人気漫画『鬼滅の刃』の煉獄外伝の情報や、週刊少年ジャンプ44号掲載の『鬼滅の刃』特別読切ネタバレについて紹介します!
『鬼滅の刃』が最終回をむかえた際に、2020年秋に『煉獄外伝』が掲載されると発表されていましたね!
映画公開も近づき、いよいよその『煉獄外伝』そしてさらに読み切り版の形で煉獄杏寿郎が隊士の頃のエピソードも描かれることになりました!
後の炎柱となる、煉獄杏寿郎。
彼が初めての任務に向かうと、既に仲間たちが全滅させられていて…!?
笛の音で攻撃をしかける鬼相手に、杏寿郎はどう立ち向かうのでしょうか!?
それでは、気になる『鬼滅の刃』特別読切のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
鬼滅の刃煉獄杏寿郎の特別読み切りとは?!
『鬼滅の刃』無限列車編の公開を記念し、『鬼滅の刃』最終回時点で話題になった煉獄外伝とは別に、煉獄杏寿郎が主役のもう一つの読み切りが掲載されることに!
こちらは、劇場版特典として先着で鑑賞された方がもらえる「煉獄零巻(0巻)」に収録されている、吾峠呼世晴先生による新作読み切りとなります!
映画公開に先駆け、ジャンプ誌上で読むことができるということですね!
いつ読めるかは、10月5日発売のジャンプ44号にて掲載予定です!
10月16日が「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の公開日となりますから、入場者特典「煉獄零巻」収録の描きおろし漫画のみを見たいという方にとっては先に読めて非常にお得!
ただ、「煉獄零巻」には他にも、大正コソコソ噂話の新録版や劇場版スタッフやキャストのインタビューも収録されていて、今回の読み切りも含めての84ページの特別単行本となりますから、やはり欲しい方は公開日に映画を見に行った方が良いですね!
鬼滅の刃特別読切ネタバレ!
では、煉獄零巻に収録される『鬼滅の刃』特別読み切りのネタバレ内容をお届けします!
『鬼滅の刃』特別読み切りについては、煉獄杏寿郎の初めての任務のエピソードが描かれます!
吾峠呼世晴先生による描きおろし新作と言っても良いでしょう!
うつむいている、隊士服姿の煉獄杏寿郎…どことなく初々しい雰囲気もあるものの、一般隊士とは全く違う、人を寄せ付けないような雰囲気もあります。
どんな任務に向かっていくことになったのか??
鬼滅の刃特別読切ネタバレ:一緒に頑張ろう
ある日。
兄も弟も大した才能はなく、炎柱は自分の代で終わりだと、煉獄杏寿郎は父から告げられました。
しかし杏寿郎はその言葉に違和感を覚えます。
誰もがその才能を認め、褒め称える者でなければ夢を見ることさえもが許されないのだろうか。
才能と力を持たない者が努力したり、誰かの力になりたいと思う心映えには価値がないのか。
杏寿郎の目の前では、弟の千寿郎が手の豆を潰しながら素振りを続けていました。
近くに立つ兄の姿になかなか気づかないほどの集中力。
杏寿郎がそれを褒めると、千寿郎は嬉しそうに顔を輝かせます。
杏寿郎はこれから初めての任務に向かう予定でした。
だから千寿郎には家を守ってほしいと頭を撫でると、すぐに走り出します。
そんな杏寿郎の背に、千寿郎は自分も兄上のようになるように頑張ると叫びました。
その言葉に、杏寿郎はかつてかけられた言葉を思い出しました。
最終選別にて杏寿郎は仲間たちを助けます。
その者たちは、杏寿郎のようにみんなを助けられる人になりたいと泣きながら言っていました。
そんな彼に、一緒に頑張ろうと杏寿郎は声をかけようとします。
その言葉はいつも周りにかけてきた言葉でした。
しかしこの時は一瞬詰まったのです。
それは何故か彼が死んでしまいそうに思えてしまったからでした。
この時、ふと父が息子たちへ冷たくなった理由について思い浮かびました。
死なせたくないから。
もしかするとそうなのかもしれないが、本当のことは父にしかわからないのでした。
煉獄は父の気持ちについて、きちんとわかっていたのですね。
それだけで少し救われたと思います。
鬼滅の刃特別読切ネタバレ:初めての任務は!?
杏寿郎が任務先に一人で駆けつけると、既に仲間たちが大勢倒れていました。
鬼は隊士たちの亡骸を見て愉快そうに笑っていたのです。
中には内臓を啜られた死体もありました。
唯一、幼い子供が一人だけまだ生きている状態です。
杏寿郎は父がよく言っていた言葉を思い出しました。
つい先日笑い合った仲間が死ぬのはよくある話であるということ。
さらに鬼の言動には反吐が出るということ。
杏寿郎は目を見開きました。
そして刀を鬼へ振ります。
攻撃を避けた鬼は、笛を吹きました。
すぐに杏寿郎は強く両耳を押さえます。
するとその音に合わせるように、禍々しい犬が現れました。
今、杏寿郎は両手で耳を押さえた状態。
しかし刀を握ったままでは完全に耳を塞ぐことはできず、両手で刀を持たねば戦うことはできません。
杏寿郎は一切動かなくなりました。
鬼の笛の音は神経を狂わせるものです。
頭で考えたものと実際に体が動くものがちぐはぐになってしまう厄介なものです。
鬼が再び笛を吹くと、犬が杏寿郎へ襲いかかりました。
笛の攻撃を受けてしまった杏寿郎。
このピンチをどう切り抜けるのか!?
鬼滅の刃特別読切ネタバレ:仲間の想いを胸に抱き
犬たちが向かってくる中、杏寿郎は仲間たちがここまで戦ってきた様子を思い浮かべていました。
それは誰かに称賛されたくてやったことではなく、どうしてもそうせずにはいられなかっただけのこと。
そして誰かの命を守るために精一杯戦おうとする人には才能の有無は関係なく、ただただ愛おしいと思うのです。
みんなの想いを背負い、杏寿郎はその刃を振るいました。
犬の頸が切断されます。
鬼は驚きの表情を浮かべていました。
次の瞬間その頸も宙に舞い、地面へと転がり落ちました。
耳を塞いでも音は聴こえてしまう。
そのため、杏寿郎は耳を塞いだあの時に鼓膜を破っていたのでした。
杏寿郎がそういった行動に出たのは、仲間たちが指文字で鬼の能力を示してくれていたためです。
鬼は悪態をつきながら消えていきました。
生き残った少女を抱きかかえ、杏寿郎は大丈夫だと優しく声をかけます。
そして最期まで戦い、知らせてくれた仲間たちへ敬意を払います。
いつかきっと、自分も君たちのような立派な人になりたい。
そう願って。
初めての任務、終了です。
こうして仲間たちの想いも背負い、柱となっていくのですね!
―――次回煉獄外伝に続く!
鬼滅の刃特別読切ネタバレの感想考察
その最期は主人公たちへ大きな影響を与えることになる、炎柱の煉獄杏寿郎。
そんな杏寿郎の初めての任務の様子が、作者本人による特別読切として掲載されました!
久々に『鬼滅の刃』のキャラクターに会えて嬉しかったです。
そして杏寿郎ですが、昔から変わらず真っ直ぐ突き進む強い姿を見せてくれました。
同期の死はこれから起こる数々の悲劇のはじまりに過ぎません。
しかし杏寿郎はそれら全てを忘れず、背負い強くなっていくのでしょうね。
そして作中では語られていなかった、杏寿郎の父に関する考えも明らかになりました。
杏寿郎は父の本心を見抜いていましたね。
本人は確信してはいないものの、父の優しさに気づいていました。
それだけで父の気持ち、そして読者も救われましたね。
何故杏寿郎が人を守るために命をかけて戦うのか。
そんなルーツが描かれた特別読切でした。
そして次号からは、前編後編に分けて煉獄外伝が掲載されます!
こちらも杏寿郎のどのような姿を見ることができるのか楽しみですね!
鬼滅の刃ネタバレ劇場版特別読切スピンオフ!煉獄杏寿郎の初任務の鬼が判明!まとめ
漫画『鬼滅の刃』の「鬼滅の刃ネタバレ劇場版特別読切スピンオフ!煉獄杏寿郎の初任務の鬼が判明!」について紹介しました。
いよいよ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の公開も近づき、煉獄杏寿郎外伝などの情報も出揃ってきましたね!
さらに、10月2日発売の『鬼滅の刃』22巻をもってなんと1億部を突破することも確定!
まだまだ人気は爆伸びしていきそうですね!
これまでの傾向から『鬼滅の刃』22巻発売日の10月2日には電子書籍版も読めるようになるので、無料ポイントももらえてお得に読めるU-NEXTには是非登録しておきましょう!
新作読み切りは10月5日発売のジャンプ44号にて、煉獄杏寿郎外伝は前後編で10月12日発売のジャンプ45号、10月17日発売のジャンプ46号にて掲載予定です!
楽しみに待ちましょう!