週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュact-age』最新話96話のネタバレです。
夜凪は自分の中で葛藤していました。
怒りを失えば自分ではなくなってしまう、それでも許すのか。
そんな夜凪の前に、再び白石がやってきました。
舞台はいよいよ最終局面をむかえました。
この舞台はどのような結末となるのでしょうか!?
それでは、気になる『アクタージュact-age』最新話96話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
アクタージュact-age96話ネタバレ
では『アクタージュ act-age』最新話96話
「限界」のネタバレが下記となります!
芝居を投げかけた夜凪
自分は許さねばならない。
お芝居のために、山野上のために。
夜凪は、力一杯芭蕉扇を山野上へ叩きつけました。
ここで夜凪は、はっと我に帰ります。
今、自分は何をしようとしたのか。
先程の行動は夜凪の中の衝動でした。
自分が一瞬、芝居を投げようとしたことに夜凪は気づきます。
そして慌てて立て直しました。
観客たちは気づかなかったようですが、共演者たちには分かってしまったのです。
自分にできることは何があるのか、共演者たちはそれぞれ考えます。
あの夜凪が一瞬でも芝居を投げようとしました。
それほどまでに、彼女の怒りの炎は強いのでしょう。
怒りの三蔵法師
夜凪は先程の集中の欠落を一瞬で立て直しました。
この若さで驚異の精神力だ、と白石は感心します。
自ら怒りを煽り、許してみろと命じるその醜悪な姿。
今の羅刹女は、まさに山野上の姿と重なります。
許してみろ。
そのセリフは、山野上の言葉でもあったのでした。
このままでは夜凪まで山野上の二の舞になってしまいます。
それだけはさせない、と白石も突破口を探して考えました。
羅刹女は何度も何度も仲間たちを刺し、その都度許せと叫びます。
それでも三蔵は微笑み、許すと言うのが今の場面でした。
これまでの稽古では、羅刹女はこの三蔵の姿に心を動かし、怒りを封じ込めて忘れようとするように演じていました。
しかし今の夜凪ではその解釈では演じることは出来ないのです。
怒り続ける羅刹女の名を、三蔵が呼びました。
あなたを許します。
そう言った三蔵の表情は、怒りに歪んでいたのです。
本来なら笑顔で許すところを、白石はあえて怒りの表情で羅刹女の前に立ちました。
白石が辿り着いた、この方法は効果があったのでしょうか!?
サイド甲の結末は…!?
言葉と感情が逆となる白石のこの方法ですが、ルール的には問題ないようです。
禁止されているのはセリフの変更のみであり、表情の指定はなかったのです。
三蔵の怒りの表情に、さすがの羅刹女もたじろいでいました。
まるで泣いている赤ん坊が、他の赤ん坊が泣く姿を見せられると泣き止むように。
羅刹女は自分自身の醜さに気づき、我に帰ったのです。
三蔵は倒れていた仲間たち三人へ声をかけました。
倒されたフリをして羅刹女を倒すつもりだった、という流れです。
王賀美、武光、市子の三人も羅刹女を囲うように立ちました。
白石のおかげで光明が見えたのです。
それでもここから先、演じながら考えなければなりません。
自分たちで夜凪を終焉まで導く。
その決意を胸に、舞台はついにラストシーンへ向かいました。
やっと夜凪の怒りをおさめるきっかけができましたね。
それでも、まだはっきりとその方法はわかっていません。
この舞台は、どのようなラストシーンをむかえるのでしょうか!?
アクタージュact-age96話ネタバレの感想考察
これまでずっと、夜凪は自分の中の怒りと戦ってきました。
やっと変わるきっかけがありましたね。
それは、白石の表情でした。
今回の舞台のルールとして、セリフは変えてはいけないとされていました。
しかし表情はその対象ではありません。
白石の機転に驚きました。
許します、と言いつつ激しい怒りの表情。
これこそが白石という俳優の、実力なのだと感じましたね。
この白石の表情は、夜凪自身や山野上を映す鏡でした。
怒りに支配されていた夜凪も、思わずはっとしてしまいます。
やっと羅刹女の怒りの炎をおさめるきっかけができました。
ラストシーンまでに、共演者四人はどのような手を使っていくのでしょうか!?
次回からの展開にも注目ですね!
アクタージュact-age96話ネタバレ展開考察
ここからは、『アクタージュact-age』最新話96話、そして97話以降で起こりうる展開考察したものを載せていきます!
最終局面へ
舞台は最終局面をむかえました。
再び白石の演じる三蔵法師が登場します。
前の出番の時、白石の言葉は夜凪にまで届いていました。
脚本の流れなのでそういったものなのですが、その空気を三蔵の仲間たちが壊します。
ここで一度羅刹女は思い返し、三蔵に警戒するようになってしまいました。
これは夜凪にも当てはまります。
二度目の登場で、前回より相手は警戒している。
白石の芝居は夜凪に響くのでしょうか!?
白石の言葉には説得力があります。
その説得力で、夜凪の心の奥にまで語りかけてほしいですね。
白石の言葉に夜凪は?
白石は山野上に、覚悟をしておいて下さいと言って舞台へ向かいました。
その姿はとても頼もしく、白石が三蔵法師を演じたのが必然的に思えましたね。
白石の芝居は、怒りに支配された夜凪の心の奥にまで届くでしょう。
そしてその言葉は、羅刹女だけではなく幼い夜凪に向かって語られるはずです。
白石の言葉に、幼い夜凪の怒りの炎がおさまればいいのですが。
怒りを持続し続けるというのは、とても疲れるものです。
夜凪を少しでも楽にさせてあげてほしい、と願うばかりですね。
舞台終了後山野上は何を語るのか
舞台は最終局面をむかえました。
その終わりが見えてきましたね。
この舞台が終わった時、山野上はどんな言葉を夜凪にかけるのでしょうか!?
考えられるのは、真実を夜凪に話すというものです。
芝居のために夜凪の過去を利用した。
それは人として、かなり残酷なことをしてきたと思います。
山野上はそれらについて、頭を下げるのかもしれませんね。
その頃には夜凪の怒りも、白石によって少しはおさえられているかもしれません。
うまく和解できるといいですね。
そして何より、山野上の怒りです。
この舞台が自分の想像を超えたものであると目の当たりにして、山野上の中で燃え続けた炎にも変化が起こるでしょう。
もしかすると、山野上の涙も見ることになるかもしれませんね。
アクタージュact-age96話ネタバレまとめ
夜凪は自分の中の「怒り」の声を聞きました。
自分は役者の前に夜凪景なのだ。
まだ芝居を続けるのか。
その声に夜凪は抗おうとしていました。
そんな中、舞台は最終局面をむかえます。
覚悟しておいて下さい、と山野上に言い残して白石は舞台へ向かいました。
ついにラストシーンです。
白石の言葉に、夜凪の「怒り」はおさまるのでしょうか!?
次回の『アクタージュact-age』第97話を楽しみに待ちましょう!
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