週刊少年ジャンプの人気漫画『Dr.STONE-ドクターストーン-』最新話208話のネタバレと感想、展開考察です!
北米チームと連携してコンピューター作成を進めていた千空達。
難易度の高い回路図をコーンシティの仲間に伝えるべく千空はFAXを作り出すも、北米チームから送られてきた集合写真を見てSAIと龍水は何故か複雑そうな表情に。
七海家の母の子供ではなかった事で辛い過去を持っていたSAIは、龍水がいつも自分と一緒に何かをしようとしてくれていた事を思い出し仲間に加わる決意をするのでした。
新たな仲間と共に千空が次に向かう場所とは!?
それでは、気になる『Dr.STONE-ドクターストーン-』最新話208話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
ドクターストーン208話ネタバレ
『Dr.STONE-ドクターストーン-』208話
「科学は人智を超えて」のネタバレが下記となります!
ドクターストーン208話ネタバレ:人海戦術で機械の記憶装置を!!!
仲良く二人で新たに何かを設計していた千空とSAI。
それを見ていたゲンはまたコーンシティの皆に手作りしてもらう何かだと感じ、北米の能天気な大樹はいよいよスマホだと盛り上がる事に。
そんな中でひたすらコンピューター作りの地道な配線巻きを続けていた北米チーム。
手先が器用な手芸部の杠、時計技師のジョエル、外科医のルーナは順調に進めていくも、パワータイプのマグマや陽はチマチマとした作業に全くついていけず。
羽京は月面着陸の為にはどうしてもコンピューターが必要だと説明するも、二人の泣き言は止まりません。
そんな中で千空からは数学オリンピック開催というFAXが送られてきます。
算術勝負で道具も使用可能OKという条件を聞かされたものの、ガキじゃないのだから大会なんかでやる気は出ないとつぶやく陽。
しかしその大会の優勝チームには賞金が出ると聞くと、マグマと陽は途端に本気モードになって作業を進めていくのでした。
新たな人々もどんどん復活させていく中で、北米チームの作業は気合いの人海戦術のメモリ作りへと進んでいきます。
メモリという言葉の意味が分からないクロムに対して、メモリが記憶装置である事を説明するSAI。
メモリがなくては機械は数字も覚えられず複雑な計算も出来ない訳で、考える回路と覚える回路の2つが合体する事で超計算力のコンピューターが生まれるのだと。
そう熱く説明するSAIでしたが、SAIであってもどうやって機械に覚えさせるのかは分からない状態。
千空はそんなSAIに対して磁石でデータをセーブするのだと語るのでした。
途方も無い作業を人海戦術で進めていく北米チーム。
チマチマとして大変な作業ながらも、そういう作業が苦手なマグマや陽も巻き込んでいくのも上手いですよね。
読めば読むほどに我々が普段使っているコンピューターって本当に凄い人智の結晶なんだなぁと感じてしまいます。
ドクターストーン208話ネタバレ:大量の磁石を縫い合わせてメモリを作れ!!!
千空から送られてきたのはかなり複雑でボリューミーなメモリの作り方のFAX。
仕組みとしてはかなりシンプルで、ブロディが焼いてくれた小さな酸化鉄に電流を流すとそれが磁石となる。
電流を反対向きに流すとS極とN極が入れ替わり、それによって磁石一粒で1か0かを記憶出来るという仕組み。
1か0かなんて誰でも覚えられるとマグマは笑うも、羽京は力が合わさる事でとんでもない事になるのを科学王国で見てきただろうと語りかけます。
その言葉通りに杠は早速磁石を縫い合わせた物を完成させる事に。
特定の磁石にセーブする場合はその磁石に交わる縦と横の電線に電気を流し、そうするとクロスした部分だけ電気が強く集まり狙った一粒だけに磁力が書き込まれる。
千空によれば原始的ながらもこのやり方は非常に丈夫との事で、スペースシャトルやF15戦闘機もこのやり方だったのだそう。
そんな基本的なメモリの作り方を確認した北米チームの一行。
直径0.5mmという凄まじく小さな磁石を大量に縫い合わせるというミッションに挑む事に。
既に20万個という途方も無い数字を聞かされていただけに、大量という言葉に少しビビる一同。
しかし杠は20万個はあくまでもドーナツ巻きの作業の数だと語りルーナは一安心。
そんなルーナに対して杠は、磁石縫いの作業はドーナツ巻きを遥かに超えた三千万個だと涙を流しながら伝えるのでした。
そんな絶望的な程の作業をそれでも頑張り続ける北米チーム。
数字の表示画面も必要になるという事でニキシー管を準備する事に。
ジョエルが中心となってニキシー管を完成させなんとか電卓が完成となるのでした。
機械が数字を覚えるという仕組みがさっぱり理解出来ていませんでしたが、こうやって一つ一つ仕組みを説明されると段々と理解出来てきますね。
こういう地道な事を進めていく事によって科学が発展してきたと考えると感動的ですらあります。
しかし20万個という途方も無い数字を見せてきた後で三千万個という更にとんでもない数字を出してくるのが非常に漫画的で上手いですよね。
ドクターストーン208話ネタバレ:ゼロから作ったものが人の頭を超えていく!!
インドで燃料を確保してインド洋へ向けて出港した千空達。
そのタイミングでゲンが司会となり、インド洋横断新世界数学オリンピックが開催される事に。
出場選手はクロムと千空とSAIという事で、千空かSAIが優勝だろうと考えるコハク。
しかし参加者は3人だけではなく、コーンシティからオンラインでマグマも参加する事に。
計算なんて一番向いていないマグマなだけに皆は困惑するも、南米のゼノは一番向いていないからこそだろうと理解していました。
出された勝負のお題は9桁の数字も入った割り算とかけ算の問題。
難しすぎる問題を皆が一斉に解き始めるも、一番最初に答えに辿り着いたのは電卓を操作していたマグマでした。
マグマが最初に答えに辿り着いた事で、コンピューターは千空やSAIの恐るべき頭脳でさえも一瞬で凌駕していくのだと実感するコハク。
電卓の凄さを改めて感じた龍水も、今日という日が新世界科学の特異点となるのだとつぶやきます。
こんなストーンワールドであっても、ゼロから人が作ったものが人の頭を超えていく。
そんな事実に感動さえしてしまう一同。
とはいえまだこの電卓には数千個の磁石が使われているだけ。
それだけに完成品はどうなるのかと盛り上がる大樹と、この先が大変だと実感していた羽京やニッキー。
その一方で陽は賞金が出ると聞かされていたものの龍水がいない事を思い出します。
しかしフランソワと龍水はこのタイミングで龍水銀行の開設を宣言し、完成したばかりの電卓と共に銀行というシステムも手に入れるのでした。
計算問題でコンピューターを使ったマグマが千空達に勝利するという描き方が非常に上手いですよね。
科学があればあのマグマであっても千空達を超えていける訳で、マグマが受けた衝撃は相当だったと思います。
人類の科学の進歩の過程を改めて描かれているかのようで非常に感動的でした。
ドクターストーン208話ネタバレの感想考察
遂にコンピューターの基礎とも言える電卓を完成させた今回。
今までのクラフトとはまた違った感動を味わえる回となりましたね。
一番勉強になった部分はやはり記憶装置について。
機械は記憶装置がなければ数字も覚える事が出来ず、考える回路と覚える回路の2つがあってこそのものだというのが面白い所です。
そしてその記憶の方法が、磁石にデータをセーブさせるというやり方でした。
磁石一つ一つにS極かN極かを記憶させそれによって1か0かを記憶させる。
これは考える回路の部分と似ていて、やはりコンピューターは1と0の世界の集合体なんだなぁと実感出来ました。
この小さな一つ一つの力を合わせる事で人智を超えていくというのが夢のある所ですよね。
とはいえこの作業に必要な個数はなんと三千万個!
ドーナツ巻きで20万個という数字を見せておいてからのこの数というのが中々酷い所ですよね。
こういう数字で驚かせてくる辺りも本作らしいなぁと感じます。
完成した電卓をあえてマグマに使わせるというのも非常に上手い展開でした。
あの脳筋一直線のマグマであっても電卓があれば千空やSAIにも計算で勝てる訳ですからね。
人類最高峰の頭脳でさえもコンピューターはあっさりと凌駕していく。
この見せ方は本当に素敵で、今まで以上に世界の広がりのようなものを感じました。
まだまだこの電卓が進化していくはずですし、どんなものが最終的に完成するのか楽しみですね!
ドクターストーン208話ネタバレ展開考察
ここからは、『Dr.STONE-ドクターストーン-』最新話208話、そして209話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
ドクターストーン208話ネタバレ展開考察:千空達の次の目的地とは!?
数学の街インドでSAIという新たな仲間を加えた千空達。
最大のクラフトとなるコンピューター作成も進めていましたが、基本的には北米のチームが中心となって進めていくようです。
それだけに早速次なる目的地を目指して船を出港させる事になった訳ですが、次にどこに行くのかは非常に気になる所ですね。
以前のロードマップによると、超合金の街や数学の街の他にゴムの街やアルミの街なども描かれていました。
それだけに向かう先はゴムの街かアルミの街という事になるのでしょう。
アルミの街がオーストラリアである事は分かるのですが、ゴムの街の位置はあまりハッキリしていません。
しかしゴムの生産量なんかを調べるとタイやインドネシアがトップ2のようですし、インドからのルートで考えるとまずはそのどちらかの国に向かうのだと思われます。
ドクターストーン208話ネタバレ展開考察:ゴムの街での大冒険!?
日本をスタートしてからコーンシティ、超合金の街、数学の街を復活させてきている千空達。
世界を回るルート的にも次はゴムの街の復活を進めていくはずで、タイかインドネシア辺りに向かうのだと思われます。
ゴムは既にバイク作りの際に出てきたアイテムではありますが、科学工学においては特にスペシャルなアイテムなのだと語られていました。
代用するようなものもないだけに、ゴムを大量にゲット出来れば様々な面で使えるのだと思われます。
そんなスペシャルなアイテムが大量にゲット出来るような場所となれば千空のテンションも上がりそうですよね。
現地民を復活させつつ今後必要になってくるゴムが元になるクラフトなんかも進めたりと、千空達にとって可能性の広がる大冒険となりそうな気がします。
ドクターストーン208話への読者の声
『Dr.STONE-ドクターストーン-』最新話208話へ向けての感想や考察を集めました!
七海家の、母さんの子じゃないってことは父親は婿養子か?
まぁとにかく二人には複雑な事情があったのね
もしかしたら血の繋がりがないのかもしれないけどここで兄弟になれたのかな
最後のページの千空の表情二人を見て自分とお父さんのこと想ってるのかなと思った#wj38 #ドクターストーン— mi_mi (@123456mi_mi) August 23, 2021
ゲンが躊躇していると、
チェルシー
「ねーねーなんかあった集合写真で!?」
ぶっこみチェルシー。『突撃!隣の晩ごはん』のノリだよなー(笑)。#wj38 #DrSTONE #ドクスト #ドクターストーン
— 法被【ツッコミ型 ネタバレ ジャンプ・アニメ感想】 (@happi98ft24) August 23, 2021
お互い顔アップで、セリフを言う→セリフを噛み締める表情の流れが好きです。ゲンのセリフも良かったなぁ
Boichi先生の画力すげぇってなる
#ドクターストーン
#wj38— Sea (@Seamanga25) August 22, 2021
龍水とSAIは妾の子供なのか
チェス誘って断れかけた龍水の表情良い#wj38#ドクターストーン— OJT (@hgkrb12) August 22, 2021
#ドクターストーン本誌
1人ぽっちになった子供龍水が、、😭
この後悲しんだのかな?
SAIの事ひたすら探したのかな?スピンオフ求む!!!
— ぜとパチ (@zetomal) August 23, 2021
#ドクターストーン本誌
あさぎりゲンのバチバチメンタリストムーブほんと好き…
でも、ちゃんと人の心を汲んで人として向き合ってるのもイイ…
人一倍人情派なのよな〜ゲンくん…— めんそーれ🌱 (@men_fa100) August 23, 2021
龍水とSAIって、恐らく二人の母親も違う人なのかな。結果的に良い方に行ってるけど、龍水のあの強欲はとても強い寂しさの感情の裏返しなんだなぁ。一見そんな風には見えないけど、龍水も実は心の闇が深い。今まで感じていた強欲な彼が持つ愛ある優しさの違和感が解けました。#ドクターストーン本誌
— 梅猫 (@umeneko213) August 23, 2021
ドクターストーン208話ネタバレまとめ
龍水とSAIの複雑な関係がなんとかまとまった感じの今回。
かなり重要な部分ではありましたが、こういう所に主人公の千空があまり関わっていない辺りも本作の面白い所ですよね。
SAIを仲間に加える流れで活躍したのがチェルシーとゲン。
誰にでも踏み込むチェルシーの積極性と、ゲンのメンタリストとしての一面がSAIの心を少しだけ動かしたのだと思われます。
とはいえ決定的となったのは龍水からの呼びかけだった訳ですし、SAIにとっては何よりも龍水からの言葉が欲しかったのかもしれません。
頼れる数学者を仲間に加えた千空達が次にどこに向かうのか楽しみですね!
次回の『Dr.STONE-ドクターストーン-』第209話を楽しみに待ちましょう!