週刊少年ジャンプの人気漫画『呪術廻戦』最新話112話のネタバレと感想、展開考察です!
陀艮を甚爾が倒した事で領域から抜け出せたものの、殺戮人形と化した甚爾が敵か味方なのかもわからず戸惑う術師達。
しかし甚爾は伏黒を連れてその場を去っていき、その代わりに現れた漏瑚によって七海や真希、直毘人は次々に倒されてしまいます。
宿儺の指が解放される気配を感じた漏瑚は倒れた虎杖を発見すると、自らが持っていた宿儺の指10本を一度に取り込ませようとするのでした。
呪いの王の復活で何が起きる!?
それでは、気になる『呪術廻戦』最新話112話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
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Contents
呪術廻戦112話ネタバレ
では、『呪術廻戦』最新話112話
「渋谷事変㉚」のネタバレが下記となります!
呪術廻戦112話ネタバレ:呪いの王の目覚めと破滅の始まり
宿儺の指を一度に飲ませれば、肉体の主導権が虎杖から宿儺に移る。
偽夏油からの情報を元に、漏瑚は虎杖が眠りについていたこのタイミングで持参していた10本の指全てを飲ませるのでした。
これによって虎杖の体の中には宿儺の指が15本ある状態に。
宿儺の目覚めを待つ漏瑚でしたが、そこで自らが焼き殺したかに見えた菜々子と美々子が無事だった事に気付きます。
どちらかの術式によって生き延びたのだと判断したものの、何度も防げはしないだろうと改めてトドメを刺そうと手を伸ばした漏瑚。
しかしその時点で漏瑚の片腕は既に切断されてしまっていました。
このタイミングで目覚めていた宿儺は、漏瑚の手を目覚めがてらに切断しながらそう言います。
あまりにも圧倒的な宿儺の邪悪さに思わず距離を取り警戒する漏瑚。
その一方で菜々子も宿儺のあまりのヤバさに怯えるしかありません。
双方が警戒する中でただ一言、呪いの王たる言葉を発した宿儺。
その瞬間美々子と共に頭を垂れた菜々子と、思わず勝手に体が動いて片膝をついた漏瑚。
そして次の瞬間、宿儺の放った斬撃が3人を襲っていました。
片膝しかついていなかった事で、トレードマークでもある頭頂部の火山部分がバッサリと切断されてしまう漏瑚。
生意気な存在に対して宿儺は僅かに笑みを浮かべながらつぶやくのでした。
目覚めた途端に大暴れを始める宿儺さんが恐すぎますね・・・。
前回あれだけ無双していた漏瑚があっさりとカマセっぽくなってしまうのが可哀想というべきか、らしいというべきか。
しかし学生服姿のままでありながら王としての振る舞いが半端じゃないのが怖くもあり面白くもあったり。
呪術廻戦112話ネタバレ:菜々子と美々子のただ一つの願い
菜々子と美々子、そして漏瑚のどちらも何らかの目的を持って自分を目覚めさせようとしていた。
それだけに宿儺はその目的を尋ねます。
圧倒的な宿儺のオーラに怯えながらも、菜々子は自分達の願いを宿儺に向けて語りだします。
土下座したままで宿儺に懇願する二人。
菜々子と美々子は夏油によって救われ夏油と共に生きてきていました。
何よりも夏油の事が大好きで大好きで仕方ない。
だからこそ夏油の事を殺した五条悟の事は絶対に許すことは出来ない。
しかし夏油は生前、五条悟の事を語っていました。
その言葉があったからこそ、菜々子はこれでもいいと感じていたのです。
五条悟は夏油にとってたった一人の親友だったのだから。
しかし生前の夏油の言葉をも尊重しようとする彼女にとって、夏油の体を使って暗躍する存在だけは五条悟以上に許すことは出来ませんでした。
菜々子と美々子はそのために宿儺を目覚めさせようとしていたのでした。
少しだけ描かれた夏油と菜々子と美々子の関係の部分が切ないですね。
夏油を殺した五条悟を許せなくても、五条悟が夏油のたった一人の親友だったからこそ復讐しようとまでは思わない。
それほどまでに夏油の事が大好きだったという事が伝わってきます。
呪術廻戦112話ネタバレ:届かない願いと呪いの王のルール
もう一本宿儺の指の在り処を知っているという菜々子と美々子。
偽夏油を殺してくれればその在り処を教えると契約を持ちかけます。
しかしそこまで話した時点で口を開いた宿儺。
宿儺の言葉に従って素直に頭を上げた二人。
しかし次の瞬間、宿儺は僅かに笑みを浮かべると美々子の体を一瞬でバラバラに刻んでしまいます。
隣りにいた美々子が一瞬でただの肉塊になった事に激しく動揺する菜々子。
美々子の名前を必死に叫ぶ菜々子に対して、宿儺は冷たく言い放ちます。
あまりにも勝手な言い分に対してブチ切れた菜々子。
スマホを取り出して宿儺をカメラで捉えて叫びます。
激しい怒りを宿儺に向けた菜々子でしたが、何らかの術式を放とうとしたその瞬間菜々子の頭は真っ二つに切り裂かれてしまっていました。
そして斬撃は菜々子の体全てを細切れにしてしまうのでした。
いやいや、久しぶりに本気でえげつない描写となってしまいましたね。
ってか夏油とのキレイな思い出を見せた直後にこれ以上ないくらいに残酷な死を与えるって酷すぎるでしょ・・・。
この理不尽さが宿儺たる部分なのだという事で、妙に納得できてしまうのも恐ろしい所です。
呪術廻戦112話ネタバレ:漏瑚の目的と宿儺の計画
菜々子を惨殺し、菜々子の持っていたスマホを手にした宿儺。
彼女の術式が被写体の状態をどうこうするようなものだったのだと推測しますが、つまらないと一蹴してスマホを握りつぶしてしまいます。
そして続けて今度は漏瑚に対して目的を尋ねる宿儺。
漏瑚は宿儺に気圧されながらも、宿儺自体に用はないのだと語ります。
自分達の目的は宿儺が完全復活する事なのだと。
今の宿儺はあくまでも一時的に自由を得ているだけ。
それだけに漏瑚は、虎杖が眠りについている間に宿儺には縛りを作って貰いたかったのです。
肉体の主導権を永劫得る為の縛りを。
あくまでも宿儺に完全復活してもらう事を第一に考える漏瑚でしたが、宿儺は間髪入れずに答えます。
その答えには流石に驚かされた漏瑚。
しかしそこで宿儺は漏瑚にも指の礼としてチャンスを与えようとします。
宿儺の言葉に、漏瑚も真剣なモードに切り替えて確認するのでした。
呪霊として呪霊の時代を作る為に一番真面目に働いているというのに、何故か可哀想な扱いばかりの漏瑚。
しかし宿儺にとってもチャンスなはずなのに、あくまでも自分の計画を貫こうとする辺りは結構謎でもありますね。
しかし宿儺の言う「一人を除いて」はおそらく伏黒の事のはずですし、本当に宿儺は伏黒の事が気に入ってますよね。
呪術廻戦112話ネタバレの感想考察
久々に『呪術廻戦』らしいえげつない描写がありましたね。
とはいえこんな展開を望んでいた訳じゃないとも言いたくなりますが、それだけにやっぱり油断は出来ないと思わせられますけどね。
菜々子と美々子の残酷な死
前回あまりにもあっさり漏瑚に燃やされたかと思っていた菜々子と美々子。
しかしやっぱりどちらかの術式によって無事ではありました。
0巻から登場している夏油にとっても大切な家族だった訳で、なんだかんだ生きていてくれたのは嬉しいなぁと思っていました。
が、夏油とのキレイな思い出が描かれた直後に思いっきり惨殺されてしまいました・・・。
やっぱり呪いに対して何かを願ってしまう時点で失敗なんでしょうね。
宿儺の理不尽さ、そして王としての絶対感を見せるという点では最高に効果的だった気もしますけどね。
しかし本当にここで死亡となってしまうのは悲しいですよね。
スマホを使った術式はもちろん、美々子の術式もよく分かっていないだけにどうにか復活出来たりしないかなぁとか思ったり。
宿儺と漏瑚の戦いはどうなる!?
目覚めるや否や、漏瑚のトレードマークの火山部分をぶった切った宿儺。
そして美々子をぶった切ったり、菜々子を細切れにしたりというのを見ると、やっぱり宿儺の術式は斬撃関連っぽい気がしますね。
そんな圧倒的な宿儺と何故か一戦交えることになった漏瑚。
前回あれだけ無双していた漏瑚が今回は一気に追い詰められる感じになったのは辛くもありますね。
とはいえ漏瑚としては自分が死んだとしても呪いの世界が出来上がればいいというスタンスなので、ある意味では気が楽なのかもしれませんが。
とはいえ術師が全く関わらない状態で物語が大きく動き出してしまいました。
術師サイドの戦力は既にヤバそうですし、ここで宿儺がどういう行動を取るかによって今後の展開が大きく変わってしまうのでしょうね。
呪術廻戦112話ネタバレ展開考察
ここからは、『呪術廻戦』最新話112話、そして113話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
呪術廻戦112話ネタバレ展開考察:宿儺の目覚めで渋谷全体がヤバい事に!?
瀕死で意識がない状態で無理矢理宿儺の指を取り込まされそうになっている虎杖。
ただでさえ渋谷はごちゃごちゃした事になっているというのに、ここで宿儺が目覚めてしまうというのは非常にヤバい展開ですよね。
完全に術師側が劣勢の状態ですし、ここで更に宿儺が呪霊側につくという展開になれば本当に人間の世界が終わってしまってもおかしくありません。
逆に言えば、ここで宿儺が何かやらかして渋谷での戦いに一度幕が降ろされるような可能性は高いような気がします。
基本的に宿儺は呪霊の言う事を聞いてくれるような単純な存在ではありません。
目の前にいる生意気な漏瑚の事をとりあえず蹴散らすという事だってありそうですし。
最終的に何をするのかは微妙な所ですが、呪霊側にも大きなダメージを与えて渋谷での戦いが集結するみたいな事はあるのかもしれません。
とりあえず渋谷全体が地獄に変わっていくという可能性は高いでしょうね。
呪術廻戦112話ネタバレ展開考察:漏瑚に焼かれたメンバー達の生死は!?
今回の内容でどうしても気になってしまうのが、漏瑚に焼かれてしまったメンバーの安否です。
漏瑚の攻撃の火力は非常に高く、軽い感じで燃やしていたものの、あっさりと七海や真希はやられてしまいました。
単純な呪力での攻撃なんかであればまだしも。火での攻撃というのがまた厄介な所。
生きていたとしても確実に火傷の痕なんかが残ることになってしまいそうですよね。
燃やされた後もすぐに火が消えている感じでもなかっただけに、七海も真希もメカ丸の本体みたいな状態になってしまうような気もします。
とりあえずは早い段階でこの戦いが終わり、優秀な反転術式を使える術師が回復させてくれるのを期待するしかなさそうですね。
一方で菜々子と美々子は何かしら術式で逃れたような感じがしていて、そっちは少しだけ安心だったり。
呪術廻戦112話ネタバレ展開考察:伏黒親子はどうなる!?
どういう目的だったのかはさておき、伏黒パパによって伏黒恵は救われた形となりましたよね。
普通であればあのメンバーの中で一番の強者なのは直毘人のはずなので、恵を選ぶとは思いづらい所があります。
しかし皆ボロボロだった事もありますし、何よりも恵には領域展開をマスターする程の才能があります。
なのでどういう基準で選んだのかによっては恵を選ぶ可能性もなかった訳ではないと言えるかもしれません。
とはいえ、もう少しだけ待っていれば漏瑚という陀艮をも上回る強敵が登場していたはず。
そう考えるとやはり伏黒パパの野生の勘が殺戮人形ながらも発動したという方が現実的かもしれません。
僅かながらも息子を想う気持ちが勝手に反応してしまった・・・みたいな。
とはいえそこで親子の感動の再会が描かれるはずもありませんし、至って普通に親子喧嘩の展開もあり得るでしょう。
一方で宿儺が復活となれば、前々から気になっている恵にちょっかいをかけてくる可能性もあるでしょう。
そうなればもしかしたら親子の共闘という可能性も考えられるかもしれません。
呪術廻戦112話への読者の声
『呪術廻戦』最新話112話へ向けての感想や考察を集めました!
呪術廻戦112話ネタバレまとめ
伏黒パパの大暴れから一転して漏瑚による無双が描かれた今回。
虎杖がダウン状態で漏瑚と遭遇してしまった以上、一気に物語が動き出していくような気がしますね。
しかし今回の渋谷事変では、七海が強さを見せれば直毘人が上回ってきたり、それを陀艮が超えてきて、更には伏黒パパや漏瑚が登場という風に、強さの格付けがしやすい感じにもなりました。
とはいえ全体的には呪霊側の方に余裕があると思ってしまいましたが。
宿儺の指を一気に取り込む事になりそうな虎杖。
呪いの王が一時的にとはいえ復活となれば大変な事になってしまいそうですね!
次回の『呪術廻戦』第113話を楽しみに待ちましょう!