎は喜ぶ素振りすら見せませんでした。
煉獄杏寿郎の父親は息子の遺言を聞いて心を入れ替える!?
炭治郎たちは杏寿郎の弟へ彼の遺言を伝えていました。
千寿郎は父へその言葉を伝えようとします。
その際槇寿郎はどうせ自分への恨み言だろう、と千寿郎を追い返そうとしました。
しかし千寿郎はしっかりと、兄の最期の言葉を伝えました。
「体を大切にしてほしい」
杏寿郎は恨み言ではなく、最期まで父親の体を気遣っていたのです。
千寿郎が去ってから、槇寿郎は杏寿郎の姿を思い浮かべました。
そしてグイッと酒を飲むと、杏寿郎の名を呼び泣きました。
この日から槇寿郎は心を入れ替えたようです。
後日炭治郎へ向けて、殴りかかったことの謝罪や遺言を伝えてくれた礼を綴った手紙を送っています。
また、日の呼吸についても調べてくれました。
息子の死が、父親を大きく変えたのです。
煉獄杏寿郎の父親のその後
心を入れ替えた槇寿郎は、再び鬼殺隊のサポートをするようになります。
無惨との最終決戦の際には、宇髄と共に輝利哉たちの護衛に当たりました。
また、全ての戦いが終わった後、炭治郎の見舞いに千寿郎を連れてやってきました。
そこでは炭治郎が杏寿郎の刀の鍔をつけて戦っていたことに触れ、あの子も喜んでいると穏やかな表情で言っていました。
その時の槇寿郎は、すっかり優しい父親でした。
悲しんでも息子は戻って来ないのです。
それでも彼のことを忘れず、誇りに思っているのだと感じました。
そして最後に『鬼滅の刃』205話でもちゃんと全員集合写真に写っていましたね!
これまでの自分のふるまいから変わろうとしているのかもしれませんね。
煉獄杏寿郎の父親を紹介!父の名前や元炎柱がダメ父になった過去や理由を考察まとめ
漫画『鬼滅の刃』 の煉獄杏寿郎の父親についてまとめました。
無限列車編で活躍した、炎柱の煉獄杏寿郎。
その父親である元炎柱の煉獄槇寿郎は、炭治郎たちが息子の死を伝えに行った時には酒に溺れるダメ父でした。
しかしそうなってしまった背景には、日の呼吸に対する劣等感や最愛の妻の死が重なったことがありました。
杏寿郎の遺言を聞いた槇寿郎は心を入れ替え、再び鬼殺隊のサポートに回ることで世の中のために動くようになりました。
全ての戦いを終えた炭治郎の見舞いに来た槇寿郎の表情は、初めて会った時とは見違うほどに穏やかでした。
これこそが本来の姿なのでしょう。
死んでしまった息子は戻りません。
しかし父である槇寿郎は決して杏寿郎のことを忘れず、千寿郎と共に生きていくのでしょうね。