週刊ヤングジャンプの人気漫画『キングダム』最新話669話のあらすじと感想、展開考察です!
羌瘣と羌礼は巫舞で対峙し、羌礼が羌識は自分より強かったと認める中で更に深い巫舞へ二人は進みます。
羌瘣は羌礼が羌識を殺めた事で闇落ちしているが救う鍵もあると考え、巫舞の深さを改めて羌礼に問いました。
羌礼は「祭」で羌識が裏切ったと考えており、羌識に欺されて自らが殺めたことを認めます。
羌瘣は羌礼の業を受け止めて、自らそれを赦すように仕向け、飛信隊に加わらせる可能性もあるのではないでしょうか?
それでは、気になる『キングダム』最新話669話のあらすじ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
キングダム669話あらすじあらすじ
『キングダム』669話「識」のあらすじが下記となります!
キングダム669話あらすじ:蚩尤としての羌礼の矜持
在りし日、羌礼と羌識が野原で談笑する回想シーン。
そこでの羌礼は、外の世界に出たら子犬を飼いたいとの希望を熱く語っていました。
微笑む羌識に羌礼は何を飼いたいかを問いますが、次の瞬間には「際」で羌識の心臓を自らの剣で貫いた記憶に変わります!
一瞬呆然とする羌礼に羌識は哀しげな視線を投げかけ、次の瞬間には大量の喀血を起こして息絶えました。
そんな羌識の最期を聞かされた羌瘣らは言葉を失い、尚も羌礼は羌識が約束を破って全力での戦いを拒否したのだと主張します。
羌礼は羌識の非業の死をもって自らが本物の蚩尤になったと続け、羌識とでは立っている前提が違うと、現蚩尤としての修羅の如き道を進むのだとまくし立てました。
羌族に生まれた羌礼や羌識もまた、羌瘣同様に非常な運命の下にあったことが語られました。
この描写は正に羌瘣と象姉との関係性に合致しますね!
キングダム669話あらすじ:羌瘣の説得
羌瘣はそんな羌礼の考え方を間違っていると指摘し、怒りにまかせて繰り出してくる羌礼の剣を受け止め、尚も説得を続けます!
羌瘣はかつて自分が倒した蚩尤・幽連を例に挙げ、闇の中に本当の蚩尤の道は無いと断言しました。
しかし羌礼はこうした言葉にも耳を貸さず戦う姿勢を緩めませんが、羌瘣は羌礼を呼び戻せるのは羌識だと述べます。
そして羌識が最期に羌礼に残した言葉がある筈で、それを思い出すようにと諭しました。
最初は羌識はただ死んでいっただけと否定する羌礼でしたが、次第にそのときの記憶が蘇って行きます!
ようやく羌瘣の言葉が羌礼に通じたようですね!
羌族の宿命を変えてきた自負のある羌瘣だからこそ、成し得た説得劇だったと感じました。
キングダム669話あらすじ:改心する羌識
羌礼は最期に自分に謝罪の言葉をかけてくれていた羌識の姿を思い出し、そのときの記憶を遂に取り戻します!
謝りながら自分の分まで外界で生きて欲しいと、微笑みながら息絶えた羌識の最期を思い出した羌識は手にした剣を放り出して、その場に蹲り号泣しました。
涙を流しながら羌識の名を泣き叫ぶ羌礼の姿に、周囲の飛信隊メンバーらも成り行きを見守るしかありません。
やがて羌瘣はそんな羌礼を力強く抱きしめ、羌識の為に泣き続ける羌礼に対し、優しくその全てを受け止めました。
羌礼は野原での羌識との光景を再度思い出し、楽しかった日々を偲び・・・?
羌瘣の包容力が如実に現われたエピソードでしたね!
これにより羌礼も巫舞の所謂ダークサイドから脱し、よい方向にコントロール出来る様変わるのだと思えました。
キングダム669話あらすじの感想考察
669話のエピソードでは、羌識と対峙した羌瘣が見事説得を成功させ、羌識の人間性を取り戻すことを成し遂げました!
羌識の言葉で記憶の中から遠ざけていた羌識の最期を思い出した羌礼が、自ら剣を放りだして号泣したシーンは感動的でした。
これも羌識や羌礼同様に、象姉との別れを経て来た羌瘣だからこそ出来た事であり、蚩尤の一族の悲哀が再び語られた回だったと思います。
これで羌識が仲間として飛信隊に加わるのは、確定ではないでしょうか?
キングダムあらすじ669話 最新話確定速報の展開考察
ここからは、『キングダム』最新話669話、そして次回670話以降で起こりえる展開を考察したものを載せていきます!
キングダムあらすじ669話 最新話確定速報の展開考察:羌瘣の説得
今回のエピソードで「祭」において、自らの手で姉妹同然の羌識を殺めてしまったことを認めた羌礼。
羌礼はこのことを「羌識の裏切り」と表現していましたが、これについての羌瘣の反論が展開されると予想します。
おそらく羌識の最期の優しさを讃え、それを「裏切り」と呼ぶ必要はないと羌礼に語りかけるのではないでしょうか?
キングダムあらすじ669話 最新話確定速報の展開考察:巫舞の最深部
羌瘣の説得を受けても、そうすんなりと羌礼がそれを受け入れるとは思えず、二人の戦いはやはり巫舞の深さを競うことになると予想します。
そこで見る風景は、羌礼にとって羌瘣は倒すべき相手ではなく、羌識をともに弔う仲間との認識を目覚めさせるのではないでしょうか?
またはこれまで作中で描かれていない、巫舞の持つ新たな何かが提示される可能性もあるかも知れません。
キングダムあらすじ669話 最新話確定速報の展開考察:巫舞の応酬
羌瘣が指摘した通り、羌礼との壮絶な巫舞の応酬が先ず展開されると予想します。
二人の巫舞は当初互角に見えますが、またしても河了貂が声を上げるほど、羌礼が底力を発揮して一旦優勢になるのではないでしょうか?
それでも何とか戦う羌瘣は、再び羌識の最後について羌礼の意表を突く指摘を出してくるなだと考えます。
キングダムあらすじ669話 最新話確定速報の展開考察:李信の覚悟
羌礼に押される羌瘣を見て、河了貂がやはり今の羌瘣の状態では勝つことは難しいと声を上げると予想します。
しかし李信は羌瘣の言葉を信じ、二人の対決を見守るしかないと言い聞かせるでしょう。
それでも本当に羌瘣が窮地に陥るような事があれば、もちろん自身が助ける覚悟は持っているのだと感じますが。
キングダムあらすじ669話 最新話確定速報の展開考察:駆けつける飛信隊員
羌礼と羌瘣の壮絶な巫舞の応酬が続く中、羌瘣と李信を探していた飛信隊のメンバーらが駆けつけてくると予想します。
特に崇原ら歩兵隊のメンバーは、これまでの羌礼との経緯もあり、参戦する気満々でやってくるでしょう。
しかしここでも李信が一喝し、あくまで羌瘣に一任していると皆を制止するのだと考えます。
キングダムあらすじ669話 最新話確定速報の展開考察:李信と河了貂
羌瘣と羌礼の対決を前に、李信と河了貂が自分たちに出来る事は何なのかを議論すると予想します。
李信は一時的に羌瘣が本来の力を取り戻したとしても、同族の羌礼を手に掛けさせたくないと最悪の場合自らが手を下すことを考えるのではないでしょうか?
しかし河了貂は、この戦いはあくまで蚩尤族の羌瘣と羌礼とが決着を付ける他なく、李信の助太刀には否定的な態度を取ると見ます。
キングダムあらすじ669話 最新話確定速報の展開考察:弓矢兄弟の参戦
羌礼と羌瘣の二人の巫舞対決が始まる中で、伏兵として配置されていた弓矢兄弟が病み上がりの羌瘣を支援しようと行動を起こすと予想します。
特にいつもは冷静な兄の蒼仁ですが、自分たちの存在を見透かされていたこともあり、更に今の羌瘣の体調では危ういと判断するのではないでしょうか?
但し羌礼は自らは矢では殺せないと公言していたので、その防御策も改めて描写されるのかも知れません。
キングダムあらすじ669話 前回振り返り
ここからは『キングダム』668話「裏切り」の振り返りです!
キングダムあらすじ669話 前回の振り返り:羌瘣と羌礼の応酬
羌瘣と羌礼の二人は、互いに深い巫舞の呼吸を行い、凄まじい早さで剣の応酬に入ります。
先手を取った羌礼を何とか羌瘣が防ぎきり逆に責めるも、またしても攻守を入替えられ、羌礼の有利は明らかかと思われました。
羌礼が自分より強かった羌識であれば、今の一撃で倒していたと述べる中、羌瘣も羌識の才能と実力を認め、それでも自分を倒したいのなら、更に深い巫舞の領域に来いと挑発します。
ここで河了貂は戦いの前に、羌礼が羌識を殺めた可能性を羌瘣が語ったことを思い出しました。
羌瘣はそのときに羌礼が闇落ちした可能性を指摘しつつ、羌礼を救う鍵もまた羌識にあるとの推察を見せます。
ここまでの戦いを見るに、羌瘣の回復はやはり完全ではないとも感じられます。
それでも深い巫舞に誘う羌瘣の意図は何なのでしょうか?
キングダムあらすじ669話 前回の振り返り:「祭」の回想
更に激しさを増した羌礼と羌瘣の剣撃の応酬の中で、羌礼は愛剣・白鳳と「祭」の時の到達点を思い起こし、動きを加速させました。
羌礼の攻撃を何とか躱す羌瘣ですが、防戦一方かと思いきや「祭」での羌礼・羌識の巫舞の深さを改めて問います。
羌礼は羌識は自分よりも深い巫舞の境地にあったと認め、本来「祭」では羌識が勝ち残る筈だったと叫びました。
そんな羌礼に羌瘣はでは何故羌瘣は死んだのかと問い、羌識が裏切ったとの発言を引き出します。
羌礼は「祭」の前に羌識から直接、手加減無用だと本気で戦うことを告げられていたと続けました。
「祭」が始まり参加者の実力が伯仲している中で、羌礼は羌識が述べた言葉を実践し、死に物狂いで周囲のライバル達を倒していったと回想します。
やはり羌礼に手をかけたくない羌識が、自分が犠牲になるように仕向けたと言う事のようですね。
羌瘣の狙いは、この時の記憶を呼び覚ますとこにあったのでしょうか?
キングダムあらすじ669話 前回の振り返り:羌識の最期
羌礼は死に物狂いの戦いの後、周囲に倒れた無数の候補者たちの屍の中で暫し佇みます。
やがて自分が勝ち残ったと思った羌礼ですが、足下の死体に躓き転倒しようとしました。
そこで羌礼の背中合わせにぶつかって来た人物があり、羌礼は背中越しにそれが羌識だったと気付いたと語ります。
羌礼は羌識に何かを語りかけようとしますが、羌識は凄まじい殺気を放ってきた為、やむなく羌礼は振り向きざまに剣を振るいました。
羌礼は自らが繰り出した突きよりも、羌識の薙ぎの方が早かったと述べますが、羌礼の剣先は寸止めされ、自らの剣は羌識の体を貫いたと語り・・・?
羌識の「祭」前の態度や言葉はやはりフェイクであり、羌例に勝ちを譲る仕掛けだったようです。
自らの手で羌識を殺めてしまった羌礼の闇を、如何に羌瘣が振り払うのかがポイントになりそうですね。
キングダムあらすじ669話 前回の振り返りの感想考察
今回は、羌瘣と羌礼が互いの巫舞の応酬で激しい剣撃を繰り広げる展開が描かれました。
その中で事前の羌瘣の予測・推察通り、「祭」にて羌礼自身が羌識に手をかけていた事実が判明しました。
羌瘣自体の戦闘力は完全に回復しているとは言えないようですが、羌礼を巫舞の深いところに誘導しようとするのは、自ら今の行いを客観視させるためでしょうか?
余談ですが羌瘣が幽連を倒し封印していた筈の「祭」が、如何にして復活したのかについてはまったく語られていない気もして少し不思議です。
キングダム最新話669話あらすじまとめ
羌瘣と羌礼は互いに深い巫舞での対決に入り、羌瘣は防戦一方かと思われます。
羌礼は羌識が自分より強かったと述べ、羌瘣もそれは認めつつも更に深い巫舞の領域に誘いました。
河了貂は羌礼が羌識を殺めたとの羌瘣の言を思い出し、そのとき羌瘣は羌礼の闇落ちを示唆し、逆に救う鍵もそこにあると考えています。
羌礼は「祭」の時の巫舞を思い起こすも、羌瘣は羌礼・羌識の巫舞の深さを改めて問いました。
羌礼は「祭」では羌識が勝ち残る筈だったと認め、羌識が裏切ったとの発言を引き出します。
羌礼は周囲のライバル達を倒した後、背中あわせに羌識と接し、凄まじい殺気にやむなく剣を振るい羌識を貫いた事を語りました。
羌瘣は、姉妹同然だった羌識を自ら手にかけた羌礼の業を受け止め、彼女に自ら赦しを気付かせるのではないでしょうか?
巫舞の最深部で自身と向き合った羌礼は改心し、飛信隊に加わる可能性もあると考えます。
次回の『キングダム』第670話を楽しみに待ちましょう!