週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話4話のネタバレと感想、展開考察です!
兄上の仇である五大院宗繁に戦いを挑んだ時行。
3人がかりでも相手にならない宗繁に対して天性の逃げ上手の力で立ち向かう時行に、頼重の部下である狐次郎と亜也子も魅了される事に。
二人の仲間の助けを借りて時行は宗繁の首を斬り落とし、いつか足利を倒すという気持ちを新たにして鎌倉から脱出するのでした。
信濃で時行を待つ者とは!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話4話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君4話ネタバレ
『逃げ上手の若君』4話
「諏訪1333」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君4話ネタバレ:諏訪大社での逃げ続ける日々
一族と故郷を滅ぼされながらもなんとか諏訪頼重の領地である諏訪大社へとやって来た北条時行。
しかし彼は今、3人の巫女に囲まれて昆虫食と良い事を強いられていました。
そんな状況からいつものようにダッシュで逃げる時行。
しかし逃げる途中で頼重が用意していた落とし穴によって捕まってしまう事に。
時行がここを逃げ通る未来を拾ったのだと堂々と語る頼重。
ここは自らの庭であり本領の諏訪大社であり、頼重の神力も絶好調がゆえに時行がどこに逃げてもすぐ分かるのだそう。
そんな力で逃げる時行を捕獲した頼重は、今日から武芸と学問の鍛錬を開始すると言い出します。
とはいえ時行からすれば、まだまだ心の整理もついていない状況。
それだけにやはり逃げようとするものの、それを読まれていたのか再度落とし穴に落ちてしまう時行。
未来から拾った言葉ではこういう繰り返しを天丼と言うのだと笑う頼重。
そのまま去っていった頼重に代わって現れたのは頼重の娘である雫。
彼女は自分の調子で一方的に進めてしまう頼重の行動を謝りながらも、決して悪気がある訳ではないのだと語ります。
頻繁に奇行に走る上に意味不明の事も言いまくるだけに全く信用出来ない時行。
命を救ってもらった事には感謝しながらも、時行は頼重に今後の現実的なプランがあるのかと疑問に感じていました。
鎌倉の鶴岡八幡宮よりも遥かに小さなこの社の主に、自分を助けて鎌倉を取り戻し足利高氏を倒す力があるとは思えないのだと。
前回で兄の仇を討った時行ですが、やはり頼重の領地である諏訪大社へと辿り着けていたようですね。
しかしやっぱり頼重は作中においての神様のような存在で、万能すぎるチートキャラという立ち位置に思えます。
ふざけっぱなしの彼が本当は何を考えているのかという部分が本作においては大事な要素となりそうですね。
逃げ上手の若君4話ネタバレ:時行に示す本当の神様としての力
頼重を信用出来ずに毎日逃げ続けていた時行。
飽きる事なく逃げ続けるせいでそこら中が落とし穴だらけに。
そんな状況で流石に、幕府の跡継ぎだった事で甘やかされなんでも逃げ癖がついてしまったのではないかと指摘する狐次郎。
しかし頼重はそれは違うのだと時行について語ります。
お飾りの王となる定めで育てられた時行には人生の目標もなく、真剣に学ぶ意味を感じ取れなかったのだと。
その上で頼重は、足りないとするならば自分の方だと言い出します。
自分に時行の目標を助けるだけの力があるかどうかをまだ示していないと。
それからまたしばらく経ち、土砂降りの日だというのに相変わらず逃げ出した時行。
今日予定されていた兵法などを自分が学んで憶えた所で何の役にも立たないのだと考えていました。
しかしそんな土砂降りの中でも時行の前に当然のように現れた頼重。
時行は学問などしなくても頼重の希望に沿えると言い放ちます。
例え頼重の軍が敗けている最中であっても自分は戦場で逃げ回っていればいいのだろうと。
反抗的な時行に対して頼重は、自分が敗ける事など神に誓ってありえないのだと自信満々で言い出します。
なぜなら自分は本物の神様なのだからと。
その言葉でこれまでも散々末期だとは思っていたものの、本当に末期だったと確信する時行。
しかしそれでも全く動じない頼重は、雨が邪魔で見せたいものが見えないからその雨を晴らそうと動き出すのでした。
お飾りの王として育ったが故に、真剣に学ぶ意味を感じ取れなかったという時行。
育ってきた環境によって人は変わってしまう訳で、そういう事って実際にもある事ですよね。
しかし頼重は本当に自分が神だと言い出してたりと、どういう目線で見たらいいキャラなのか掴みきれませんね。
逃げ上手の若君4話ネタバレ:雨を晴らす現人神であり時行最大の理解者
この時代の日本に3人だけ存在した、人でありながら神とされる現人神。
1人は今日の天皇で、もう一人は出雲大社の当主、そして三人目が諏訪大社の当主である諏訪頼重。
彼が土砂降りの雨の中で舞うと、それに応えたかのように空からは日差しが差し込んできます。
諏訪氏は武将と神官と神の役割を兼ね備えた特異な大名であり、頼重もまた諏訪明神をその身に宿した現人神。
この地に置いて絶大な崇拝を集めていた彼が雨を晴らした瞬間、時行の目の前には無数の武士の姿が並んでいました。
彼らは諏訪明神を信じる武士で構成された諏訪神党という集団で、頼重への信仰の元鉄の結束を誇る軍勢。
頼重はそれを時行に見せつけた上で、貴方には神がついているのだと改めて言い切ります。
神の一声でざっと1万騎が集まり、そこに英雄たる資質を身に着けた時行が加わればさらに何倍もの武士が味方につく。
そこまで語った頼重は改めて今日は何をしようかと時行に語りかけ、凄いものを見せつけられた時行は机に戻って学ぶと答えるしかありませんでした。
その言葉で涙を流して頬ずりしながら喜ぶ頼重の事を、時行は信じてみようと思わされていました。
この人ならば自分を英雄に育ててくれるのだろうと。
が、そこまで時行が思った所で、言質を取った頼重は武士達に帰って良いのだと伝えます。
すると武士達は頼重への文句を言いながら帰っていく事に。
彼らは時行が誰かも分かっておらず、頼重の元で暮らさなければならない時行を可哀想だと思っているような状況。
さっきまで盛り上がっていたのに急に冷めた彼らの反応を見て自分が騙されたのだと気づく時行。
しかし武士に二言はないのだと、時行は頼重に連れて行かれてしまうのでした。
諏訪頼重は時行にとって最大の理解者であり、短い時間で計り知れない影響を与えた人物。
そんな神の懐で英雄の卵である時行は静かに牙を研ぎ始める事になるのでした。
雨を晴らすという凄い事をやったかと思いきや、実は半分ヤラセだったというのがなかなか酷い所。
まあ実際に雨を晴らしたというか雨が晴れる未来を視ていたという感じなのでしょうが、まあそれも凄いんですけどね。
とはいえ時行にとってはこういう良い感じにゆるい人が理解者となってくれた事が救いだったのだと思いますね。
逃げ上手の若君4話ネタバレの感想考察
時行と頼重の関係が深まる事になった今回。
頼重が凄い所を見せたかと思いきや、実は半分ヤラセだったというのが流石でしたね。
とりあえずは安全な諏訪大社に逃れる事になった時行。
ここで戦う力を身につけていく展開となるかと思いきや、時行自身はまだまだ学ぶという気持ちにもなれない状態。
わがままなようにも見えますが、育ってきた環境が大きく時行に影響を与えてしまったのでしょうね。
頼重も器が大きく、そんな時行の苦しみを一番理解してくれていました。
だからこそ足りないのは自分の方だとした上で、時行に信頼されるべく自らの力を見せつける事に。
雨を晴らした上で大勢の武士を集め、自らに熱狂した様子を見せつける。
なんだかまさに神様のような見せ方ですが、実際にはそこまで武士達からは信頼されていないというのが面白い所。
雨を晴らしたというよりは、雨が晴れるタイミングに合わせて武士を集めておいたという感じがしますね。
まあそういう事もあり、頼重は凄いけど凄すぎる訳ではないのだと感じられるバランスのキャラになっている気がします。
とはいえ頼重にとっては、どんなやり方であっても時行に前を向かせられればそれで良いのだと考えていそうですね。
物凄くデコボココンビっぽい時行と頼重。
しかしそれでも頼重が時行の最大の理解者である事は間違いないようです。
彼の元で時行がどんな成長をしていくのか注目ですね!
逃げ上手の若君4話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話4話、そして5話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君4話ネタバレ展開考察:信濃までの旅で新たな刺客が登場!?
五大院宗繁との戦いを終えてなんとか鎌倉からの脱出に成功した時行。
このまま頼重の領地である信濃へと向かうのだと思いますが、そこまで行くとかなり安全な状態になってしまいそうなんですよね。
それだけに信濃に到着するまでにもう一波乱くらいあっても面白いのかもしれません。
当然ながら時行の首は誰に取ってもとんでもなく値打ちのあるもののはず。
それだけに足利勢だけでなく様々な勢力の人物が時行の命を狙ってくるでしょう。
旅の途中で時行の命を狙った刺客なんかが襲ってくるかもしれませんね。
とはいえそういうフリーの刺客なんかを時行の魅力で仲間にしたりするのも面白いかもしれませんが。
逃げ上手の若君4話ネタバレ展開考察:新天地で新たな仲間達との出会い!?
信濃に到着出来ればとりあえず時行にとっても一安心。
まずはそこから新たな戦いに向けて準備を進めていく流れとなるでしょう。
頼重の従者という感じだった雫、狐次郎、亜也子の3人はきっと今後の時行を支えていく部下となるはず。
彼らは時行に近い世代で一番重要な仲間となるでしょう。
しかし流石に子供達だけで戦い続けていくのも大変ですし、頼重にはもっと頼れる仲間達がいるのだと思われます。
とはいえ時行はまだ子供であり、頼重以外の仲間からはすぐには認められない可能性もあるかもしれません。
まずは仲間達から認めてもらえるように時行が頑張っていく展開になったりするのではないでしょうか。
逃げ上手の若君4話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話4話へ向けての感想や考察を集めました!
逃げ上手の若君。
時行とどんな風に戦うか、そして時行がどんな人間なのかを改めて見直した感じ。
しかし、五大院宗繁の行い改めてクソだな。 #wj10— 吹雪 (@MuJmqLGKAFGddV2) February 8, 2021
逃げ上手の若君 #wj10
てかマジでこの漫画おもしろいな〜。まだ3話なのに、頼重の言ってる通りに時行のキャラの魅力に惹かれてる自分がいます笑
逃げ上手なのを利用して、家臣が守らず攻撃に専念するというのも、設定に無駄がない…!って感じで好き。— シマ (@shima_manga) February 8, 2021
逃げ上手の若君、これまでの作品で割と避けていた主人公による殺しが遂に実行されていたり、強敵かつ家族の仇を主人公の異能で撃破するという爽快感もあり、オマケのコーナーで南北朝時代の知識も補強出来たりと隙が無いなあ。#wj10
— ぬ (@blade_spade) February 8, 2021
#wj10 逃げ上手の若君
ちょっとおお・・・ってなる今回。松井センセイが敵をしっかり「殺す」バトルを描いている。これは時代劇に許された描写ですね。1話からかなり残酷だったけど、敵も味方もガチで殺しアリというシリアスな世界観を松井センセイが描くってのが楽しみだ。
— 真黒コスモス (@axelmagro) February 7, 2021
逃げ上手の若君 第3話
お供の弧次郎 亜也子が武芸者乍らも常識的な範疇で留まる描写でした 子どもたち皆んな可愛い そして鬼畜叔父がそのまま鬼の姿に変化しても視覚効果としてスルッと入ってくる妙ですねドーピングコンソメを思いだします やあれは本当に肉体変化してたけど あと頼重さんの顔が良い— yebizirow (@yeeebizirow) February 8, 2021
逃げ上手の若君、順調にギアあげてきてるなぁ。主人公は単なる囮役ではなく、逃げ続けつつも退くべきでないとこはひかず、味方は主人公が作った不意を付くにはつくが、その役割は「敵に逃げることを許さない」
敵と主人公、どちらがより逃げ続けられるか。逃げられなくなった方が負け!なんとも斬新な— 時雨魚 (@NanamiShigure) February 8, 2021
脳噛ネウロも暗殺教室もだけど、逃げ上手の若君ってコマ割りとか演出とか見せ方上手いよね…
どれも不気味で残酷— アスキス (@sugar_panda2580) February 8, 2021
逃げ上手の若君4話ネタバレまとめ
兄上の仇である五大院宗繁との戦いに勝利した今回。
タイトル通りの逃げ上手っぷりを発揮しての勝利という展開がお見事でした。
逃げる事と戦う事という相反する行為をどうまとめていくのかと思いましたが、しっかりと成立させてきたのは素直に凄いですよね。
単なるバトルものとは全く違う雰囲気の作品になっていきそうな気がします。
滅びゆく鎌倉からの脱出という壮大な序章が今回で終わったのだと思います。
次回以降時行がどう成長していくのか期待したいですね!
次回の『逃げ上手の若君』第5話を楽しみに待ちましょう!