渋谷事変の終了後、矢継ぎ早に展開される呪術廻戦のストーリー。
天元との濃密な会話のあと、黒幕である偽夏油=羂索(けんじゃく)の目的を阻止するためにも、五条悟の復活を急ぎたい虎杖たち。
天元から実現可能な方法として提示されたのは、“術式を消滅させる術式”を持つという「来栖華」の協力を仰ぐこと。
呪術廻戦145話で初登場したこの「来栖華」、めちゃくちゃ面白そうな設定してませんか?
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呪術廻戦145話ネタバレあらすじ感想
本記事では、新たに登場した謎の”天使を名乗る1000年前の術師”「来栖華」の正体を考察します!
Contents
呪術廻戦・来栖華とは?正体考察①:”天使を名乗る1000年前の術師”
呪術廻戦145話で登場した来栖華について紐解くにあたり、登場したての記事執筆時点でわずかなキーワード・情報しか出ていません。
【来栖華にまつわるキーワード・情報】
- 名前は「来栖華」
- 若い見た目の女性
- あらゆる術式を消滅させる術式を使う
- “天使”を名乗っており頭に天使のような輪がついている
- 1000年前の術師
かなり少ない情報ですが、これらの情報を元に、考察を進めていきます!
呪術廻戦・来栖華とは?正体考察①:「来栖」が意味するものは”十字架”で術式と関係か
呪術廻戦は、キャラの名前が意味を持っていることがあります。
例えば「釘崎」は釘をつかう術式にダイレクトに関係していますし、1級術師だった七海(ななみ)も7:3(ななみ)の箇所を攻撃するとクリティカルヒットになる術式でした。
まだ登場していませんが、秤金次も術式が名前に関係している、と公式ファンブックで明らかにされています。
それを踏まえて来栖という苗字について考えると、一番に思い当たるのが来栖=クルス=「十字架(cruz)」です。
この来栖ですが、自称「天使」というのにもイメージが合い、親和性があります。十字架は主にキリスト教徒が利用するもので、キリスト教には天使の概念がありますしね。
そして釘崎や七海、秤の例を参考にすると、十字架を利用した術式を使う、という線はありそうですね!
呪術廻戦・来栖華とは?正体考察➁:術式は発動に条件や”縛り”が存在する可能性大
来栖華の術式は、”あらゆる術式を消滅させる術式”と言われています。
それゆえに、五条悟を封印している獄門彊を開放できる重要人物となっています。
能力のイメージとしては、ハンターハンターの除念やブラッククローバーの主人公が使うアンチマジックが近いでしょうか。
禪院甚璽が五条悟との戦いで利用した、術式を強制解除できる天逆鉾(あまのさかほこ)と類似する効果と考えられます。
・・・術式が戦いを大きく左右する呪術廻戦の世界で、これってかなり強力ですよね?
もし無条件で術式を消滅させることができるのだとすると、来栖華がいれば五条悟すらも簡単に無力化できてしまうのでは。
発動に何らかの条件や”縛り”があると考えるのが自然ですね。一方で、天元が言うには「獄門彊(裏)」の封印解除はできる、と。
発動条件として例えば、
- 対象に(自分や十字架などの道具が)触れていないと効果が発動しない
- 効果持続には時間制限がある
- 術式を利用できる回数や頻度に制約がある
とかですかね。獄門彊には使えるようなので、東堂のブギウギ(呪力が通っている必要はありますが)と同じく無機物も対象になりそうですね。
呪術廻戦・来栖華とは?正体考察③:自称”天使”で痛い人?
来栖華は自称”天使”らしいのですが・・・。
頭にいわゆる西洋由来の天使を想起させる輪っかと翼が生えていて、空を飛ぶことができるようです。
現代の流行に染まってしまったコスプレイヤー、またはただの痛い人でなければ、天使というのにももちろん意味があるはず。
先述した名前に関連してもし十字架が術式発動に関連する、いつでも十字架を持ち歩いている、ということであれば、天使のイメージを連想しないでもありません。
天使は神の使いとされていて、ヘブライ語で「仲裁する者」の意味があります。
来栖は自分が神から遣わされた存在とか、人間・呪術師と呪詛師・呪霊をその術式を以て仲裁する存在、などと考えているかもしれませんね。
輪っかは何のためにあるのでしょうか?
例えば想像してみると、消滅させた術式に流し込まれた、行き場を失った呪力が流れ込んできて貯まってる、というのは有りうるかもしれません。
呪術廻戦・来栖華とは?正体考察④:1000年前の術師!宿儺や羂索とも関係あり?
この設定がアツいですね。ただ謎が多いです。
来栖華のいでたちは若い成人女性で、見た目はかなり現代風です。およそ1000年前の術師のイメージとはそぐいません。
天元のように不死の術式を持って肉体を変えて生きている、又は降霊術の亜流?という線が考えられますかね。
また1000年前の術師は、現在判明しているだけで以下が存在します。
- 宿儺
- 羂索(偽夏油)
- 天元
- 裏梅
- 来栖
術式が強力ですから、来栖も宿儺や羂索と何らか関係がある可能性がありますね!
来栖の登場によって1000年前(もしくはそれ以上)の術師が増えてきましたが、いつか1000年前呪術全盛だった時代の物語も語られるのが楽しみです!
まとめ:来栖華は死滅回游の台風の目!
呪術廻戦の来栖華について考察しました。
死滅回游では、来栖華を巡る戦いが一つの焦点になりそうです。
そして自分で”天使”を名乗る人物ですから、一癖も二癖もありそうな予感・・・。
果たして簡単に五条悟の解放に協力してくれるのでしょうか?
その正体や素性と共に、今後の呪術開戦の展開がますます楽しみです!