週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話21話のネタバレと感想、展開考察です!
征蟻党のお頭である瘴奸と1対1の状況となった時行。
その一方で死蝋の相手は狐次郎と亜也子が担当し、吹雪は実力を隠していた腐乱の相手をする事に。
狭い室内で瘴奸に追い詰められながらも時行は、吹雪から教えてもらった優しさを武器にした技を繰り出そうとするのでした。
時行の必殺の秘剣の正体とは!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話21話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君21話ネタバレ
『逃げ上手の若君』21話
「出血1334」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君21話ネタバレ:逃げ上手の時行に最適の剣
真剣の本質は押して叩き斬るものではないと時行に説明していた吹雪。
包丁や鋸と同じで、引いて斬る時こそ最も切れ味を発揮するのが真剣の特徴。
それはつまり退きながら斬るという事であり、逃げ上手な時行に最適だと吹雪は考えていました。
とはいえその斬り方では到底相手の命は断てず、斬れてもせいぜい皮や肉程度。
しかし吹雪はそれこそが逃げ上手の剣だと言い切ります。
かざした左手は照準であり、敵の太刀筋が手と刀の間を通る瞬間を見極める為のもの。
瘴奸の攻撃が来たそのタイミングで時行は上半身を左回転させ、刀の重さに任せて降ろしつつ引き逃げる事に。
その一撃は瘴奸の手首に傷をつけるも、瘴奸は大したダメージでもないと冷静に状況を把握していました。。
内小手は敵から狙われづらい場所であり、動くのに邪魔だから装甲もない場所。
鎧武者にとっての数少ない弱点であるとしながらも、それも大した弱点ではないのだと。
手首の出血では意識を失うまでに何分もかかり、それまで自分に殺られずに済むつもりなのかと。
狭い室内でじわじわと時行を追い詰め、斬り刻んでからゆっくり止血すればいい。
そんな言葉で時行を絶望させようとする瘴奸でしたが、一方の時行は何故かその瞳を輝かせていました。
その表情に瘴奸も僅かに悪寒を感じるのでした。
必殺剣の正体がどんなものなのか気になっていましたが、手首を狙っての軽めの一撃でしたね。
一発で勝負を決めるようなものをイメージしていただけにちょっと意外ではありましたが、時行の表情でその意味もわかったような気がしたり。
サブタイトルも「出血」という言葉が使われていますしね。
逃げ上手の若君21話ネタバレ:弱者を守る武士の器
二人がかりで征蟻党の幹部である死蝋と戦っていた狐次郎と亜也子。
しかし死蝋の使う薙刀の間合いの広さに大苦戦。
死蝋にとってはまだ小さな狐次郎と亜也子の剣は軽いものであり、経験不足なのも明らか。
それだけに的確な一撃によって着々と二人は消耗していく事に。
二人に対してここで死ぬのだと宣言する死蝋。
10年後にはそれなりの使い手になれたはずで、そうなれば力と体で弱者を蹴散らす快楽を知れただろうと語ります。
ガキだった自分を拾いそれを教えてくれたのがお頭であり、そんな快楽を教える事は聖人面した諏訪頼重には出来ない事だろうと。
それに対して今の自分達の主君は頼重ではないと否定する狐次郎。
しかし死蝋にとっては誰であろうと同じ事であり、チンケな村の為にガキを無駄死にさせるのは無能でしかないと嘲笑います。
そんな死蝋の言葉に黙ってしまう二人。
しかし狐次郎は自分の主君は逃げ腰で世間知らずのお人好しだとしつつも、死蝋の言葉はしっかりと否定します。
弱者を犠牲に肥った死蝋達よりも、弱者を守れと命じた時行の方が武士の器はずっと大きいのだと雫も語るのでした。
流石にちゃんとした実力を持った悪党にはまだまだ敵わない様子の狐次郎と亜也子。
しかしそれでもしっかりと立ち向かう姿は中々格好良いですし、時行への強い信頼を感じさせます。
雫を含めて3人で戦っている感じなのも良かったです。
逃げ上手の若君21話ネタバレ:我らが主君は北条時行!!!
狐次郎と亜也子の援護として死蝋に吹き矢を放つ雫。
その隙を亜也子が狙おうとするも、死蝋はそれを見切って反撃します。
ガキが大人の薙刀の懐に入れる訳がない。
そう語る死蝋に対して亜也子は自らの武器を捨てて死蝋の武器を強引に抑え込もうとします。
手袋をつけているとはいえ、刃を強引に掴んだ事で亜也子の手からは出血が。
何とか武器を離させようと亜也子を蹴りまくる死蝋。
しかしそれでも必死に離さずにいた亜也子の頑張りに応えようと、狐次郎も必死に死蝋へと突っ込んでいきます。
10年早いなんて悠長な事は言っていられない。
頼重が予言した時まで残り1年半しかなく、10歳の自分達でも大人を倒す事が出来なければ時行の大戦に間に合わないのだと狐次郎は考えていました。
そんな強い想いで死蝋に強烈な一撃を浴びせた狐次郎。
片膝をついて倒れた死蝋に力強く言い放ちます。
地獄の鬼達に我らが主君の北条時行が鎌倉殿の正当の世継ぎであられると触れ回れと。
まさかの名前に驚く死蝋を亜也子が首を撥ねてトドメを刺すのでした。
格上の相手に必死に食らいついて倒しきった狐次郎と亜也子は格好良いですね!
予言された時までは残り1年半しかなく、まだ子供であってもそれまでに戦えるようにならなければと思っていたんですね。
こんな忠義に厚い郎党を持った時行も幸せ者だと言えるでしょう。
逃げ上手の若君21話ネタバレ:覚醒した時行の逃げ上手
狭い室内で時行を追い詰めるはずだった瘴奸。
しかし実際には自らの攻撃が全く当たらない事に瘴奸自身が焦りを感じていました。
時行の速度は圧倒的であり、鈍重な大鎧の自分とは次元が違うレベル。
これだけ時間が経過してしまえば失血も問題となるだけに、仕方なく止血しなければと焦る瘴奸。
しかし血を抑えようとすると急に攻めてくる時行。
仕方なく瘴奸は手首から流れる血を飛沫にして時行に放つも、時行は血飛沫さえもその身に触れさせず。
刀どころか血飛沫さえも当てる事が出来ない。
そんなまさか過ぎる状況に瘴奸も時行を化け物かと感じるも、当の時行はこの状況で楽しげな笑顔を浮かべていたのでした。
狭い室内だというのに瘴奸を速度で圧倒していた時行。
瘴奸に傷をつけて後は逃げ回り、血を止めようとしたら攻める姿勢を見せるという戦い方だった訳ですね。
血飛沫すらも躱す速度は驚異ですが、この状況で笑顔を見せている時行は違う意味で怖すぎますよね。
逃げ上手の若君21話ネタバレの感想考察
時行のまさかの新技が披露された今回。
逃げ上手な時行らしい技でしたが、そのエグさは半端じゃないものでしたね。
時行の笑顔が怖い!!!
遂に披露された時行の新技は、敵に斬りつけながら逃げるという時行らしい技でした。
もちろんこの技は敵を一撃で仕留めるような技ではなく、失血させる事を目的としているというのが怖い所。
瘴奸からすればこの技によるダメージなんて大した事がないものだったはず。
狭い室内で延々と逃げ続けられるはずがない・・・と思っていたでしょうからね。
じわじわと追い詰めてやろうと考えていた瘴奸に対して、時行は楽しそうに笑顔を浮かべていました。
敵を傷つけた事により、後はもう逃げに専念して良いと思えたからこその笑顔だったのでしょうね。
ここからは単純に敵との鬼ごっこを楽しめる・・・みたいな。
時行としてはシンプルに逃げ回れば良い状況となり、瘴奸は身を守る鎧がむしろ邪魔になっていくという展開も面白い所でした。
それでいて止血しようとすれば再び時行が攻めてくる訳で、完全にハメられている感覚だったでしょうね。
狭い室内での戦いだからこそ出来るやり方ではあるものの、これはもう恐ろしいとしか言えません。
狐次郎と亜也子の頑張り
圧倒的な化け物っぷりを見せつけた時行とは違い、非常に泥臭く戦っていた狐次郎と亜也子。
時行のような飛び抜けた能力がある訳でもないだけに、体の大きな大人と真っ向から戦わなければならないというのが大変な所でしたね。
二人がかりとはいえ死蝋は明らかに格上の相手。
しかしそんな強敵に対しても体を張って立ち向かっていく様子は格好良かったですね。
死にゆく死蝋へ向けた狐次郎の口上も決まっていました。
死蝋としても無名のガキにやられたと思っていたらそのガキの主君が超大物だったと知らされるんだから衝撃的だったでしょう。
今回で時行の勝利もほぼ確実となっていましたし、逃若党の成長を感じる戦いとなりましたね。
逃げ上手の若君21話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話21話、そして22話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君21話ネタバレ展開考察:時行の必殺剣の正体とは!?
狭い室内で瘴奸に追い詰められているようにも見える時行。
しかしこの状況は時行側が作り上げていた訳ですし、これも時行の新技「鬼心仏刀」に関係があるのだと思われます。
気になったのはやはり時行の構えであり、片手で拝むようなポーズをとっていました。
筋力もさほどない時行が刀を片手で扱って瘴奸を斬れるともあまり思えませんが、この構えを取る事にも何かしらの意味があるのかもしれません。
状況から考えるとカウンター的な技なのかなぁと思いますが、それだと室内である事の意味もあまり感じません。
そもそも普通にカウンターで倒せてしまえば、今後も普通に戦えばよくなってしまいますし。
憎しみで力を込めるのではなく、相手を救う気持ちなのもポイントのはず。
瘴奸は鎧姿ですし、攻撃方法としては突きとなるような気もします。
自分の力ではなく相手の力を利用した罠っぽい技になると予想しておきましょう。
逃げ上手の若君21話ネタバレ展開考察:吹雪の真の実力が明らかに!?
今回の敵の中で腐乱が一番の実力者なのだと見抜いていた吹雪。
あの言い方だと瘴奸よりも腐乱の方が強いという事なのでしょうか?
しかしいずれにしても腐乱は相当な実力を持っているはずで、しかも本性を隠していた事にも何かしらの意味があるはず。
その辺りの秘密が明かされる事にも期待したいですね。
とはいえ今回は仲間になった吹雪の実力を披露する回にもなっていくはず。
例え腐乱が凄まじい強さだったとしても、それを上回るくらいの実力を見せてくれそうな気がします。
冷静でクールな吹雪も本気を出したら人が変わるなんて事になったら面白そうですね。
逃げ上手の若君21話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話21話へ向けての感想や考察を集めました!
#WJ28
【逃げ上手の若君】少年と描いて二貫文、長寿丸と描いて少年 四貫文 二十万円って忍者と極道でもこんなにくどいルビ芸見ないぞ…
瘴奸入道、外道なのに「君の勇気に敬意を表し商品ではなく武士と見てお相手しよう」という台詞で格を上げてきたの凄いな— サダール (@Sata4290) June 14, 2021
【逃げ上手の若君】フランスの人が一番強いって意外だ。軽薄な態度とそれがバレた時の冷静な顔が顔面フランスなのにカッコイイって思ってしまって悔しい(笑) #WJ28
— 金銀パール (@kinginpl) June 14, 2021
【逃げ上手の若君】
フランスの人が一番強いのか…
場面転換がメチャクチャ上手いな。こっちを見せつつあっちも、がきちんと成り立ってる。
若様のバトル、どうするのか楽しみ。#WJ28 #逃げ上手の若君— 紫鈴 (@shirinraka) June 14, 2021
【逃げ上手の若君】それでも時行くんを最初カネ扱いしながらも勇気に敬意を表し武士として見てくれたのカッコイイ。「失礼した」の言葉も良いんだけど、子供だからってナメてないのが好感持てます。フィールドの狭さで追い詰めてくるのも正しい判断。故に時行くんがどう対処するか見入るのです。#WJ28
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) June 14, 2021
#wj28 逃げ上手の若君
「拝むように斬る」。包丁とかは押すより引いて斬る、みたいなのが当たり前だけど、まあ流石にそんな話ではないよね。相手が力を込めて斬りかかるのを待って、顔にサックリ刺さるようにする技なのかしら。いや、ちゃんと「斬る」つってるしなぁ…。
— 真黒コスモス (@axelmagro) June 13, 2021
#wj28 逃げ上手の若君、前回もそうだけど敵の親玉が子供たちのことを15万とか10万とかの金額で呼ぶのストレートに外道なことが伝わっていいですわね
エグゼイドの正宗とかもそうだけど二人称で個性出すのさりげなく効果的で上手いやり方だと思いますわ— バーニングお嬢様 (@ojosama_bakugen) June 13, 2021
逃げ上手の若君21話ネタバレまとめ
征蟻党との戦いが本格化してきた今回。
時行がどうやって瘴奸という敵のお頭を倒していくのかが気になる所ですよね。
敵が子供だからと油断してくれれば付け入るスキもありそうですが、瘴奸は外道でありながらも武士としてのスキルは高いタイプ。
まともに刀を振る事すら出来ない時行にとっては相当厳しい相手に思えます。
とはいえこのシチュエーションに持ち込んだ以上、時行の新技が披露されていくはず。
どんな必殺技となるのか想像出来ませんが、読者を驚かせるような技になる事を期待したいですね!
次回の『逃げ上手の若君』第22話を楽しみに待ちましょう!