『ワンピース』951話にて、ベポがナミに新しい判じ絵を渡していました。
亡き康イエからの最後のメッセージであり、反乱軍への新たな集合場所の提示。
一見あまり変わり映えのない判じ絵ですが、ワノ国の者ならわかる、とのこと…。
一体どういう意味があるのでしょうか？
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判じ絵の暗号は他の者の手に渡った時の為だが…
”判じ絵”はもともと錦えもんが用意した、「決戦の日と集合場所を図案化した暗号が記載された絵」のことです。
この絵を反逆の意志を持つ者＝足首に”月の印”を入れている者に渡していくことで計画が成立するとのことでした。
しかし、判じ絵の存在がカイドウ・オロチ側にバレてしまい、その結果、反逆の意志を持つ者が次々に捕らえられてしまいました。
錦えもんは、そのことを知って”判じ絵”について言っていましたが、これちょっとおかしいんですよね。
なぜなら、錦えもんは以前にこの判じ絵をルフィに見せた時理解できることを言っていたからです。
ワノ国の者なら誰でも理解できた判じ絵
「ワノ国に住む者なら理解できる」ということは、即ち反乱の意志を持つ者以外のワノ国の住人にも暗号の意味を理解されてしまうということにもなってしまいますよね！
元々は下記の内容でした。
- 「火」…火祭り
- 「鳥2羽」…夕刻（5時半～6時）
- 「ハブ」…刃武港
- 「逆三日月」…反乱の意志
「火」の「鳥2羽」が「火祭りの日の夕刻酉二つ」を意味し、「ハブ」が「刃武港」を意味しているということですが、何もこれを読み解くためには反乱の意志が必須になっているなどとは思えません。
ワノ国に住む者なら誰にでも読み解けるような簡単な暗号では、「万が一他の者の手に渡った時」に役には立たない…。
そしてそれが実際に起きてしまった！
狂死郎が手にしてしまったことで判明してしまったのだと思われますが、そういう身分の者に判じ絵が渡ってしまう可能性までは考えなかったのでしょうか？
康イエが判じ絵について謝る最後のメッセージ
この判じ絵が敵の手に渡ってしまったことに気づいた康イエ。
これではまずいと、自らの命を犠牲にしてまで、判じ絵について皆の捉え方を変えたのです。
康イエが伝えたのは、判じ絵は「光月」が亡くなって20年の今、もはや仇を討つ兵力もないため、無念を想って自分が作った単なるいたずらということに！
このまま寿命で死ぬのも無念だからと、まるで子供のような一計を案じて作ったと伝え、見事にワノ国の民衆の捉え方を変化させました。
さすが、元大名康イエ…！
しかし、それは表の出来事。
裏では、羅刹町にて捕まった同志たちに、新たな集合地を判じ絵に書いて提示していたのです。
そこまでやってくれるとは…！
本当、錦えもん、康イエには感謝しかないですね！
康イエが変更した判じ絵とは
さて、康イエが判じ絵に何をしたのかというと、「ハブ」の絵に2本の線を付け加えたのです。
ものすごく雑な絵で申し訳ないですが…
このように、ハブの絵に二本の線が付け加えられました。
まるでハブを地面に突き刺し、身動きが取れなくなるように。
ベポやナミは暗号の意味が分からなかったのですが、これもまたワノ国の侍たちには理解ができたということです。
単純に考えれば、集合場所だった「刃武港」が変更になった、ということでしょう。
ハブが突き刺さった＝ハブがやられた＝刃武港ではなくなった、という意味でしょうか。
そして951話では、九里の南西に位置する廃港が登場しました。
ここのことを康イエが言っているのであれば、錦えもんたちも船の整備を終えた後にわざわざ刃武港に船を動かす必要はありません。
船の修理が済んだ段階で、この港に侍たちが集まれば予定通り鬼ヶ島へ送ることができる！
更に、この廃港は、カイドウが破壊した船が集まっています。
ハブがやられた＝カイドウによって破壊された船、ともいえるのではないでしょうか。
康イエのメッセージとは、「刃武港」から「廃港」への集合場所の変更、という可能性が高いですね！
追記！新集合場所は廃港ではなく常影港！
『ワンピース』954話で判明したのが、ワノ国には各郷に一つ港があるということと、その港の名前は動物のような名前になっているということ。
その中の一つに「常影港」という表記で「トカゲみなと」と読む場所が、兎丼にありました！
ハブを突き刺して身動きが取れなくなった、ということではなく、単純に動物自体が変更となったのです。
蛇に二対の足をたし、計四本の足がついた小動物といえば、少し胴は長い絵になっているものの、「トカゲ」だと容易にわかりますね。
ワンピース判じ絵康イエ変更後の意味のまとめ
康イエからの最後のメッセージはワノ国の侍には伝わっていました。
ナミたちも一刻も早く理解する必要がありますね！
そのためには警備を突破して錦えもんの元に行く必要がありますが…果たして！
そして、判じ絵変更後の意味の真実とは？
