ぼくらの血盟

ぼくらの血盟18話ネタバレ感想!シンとコウの頑張りで廻峰を救う!?

週刊少年ジャンプの人気漫画『ぼくらの血盟』最終回最新話18話のネタバレと感想、展開考察です!

 

獣化寸前となった廻峰の元に戻ってきた緋月兄弟。

二人は廻峰によって獣化してしまった子供のキリを連れてきて謝罪を要求する事に

自らを苦しめた廻峰に対して、自らも血の渇きの苦しみを知るキリは廻峰に血を飲ませる事で救ってあげるのでした。

緋月兄弟の進む道とは!?

 

それでは、気になる『ぼくらの血盟』最終回最新話18話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!

 

 

Contents

ぼくらの血盟18話ネタバレ

ぼくらの血盟最新話18話ネタバレ

 

『ぼくらの血盟』18話

「血を超えて」のネタバレが下記となります!

 

ぼくらの血盟18話ネタバレ:限界を迎えた廻峰と帰ってきた兄弟

藍月の作った空間に3日間も幽閉され、完全に限界を迎えつつあった廻峰

灰賀は藍月に必死に助けを求めるも、廻峰が反省していない状態では出してはくれません

 

そんな中で遂に戻ってきたシンとコウ

逃げ出したかと思ったと煽る藍月に対して、シンは力強く逃げないのだと返します。

 

そこで改めてまだ廻峰が無事であるかを確認するシン。

藍月はそろそろ限界だと答えようとするも、次の瞬間廻峰は自力で空間を破って脱出していました

 

血の渇きによって半ば狂乱状態の廻峰

シンを襲おうとするも直前で屋敷を操る藍月に止められてしまいます。

自力で出てこられるとは思っていなかっただけに、藍月も流石は貴族なのだと評価する事に。

 

完全に動きを止められた廻峰はシン達に対して懇願するのでした。

二人にやった事を謝るから血をくれと

 

 

3日経過しても何も反省していない廻峰と、特に焦った様子もなく戻ってきたシンとコウ。

マジでこの時点で廻峰が駄目になってたらどうするんだよと思ってしまいますし、漫画的な都合で全部片付ける感じなのでしょうね。

しかも丁度このタイミングで廻峰が自力で脱出してきたりと、展開があまりにも不自然で強引すぎます・・。

 

ぼくらの血盟18話ネタバレ:血の渇きの苦しみを知っているから

廻峰の謝るという言葉に反応したのはコウ。

傷ついたのは自分達だけではないと語るコウは、自分達も廻峰と灰賀を傷つけた事を謝ります

 

その言葉に驚く廻峰と灰賀でしたが、更に言葉を続けるコウ。

自分達よりも一方的に傷つけて悲しい思いをさせた一番謝らなきゃいけない相手がいるのだと。

その言葉と共にコウの後ろに現れたのは廻峰によって獣化させられた子供のキリ

 

半分獣になりかけたその姿に、廻峰は獣になんかなりたくないと絶叫します

だからこそ自分に血を飲ませてくれと。

そんな自分本位な廻峰に対して優しく血を差し出したのは苦しめられたはずのキリでした

 

自分が苦しめた相手が血を差し出してきた事に驚く廻峰。

なんでと尋ねる廻峰に対して、キリは苦しい気持ちがわかるのだと返すのでした

 

その優しい言葉に涙を流しながら差し出された血を飲み干していく廻峰

優しいキリに対して廻峰は弱々しくごめんなさいと言葉を紡ぐのでした

 

 

なんとなく綺麗に話がまとまった感を出してますが、そもそも廻峰は全く反省していません

この状態で獣になんかなりたくないとか叫んでますし、中身はどこまでもクズでしかないんですよね。

しかも子供から血を差し出されてがぶ飲みしてから謝ってたりと本当にどうしようもありません・・・

 

ぼくらの血盟18話ネタバレ:兄弟二人でならば乗り越えられる!!

廻峰を救い、キリを隠れ住んでいる駄菓子やへと送り届けたシンとコウ。

その一方で血を飲んだ事で獣化から救われていた廻峰

 

そんな廻峰は灰賀に対して問いかけます。

あの時自分達に手を差し伸べてくれたのがあの方ではなく緋月兄弟だったなら、今頃何か違っていたのかな・・と。

そんな廻峰の言葉に灰賀はさあなと答えるのでした。

 

廻峰と灰賀の会話を聞きながらも、半獣化させられた子供を連れてくる事を選択したシンとコウに驚いていた藍月

キリがこの場所に来る勇気が持てたのも二人の優しさがあったからだったのだろうと。

綻びを真っ直ぐな方法で正そうとする姿に、藍月は義理の兄である先王とそっくりだと感じるのでした。

 

キリを送った帰り道で、コウはシンに対して王様の子じゃなければ良かったと自分の気持ちを吐き出します。

そうだったら周りの人達も巻き込んだりはしなかっただろうと。

 

しかしシンはそんなコウに対して力強く返します。

自分はコウが王の子だから会えたのだと

コウを隣で支える為に自分はきっと生まれてきたのだと

 

二人ならきっと乗り越えられる。

そんなシンの言葉にコウはシンが兄で良かったと抱きつくのでした

 

 

驚くべき事に何も解決した訳でもないまま物語が終わってしまいました

廻峰は結局最後まで反省しておらず、自分が誰と出会ったかどうかに責任転嫁してますし。

そもそもシンとコウがいたからこそ周りに被害が出ているのはどうやっても本当の事ですし、このままだと本当にただただ迷惑な存在でしかないような気がするのですが・・・。

 

ぼくらの血盟最終回18話ネタバレの感想考察

ぼくらの血盟最終回18話ネタバレ

 

共存を目指すシンとコウの物語でしたが今回で終わってしまいました。

せめて終わるのであれば色々とまとめて欲しい気がしましたが、最後まで問題点をどうにかする事は出来ませんでしたね。

 

のんきすぎる人達

前回のラストの時点でわかっていましたが、一応廻峰の限界が訪れそうだというのに皆ちょっとのんきすぎますよね。

灰賀だけが焦っている感じでしたが、獣化していないのだから灰賀もなんだかんだこの3日で血は飲んでいるのでしょうし。

3日間ずっと廻峰に対して延々と叫んでいたとも思えませんし、助ける方法を何も考えていなかった辺りめちゃめちゃ無能すぎます。

 

シンとコウも当たり前のように戻ってきましたが、3日間がタイムリミットだったのにめちゃめちゃ余裕ですよね。

物語の都合でしかありませんが全く必死になっているようにも思えませんし、だったら獣化するまでの時間を短くしたりして緊迫感くらいは出した方が良かったのでは??

 

更に都合の良い事にシンとコウが到着したタイミングで自力で脱出してくる廻峰。

3日目で脱出出来るなら最初から脱出出来るんじゃないかと思ってしまいますし、火事場の馬鹿力だとしてももうちょっと自然に演出出来ないのかなぁと思ってしまいます

しかも藍月も自力脱出には驚いていますし、この辺りも適当というか雑でしたね。

 

本当に一番謝らないといけない人を忘れてる問題

廻峰に対して、傷ついたのは自分たちだけじゃないと語ったコウ。

そこからキリの話に行くかと思いきや、自分達が廻峰を傷つける事をまず謝る事に

 

正直これって要りますかね??

やられそうになったからやり返したというか正当防衛でしかありませんし、これはなんだか優しいとかそういう話ではない気がします。

そんな事を謝るくらいなら、トラックの運転手にでも謝ってほしい気がしますし。

 

この問題の解決策としてキリを連れてくるというのはまあ予想通りではあります。

しかし3日間もかかったというのが微妙で、説得にそれだけ時間がかかったのだとしたら、その割にはキリが優しすぎる気もします。

これだけ優しいなら1日目の時点で連れて来れそうな気もしますし。

 

とはいえ本当の問題はそこではなく、誰一人として死んでしまった子供の事を口にしない事なんですよね。

廻峰のせいで子供を殺してしまったキリが、廻峰の苦しみを理解して許してあげるというのがもう意味不明な気がしますし。

キリとしてはあくまでも不可抗力ではあるとはいえ、殺したのはお前だからなぁと思ってしまいます

 

キリが許した事で全部が丸く収まった感じとなっていますが、じゃあ子供を殺された人間の親の気持ちはどうなるんだよとしか思えません

完全に吸血鬼達目線でだけ物事が解決となっているのはあまりにも酷く、流石にこの展開では感動出来たりしませんよね・・・

 

責任転嫁する廻峰と謎のままのあのお方

結局キリの優しさに甘えて、血をがぶ飲みしてから謝る事になった廻峰。

とても貴族とは思えない姿でしたが、無事に復帰してからはまた調子の良い事を言ってましたね。

 

自分達が殺されそうになった時に、手を差し伸べてくれたのが「あの方」ではなく「緋月兄弟」だったら

そうすれば今の自分達は少しは違っていたのかなぁと。

 

この考えはあまりにも都合が良いというか、廻峰にとっては自分が悪くなったのも全て「あのお方」のせいみたいで最悪でしたね。

「あのお方」は善意で廻峰達を助けた訳であり、その後歪んだのはどうやっても自分のせいでしょう。

環境のせいで人は変わってしまうとはいえ、散々クズな行動をとっておいて都合が悪くなれば人のせいって、結局最後まで何も改心してませんよね

 

更に結局「あのお方」についても特に語られる事もなく終了

過去の話の中で出てきた吸血鬼のアルフレートこそが「あのお方」なのだと思いますが、何故彼が先王を殺したりしたのかはわからないまま。

この物語において最重要人物だというのに、最終回になっても登場さえしないで終わるというのはある意味では新しいのかもしれませんね。

 

吸血鬼目線で終わってしまった物語

最後はシンとコウの会話で物語が終わりとなりますが、ここでの会話もまあ色々と気になりますよね。

王様の子でなかったら良かったと、割とまともな事をつぶやくコウ

しかしそれに対して、王様の子だったからコウと出会えたのだとフォローしてしまうシン

 

正直読者目線だとシンとコウが周りにめちゃめちゃ迷惑をかけていた訳であり、王様の子供でなければ良かったという意見には賛成するしかないんですよね。

それなのにコウを支える為に生まれてきたのだと、なんだかちょっと行き過ぎた兄弟愛っぽさを見せてくるシン

二人なら乗り越えられるとか言ってますが、これによってむしろコウの事を唆しているようにさえ思えてしまいます。

 

彼らにとっては今回自分達と関わったせいで人間が何人死んだとかはどうでもいいのでしょうね。

人間であるはずのシンがコウ以上に吸血鬼よりの考えをしていて、それじゃあ共存なんて出来るはずもないでしょう。

ただ吸血鬼に寄り添えば良いというものではないでしょうし、こんなに甘い事を言っていると絶対この先も人間を巻き込む事になっちゃうと思います。

 

最初から最後まで吸血鬼に都合の良い物語となっていて、しかも結局何も進展したとは思えないのが驚きでした。

これだったらせめて「俺たちの戦いはこれからだ」エンドの方がまだ良かったんじゃないかなぁと思ってしまいました。

 

ぼくらの血盟18話ネタバレ展開考察

ぼくらの血盟最新話18話ネタバレ

 

ここからは、『ぼくらの血盟』最新話18話、そして19話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!

 

シンとコウが向かった場所とは!?

別に助ける必要もない廻峰とはいえ、それを放っておいてどこかへ出かけてしまったシンとコウ。

家にいても退屈だからと言っていましたが、本当はちゃんとやるべき事があると考えていたのでしょう。

 

この状況で行かなければならない場所があるとすれば、それはやはり廻峰によって被害を受けた人の所でしょうか

半獣化してしまった子供の件をちゃんと母親に説明してどうにか許してもらう。

もしも彼女が許してくれるのであれば廻峰の事も許して助けてあげる・・・みたいな感じでしょうか。

 

とはいえそうだとすると、完全に死んでしまった人間の方は無視する事になってしまいます。

それだけにここまで来ると、実は人間の子供は生きていた・・・みたいな展開にしないと無理な気がしてしまいますね。

 

廻峰を助けて和解ルートへ!?

どういう流れになったとしても、流石に廻峰を助けないという展開だけはないでしょう。

シンとコウが何かする事によってどうにか藍月を説得し、廻峰を助ける流れになるのでしょう。

まあ藍月も兄弟の成長を期待していただけっぽいですし、最初からやばくなったら廻峰を助けてそうなタイプに思えますが。

 

しかしどういう流れだとしてもただただ廻峰が救われただけでは読者的に納得できるはずがありません

それだけに廻峰がもしも救われたとしても、その後廻峰が他の勢力なんかに殺されたりする展開かもしれませんね。

罪には罰が与えられるという展開でもなければ流石に作品のテーマである共存ルートへの道が保てない気がしますし。

 

ぼくらの血盟18話への読者の声

ぼくらの血盟最新話18話ネタバレ

 

『ぼくらの血盟』最新話18話へ向けての感想や考察を集めました!

 

 

ぼくらの血盟18話ネタバレまとめ

ぼくらの血盟最新話18話ネタバレ

 

なんだか物凄く中途半端な感じで最終回を迎えてしまった『ぼくらの血盟』

共存がテーマの作品のはずでしたが、全く共存させるつもりもない感じになったのが残念でしたね。

 

最終回に登場している人間はシンだけであり、しかも別に重要な役割でもなんでもないというのが衝撃でした。

吸血鬼同士で揉めて人間に犠牲を出したものの吸血鬼同士で解決したというだけに過ぎませんからね。

 

吸血鬼の設定の部分から気になる所が多く、それぞれの問題点は最後まで全く解決しなかったのも辛い所です。

最初から最後までシンとコウが自己満足をしていただけの浅い物語になっていましたし、もっとどうにかならなかったのかなぁと感じてしまう作品でした。

 

「ぼくらの血盟」は今回で最終回となりますので、次回作に期待しましょう!

 

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まんがライフハック管理者/SHOT
漫画歴25年以上、読破した漫画は1000タイトル以上(だいたい) 。日夜まんがを独自視点で解説・考察。30代男性、日系大手→外資系戦略コンサル→起業構想中(←今ココ)。家族超ラブ(妻・長男・長女)!特に好きな連載中作品はワンピース・呪術廻戦・アンデッドアンラック・キングダム・ヒストリエ・ヴィンランドサガ・アオアシ・喧嘩稼業・ハンターハンター(一応連載中扱い)
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