週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話7話のネタバレと感想、展開考察です!
巨大な化け牛鬼に襲われる事になった時行。
矢も刀も通じない化け物を相手に、時行の郎党達はそれぞれが機転を利かせて対処する事で撃破する事に。
時行が狩りを経て郎党達との絆を深める中で、尊氏は信濃に逃げ込んだ北条の残党殲滅の為に小笠原貞宗を差し向けるのでした。
時行は新たな敵にどう立ち向かうのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話7話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君7話ネタバレ
『逃げ上手の若君』7話
「弓術1333」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君7話ネタバレ:時行の太刀捌きと今後の成長方針
戦車隊や歩兵隊、弓隊や槍隊。
そういった分業がなく、一人の武士が全ての武器を扱える事が必須だった鎌倉時代。
そんな時代に生きている北条時行でしたが、彼の太刀捌きは驚く程にヘロヘロ。
本気でやってみても藁束に刃が弾き返されるというまさかの光景を見せてくれます。
頼重によれば、時行の筋肉は攻撃中であっても常にすぐ逃げれる準備をしているのだそう。
だからこそ結果としてへっぴり腰で刀を振るう事になってしまうのだとか。
とはいえ五大院の時は首を落とせていた時行。
しかしあの時は狐次郎と亜也子のおかげで逃げの必要もなく、兄上の仇だったからこそ全体重を込めて刀を振れたのだそう。
それだけに時行は五大院が敵なら何人でも仕留められると意気込むものの、当然世の中に五大院がいるはずもなく、狐次郎は腰を入れて鍛錬する事を勧めます。
しかしそれに対して頼重は逆効果だと語ります。
攻撃の筋力を鍛えすぎると逃げ筋が衰え、攻撃も逃げも中途半端になってしまうのだと。
仕方なく刀を諦め弓の腕を見てみると、こちらの方はそこそこ筋も良さげ。
時行の父が弓競技を見るのが好きという事もあり、時行も結構弓はやらされていたのでした。
弓のセンスがあるという事で、まずは弓の腕を伸ばしていこうと考える頼重。
大将である以上は逃げるだけでは士気を残ってしまう訳で、頼重は時行の特性を活かして逃げながらも敵を倒す術を憶えさせようと考えます。
しかしそんな邪道を教えられる師がどこにいるのかと頼重も頭を悩ませるのでした。
動かない藁束を相手にしても刀を弾かれるって逆に凄いですよね。
五大院が敵なら何人でもイケるという件は笑ってしまいましたが、攻撃力を上げると他の能力が下がるというのはちょっとだけ納得出来たり。
あくまでも逃げる力を保ったままでの成長という事で中々大変そうですね。
逃げ上手の若君7話ネタバレ:小笠原貞宗からの挨拶と宣戦布告
時行の成長について思案する頼重でしたが、そこに西信濃の小笠原貞宗が突然訪ねてきたという連絡が。
そこで頼重は時行が小笠原貞宗と面識があるかを確認し、名前も知らないという時行には近くの小屋に隠れて様子を見てもらう事に。
その上でやって来たギョロ目の小笠原貞宗を迎え入れる頼重。
笑顔で挨拶をしにきたと語る貞宗は、政権が戻った京の帝から自分が信濃の守護に任じられたのだと伝えます。
つまり自分が頼重に対して命を下す立場になったのだと。
つい先日までは貞宗は諏訪の下働きだっただけに、頼重一族の諏訪盛高も怒りの声をあげるも貞宗は淡々と今の状況を語ります。
鎌倉幕府が滅んだ時、自分達は逆賊の北条と戦ったのに対し、諏訪氏は北条側に立って戦う者も多く領地を没収されても文句は言えない立場なのだと。
しかし貞宗が来た目的はそれを伝えるだけではなく、もう一つが北条一族やその生き残りを匿っているのならお渡し願いたいというもの。
明らかに自分を指したその言葉に時行は驚くも、当然のようにしらを切る頼重。
しかし貞宗はギョロ目で辺りを見渡すと、離れた場所にいる二人の武士や万一に備えて懐の小刀を握る老人、そして小屋の格子の隙間からこちらを覗き見る童達の姿を一瞬で把握します。
自分の千里眼は欺けず、近く必ず根こそぎ捕らえてやるのだと言い放つ貞宗。
それでも今日は挨拶までだと去ろうとするも、思い出したかのように弓を手に取ります。
諏訪明神に鹿を一頭献上しようと弓を引く貞宗。
諏訪大社では耳の裂けた鹿が取れると縁起が良いとつぶやくと、頼重の遥か後方に立つ一人の巫女へと狙いを定めます。
そして放たれたその矢は見事に巫女の一人である栄の耳を直撃。
貞宗は、耳の裂けた雌鹿一頭を受け取れと笑いながら去っていくのでした。
良い感じに気持ち悪いくて小物っぽい貞宗でしたがその実力は確かでしたね。
周りを見通す千里眼と見事な弓の腕という事で、思っていたよりも遥かに強敵になるのでしょう。
とはいえ女性に対して容赦なく攻撃する辺り完全にクズ野郎ですし、いつかボッコボコにして欲しいですね。
逃げ上手の若君7話ネタバレ:美しき弓の技術を盗む隠れ鬼開始!!!
貞宗が去っていき、怒りを抑えきれない郎党達。
栄の傷は縫えば繋がるとの事で、本人は笑っているものの皆の怒りは収まるはずもありません。
小笠原貞宗は天下に聞こえた弓の名手であり、その弓を支える視力と観察力を持つ非常に厄介な男。
そんな貞宗に対して、武士として恥ずべき行いであり目玉一杯に性格の悪さが詰まった男だと評する時行。
しかしそれでいて時行は、貞宗の弓だけは本当に美しかったのだと感じてもいました。
敵に対しても良い物は良いと認めるその時行の姿に、大将となった時にその資質が役に立つと感じる頼重。
そして同時に頼重は良き師が見つかったと嬉しそうな表情に。
そんな頼重は時行に対して、次なる鬼ごっこは隠れ鬼なのだと告げます。
貞宗の目的は2つあり、北条の残党を捕らえる事と諏訪の勢力を弱める事。
それに対する時行の目的も2つで、絶対に正体を悟られない事と貞宗の弓の技術を盗む事。
貞宗は守護の立場を利用して何度も頼重の領地に因縁をつけに来る。
つまり時行はこの先何度も貞宗の弓を見る機会を得る。
ある時は身を隠し、ある時は素性を隠して貞宗の弓を観察する。
貞宗の眼と弓から逃げ切る為のハラハラドキドキの隠れ鬼。
後光を全開にして煽る頼重の言葉に、時行は不思議とワクワクした気分となるのでした。
厄介な相手である貞宗を相手にしても、どうにか利用しようとする頼重の発想が恐ろしいですよね。
一番危険な場所に時行を送り込む事で成長させようとするのだから本当にヤバイ奴です。
まあそれに対して普通にワクワクしてしまう辺りが時行のヤバさを表してもいるのですが。
逃げ上手の若君7話ネタバレの感想考察
新たな敵となる小笠原貞宗の襲来が描かれた今回。
挨拶がてらに弓の腕を見せていきましたが、その弓こそが時行にとっての成長ポイントになっているのが面白い所ですよね。
時行の戦闘センスですが刀に関してはさっぱりで、これはもうトドメを確実にさせるという時しか使わなそうです。
それに対して弓の腕はまずまずとの事で、こちらはちゃんと成長させていくようです。
しかし攻撃の筋力を鍛えると逃げる筋肉が衰えるというのがちょっとゲームっぽいですね。
今回の敵となる小笠原貞宗ですが、ギョロ目で気持ち悪いビジュアルの上に性格も普通に悪いです。
しかしその実力は確かなようで、ギョロ目による千里眼と弓の腕があるという事で結構手強そうですね。
そんな貞宗によって巫女の栄が怪我をさせられる事になりましたが、そんな事態になりながらも弓の美しさを評価する時行が凄いです。
良い物は良いと認める度量を頼重は評価していましたが、これは結構危うい気もしてしまいますよね。
しかし頼重はそんな危険な貞宗さえも時行の成長の為に利用しようとしていました。
どれだけ危険なやり方をするんだよと思ってしまいますが、当の時行がワクワクしているんだからどうしようもありませんね。
なんだかこの二人って似てるんじゃないかとも少しだけ思ったり。
とはいえ千里眼を持つ貞宗に近づきながらも逃げ切れるのであれば、時行は一気に成長出来そうです。
物凄くリスクのある隠れ鬼がどういう風に描かれていくのか楽しみですね。
逃げ上手の若君7話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話7話、そして8話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君7話ネタバレ展開考察:小笠原貞宗の魔の手が迫る!?
今回のラストで登場してきた足利高氏からの刺客である小笠原貞宗。
自らの視力と弓を天下一だと自称していますし、敵を探し出す能力に長けているのでしょう。
とはいえ今の時行は一応安全な信濃の諏訪の元にいる訳ですし、簡単に見つかったり捕まったりという事にはならないでしょう。
だからといって本格的な戦になるとは思えませんし、今回は小笠原貞宗が単身で迫ってくる感じになりそうです。
遠く離れた場所から時行を観察し、行動パターンなんかを把握した上で射殺す事が出来るチャンスを狙う。
なんとなく小笠原貞宗のビジュアル的にもそんな感じのやり方をしそうですね。
逃げ上手の若君7話ネタバレ展開考察:時行の能力が覚醒!?
どんな小虫であっても見つけ出すという自らの視力の高さを売りにしている小笠原貞宗。
そんな相手に狙われる事になるのだから時行としても厳しい事になりそうですよね。
実際問題今の時行は逃げ足が速いという部分以外にそれほど特徴もない訳ですし。
それだけに今回の戦いを通じて何か特別な力を身につけたりという事はありそうですね。
ただ単に逃げ足が速いというだけの逃げ上手ではなく、自分の身に迫ってくる危機を察知して逃げれるようになる。
どれだけ遠くから狙われても狙われている気配を感じ取れる・・・などなど、時行だけの察知能力みたいなものが目覚めるのも面白そうな気がします。
逃げ上手の若君7話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話7話へ向けての感想や考察を集めました!
【逃げ上手の若君】時行くんの回避スキルが時間稼ぎに生かされるロクでもない扱いだったのがすごく良かったです。見てる分には面白いし、時行くん苦労人だなあ…と愛着持てるようになれたのは嬉しい誤算だし、好意的に見ると作中のみんなから信頼されている。良い感じに動かしてくれています。#WJ13
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) March 1, 2021
#wj13 逃げ上手の若君
逃げ上手な囮役。獣は北条家とか関係ないから追ってくれなくなるかな?とか考えてたけどあえて「追わせる逃げ方」をさせる方向でカバーしたのね。単に逃げ切るんじゃなくて追わせるところまで含めて「逃げ上手」、か。
— 真黒コスモス (@axelmagro) February 28, 2021
逃げ上手の若君 6話
猪さっさと片付けて安心した
流石に1話使うようなことはしないか逃若党はわかりやすい
ヤバそうな敵も出てきたし展開スピーディーでいいね#ジャンプ感想#wj13
— シンドー (@densyo_again) February 28, 2021
逃げ上手の若君は郎党たちの能力もさることながら普通に接しつつ立てることを忘れないってなかなかできることじゃないよな〜。頼重食い意地はってんな!信濃守護である小笠原登場…!狩る側と狩られる側みたいな表現だけどどうなるか楽しみ!
— ミヤ (@Yw7Mla6kcgA49Ih) March 1, 2021
逃げ上手の若君が面白い!それに加えてその前後のページに掲載されている解説上手の若君も面白い!!毎週結構楽しみに読んでる。笑#逃げ上手の若君 #解説上手の若君
— オピニオ (@fwwlzAN4Nuba3I) March 1, 2021
逃げ上手の若君。地名だけかと思いきや、温泉・黒曜石・神職の肉食、と諏訪がとてもフィーチャーされてて面白し
— いゆき(*`・∀・´*)連絡用 (@Iyuki_renrakuyo) March 1, 2021
逃げ上手の若君7話ネタバレまとめ
意外にもさっくりと化け牛鬼を撃破した今回。
時行がどうするかという部分ではなく、仲間である郎党達の活躍がメインとなっていましたね。
彼らはまだ子供なだけに、どうしても普通にやっては勝てない相手も登場してくるはず。
そんな状態であっても、様々なものを活用する事によって勝利する事も出来るという意味合いが今回の話にはあった気がしますね。
とはいえ今後は本格的に尊氏からの刺客が送られてくるようです。
殺意100%の武将達を相手に時行がどう立ち向かっていくのか注目ですね!
次回の『逃げ上手の若君』第8話を楽しみに待ちましょう!