週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話9話のネタバレと感想、展開考察です!
諏訪大社で開催される事になった犬追物というメジャースポーツ。
弓の腕が問われるこのイベントに飛び入りで参加してきた小笠原貞宗は、諏訪領内で自由に北条の捜索の権利を得ようと勝負を挑んできます。
頼重は貞宗の相手として時行を選び、逃げられない戦いに時行も真っ向から挑むことになるのでした。
時行は貞宗に勝利出来るのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話9話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君9話ネタバレ
『逃げ上手の若君』9話
「小笠原1333」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君9話ネタバレ:先手を取って貞宗の弱点を狙え!!!
突如として始まった時行と小笠原貞宗の犬追物対決。
貞宗は子供の相手をする事となり怒りながらも、どうやって勝利していくかを考えます。
普通に犬を射て得点を稼ぐか、それとも人を射ても得点になるというルールを利用して時行を討ちのめすか。
一応考えたものの当然のように後者を選んだ貞宗。
しかし貞宗が弓を構えるよりも早く時行は貞宗に先制攻撃を仕掛けるのでした。
それによって怒り心頭となった貞宗でしたが、それは当然頼重からの指示通り。
一本目の矢で標的を完全に自分に向けさせた事で、貞宗は売られたケンカを買おうと必ず撃ち返してくる。
まずはその攻撃を冷静に避けるようにと時行は頼重から指示を受けていました。
馬の上ながらも逃げ上手っぷりで貞宗の矢を避けた時行は、頼重の教えに従って貞宗の弓の弱点を利用していきます。
貞宗は一射ごとに全神経を集中させる為連射を嫌うタイプ。
次の矢が来るまでは時間があるという事で、時行はその間に犬を狙って得点を稼ぐ事に。
頼重は時行の近くを当てやすいように走ってくれる接待用に調教した犬を用意済み。
時行は少し手こずりながらも2発目で犬に矢を当てて先取点を取るのでした。
まさかの形で先取点を取られ、焦りながらも時行に攻撃を繰り返す貞宗。
しかし時行は完全に逃げに徹していて、貞宗程の技術があっても時行に初見で当てる事は難しいレベル。
時行は3連続で貞宗の矢をギリギリで避け続けるのでした。
やはり前回の時点で頼重が貞宗攻略の為の策を色々と伝授してくれていましたね。
貞宗の怒りを利用している事もあり、頼重自身が煽りまくっていた事にも意味があったと言えそうです。
しかも接待用に調教した犬まで準備していたりと、ちゃんと勝たせる状況を作った辺りは流石ですね。
逃げ上手の若君9話ネタバレ:追い詰められた貞宗と騎射戦
次々と矢を回避されて焦る貞宗。
残る矢はあと一本だけとなり、それを外してしまえば無得点で負けが確定してしまう状況。
それだけに仕方なく狙いを犬に切り替えようとするも、今回の犬は諏訪大社よりすぐりの逃げ上手達。
貞宗であろうとも容易く仕留められるようなものではない犬たちばかり。
それに加えて時行は焦る貞宗を残りの矢で狙っている状態。
この状況になれば貞宗と言えど、焦りや迷いに加え狙われる恐怖によってまともに犬も射れなくなるだろうと頼重は想定していました。
時行が先取点を取り、しかも矢もあと2本あるという事で観客達も完全に時行有利だと判断します。
しかし貞宗はそんな状況に陥りながらも、頼重の想定とは違い落ち着き払っていました。
時行に狙われながらも、冷静に馬を操り時行の死角へと移動します。
その位置はどれだけ身体をよじっても時行からは貞宗を狙えない位置。
貞宗は馬術によって有利な位置をキープし、それによって時行にプレッシャーをかけていきます。
諏訪大社の解説名人である諏訪盛高によれば、これはもう犬追物ではなく戦場と同じ騎射戦との事。
時行がどれだけ必死に死角を外そうと馬を操るも、貞宗は実践さながら手綱も持たずに悠々と追尾してくるのでした。
割とあっさり有利な状況を作れたと思いきや、やはり貞宗はそこまで小者ではありませんでしたね。
流石に頼重の想定ほど甘い相手ではなかった訳で、最初のボスとしての格はしっかりと保ってくれている感じで良かったです。
当然この時代では馬術も重要になってくるようで、いつかその辺りの成長も描かれるのかもしれませんね。
逃げ上手の若君9話ネタバレ:死を感じて高まる時行の気持ち
弓も馬も今の時行とは次元が違うレベルの貞宗。
彼の腕は頼重から見ても天下有数の武人の一人。
その武芸は後醍醐天皇からも絶賛され、武士は皆小笠原を手本とすべしと語られる程。
小笠原貞宗が形成した武術の流派は二十一世紀の現代まで伝わり繁栄しているのだそう。
それほどまでに高い技術を持った貞宗からすれば、時行が操縦に気を取られて矢への注意が消える瞬間など見逃すはずもないもの。
千里眼鬼となった貞宗が時行の隙を狙って放った矢は、見事に時行の頭部を捉えてしまうのでした。
それによって貞宗は5点を獲得し、こうなれば時行が逆転するのは難しい状況。
威力は弱めた矢とはいえ、頭に当てれば弓の狙いも定まらなくなるレベル。
矢を撃ち尽くした事もあり、余裕綽々で弓を投げ捨てる貞宗。
あとは自由に犬でも自分でも狙えば良いと煽るも、時行の死角を譲るつもりは全くない状態。
完全に自分の勝ちを確信する貞宗に対し、時行は頭へのダメージを感じながら色々な感情が湧き出していました。
痛みや敵わないというネガティブな気持ちに続いて出てきたのは、本物の矢だったら死んでいたという事実。
しかしそれを感じながらも時行は馬を走らせます。
時行は血を流しながらも、今まで感じた事のない楽しいという気持ちで目を輝かせるのでした。
見た目からも割と小者だと思っていましたが、彼が形成した武術が現代まで残されているということで何気に凄い人だったんですね・・・。
それだけ凄い奴が最初のボスだと考えると、いきなりハードモード過ぎるんじゃとも思ってしまいますよね。
しかし時行は時行でダメージを食らって楽しげな顔してますし、こいつはこいつでヤバイ奴なんだよなぁと思わせてくれます。
逃げ上手の若君9話ネタバレの感想考察
小笠原貞宗との犬追物対決が描かれた今回。
頼重の作戦通りに進んでいたものの、貞宗の技術の高さによって逆転される形となりましたね。
前半は完全に頼重の狙い通り
時行の貞宗との犬追物対決ですが、前半は完全に時行というか頼重の狙い通りの展開になっていました。
頼重は完全に貞宗の考えを読み切っていて、ヘイトを時行に向ける為に開始前に煽りまくっていたのでしょう。
貞宗の感情面はもちろん、弓の技術的な弱点の部分も把握している辺り、やっぱり頼重って万能キャラ過ぎるよなぁとも思ったり。
とはいえなんだかんだ焦り状態の貞宗の攻撃を回避出来たのは時行自身の逃げ上手によるもの。
現在より弓矢の速度は遅いとの事ですが、馬の上でそれを回避出来る辺りは流石でしたね。
予想外のレベルで強かった貞宗
時行が勝てる環境をも作り出していた頼重。
しかし完全にメンタル面で貞宗を追い詰めたかと思った所で予想外の展開となりました。
貞宗は残りの矢は1本となり、しかも得点でもリードされているというのに落ち着き払っていたりと、頼重の想定を貞宗が超えてきたという感じでしたね。
犬追物勝負ならば作戦でなんとかなったかもしれませんが、実戦に近い騎射戦となった事で時行には厳しい状況となってしまいました。
馬に乗って戦う事のお手本のような動きを見せてくれていて、貞宗は最初のボスにしてはちょっと強すぎるくらいのレベルでしたね。
とはいえ時行はまだ8歳程度な訳で、あまりにもあっさり勝ててしまうと格落ちしちゃうのでこれくらいが丁度良いのかもしれませんが。
死を感じるような状況で何かに目覚めてしまった時行。
目を輝かせて楽しいと言えてしまう時行がここからどんな戦いを見せてくれるのか注目ですね!
逃げ上手の若君9話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話9話、そして10話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君9話ネタバレ展開考察:お互いの身体に当てる戦いに!?
前回の時点から特に訓練などをしていない感じで迎えた今回の勝負。
それだけに今の時行がまともに貞宗と犬追物勝負をしても勝てるはずがありません。
しかしそれでも頼重がこの戦いに挑ませたという事は、時行が勝てる可能性がある状態だとも言えるでしょう。
頼重は思い切り貞宗を煽りまくった上で、犬だけではなくお互いの身体に当てた場合でも得点になるというルールを付け加えていました。
当然貞宗はブチギレている状態ですし、犬を狙うのではなく時行を狙ってくるはず。
しかし時行は逃げ上手であり、例え馬に乗った状態だとしても簡単に貞宗の矢を当たられる事はないでしょう。
逆に時行からすれば逃げ回る犬に当てるよりも貞宗の身体に当てる方がずっと楽なはず。
この状況を頼重が作り出した時点で時行が勝てる土壌は出来ていたと言えるのかもしれませんね。
逃げ上手の若君9話ネタバレ展開考察:貞宗に勝利で新技習得!?
当然ながら今回の戦いで時行が負けてしまえば、諏訪の領内で貞宗に好き放題されてしまいます。
それだけに時行にとっても絶対に負けられない戦いとなっていて、最高にプレッシャーのかかる状態ともなっています。
とはいえこのプレッシャーがかかる状況こそが頼重が時行に与えた試練でもあるんですよね。
弓の達人である貞宗と競う事で時行が何かを習得するかもと頼重も一応断言してくれています。
もちろん習得する技というのも必殺技みたいな感じではないでしょうが、逃げ上手の時行にとっての基本スタイルにはなっていくのかもしれません。
最悪の場合は勝利出来なくても貞宗の心を折るような展開になったりする可能性はありそうですね。
逃げ上手の若君9話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話9話へ向けての感想や考察を集めました!
#WJ15
【逃げ上手の若君】眼球伝導、確かに気持ち悪いな…
犬追物、さすがに動物虐待じゃねぇかと思ったら頼重様が震えながら説明してるの未来視できる設定を上手く扱ってますね— サダール (@Sata4290) March 15, 2021
【逃げ上手の若君】単純に犬を射るだけのゲームならば厳しいけど、直前に追加された相手の身体に当ててもOKというルールがキモね。極端に言えば5本の矢を全て避ければ負ける事は無い。挑発を重ねれば重ねる程相手は時行にダイレクトアタックしたくなるでしょうし。 #WJ15
— 金銀パール (@kinginpl) March 15, 2021
【逃げ上手の若君】
お、ちょっと面白くなってきたぞ。やはりこういう対決みたいな展開があった方が盛り上がっていいですよね。
というか眼球伝導wめっちゃ笑った。#WJ15 #逃げ上手の若君— 紫鈴 (@shirinraka) March 15, 2021
【逃げ上手の若君】貞宗さんは煽り耐性ないし今の所大物感ないんですが、すげえ憎めなくておもしれー男です。先週目ぶつけてマジ痛がってたとか、眼球伝導とか、全然手で目を隠せていないとか、この人が生きてる今を存分に噛み締めるように味わいたいくらい面白くて良いキャラしてる。#WJ15
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) March 15, 2021
#wj15 逃げ上手の若君
雫ちゃん可愛い!!ヤベェな本作、ショタとロリが可愛いぜ。ヤベェぜ。「兄様」が偽名ってことはやっぱり「とおさま」というのも偽りの関係なのかな。それをわかりやすくするために「とお」表記なのか。本当の「父さま」との話で一本ありそう。しかし兄様呼びは萌える。
— 真黒コスモス (@axelmagro) March 14, 2021
逃げ上手の若君 8話
眼球伝導ってなんだ笑
犬ちょっと可哀想だなと思ったら、頼重がメタ擁護してた流石に急には貞宗には勝てない気がするけど、お互いの体にも当てても良いってルールで有利になるのかな#ジャンプ感想#wj15
— シンドー (@densyo_again) March 14, 2021
逃げ上手の若君9話ネタバレまとめ
色んな過程をすっ飛ばしていきなり貞宗との戦いとなった今回。
ひたすら厳しい状況に追い込まれている時行ですが、本当に大事な所からは逃げないという強い気持ちも感じられました。
普通は勝ち目がないと思われますが、そこをなんとかしてしまうのが本作だと思います。
頼重が色々と悪い顔をしてましたし、しっかりと時行が勝つ為の準備をしてくれていたのでしょうね。
この戦いは時行の成長に大きく影響を与える事になるのは間違いないはず。
逃げ上手の部分がどう活かされていくのか期待したいですね!
次回の『逃げ上手の若君』第10話を楽しみに待ちましょう!