週刊少年マガジンの人気漫画『七つの大罪』最新話328話のネタバレと感想考察、展開予想です。
前回の外伝第5弾は、エスカノールがメリオダスから〈大罪〉に入るか否かをかけ「明日の正午勝負しろ」と言われます。
結果は魔神化したメリオダスに軍配があがり、命は自分一人のものではなく簡単に死にたいというのはおこがましいと言われ、エスカノールは涙をこぼします。
メリオダスとの勝負のあと気を失ったエスカノールが出会った人物はいったい?
その人物にエスカノールは手放そうとしていた命を大切な友のために賭けることを誓うのでした。
ここから328話にどうつながるのか…。
それでは、気になる『七つの大罪』最新話328話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
七つの大罪328話ネタバレ
『七つの大罪』328話
「”天上天下唯我独尊”の極み」のネタバレが下記となります!
“極み”
正午の一分を過ぎてもなお”天上天下唯我独尊”の状態を維持しているエスカノールに一同は動揺します。
エスカノールは「太陽」の魔力ではなく自分自身の生命力を魔力に変換し、命を燃やし尽くすつもりだったのです。
エスカノールの腹へ右手を打ち込んだままの魔神王ですが、その手を引き抜くことができず、距離をとることもできないまま殴り合いを続けます。
ようやくエスカノールが打ち込んだ一撃により、その身が剥がされ吹き飛ばされると、すかさず魔力攻撃を仕掛ける魔神王。
その魔神王に向かいメリオダスをはじめとする〈大罪〉たちが攻撃を仕掛けました。
友への思い
エスカノールは声をあげ、魔神王に向かって歩みを進めていきました。
その歩みを阻むようにエスカノールの前にメリオダスが立ちふさがります。
メリオダスはエスカノールに言い聞かせるように言葉をかけます。
その言葉に対して、エスカノールは思いの丈を吐露します。
「太陽」を使いこなす術を教え、孤独だった自分に心地よい居場所を与えてくれたメリオダス。
それがどんなに嬉しかったかというのでした。
命令
魔神王に反撃の動きがありました。
闇の獣を呼び出したのです。
闇の獣に向かい飛び立つエスカノールが、メリオダスに出会ってからずっと自分の心に誓い続けていたことを叫びます。
その叫びに言葉の出ない仲間たち。
魔神化し飛び出したメリオダスはエスカノールを追い越すと叫びます。
そして、それに仲間たちも続きます。
〈七つの大罪〉の同時攻撃が魔神王に放たれると、エスカノールは団員一人一人の名を呼び、全員に命令を下します。
その言葉に涙を拭うとメリオダスは笑顔で答えるのでした。
七つの大罪328話感想考察
『七つの大罪』328最新話話を読んでみての感想考察です!
エスカノールの感謝の気持ち
自分の命をかけてまで魔神王に立ち向かっていくエスカノールに、そんなつもりで〈大罪〉へ誘ったわけではないと言うメリオダス。
そんなメリオダスに思いを吐露するエスカノールは、言葉使いはそのまま傲慢なままですが、言っていることはとても感謝の気持ちが伝わってくるようなものでした。
“天上天下唯我独尊”の”極み”状態なのに、その表情は穏やかなもののように感じました。
またそんなエスカノールの気持ちを「わかる」というゴウセルにも、彼の経緯を思い出してしみじみとしてしまいます。
全てを賭ける
メリオダスとエスカノールのあとに続く〈大罪〉たち。
そんな仲間たちにエスカノールが掛けた言葉に感動しました。
ふたこと前には「団長、許せ」と上からの言葉使いで、仲間にも「命令を下す」といった言葉だったのに、最後には「我も共に戦うことを--許してください」とへりくだった物言いをするエスカノール。
しかも”天上天下唯我独尊・極め”状態の彼のうしろに浮かぶ夜の穏やかに笑むエスカノールの姿。
夜も昼も共に全てを賭けて共に戦いたいというエスカノールに心揺さぶられました。
また、エスカノールがタイムリミットを越えて傲慢な状態でいられるのも自分の命を燃やしているからで、この戦いが終わるときにはきっと…と思うと、メリオダスでなくてもグッときてしまいます。
それを受けてのメリオダスの表情が苦しくも爽やかでよかったです。
七つの大罪328話ネタバレ展開考察
ここからは、『七つの大罪』最新話328話、そして329話以降で起こりうる展開を予想したものを載せていきます!
友のための命
カルテリオ王国を亡命し放浪生活をしていたエスカノールは、マーリンとメリオダスに出会い、〈七つの大罪〉へ入る事となりました。
呪われた力を苦に「死にたい」「生きている価値がない」と口にしてきたエスカノール。
しかし、正午の最も暴走している状態で勝負した魔神化したメリオダスから「死の恐怖」を与えられます。
そして、自分の命が自分一人のものではないことを知らされることになるのでした。
そして、幼少期自分を逃亡させてくれたローザに誓ったのです。
ずっと手放そうとしていたその命を、これからの人生を生き抜き、大切な友のために賭けることを。
満を持して
そのときが今だとエスカノールは不敵に笑います。
正午を過ぎ一度は消失した魔力が再び燃え上がり、エスカノールの身体を包み込みます。
腹に打ち込まれている魔神王の腕をつかみ込むと握りつぶしながら腹から出していきます。
魔神王は笑みを浮かべますが、その額からはひとすじの汗が零れ落ちました。
焦る魔神王
エスカノールが腕をはなした瞬間、魔神王は距離を取り、二人は見合ったあと再び拳での攻防が始めます。
しかし、先ほどまでのエスカノールよりも数十倍に膨れ上がった魔力により、魔神王の拳はことごとく交わされていきました。
それは魔神王の表情から余裕が消えていくのが目に見えてわかるほどの威力だったのです。
七つの大罪328話ネタバレまとめ
リオネス城で判決を言い渡されたエスカノールは、メリオダスからその力が役に立つと〈大罪〉へ誘われます。
ですが、欲しいならとあげますと自分の気持ちを吐露するエスカノールに、メリオダスは「明日の正午勝負しろ」というのでした。
〈大罪〉に入るか否かをかけたメリオダスとエスカノールの勝負は、魔神化したメリオダスに軍配があがります。
自分の命は自分一人のものではなく、簡単に死にたいと言うのはおこがましいと言うメリオダスに、エスカノールは涙をこぼします。
メリオダスとの勝負のあと気を失ったエスカノールは、死者の都でローザと再会し、そして、自ら手放そうとしていたその命を、大切な友のために賭けることを誓うのでした。
次回の『七つの大罪』第329話を楽しみに待ちましょう!
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