週刊少年ジャンプの人気漫画『チェンソーマン』最新話34話のネタバレと感想考察、展開予想です。
新しい力を手に入れたものの、銃の悪魔を倒せるかなど分からない状態の早川でしたが、先が見えなくとも戦おうとする姿を京都から来ていた黒瀬は応援してくれます。
一方特異課襲撃に関係したヤクザと繋がりがあるヤクザの親分の所にやってきていたマキマは強引な手段でヤクザ達の名前を聞き出していくのでした。
多くの仲間を失う事になった戦いの借りを返すべく沢渡とサムライソードの下に集ったデンジ達は、ゾンビで溢れかえるビルへと突っ込む事に。
待ち受けるゾンビ達を超えて沢渡達を倒す事が出来るのでしょうか?
それでは、気になる『チェンソーマン』最新話34話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
前回の『チェンソーマン』はこちら!
Contents
チェンソーマン34話ネタバレ:前回33話感想考察
成長した特異課のお披露目の前段階かと思いきや、全てのインパクトをマキマさんが持っていってしまった感があった今回。
もはや何が正義で何が悪なのか、分からなくなってくるような話となりました。
まずは未来の悪魔との契約を無事に終えた早川と黒瀬のやり取り。
早川を気に入らない黒瀬の厳しい言葉でしたが、それを全て受け入れた早川。
二人のやり取りを見ていると、一度心を折られた黒瀬が早川に自分を重ねているように見えました。
それでいて自分が行けなかった所に早川が辿り着いてしまった。
だからこそムカつきながらも、応援したくなっていたのでしょう。
黒瀬は意外といいキャラしてますし、再登場に期待したいですね。
そして今回問題となったのがマキマさんと必要悪の話です。
ヤクザの語る必要悪という言葉を真っ向から否定したマキマさん。
それだけならば問題はなかったのですが、流石に無関係な方々の眼球を抉り取るのはやりすぎですよね。
いくらヤクザの方々の身内とはいえ、やって良い事とは思えません。
もちろん彼女の言葉は凄く良かった気がするのですが、国家が首輪をつけて支配するというくだりもちょっと恐いです。
彼女が言うその存在とは契約する悪魔やデンジやパワーのような存在の事なのでしょうか。
ここ最近のやり取りで、もしかしたら銃の悪魔寄りの可能性すら感じたマキマさん。
しかし今回のやり取りを見ると、銃の悪魔に立ち向かう存在であることは間違い無さそうですね。
ただし過剰な正義というか、正義の為であれば何をしても良いというような考えがありそうで、その部分が非常に恐ろしい所です。
そしていよいよ次回は沢渡とサムライソードへのリベンジの戦いが始まりそうです。
師匠は何の作戦も立てていないですが、どうやって大量のゾンビ軍団と戦っていくのでしょうか?
噛まれるとまずいですし、早川には特に気をつけて欲しいですよね。
チェンソーマン34話ネタバレ
『チェンソーマン』34話
「全員集合」のネタバレが下記となります!
隊長の名前は岸辺
包囲したビルの外で警察と退魔4課の人員に、デンジとパワーを教育した先生は作戦についての説明のついでに自己紹介。
ビルの中のテロリストを制圧するのは4課のメンバーの役目で、警察と退魔2課はあくまでも出入り口を封鎖するのがお役目。
しかしその上で岸辺は注意事項をそれぞれに伝えます。
特異4課はほとんどが人外で構成されていて、4課の誰かが町に逃げたらテロリストが暴れるよりも被害が大きくなる。
なので彼らはテロリストではなく4課と交戦になった場合の対策が必要となる。
サメの魔人
そのために岸辺はそれぞれの隊員の特徴について語りだします。
その言葉の通りにサメの魔人は壁を泳いでビルに侵入すると、ゾンビを食い放題だと嬉しそう。
そして頭部をサメに変形させるとその巨大なサメの口でゾンビの頭を次々と次々と食らっていきます。
暴力の悪魔
そして次は暴力の悪魔。
本来魔人になると悪魔の時よりも弱くなるものの、魔人でも強すぎる彼には毒が出る仮面をつけさせている。
なので絶対に彼の仮面を取ってはいけない。
そんな暴力の悪魔は仮面を被っている以外には普通の人間のようですが、その力は岸辺の説明通り並外れているようで、ただの蹴りでゾンビの頭を軽々飛ばしていきます。
そしてそんな暴力の悪魔のすぐそばにはゾンビに囲まれた人間のような女性が佇んでいました。
蜘蛛の悪魔
女性に声をかける暴力の悪魔。
しかしその言葉に顔をあげた女性の顔にはチャックのようなものが。
その女性は蜘蛛の悪魔。
普段は人間のような形をしていて人には友好的。
しかし当然悪魔は悪魔で、癇癪で人を殺すこともあるのだと。
蜘蛛の悪魔は大量の足でゾンビ達をめった刺しにしていきます…。
天使の悪魔
その鋭利な足で切り飛ばされたゾンビの首は、隣にいた少年のような少女のような中性的な悪魔の元へ。
自分の足元を汚したそのゾンビの首を拾うと軽くひとかじり。
その悪魔の名前は、天使の悪魔。
特殊な悪魔で人に敵意はないものの、触れると寿命を吸い取られる力をもっています。
早川の戦い
そんな天使の悪魔の隣で戦っていたのは早川。
以前の釘の様な刀ではなく、新しい刀に持ち替えてゾンビ達を次々と切り裂いていきます。
早川は触れたら寿命が短くなるという天使の悪魔にもまるで恐れず。
そんな早川と天使の悪魔をゾンビではなく銃を持った人間が襲います。
しかし近距離で放たれた銃弾を天使の悪魔がやる気が無さそうに天使の羽根で防ぐと、早川が接近して軽く一撃。
一応人間は殺さないスタンスの早川は、その人間を運び出すように天使の悪魔に命令するのでした。
早川対沢渡
そして一人になった早川は広い通路を一人進みます。
向かい側からは姫野先輩の仇である沢渡の姿が。
その早川が話す言葉に被せるように沢渡もつぶやきます。
その代償としてなのか鼻血を出す沢渡。
そして早川の目の前に現れたのは、沢渡のヘビが飲み込んでいた姫野先輩のゴーストの悪魔。
悪態をつきながらも姫野先輩が自らを守るために命を使って呼び出したゴーストの悪魔と対峙する早川。
そんな早川に対して沢渡は幽霊に非情な言葉をぶつけるのでした。
チェンソーマン34話ネタバレ展開予想
ここからは、『チェンソーマン』最新話34話、そして35話以降で起こりうる展開を予想をしたものを載せていきます!
デンジの新たな戦い方
一度殺されかけた相手へのリベンジであっても、何時も通りリラックスした状態のデンジ。
師匠との訓練によって、おそらく基本的な戦闘能力が向上していると思われます。
なので基本的にはチェンソー化をしないままで戦うことになるはずです。
チェンソー化は当然強力な力ですが、その不死身性によって攻撃を避けるという事を今まで怠ってきたように思えます。
もともと全く動けない訳ではないデンジにとってはそういう所を気にするだけでも充分強くなれたはず。
デンジはサムライソードへのリベンジを果たしてもらいたいですので、前哨戦となるゾンビくらいはチェンソー化せずに片付けてもらいたいですね。
早川の未来の悪魔の力でゾンビを倒せ!!?
未来の悪魔と無事に契約を果たした早川。
しかしその能力は全く描かれておらず、完全に想像するしかありません。
当然名前から予想出来るのは、未来視の力でしょう。
遠い未来を視るというよりは、数秒先まで視えるといった感じが戦闘においては使いやすそうですね。
自分で見たものをデンジと共有したりすれば、ゾンビ達の相手をするのもかなり楽そうな気がします。
もちろん未来の悪魔の力がそれだけでは戦い抜く事も難しそうなので、別にも何か力があるかもしれませんが。
マキマさんの力が割り込んでくる!?
今回強硬策としか言えないやり方でヤクザ達の名前を手に入れようとしていたマキマさん。
その目的は当然その名前を利用して遠隔で殺す事でしょう。
マキマさんは京都で死刑囚達を犠牲にして、ターゲットの相手を一人ずつ殺していました。
名前さえ分かっていれば東京と京都の距離感があったとしても、遠隔で人間を潰す事が出来るようです。
今回これだけ強引なやり方で名前を聞き出そうとしていたのだから、名前を手に入れればその力を容赦なく使うでしょう。
ビルの中には沢渡を経由して銃の悪魔と契約したヤクザ達が沢山いるでしょうし、デンジ達が戦っている間にどんどんマキマの力によって潰れていくような事も有り得そうです。
チェンソーマン34話ネタバレまとめ
マキマの手段を選ばないやり方が炸裂した今回のチェンソーマン。
彼女が口にした必要悪という言葉は、正義の側の人間の言葉としては頼もしいものですが、そのやり方はあまりにも狂気に満ちていました。
正義の為であればどんなやり方をしても構わないという恐ろしさを感じます。
彼女がこのチェンソーマンという作品においてどういう立ち位置にいるのか。
まだまだ判断が難しい所ですね。
そして次回は特異課をボロボロにした沢渡とサムライソードとのリベンジ戦が始まります。
デンジと早川が成長を見せる事が出来るのか注目したいですね。
次回の『チェンソーマン』第35話を楽しみに待ちましょう!