週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュact-age』最新話95話の確定ネタバレです。
昔から山野上は、たった一人で絵を描いては燃やしてきました。
そんな山野上に近づいたのが、後の夜凪の父だったのです。
山野上はこの舞台をどう終わらせるつもりなのでしょうか!?
それでは、気になる『アクタージュact-age』最新話95話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
アクタージュact-age95話ネタバレ
『アクタージュact-age』95話「アイデンティティ」のネタバレが下記となります!
消えぬ炎
舞台上では今、夜凪を中心に全員が戦いを楽しんでいる状態でした。
それはまるで、燃え上がる火焔山そのものです。
激しい殺陣は進み、沙悟浄の市子が羅刹女に捕まりました。
羅刹女のセリフが、夜凪自身に重なりました。
幼い夜凪が怒りがあるから自分でいられると語りかけます。
私はもう役者だと返そうとした夜凪を遮り、幼い夜凪は観客に目を向けさせます。
観客たちはみんな、夜凪のお芝居を楽しんでいました。
しかしそれは、夜凪の苦しみを誰一人知らない状態なのです。
それが役者の仕事なの、と幼い夜凪は問いかけました。
幼い夜凪は、山野上にも注目させます。
あいつの脚本を叶えてあげることが、役者の仕事なのか。
ならばお母さんの気持ちはどうなる、あなたは役者の前に夜凪景なのだ。
誰かがずっと怒っていてあげないと、お母さんが報われない。
幼い夜凪は泣き叫びました。
そして舞台上では、羅刹女が全ての敵を倒し終えたのです。
羅刹女とは
全ての敵を倒し、羅刹女は芭蕉扇を奪い返します。
怒りの矛先を失った羅刹女は、まるで抜け殻のような表情を浮かべました。
しかし羅刹女は、まだ三蔵法師がいることに気づき、喜びの声を上げます。
そんな様子を見ていた黒山は、いるよなああいう奴、とつぶやきました。
仕事の愚痴、政治への愚痴、移り変わるイジメの対象、ネットに溢れる他人への悪意。
怒り続けることで自意識を保ち、それが自分のアイデンティティになっている。
羅刹女はそんなどこにでもいる平凡で愚かな人間なのです。
だからこそ、自分がなくなるのを恐れ、彼女は怒りを失うことを恐れているのでした。
最終局面へ
最後の出番が近づき、白石は舞台へ向かおうとしました。
その時、白石は王賀美が自分たちは絵の具とは違うと言っていたことを持ち出します。
演出家の想像を超えるのが、自分たちの仕事なので覚悟しておくよう言って白石は山野上に背を向けました。
舞台上で待ち受けていた夜凪に、幼い夜凪が語りか、山野上への怒りを露わにします。
そんな中、夜凪は巌をはじめとしたこれまでの会話を思い出しました。
夜凪は歯を食いしばります。
幼い夜凪の言葉で、最終局面が始まろうとしていました。
アクタージュact-age95話ネタバレの感想考察
夜凪は自分の中の「怒り」の声を聞きました。
その声は、許してしまっていいのかと尋ねます。
そして怒りを忘れてしまうと、お母さんがかわいそうだと泣き叫びました。
夜凪は今、自分にできる精一杯の芝居をしています。
すぐにでも山野上に向かっていきたい衝動を抑え、羅刹女を演じ続けているのです。
その心境を考えると、とても辛く悲しいものですよね。
そして舞台は最終局面をむかえました。
夜凪も一度その声に耳を傾けていた、白石の登場です。
この白石がどのような芝居をするのか、が今後の夜凪にとって大きな影響を与えるものなのでしょう。
それと同時に、この舞台の成功がかかっています。
白石の活躍に期待しましょう!
また、この舞台が終わった後には、必ず夜凪と山野上のやりとりが入ると思います。
夜凪は自分の怒りとどう向き合うのか。
そして山野上は夜凪へ真実を語るのか。
舞台が終わってからも見どころが多いですね!
アクタージュact-age95話ネタバレまとめ
山野上は学生時代から、自分の思うような絵を描けずにいました。
そんな中出会ったのが後の夜凪の父です。
彼は山野上へ、初めから燃えている絵を描けばいいと示してくれました。
山野上は彼と過ごすことで、初めて絵が自分を助けてくれたのだと感じていたのです。
しかし彼はある日絵と共に姿を消し、画家の女の小説を発表しました。
この時から山野上は怒りの炎に呪われてきたのです。
舞台の仕事を受けたのは、夜凪なら自分が描けなかった絵の先を見せてくれるのでは、と考えたからでした。
舞台はこの後、どうなっていくのでしょうか!?
次回の『アクタージュact-age』第96話を楽しみに待ちましょう!
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