週刊少年ジャンプの人気漫画『ぼくらの血盟』最新話14話のネタバレと感想、展開考察です!
貴族にしか使えない血の武器化を廻峯が使った事で驚くシンとコウ。
朱月家の末弟だという廻峯のその力に兄弟は圧倒され、シンはその血を飲まれてしまう事に。
自分のものであるシンの血を飲まれた事でブチギレたコウはシンの血を飲み、真の力を使って廻峯との戦いに臨むのでした。
吸血鬼同士の戦いの行方とは!?
それでは、気になる『ぼくらの血盟』最新話14話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
ぼくらの血盟14話ネタバレ
『ぼくらの血盟』14話
「廻峯と灰賀」のネタバレが下記となります!
ぼくらの血盟14話ネタバレ:血盟の兄弟と廻峯の激闘
シンの血を直接吸う事で覚醒したコウ。
血の衣を作り出して廻峯へと襲いかかります。
対する廻峯はコウの攻撃を迎え討つも、血で生み出した刃はコウの攻撃に耐えられずにあっさりと砕けてしまう事に。
それによって先程までとは速さも力も桁違いになっているのだと把握する廻峯。
コウは廻峯が飲んだシンの血を返せと迫るも、当然のように廻峯はそれを断ります。
そしてそれと同時に砕かれた血をコウの頭上で再構築。
作り出した刃でコウを狙うも何故かコウの血の衣で防がれてしまいます。
コウがシンの血を操って守ったのかと感じた廻峯。
しかし完全にコウの隙はついていただけに、死にぞこないのシンがコウを守ったのだと気づくのでした。
どうにも戦いの展開が雑というか、廻峯のキャラクターがハッキリしていないので盛り上がりませんね。
前回のラストでコウの事を連れて帰るみたいな事を言ってましたし、割と余裕があったように見えましたが、特に捕らえる為の作戦もない様子。
一方でコウも不意打ちには対応出来ないようで、1対1だったら負けてたのかと思うと微妙ですよね。
ぼくらの血盟14話ネタバレ:他者の血を操る力と灰賀の選択
死にぞこないのコウに邪魔をされた事に苛立つ廻峯。
しかしそんな廻峯に対して、コウは再び大きな血の武器を作り出していきます。
このままではマズイと血の武器を作り出そうとする廻峯でしたが、その血は何故かコウに取り込まれてしまいます。
その力は他者の血まで操る力であり、こんなヤツの相手なんて出来るはずがないと廻峯は怯える事に。
しかしそんな廻峯の前に立ったのが灰賀。
このままだと全滅するだけだからと、一度退いてあの方に報告するようにと指示します。
廻峯は灰賀がどうするんだと問いかけるも、灰賀はその問いには答えません。
改めて廻峯様と呼び直すと、役目を果たさせて下さいとお願いする灰賀。
その瞬間廻峯の脳裏には、かつての灰賀との思い出が蘇るのでした。
散々調子に乗った感じだったのにあっさりと怯え始める辺り、廻峯がマジで何も考えていないようにしか思えません。
そもそも他者の血を操る力は前回の時点で確認していたはずですし、どこに勝機があると思って戦っていたんだろうか・・・。
過去の回想に入っていく感じでしたが、正直どんな事があろうとも廻峯に感情移入出来そうもないんですよね。
ぼくらの血盟14話ネタバレ:廻峯の悲しき過去とその決断
二人がまだ子供の頃、朱月家の従者だった灰賀は廻峯を探していました。
もうすぐ廻峯の姉の結婚式が始まると焦る灰賀と、姉様の為にと花冠を作っていた廻峯。
高台から町並みを見下ろす廻峯は、人間と吸血鬼が結婚する事が凄い事だと改めて口にしていました。
街の人達から血を分けてもらう代わりにパトロールしたり食べ物を分け与える。
そうやって正体を明かした上で人と共存している朱月家だからこそそういう事が出来る。
嬉しそうに語る廻峯に、きっと人間の友人も出来るのだと語る灰賀。
しかし二人が家に戻ると、廻峯の姉を含めた家族は婚約者の男とその仲間に殺されてしまっていました。
状況がわからず戸惑う廻峯に対して、婚約者の男は当然のように化け物退治なのだと答えます。
自分達は抑止力という組織の一員であり、恐ろしい吸血鬼共の繁栄を抑える為に送り込まれてきたのだと。
平和ボケした朱月家では簡単に仕事が出来たのだと笑う婚約者。
吸血鬼をも殺せる槍を手に廻峯にも襲いかかり、灰賀は身を挺して廻峯を守ろうとするのでした。
そして今、自分を守ろうと前に立つ灰賀の傷を見つめる廻峯。
まるであの時と同じような状況で、その時と変わらない事を嘆く廻峯は大鎌を構えたコウが迫る状況で灰賀を押して代わりに自分が前に立ちます。
廻峯が何故か灰賀を守ろうとした事に一瞬戸惑いながらも、コウはその一撃を廻峯に叩き込むのでした。
相変わらず誰一人としてまともに感情移入出来るキャラがいませんね。
今更悲しい過去が廻峯にありましたとか言われても、前回の時点で廻峯は血が飲み放題だ・・・みたいなのんきな発言してましたからね。
ようやく出てきた抑止力ですが、まさか抑止力という組織名だった事に驚きですし、抑止力なのに平和ボケしている吸血鬼を狙う辺り意味不明過ぎます。
ぼくらの血盟14話ネタバレの感想考察
激しいバトルと敵の悲しき過去が描かれた今回。
しかし相変わらずこれまでの描写と一致していない部分が多く、全く物語に入り込めません。
ショボすぎる廻峯の自信はなんだったのか??
前回の時点でコウの他者の血を操るという凄い力を確認していたはずの廻峯。
しかしそれを見ても廻峯は余裕でしたし、この力があれば血も飲み放題だとテンションが上っていました。
それだけに覚醒したコウであっても捕まえられるくらいの秘策でもあるのかなぁと。
が、蓋を開けてみれば特に全く作戦も何もなく、やった事と言えばコウの頭上からの奇襲攻撃くらい。
まあその攻撃も覚醒したコウは止めれず、シンがフォローした事でなんとかなった訳なので、効果的ではあったんですけどね。
というか正直1対1だったら負けてたのかもと考えるとコウもショボいんですけども・・・。
しかし結局はコウの他者の血を操る力を見せつけられて怯える始末。
前回までの無駄な自信はなんだったんだよとしか思えませんし、敵も味方も誰一人格好良くないというのが悲しい所でした。
悲しい過去が微妙な件
やはり廻峯と灰賀はただの仲間ではなかったようで、二人の過去が描かれる事に。
しかしこの過去の部分も手放しで廻峯が可哀想とも言えないんですよね・・・。
やはり問題となるのは設定の部分なのですが、そもそも二人が子供の頃の時代設定がよくわかりません。
吸血鬼は長生きらしいので結構前の事っぽいですし、舞台となるのも日本ではなさそうなんですよね。
しかし名前は朱月だったりしているのも疑問ですし、なんで今は日本で活動しているのかも不明。
人間と吸血鬼の姉が結婚するという事を凄いのだと語っていた廻峯。
それは朱月家が人間達と素晴らしい関係を築いていて共存出来ているから。
が、よく考えてみるとこれも色々とおかしいんですよね。
血を分けてもらう代わりにパトロールしたり食べ物を分け与えるというのが謎です。
そもそも分け与える食べ物は誰のものなんだよと思ってしまいますし、常にパトロールが必要な程治安が悪い場所なのかよと思ってしまいますし。
正直こんなのただのヤクザ的なやり方なのではと思ってしまいますし、分け与えるという言葉を使っている時点で上から目線なんですよね。
こういう部分はもっと丁寧に描写しないと説得力が出ませんし、せめてもう少しなんとかならなかったのかなぁと思ってしまいました。
抑止力が抑止力でもなんでもない件
大好きな姉の婚約者が抑止力という組織の人間で、そんな人間によって姉や家族が殺されてしまった。
これはかなり悲しい話なのですが、そもそも抑止力という組織が謎すぎて入り込めません。
組織の名前が抑止力という時点でちょっと笑えてしまいますが、抑止という言葉を選んでいるのに平和ボケした朱月家を狙ったのが意味不明です。
抑止どころか積極的に殺しに来てますし、とりあえず名前を変えた方が良いんじゃないでしょうか。
しかも少なくとも婚約者として長期的に朱月家に潜入していた訳ですし、朱月家がわりかし無害である事は確認しているはずですからね。
そんな感じで抑止どころか積極的に吸血鬼を殺しに来ているヤバい組織の抑止力。
しかしそれなのに廻峯と灰賀は生きている訳で、それどころか額に傷が一つ残っただけ。
どうやって生き残ったのかもわかりませんし、その辺りがちょっと雑すぎますよね。
廻峯と灰賀の関係の部分こそが感動させるポイントになるはずなのですが、それもこれまでの廻峯の意味不明な言動があるのでしっくりきません。
辛い体験を一緒に乗り越えた兄弟のような関係なのに、なんで廻峯は登場するなり灰賀の事を刺したんだろうか??
発言もずっと小者な感じでしたし、だったらせめて抑止力への復讐心を全面に出していればちょっとは違ったかもしれません。
ちょっとだけ戸惑いながらも、最終的にコウが容赦なく攻撃しているのも気になる所。
どの口が仲直りすればいーじゃんと言っていたんだよと思ってしまいますし。
何から何まで描きたいシーンの為に雑に物語が展開されているなぁと感じました。
ぼくらの血盟14話ネタバレ展開考察
ここからは、『ぼくらの血盟』最新話14話、そして15話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
コウの力で廻峯を圧倒する!?
1話目以来久しぶりにシンから直接吸血して本気モードに入ったコウ。
そもそもなんで直接血を吸うと通常よりも強くなるのかという疑問はありますが、とりあえずこの状態はコウにとって最強の状態である事は間違いないでしょう。
とはいえ1話目でこの力で撃破したのはあくまでも吸血獣であり、吸血鬼にどの程度通用するのかは不明です。
が、正直廻峯は貴族だとか言っている割には行動も幼稚で器も小さいとしか思えません。
他者の血を操る力に興味津々という感じでしたが、そんなに余裕を見せていられる状況でもないでしょう。
連れて帰るとか言ってましたが、本気モードのコウによってあっさりとやられてしまう未来が想像出来そうですね。
更なる援軍の登場で戦いは一旦終了!?
本気モードのコウと廻峯ではおそらくまともな勝負にもならないでしょう。
とはいえ、ここでコウが廻峯を殺してしまうというのもやりすぎになってしまうんですよね。
共存とか偉そうに言ってるくせに、憎い敵を簡単に殺してしまったらその時点でバッドエンドという感じでもありますし。
なので展開的にもここでは決着を完全にはつけないくらいが丁度よいかもしれません。
コウの力を廻峯に見せつけた所で、更なる吸血鬼が登場して二人を回収して去っていく。
そのくらいで今回はまとめておくのかなぁと思います。
ぼくらの血盟14話への読者の声
『ぼくらの血盟』最新話14話へ向けての感想や考察を集めました!
#wj01 ぼくらの血盟
コウくん超覚醒。(シンくんの血液量大丈夫なのかしら…)人間の血を自在に操る能力ってもうそれ人間としては生かしちゃなんねえ能力すぎて恐ろしい……なんでこんな力もってて人間から隠れて暮らしてんだ吸血鬼…。
— 真黒コスモス (@axelmagro) December 6, 2020
今週のぼくらの血盟の「僕の貴族は人間に滅ぼされた」ってセリフで頭痛くなってしまった
— よつか/四ツ影れんか (@vvvsistervvv) December 7, 2020
またぼくら血盟の話をさせてもらってもいいですか…いいよ…今回も面白かったよ!でもやはり言葉の雑さが気になる……。あと先週もそうでしたが序盤、ないしカイネ達が出てきた頃にその情報が欲しかったです…!
— まふすけ (@mafukeratopusu) December 7, 2020
今週のぼくらの血盟
兄(人間)が敵の吸血鬼に血を吸われてしまった!
それを見た弟(吸血鬼の王族の末裔)は、敵の吸血鬼に怒りをぶつける!
弟「それはおれのだ。おれ以外は触れることも許されない」
兄の血を飲む弟。王の力の真髄が目覚める!!— ストナー (@stoner_66237) December 7, 2020
ぼくらの血盟14話ネタバレまとめ
相変わらずそれぞれのキャラクターの行動が無茶苦茶だった今回。
それだけにどのキャラクターにも感情移入が出来ない状態になっていますね。
敵として致命的なくらいに魅力がない廻峯。
主人公として致命的なくらいに応援したいと思えないコウ。
それだけにこの状況でどう話を展開していくのかかなり疑問でしかありません。
どうにか盛り上がる流れになっていって欲しいですけどね。
次回の『ぼくらの血盟』第15話を楽しみに待ちましょう!