週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話12話のネタバレと感想、展開考察です!
プライドをへし折ったばかりだというのに現れた貞宗が持っていたのは帝からの命令書。
諏訪の領地が小笠原の領地にされるという事で大騒ぎになる中で、頼重は盗人を郎党に加えて命令書を盗み出すよう時行に指示します。
有名な盗人の風間玄蕃は時行に金を要求してくるも、時行は風間が国を要求しなかった事で無欲な奴だと逆に喜ぶのでした。
時行は風間を仲間に出来るのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話12話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君12話ネタバレ
『逃げ上手の若君』12話
「潜入1333」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君12話ネタバレ:悪魔のささやきと命がけの潜入
時行は意外にも現金だけで協力してくれるという風間玄蕃の言葉でご機嫌モード。
逆にまさかの展開に戸惑う玄蕃は、雫から天使のような悪魔のささやきを受けていました。
兄様こと時行が天下を取って一国を任されれば、玄蕃と提示した500万どころか毎年何億も懐に入るだろうと。
そんな雫は当面の生活費の心配もなく、郎党の分は諏訪大社が保証すると断言します。
そんな雫に対して、見るからに悪魔っぽいささやきをしてきたのが狐次郎。
その場限りの小銭を得るか、それとも時行に仕えて将来に賭けるのか。
選択を迫りながらも、困り果てた天下人の子が誘いに来るなんてこの先一生ないだろうと誘導していく事に。
両耳から誘惑を受けて困惑しながらも、改めて帝の綸旨を盗む事は危険な仕事だと言い聞かせる玄蕃。
無責任な雇用主に自分の命をかけるつもりはないと語る玄蕃は、時行も一緒に来るならばこの仕事を受けると言い出します。
そこで時行の器を見てから銭払いか国払いかを決めるのだと。
時行はその言葉を当然だと受け入れ、小笠原館への潜入の作戦を練っていくことに。
貞宗は守護になってから蔵を増築していて、その目的は綸旨のような重要書類を保管する為。
雫が施工した大工から情報を得て再現図を作っていた事で、蔵のある位置もあっさりと把握。
しかし敷地の外は堀と塀があり、庭の中も蔵の前も警備が沢山。
時行からすれば盗めるとは思えない状態ながら、実際には貞宗の屋敷を狙う玄蕃の同業者も多く、しくじった彼らは生首となって晒されてしまっていました。
時行のまさかの金銭感覚によってあっさりと仕事をする事になった玄蕃。
雫や狐次郎に翻弄されていたりと、意外と根の部分ではカワイイ奴なのかもしれませんね。
潜入には予想通り時行も参加する事になりましたが、当然ながらそんなに簡単ではなさそうです。
逃げ上手の若君12話ネタバレ:時行の考える武士の恥と皆への恩返し
館の蔵の中では、綸旨に頬ずりしてご機嫌な様子の貞宗の姿が。
綸旨の効力は絶大であり、諏訪の領地もいずれは全て自分のものに出来ると考えていました。
これも全て尊氏を主君に選んだお陰だと、守護の補佐役である市河にも館に泊まっていってもらう事に。
一方で館の近くに潜んでいたのは狐次郎と亜也子。
流石にまだ玄蕃を信用出来ずにいた狐次郎でしたが、亜也子は頼重が仲間に入れるのを勧めたのだから大丈夫なのだと確信していました。
自分達もそんな頼重に言われて突然郎党になったのだからと。
一方で時行と玄蕃は貞宗が自ら蔵に鍵をかけたのを確認。
堀と塀を超えるのは玄蕃には容易い事であり、貞宗がかけた三重の錠前も熟練の盗人であれば誰でも開けられるとの事。
玄蕃にとってはやはり蔵の前の見張り二人こそが一番厄介だと考えていました。
しかしそんな生の人間という最大の錠前さえも開けるのが自分の技だと語る玄蕃。
そのまま素早い身のこなしであっという間に堀と塀を突破していきます。
ビビっていなければついて来いと時行を誘うも、時行はむしろワクワクしているのでした。
盗みの片棒を担いでいるだけに、偉い武士の子のくせに恥はないのかと問いかける玄蕃。
しかし時行は鎌倉から逃げた時に恥なんて捨てたのだと言い切ります。
それ以上に時行が気にしていたのは、自分に温かくしてくれている諏訪の皆に迷惑をかけっぱなしな事。
綸旨さえ盗めれば諏訪の皆も少しは助かる以上、恩を返せるなら恥とは思わないと時行は感じていたのでした。
しかしそんな時行の考えをしょうもないと言い切り、改めて自分は目に見えるものしか信じないと語る玄蕃。
玄蕃はこれまでに自分が関わった事件について時行に語るのでした。
時行が盗みに入るのにワクワクしていて、コイツは結構盗人に向いているのではと思ってしまいますよね。
それでいて今回武士の恥なんかよりも、諏訪の皆の助けになりたいという強い想いも感じました。
なんだかんだ上に立つ者としての器の大きさを感じますね。
逃げ上手の若君12話ネタバレ:玄蕃の変装技術と疑う気持ち
金か恐怖を見せつければ人は従うのだと考えていた玄蕃は、以前浮気調査の報酬を払わずにバックレた女の話をします。
玄蕃はその女の家に忍び込み、米に虫と小便を混ぜごはんにしてふっくらと炊いたり、着物に色々と付着させて丁寧に畳んでおいたりと嫌がらせをしまくる事に。
そんな事を繰り返している間に嫌われていった玄蕃は、恐怖で誰も逆らわなくなったと感じていたのでした。
人間は見えるものしか信じないという玄蕃は、それこそが自分の技の根幹でもあるのだと語り蔵の正面から突撃していきます。
忍び込んだ意味がないまさかの行動に、時行も自分の事を売りにいくのかと戸惑う事に。
しかし見張りの前に姿を見せた玄蕃の顔は完全に貞宗のものへと変化していました。
そして貞宗の声で館に補修箇所がある事を指摘し、それを直すようにと見張りに命じます。
見張りからすれば蔵から離れるなと言われていただけに困惑するも、敵の夜襲があったらどうするのだという言葉ですぐに蔵を離れる事に。
そしてそのチャンスで時行を呼び寄せると、いとも簡単に錠前を開けていく玄蕃。
秘伝の粘土で覆った狐面によって大概の人間の顔を真似る事が出来る。
そんな玄蕃の言葉で、自分の正体に気づいていた玄蕃は諏訪大社の者にも化けていたのだと気づいた時行。
恐ろしい奴だと今になって思う時行に対して、先程の行動で貞宗に寝返らないかと疑っただろうと指摘する玄蕃。
何でも盗めて誰にでも化けれる奴が配下にいたら誰でも疑う。
玄蕃は自分の顔を時行そっくりに変化させながらも、疑わずに自分を使える自信があるのかと語りかけるのでした。
一方で貞宗がぐっすりと眠りにつく中で、床に耳を押し当てて何かを聞いていたのが信濃守護補佐役の市河助房。
よほど耳が良いのか蔵の中から物音や童二人の声を聞きつけた市河は、貞宗を起こして郎党達を起こすようにと素早く指示します。
その上で自らも刀を手に取った市河は、自分さえいなければ童の首など晒さずに済んだだろうと怪しげな笑みを浮かべるのでした。
玄蕃は姿形に加えて声も変えられたりと相当な便利キャラのようですね。
当然誰にでも化けられる奴がいるというのは結構上に立つものからすれば怖くもあるでしょう。
しかしそんな味方同士で色々やってる間に耳の良い厄介な敵も登場となりましたし、ここから面白い展開になっていきそうですね。
逃げ上手の若君12話ネタバレの感想考察
早速綸旨を盗む為に貞宗の館へと潜入した今回。
玄蕃の変装技術を見せつけられたり、新たな敵も登場したりと盛り沢山でしたね。
登場するなり時行に籠絡されてしまった感じの玄蕃ですが、今回も雫と狐次郎に翻弄されていましたね。
ひねくれ者っぽくはありますが、なんだかんだ根は素直なのかなぁと感じます。
そんな玄蕃と共に時行は貞宗の屋敷に潜入していく事に。
危険な状況だというのに時行がワクワクしている辺り、危険を楽しめる奴なんだなぁと感じます。
それでいて盗みを働いてでも諏訪の皆への恩を返そうとしている辺りに器の大きさを感じますが。
玄蕃の変装技術は相当レベルが高いようで、貞宗にも完璧に化けれていました。
しかしそれだけ完璧に化けれるという事は、上に立つ者からすれば結構恐ろしい事でもあります。
疑わずに自分を使えるかという問いかけに対し、時行がどう答えていくのか注目ですね。
ラストではまた個性的な敵キャラが登場となりました。
耳が大きく、聴力が異常に良いというキャラなのでしょう。
警備をする上では非常に頼りになりそうなタイプで、盗むのが目的の時行達としてはかなり厄介な相手となるはず。
この強敵を相手にして果たして時行は逃げ切れるのか?
そしてこの一件で玄蕃との関係がどうなっていくのか注目です!
逃げ上手の若君12話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話12話、そして13話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君12話ネタバレ展開考察:風間を仲間にする為の勝負に!?
出会ったばかりだというのに、あっさりと風間の価値観をぶっ壊してしまった時行。
とはいえこれだけでは簡単に仲間になってくれもしないでしょう。
時行がヤバイ奴だと分かったのならば、何かしら別の条件だとか勝負を持ちかけてくるかもしれません。
当然風間は盗人であり、その身のこなしは相当なレベルのはず。
それだけに時行に対して鬼ごっこ勝負を挑んだりしそうな気がします。
逃げ足には自信がある風間のプライドを、時行の逃げ上手っぷりでぶっ壊していくのではないでしょうか。
逃げ上手の若君12話ネタバレ展開考察:時行と風間で貞宗の館へ!?
ここから色々あったとしても、風間はなんだかんだ仲間になってくれるはず。
そして仲間になったとすれば、残り時間もそれほどないだけに早速貞宗の館へ盗みに入っていくのでしょう。
郎党達全員で行く可能性もありそうですが、ここは逃げ足の速い時行と風間のコンビが良さそうですね。
風間としては仲間になったとしても、時行を売るという選択もこの時点では残っているはず。
それだけに盗みに入った貞宗の館でも時行を生贄にしようとしたりという展開もあるかもしれません。
しかし結局は時行の逃げ上手っぷりを見て、自らの主君として認めるようになっていったりするのではないでしょうか。
逃げ上手の若君12話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話12話へ向けての感想や考察を集めました!
「逃げ上手の若君」
手をブンブン振る貞宗さん、乱世を舞台にしていなかったら作中屈指のマスコットキャラになるポテンシャルを秘めてる #wj18— サンタイマー (@0_notewriter) April 5, 2021
【逃げ上手の若君】金で動くキャラって良いですよね。なにせ金さえ払えばどんな依頼もこなしてくれるし、逆に金が無くても心で動けばそのギャップが魅力になるし。 #WJ18
— 金銀パール (@kinginpl) April 5, 2021
#WJ18
【逃げ上手の若君】貞宗さん、あれだけの事があったのに戻ってくるの早すぎて笑った
今回は新キャラの風間玄蕃、耳が良く視野も広い盗人だが時行の金銭感覚の狂いっぷりに困惑してるのを見るに案外早く仲間になりそうですね
まぁ庶民といい所の若様じゃ金銭感覚違うかさすがに…— サダール (@Sata4290) April 5, 2021
【逃げ上手の若君】時行くんはお金の不自由よりもお国の心配のほうに気にかかるタイプだよなあ、作中で「何言ってだこいつ」みたいに描かれてるけども、腑に落ちるアンサーです。ところで風間くんは童顔ショタ予想してたんですが回想見る限りそれはなさげですか。#WJ18
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) April 5, 2021
#wj18
逃げ上手の若君「仕事して欲しかったら金払え。恥と失敗どっちを選ぶ!」は割とよくある反応なのに悩むことも流すこともなく「え?いいの?領地じゃなくて?」になるの、これが歴史ものだってことを思い出させるわね。
— 肉味噌 (@onikutoomiso) April 4, 2021
『逃げ上手の若君』掲載順安定して高くて嬉しい🥺😭🥺😭🥺😭🥺😭
歴史好きとしても楽しめる😭
このまま最後の最後まで描ききって欲しいです……#wj18— めいこ (@may_co_) April 4, 2021
逃げ上手の若君12話ネタバレまとめ
貞宗との戦いを終えたものの新たな窮地に立たされた今回。
しかしピンチをチャンスに繋げようとする頼重のやり方は流石でしたよね。
風間との問答の中では時行の器の大きさも描かれていましたし、やっぱり頼重も時行も違う方向にヤバイ奴なんだよなぁと思ったり。
とりあえず次回は風間を仲間にする為に何かしら勝負でもしそうな気がしますね。
その勝負で時行が自分の逃げ上手の部分を見せつける展開なんかが面白そうです。
他の郎党とは違い邪の一面を持った風間の本当の素顔が見られるのにも期待ですね!
次回の『逃げ上手の若君』第13話を楽しみに待ちましょう!