『ワンピース』のワノ国編後半になって登場してきたヤマト。
しかしカイドウの息子である事はもちろん、様々な重要キャラクターとの関係性も深いキャラクターとなっています。
光月おでんに憧れ、ルフィの兄であるエースとも交流があった彼。
世界の謎の部分にも深く関わっている彼とエースやおでんの関係性について考えてみたいと思います!
Contents
ヤマトとエースやおでんの関係性とは!?
ワノ国編も後半へと差し掛かり、討ち入りが始まってからの登場となったヤマト。
しかしこのタイミングで登場してきた彼はワノ国編でも最重要クラスのキャラクターでもあります。
ヤマトとエースの関係
数年前にエースがワノ国へとやってきた際、鬼ヶ島でヤマトと戦った事がありました。
どうやら鬼ヶ島にさらわれていた人をエースが救出しにやって来たとの事。
カイドウは遠征中で鬼ヶ島にはおらず、ヤマトは大暴れするエースを止める為に戦っていました。
さらわれた人を助けたエースでしたが、その時ヤマトについていた手錠を確認すると決着をつける言いながらそのまま戦い続ける事に。
その中でエースはヤマトに対して「親は選べない」のだと語りかけていました。
手錠は仕方ないとしてもどうして心まで繋がれているんだと。
この台詞はロジャーという海賊王を父に持ったエースが言うからこそ大きな意味を持つ台詞なんですよね。
それによって海に出ておでんの様に自由に生きてみたいという意志を表したヤマト。
それによってエースはヤマトと一気に仲良くなってしまうのでした。
ずっとワノ国の外へと出たいと思いつつも苦しんでいたヤマトは、ここでのエースの言葉には救われたのだと思います。
一緒にいた時間は本当に少しだけだったと思いますが、二人は物凄く相性が良かったようです。
エースはヤマトにとって恩人のような人ですし、彼の意志を継ぐ意味でもカイドウを倒したいと思っているのかもしれませんね。
ヤマトとおでんの関係
まだ8歳の頃に光月おでんの「伝説の一時間」を目撃する事になったヤマト。
立派な侍にあこがれて自分もそうなりたいと思いながらも、同時にそんな偉大な侍を自分の父が殺したという事で悔しい思いも抱いていました。
そんな中で光月おでんの航海日誌を拾い、ヤマトはそれを自分にとっての聖書だと大事に持ち続ける事に。
航海日誌にはおでんの豪快な人生と「大切な事」が書かれているのだそう。
ヤマトはおでんの意志を継ぐためにもワノ国を開国させようとしていました。
その為に光月おでんと同じ男になったのだと言いはるヤマト。
おでんの息子であるモモの助にも自分がおでんだと言い放ったりと、ちょっと危なすぎる部分も感じられます。
しかしヤマトの行動指針は「おでんならばどうするか」という基準になっていて、自分がおでんの意志を引き継ごうとする強い気持ちを感じさせます。
とはいえ当然ヤマトが光月おでんになれる訳はありません。
本来おでんの様な男を目指すべきなのはモモの助の方ですし、ヤマトに出来るのはもっと別の事かもしれませんね。
ヤマトがやるべき事とは??
自らの精神的な鎖を壊してくれたエース。
そして自分の生きる指針とさえなっていた光月おでん。
この二人から大きな影響を受けたヤマトはどんな行動をしていくのでしょうか?
それぞれの意志を継ぐ!?
やはり討ち入りが始まっている以上、ヤマトに出来るのはカイドウを打倒してワノ国を開国させる事でしょう。
カイドウを倒す事はエースがやろうとしていた事でもあり、おでんもやろうとしていた事。
そしてワノ国の開国はおでんの願いでもありましたからね。
ヤマトはおでんの航海日誌を読んでいて、何故ワノ国を開国させる必要があるのかという部分も詳しく知っているはず。
きっとワノ国を救うという事には、世界に大きな影響を与えるような秘密が隠されているのでしょう。
全てを知っている可能性がある以上、ある意味ではワノ国編の登場人物の中でヤマトが一番この戦いの意味を知っているとも言えそうですね。
ワノ国をモモの助と共に立て直す!?
ワノ国編のゴールはカイドウを倒してワノ国を健全な国へと戻す事でしょう。
ビッグマムもいる以上はカイドウを倒せたとしても色々ありそうではありますが、最低限カイドウさえ倒せばなんとかなっていくはず。
そうなった時にヤマトはどうするのかという部分が大きなポイントになる気がします。
ずっと海に出て冒険し、おでんの様に自由に生きてみたいと思っていたヤマト。
それだけにやはりルフィ達の冒険についていきたいと考えるでしょう。
しかし例えカイドウを倒したとしても、ワノ国はオロチの圧政によってかなりボロボロの状態。
武器工場を大量に作った事でワノ国そのものが荒れ果てていて、ここから人々が普通を取り戻していくのにはかなりの時間がかかりそうです。
戦いが終わればモモの助がワノ国の将軍となっていくのだと思いますが、まだ幼いモモの助がどうにかするにはかなり大変な状況と言えるでしょう。
討ち入り後に頼れる侍達がどれだけ生き残れるかにもよりますが、ヤマトが光月おでんの意志を継ぐ形でモモの助をサポートしていくという事も考えられそうですね。
ワノ国が落ち着いた時に改めて冒険を始めるとルフィ達と約束するような展開もあるかもしれません。
ヤマトとエースとおでんの関係まとめ
ヤマトの人生に大きく影響を与えたエースと光月おでん。
生きる指針となったおでんと、ヤマトの心を自由にしてあげたエースという感じでもありましたね。
この二人と同じ様にヤマトに影響を与えていくはずなのがルフィとなるのでしょう。
それだけにやはりヤマトはルフィと共にカイドウを倒していく流れなのかもしれません。
ヤマトはルフィ達麦わらの一味の仲間になる可能性もありますし、その一方でワノ国に残りそうなイメージもあります。
エースとおでんという二人の想いを受け継いだヤマトがどんな決断をしていくのかという部分にも注目ですね!