週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話8話のネタバレと感想、展開考察です!
逃げ上手ながらも刀はまともに振る事さえ出来ない時行。
弓のセンスはまずまずという事で頼重は時行の師になる人物を考える事になるも、そこで頼重を訪ねてきたのは信濃の守護を任された小笠原貞宗。
北条一族を狙い自慢の弓の腕を見せつけた貞宗に対して、時行は武士としては最悪ながら弓だけは美しかったと評価し、頼重は貞宗から弓の技術を盗むよう言い出すのでした。
時行は貞宗から技術を習得出来るのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話8話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君8話ネタバレ
『逃げ上手の若君』8話
「犬追物1333」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君8話ネタバレ:実践訓練の犬追物と飛び入り参加の小笠原貞宗
諏訪大社で「犬追物」というイベントが開催される事を聞きつけたのは信濃守護の補佐役である市河助房。
小笠原貞宗は助房からその話を聞くと、諏訪頼重の勢力を弱め北条残党を探し出すための良い作戦を思いつくのでした。
そして3日後、諏訪大社で行われていた「犬追物」という当時のメジャースポーツ。
それは逃げる犬に殺傷力の低い矢を当てて得点を競うというもの。
馬に乗って動く的を射るという事もあり、最も実戦に近い訓練でもありました。
そんな犬追物に参加していた時行の郎党である狐次郎。
しかし思うようには当たらずに得点は6点とあまり芳しくない状態。
それに続いて時行の番となり雫が弓を渡すも、頼重は大勢の観衆が集まる中で時行の名前を出すのは危ないと指摘します。
今後は部外者の前では偽名で通す事になり、頼重は雫にも呼び名を考えさせる事に。
少し考えた雫は何故か照れながら時行の事を兄様と呼ぶのでした。
しかしそのタイミングで突如飛び入り参加してきたのは時行を狙う小笠原貞宗。
自分は信濃の守護という立場を利用し、諏訪大社の犬追物を盛り上げなければと強引に参加してきていました。
当然そう言われてしまえば頼重としても断る事は出来ず。
自信満々の貞宗は早速犬追物をスタートさせるのでした。
犬追物という当時のメジャースポーツの場にいきなり小笠原貞宗がやって来てしまいました。
時行としては早速貞宗に接近するチャンスを得たとも言えそうですが、流石にリスクも大きそうです。
しかし実際の犬に矢を当てて競う辺り、結構残酷なイベントでもありますね。
逃げ上手の若君8話ネタバレ:小笠原貞宗との戦なき戦の駆け引き
意気揚々と犬追物をスタートさせた貞宗。
激しく動き回る犬を相手にしても的確に矢をヒットさせていきます。
しかも全て難易度の高い撃ち方であり、それでいて犬の急所となる上半身に当てている状態。
あまりの腕に驚く時行でしたが、そこで珍しく震えている頼重を発見。
貞宗の弓の腕を恐れているのかと思いきや、未来では動物虐待となるイベントなだけに誰かに対して釈明していたのでした。
貞宗は結局百発百中のまま競技を終え、当然のように個人の部で一位。
そんな状況に貞宗は飛び入りの役人が一位を取ってしまったと騒ぎ立てます。
この程度が戦の神と呼ばれる諏訪大社の犬追物だとはたかが知れるのだと。
そんな貞宗にまだまだ強者が控えていると反論するも、貞宗はその強者との一対一の勝負で賭けをしようと持ちかけてきます。
もしも自分の弓に誰も勝てなければ、諏訪領内で自分達が北条を捜索することの邪魔をしないと誓ってもらうと。
そんな強気な姿勢の貞宗に何も言えなくなってしまう諏訪勢力の面々。
大胆なやり方をしてくる貞宗ですが、帝が任命された守護であり頼重としても手は出せない相手。
その一方で貞宗も諏訪に正面切って戦を仕掛ければタダではすまない状態。
それだけに頼重は、ここでのやり取りさえも貞宗との戦なき戦の駆け引きなのだと語ります。
そしてそれが分かった上で頼重は貞宗からの賭けに乗る事にするのでした。
ここで頼重と貞宗の力関係みたいなものも分かってきました。
立場的には貞宗が上ながらも戦力的には頼重側の方が上であり、真っ向からやり合う事はお互い出来ない状態という感じになっているんですね。
戦なき戦の駆け引きという事で、水面下でお互いが色々と牽制しあう関係なのが面白いです。
逃げ上手の若君8話ネタバレ:心に決めた大事な事からは逃げない!!!
挑発に乗った頼重を見て、完全に自分の思惑通りの展開になったとほくそ笑む貞宗。
しかしそんな貞宗の対戦相手として頼重が出して来たのはなぜか時行。
頼重は時行の事を「長寿丸」と呼ぶと、諏訪一番のヘタレだから貞宗と良い勝負なのだと煽りまくります。
対戦相手にただの子供を当てられて怒りでブチギレそうになった貞宗に対し、ただ勝つだけではつまらないと語る頼重。
犬だけではなくお互いの身体に当てた場合も得点になると勝手にルールを増やしてしまいます。
怒りに震える貞宗でしたが、頼重はそれに対してブルブル震えて怖いのかと更に罵りまくる事に。
しかしそんな頼重の暴走を止めたのが狐次郎と亜也子。
時行の戦闘力はマジでウサギ並なだけにヤバイと焦り、雫も追われている本人を追手と戦わせるのはあり得ないと心配します。
とはいえ頼重からすれば弓の達人である貞宗との戦いはそれだけ価値があるもの。
時行が貞宗と戦う事で新たな成長の扉を開くと頼重は断言します。
その上で北条の大将として逃げるのも戦うのも自由だと判断を時行に任せる事に。
そこまで煽られた時行の脳裏に浮かんだのは倒すべき足利尊氏の姿。
時行は覚悟を決めて矢を手に取ると、頼重と共に戦いの舞台へと向かいます。
その姿を見ていた亜也子は、いつも逃げてばかりなのにここ一番の難敵からは逃げ出さない時行を不思議な人だと感じていました。
未来を見通せる雫も、時行がこの先もずっと心に決めた大事な事からは決して逃げない未来が見えていました。
頼重からの助言を受けて貞宗の隣に並び立つ時行。
怒り狂った貞宗から強烈な殺気を感じる中で二人の勝負が始まっていくのでした。
相変わらず頼重の教育はスパルタというか、どこまでも時行を追い込んできますよね。
それでいて判断は時行自身に任せたりと、ただのスパルタなだけではないという所がポイントなのでしょう。
実戦経験もない時行がどうやって百戦錬磨の貞宗に勝利していくのか注目ですね!
逃げ上手の若君8話ネタバレの感想考察
早速小笠原貞宗との直接対決が始まろうとしていた今回。
相変わらずスピード感が半端ないというか、時行を厳しい状況にどんどん追い込んでいきますよね。
時行と貞宗が勝負する事にもなったのが犬追物。
当時のメジャースポーツとの事ですが、実践的ではあるものの結構エグい競技ですね。
今の時代なら許されない競技である事は間違いありません。
しかしこの競技は弓の名手である貞宗にうってつけというか、貞宗の為にあるような競技。
貞宗自身がこの競技を通して諏訪に対して優位を築こうとしていました。
直接的な戦いではなく、水面下での戦のない戦いになっているというのが面白い所でしたね。
しかし時行はその戦なき戦に早速巻き込まれる事に。
まさか全く実戦経験もないままいきなり貞宗との勝負になるとは思いませんでした。
当然普通にやったら勝てるはずもない訳ですが、頼重が時行を巻き込んだ以上は勝機があると考えての事なのでしょう。
頼重が煽りまくった事も貞宗のメンタルにはダメージを与えてそうですしね。
時行も強敵に立ち向かう覚悟を見せていましたし、逃げ上手ではあっても本当に大切な戦いからは逃げ出さないという強い気持ちを感じさせてくれました。
とはいえ当然簡単に勝てるような相手ではないはずで、時行がどうやって勝機を掴むのか期待したいですね!
逃げ上手の若君8話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話8話、そして9話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君8話ネタバレ展開考察:時行が隠密のスキルを習得!?
頼重が時行の目的として挙げたのは、正体を悟られない事と弓の技術を盗む事。
当然正体が悟られてしまえば命が狙われてしまう訳で、正体が悟られない事はもう絶対条件と言えるでしょう。
とはいえ弓の技術を盗む為にはかなり近づかなければならない訳で、中々リスクが高いんですよね。
今の時行は逃げ上手ではあるものの、別に隠密的な動きが出来るという訳ではありません。
現に今回も遠く離れた場所にいる貞宗に気づかれてしまっていましたし。
それだけにまずは時行が貞宗に近づけるように気配を消すようなスキルを身につける必要がありそうです。
弓の技術を得た際にも役立ちそうですし、逃げ上手な時行が気配を完全に消せるようになったら相手にも脅威を感じさせられそうですね。
逃げ上手の若君8話ネタバレ展開考察:変装して貞宗に接近!?
貞宗とつかず離れずの距離で弓を観察する事になった時行。
しかし素性がバレないように接近するだけでは弓の技術を盗む事も難しいでしょう。
それだけに時には素性を隠して時行ではない別の存在として貞宗に接近する必要があるのかもしれません。
この時代では時行の外見なんかも特に知れ渡ってはいないはずで、変装してしまえば貞宗にとってはただの子供にしか見えないでしょう。
時行は別人になりきって貞宗に近づき、一番近くで彼の弓の技術を見て学んでいったりするのかもしれません。
郎党達と共に大胆に貞宗の近くに接近していくのは面白そうですね。
逃げ上手の若君8話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話8話へ向けての感想や考察を集めました!
【逃げ上手の若君】今回のミッションは敵から逃げつつも、敵の弓の技術を盗むという難易度も高くなってきました。単純に敵を倒すのではなくこういうミッション形式にすると話の幅も広がってきますねー。このあたりは松井先生上手いなーって思います。 #WJ14
— 金銀パール (@kinginpl) March 8, 2021
#WJ14
【逃げ上手の若君】あーなるほどね、あくまであの戦いは兄の仇が相手だったから首を落とせたのであって普段はへっぴり腰で常に逃げの体制なのね、次の目標は貞宗に気づかれないように貞宗の弓の技術を盗む事
何度も因縁をつけに来るのを逆に利用するというのは上手いな— サダール (@Sata4290) March 8, 2021
『逃げ上手の若君』
時行の可愛さ溢れる非力な様子は良い。
男の子なのに、時より女の子に見えてしまいます。そしてついに、貞宗が諏訪に登場
敵なのに、こいつが時行の「師」⁈隠れながら修行
新しい修行方法だなと感じました!— とーま@漫画のレビュー (@toma_blog10) March 8, 2021
【逃げ上手の若君】
貞宗許さん、って感じの丁寧な前振り。その犠牲になった栄さん、かわいそうだ。美人なのに。
時行くん、隠れ鬼楽しそうなの、本当に逃げるの好きなんだな、って思いました。#WJ14 #逃げ上手の若君— 紫鈴 (@shirinraka) March 8, 2021
【逃げ上手の若君】貞宗さんを次回ボスに置きながらアーチャースキル道場にする企画性!すげえ面白そう!これ最後まで貞宗さんの格が下がらないどころか、結果的に比例して上がりそうなのがすごく良いです。まさに技術を盗み殺すヤツです。絶対に正体を悟られないこともモチベに繋がってそう。#WJ14
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) March 8, 2021
逃げ上手の若君面白いです これ面白いわ
ツッコミ役で周りの変人に振り回されるポジションかと思いきや実はちゃんとイカれてる、というキャラクターが好きなので
時行くんもイイ感じに「逃げジャンキー」な面が立ってきたなぁと#wj14— 隠居仙人@特級野郎Bチーム (@sennindesuzo) March 7, 2021
逃げ上手の若君8話ネタバレまとめ
時行を狙う小笠原貞宗が中心になって描かれた今回。
小物っぽいビジュアルかと思いきや実力は確かだという所が厄介でしたね。
小笠原貞宗は千里眼を持ち、天下に轟く程の弓の名手という事で相当な強敵のはず。
しかしそれでも頼重は余裕そうですし、あくまでも時行が成長する為の踏み台にしか思っていなさそうな気がします。
時行はそんな貞宗に接近していく訳ですが、当然そんなに簡単な事ではないでしょう。
とはいえ時行にとっては心が踊ってしまうような状況のようですし、この状況でどんな逃げ姿を見せてくれるのか注目です。
次回の『逃げ上手の若君』第9話を楽しみに待ちましょう!