週刊少年ジャンプの人気漫画『アンデッドアンラック』最新話83話のネタバレと感想、展開考察です!
不動と不変のコンビネーションからなんとか脱出したアンディ。
否定能力の可能性を見せるべくアンディは新たな技でビリーに挑み、解釈を拡げた不死の力で無敵の不変のバリアを攻略する事に。
神に挑むのは強者だけでいいという考えのビリーに対して、アンディは風子ならビリーを変えられるのだと語りスプリングとの戦いを見守るのでした。
風子はスプリングを倒せるのか!?
それでは、気になる『アンデッドアンラック』最新話83話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
アンデッドアンラック83話ネタバレ
『アンデッドアンラック』83話
「賭ける命は」のネタバレが下記となります!
アンデッドアンラック83話ネタバレ:スプリングと話をする為に
仲間のタワーでの戦いを必死にフォローしようとしていた組織本部のメンバー達。
しかし衛星からの攻撃はスプリングの能力によって無効化されている状態。
風子が単身でスプリングと接触した事を確認するも、巨大な桜をどうにか出来ないままではサポートする事さえも出来ない。
手助け出来ない状況に歯がゆさを感じるミコは、命を賭けるのはいつだって否定者だと悔しさを滲ませるのでした。
その一方で単身でスプリングの元へとやって来た風子。
たった一人でやって来た事をスプリングからは愚かだと言われるも、風子は力強く言い放ちます。
自分はスプリングとお話をする為にここへ来たのだと。
UMAであるスプリングと話をするのは不運の威力を上げる為。
しかしその為の好感度上げを今やるのかと本部のミコとボウは困惑する事に。
スプリングをよく知る為にこれまでずっと見てきたという風子。
タワーの上にいてずっと桜に変わっていく人を見ながらお酒を呑んでいるだけで、スプリングはそれを面白がっているのかと風子は考えていました。
しかし夜になった時のスプリングを見て、風子はなんだかとても寂しそうだとも感じていました。
自分から人へと攻撃する事もなく、もしかしたら何か話したい事があるのではないか?
そう考えた風子は、スプリングは倒さなければならない相手であってもその前に話がしたいと思っていたのでした。
スプリングを前にして話したいと素直に言える風子はやっぱりメンタルが強いですよね。
何事にも動じていないのもスプリングが自分と話すつもりがあると考えての事なのでしょうが、そういう部分にも風子の成長を感じます。
アンデッドアンラック83話ネタバレ:人を憎む理由と風子の春へのイメージ
風子がUMAである自分と話したいと言い出した事に大笑いするスプリング。
しかし風子は冷静に、スプリングが人間が作ったものを身に着けている事を指摘します。
そこでスプリングが取り出したのは沢山の人々の名前が書かれた巻物で、それらはスプリングに負けて命を取られた者達の名前でした。
江戸時代には散る花びらが死を意味すると考えられ不吉だと嫌われていた桜。
縁起が悪いと嫌われ、スプリングは桜の鬼だとバレると人々に狙われてしまっていたのでした。
それだけにそういう奴らは桜に変えてやったのだと叫ぶスプリング。
策もなく近づく者は桜へと変えてしまい、春桜を凶だという者には縁起勝負でのしてきたのだと。
だからこそ風子にも運で勝つというスプリング。
風子はスプリングが人を憎む理由を知り、運での勝負に拘る所も理解した上で自らの考えを伝えていきます。
自分は桜が好きなのだと。
昔は戦なんかもあり死にも敏感で桜の儚さと結びつけてしまった。
しかし今の皆の桜へのイメージは出会いや門出であり、それを感じさせてくれるのが桜と春なのだと。
触れた者の運を否定する不運の力を持った事で、中学までは行っていたものの途中でやめてしまった風子。
春になって引きこもって部屋から外を見た時に広がっていたのは、綺麗な桜と楽しそうに青春を送る人の姿でした。
それだけに、きっとスプリングが知らない春を大好きな誰かがイメージを変えてくれたのだと風子は語りかけます。
桜や春は出会いの季節なのだという想いを風子はスプリングに伝えるのでした。
スプリングにも悲しい過去があった・・というのが珍しい展開で、彼らもまたこの世界で生きていたのだという事を感じますよね。
しかし不運の能力によって苦しんでいた風子が春を憎む事なく好きでいたという辺りに希望を感じさせます。
スプリングというUMAを好きになるというよりは、春という季節そのものを好きだった事が不運の力を高める流れに繋がってきそうですね。
アンデッドアンラック83話ネタバレ:10万人の命を賭けてフェーズ3に挑め!!!
風子の春を好きだという想いによって苦しみ始めたスプリング。
苦しみながらも何故か風子に対して逃げろと語りかけるも、その言葉はすぐに賭けろというものへと変わってしまいます。
全身に新たな紋様が浮かび上がり、さらなる形態へと進化してしまったスプリング。
風子に対して天下分け目の三本勝負を挑み、賭ける命は10万人だと叫ぶのでした。
自分の命だけじゃ駄目なのかと言う風子に、まかりならんと叫ぶスプリング。
風子が勝てば自分の命と桜の核を得て、風子が負ければ賭けた命は全て桜になる。
そんな条件の元で風子の賭金となる者達に集えと呼びかけます。
そんな話を聞いていたミコは組織で10万人に足りるかとボウに語りかけ、ボウは全支部集めれば釣りがくると笑うのでした。
自分の命を風子に賭ける事など出来ないと高をくくるスプリング。
しかし風子はフェーズ3へと進化する前のスプリングの言葉から、スプリングには誰かを想える心があるのだと信じていました。
それならば届くはずだと、自分の不運ならスプリングに勝てると宣言する風子。
スプリングをもっと知りもっと好きになる為に命を貸して欲しいと叫びます。
その声に応じた組織のメンバー達。
彼らの命はそのまま小判となってタワーへと集まり、10万人の命を懸けた大勝負が始まろうとしていました。
命を賭けるのはいつだって否定者だとミコが冒頭で嘆いていた展開から、皆が命を賭けるという展開になっていくのが熱いですよね!
ユニオンにいるメンバーはそれだけ覚悟が決まっているみたいですし、本当に一丸になって戦っている気がします。
どういう三本勝負になっていくのか楽しみですね!
アンデッドアンラック83話ネタバレの感想考察
風子とスプリングの戦い前のやり取りが描かれた今回。
謎に包まれたスプリングから一気に人間味が感じられた回でしたね。
組織のメンバー達の苦悩
今回の冒頭で組織本部の様子が少しだけ描かれました。
その中心になっていたのはニコの娘であるミコ達で構成されているニコラボメンバーズ。
組織の超科学力があっても仲間達を手助け出来ない事で苦悩していましたね。
結局命を賭けるのはいつだって否定者だというミコの台詞には彼らの無力さが詰まっていました。
しかしそんな台詞があった上で、皆の命を風子の為に賭けるという展開になったのが熱すぎますよね!
否定者ではなくとも皆が同じ想いでこの戦いに臨んでいるというのがよく分かる展開になっていた気がします。
スプリングの悲しい過去と気になる名前
今回はスプリングの過去が少しだけ語られる事になっていました。
桜が不吉だと考えられていた時代もあり、それによってスプリングが人間を敵対視していたという感じでしたね。
他の四季UMAとは違い非常に人間らしくも感じるUMAだなぁと感じました。
しかしここで気になったのが、賭け勝負で負けた者達の名前が書かれた巻物。
ここには「一心」という名前も書かれていますが「一心」というのはユニオンメンバーの否定者の一人でもあるんですよね。
同じ名前で被らせる必要なんてないはずですし、ここに書かれた「一心」はそのままユニオンメンバーの「一心」である可能性が高いのかなぁと思えます。
本作では伏線が色々と張られているだけに、ここにも何かしら意味があるんだろうなぁと想像出来ますね。
仲間達の命と共に
風子の桜や春を好きだという想いによって何故か苦しみ始めたスプリング。
フェーズ3という未知の形態に進化してしまいましたが、その直前に何故か風子を逃がそうとしていました。
この部分にスプリングの優しさというか善性みたいなものを感じますよね。
フェーズ3に進化したスプリングが要求してきたのは10万人の命。
自己犠牲の精神が強い風子が仲間達の命を賭けて戦うという展開が最高に熱いです!
運に作用される勝負がどのようになっていくのか注目ですね!
アンデッドアンラック83話ネタバレ展開考察
ここからは、『アンデッドアンラック』最新話83話、そして84話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
風子はスプリングにどう挑む!?
遂に一人でスプリングの元へと到着した風子。
アンディは風子の勝利を信じて見守る事にしていますし、今回ばかりは風子が一人で相手をしなければなりません。
現在の風子の武器と言えば、不運の力と密かに同行してくれているクロちゃんくらい。
スプリングが直接攻撃してくるようなタイプだったら瞬殺されてしまってもおかしくはなさそうです。
とはいえスプリングはこの戦いを楽しんでそうですし、何よりも運を試されるような戦いはむしろ彼も望んでいそうな気がします。
超過半かを当てるサイコロ型の古代遺物での勝負となれば、風子としてはどうにかスプリングに触れる必要があるでしょう。
果たしてスプリングが簡単に触れさせてくれるかどうかが戦いのポイントとなりそうです。
ビリーとタチアナの関係はどうなる!?
今回アンディに敗北し、負けを認めた感じでもあったビリー。
顔の腐食が進んでいる事から、アンディがビリーを信じ始めているようでもありました。
それは良いのですが、信じられる事によって不死の力が無くなってしまっていると考えると、ビリーが死んでしまう展開も考えられるでしょう。
ビリーは弱い否定者の力も自分が使う事で神に挑もうとしていました。
つまり彼らの苦しみも背負って戦おうと思っていたという事なんですよね。
当然ビリーは自分が助けたタチアナにも苦しんで欲しくはないと思っていたはず。
万が一ビリーが死ぬような展開になったとしても、タチアナに真意は伝えて欲しい所です。
誰よりもビリーを好きなタチアナが救われるような展開を希望したいですね。
アンデッドアンラック83話への読者の声
『アンデッドアンラック』最新話83話に向けての感想や考察を集めました!
自分の皮膚を躊躇わなく剥く主人公って恐ろしすぎひんか……???読んでるこっちが痛いんですが……不死おまえのことだよ!!(逆ギレ) #wj45 #アンデッドアンラック
— Looooonie(しっしも) (@LooonieLuna) October 11, 2021
ビリーは確かに強い。しかしアンディ達は己を否定しない。だから強くなれる。
だからこそアンディはビリーを否定する。#wj45 #アンデッドアンラック
— テンプラー星人2号店 相撲実況とジャンプ感想用 (@alientempura_02) October 11, 2021
#アンデッドアンラック 否定者は最初は孤独だったかもしれないけど、今は仲間がいる。だから強くいれる。「神に挑むのは強者だけでいいんだよ」というビリーの主張からは孤独で不器用な優しさを感じたし、対するアンディの「強いぜ 俺達は」という返答はシンプルながら力強いアンサーだった気がする。
— 瀬和ヒロ✒️真島先生ファンミ (@umki23340) October 11, 2021
ビリー、段々腐敗が進んでるじゃん!
アンディからの好感度が上がってコピーした不死の能力が弱まってる感じ??種明かししていく感じがすこよ複数の能力使うビリーにアンディが勝つのは凄いな、確かに年季が違うしね#アンデラ#アンデッドアンラック
— いいぬま (@iinuma_mot) October 11, 2021
今週のアンデッドアンラックもあち〰〰w
ビリーが「神に挑むのは強者だけでいいんだよ」って言った瞬間に顔面の腐敗が進行してる辺り、否定能力のコピーは相手からの好感度依存なのかな?
好かれるほどに質が落ちていくっていう。信用を裏切らないとコピれないってことかなー。— すうじにく (@_uwaaaaaaaaa) October 11, 2021
「狂人め」という敵役からの主人公評があまりにも正し過ぎる漫画アンデッドアンラック 痛いんだもんなずっと・・・
— はるのぶ (@harunobu_or2) October 10, 2021
#アンデッドアンラック
戦うのは強い奴だけでいい、優しさから来る発言とも取れる。弱いのに戦わないといけないなんて不公平だろ?ってか。— がなりも (@Ga_na_ri_mo) October 10, 2021
アンデッドアンラック
今週は不死(アンデッド)がキメて来週は不運(アンラック)の見せ場
良いね最高だ— ネッシードリンクショップ (@nessieff6) October 10, 2021
アンデッドアンラック83話ネタバレまとめ
アンディとビリーの激しい戦いが描かれた今回。
不死という否定能力に長い間向き合ってきたアンディならではの戦い方が凄かったですよね。
コピー能力はいくつもの否定能力を同時に使えるズルすぎる力。
しかしそれぞれの否定能力を最大限に使いこなせる訳ではなく、本気で自分と向き合ってきた本来の能力者と同じ様にはならないという部分が重要な所でした。
ビリーはアンディに敗れ、アンディもその上で全てを風子に託す事になりました。
アンディがいない状態で風子がスプリングを本当に倒せるのか注目ですね!
次回の『アンデッドアンラック』第84話を楽しみに待ちましょう!