週刊少年ジャンプの人気漫画『ぼくらの血盟』最新話7話のネタバレと感想、展開考察です!
攫われたコウと人質になった泉生の妹を救う為に動き出したシンと泉生。
コウの吸血鬼としての力を狙う京華に戦いを挑むも、分身する力を使う京華の予想以上の実力に大苦戦。
しかし泉生の力を借りて京華を追い詰めたシンは京華を強く脅してコウと妹を救い出し、コウと共に大切な人達を守る気持ちを強めるのでした。
シンとコウが次に出会うものとは!?
それでは、気になる『ぼくらの血盟』最新話7話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
ぼくらの血盟7話ネタバレ
『ぼくらの血盟』7話
「配達と気配」のネタバレが下記となります!
ぼくらの血盟7話ネタバレ:西山と一緒に血液配達へ
緋月兄弟を危険に晒してしまった事を思い切り謝っていた西山泉生。
妹を人質に取られていたとはいえシンを刺した事は事実であり、謝って済む事ではないとしながらも兄弟に頭を下げ続けます。
全く気にしていない様子のシンでしたが、それでは気が済まないとしつこく粘る西山にシンも一つだけお願いをする事に。
緋月兄弟は週に一度、献血で集めた血液を吸血鬼に配達しているとの事。
シンはその手伝いを西山にしてもらう事に。
とはいえ西山としてはやはりまだまだ吸血鬼は恐ろしい存在。
とはいえコウによれば京華のような吸血鬼は珍しく、本来の吸血鬼は大人しく静かに暮らしているのだそう。
そんな言葉で少しだけ安心する西山は、吸血鬼の存在を知ってしまった以上ちゃんと向き合おうと考えていました。
だからこそもっと色々と教えて欲しいと。
そんな話をしながらやってきたのは少し古びたアパートの一室。
そこでは緋月兄弟と西山の事を元気な子供が迎え入れます。
血液パックを届けにきたコウに懐いた様子のその子供でしたが、人間の西山がいる事を知ると急に怯えてしまう事に。
母親によればその子は元々小学校に通っていたものの、友達の血を吸いそうになったというトラブルがあったのだそう。
血の入った水筒を忘れてしまい喉が乾いている所を心配した友達に襲いかかってしまったのだと。
すぐに我に返ったもののそれ以来人間と関わるのが怖くなり、トラウマで学校にも行けなくなってしまっていたのでした。
あっさりと許された西山ですが、今回は特に妹がどうなったかという部分も特に描かれない様子。
しかしそもそもなんで吸血鬼の王が配達しているのかも謎ですし、そもそも吸血鬼がどういう生態なのかも全くの謎のまま。
それでいて献血で集めた血液を運んでいるというのも正直訳がわかりませんよね・・・。
ぼくらの血盟7話ネタバレ:吸血鬼が生きづらい世界
親子の吸血鬼の家に続いてやって来たのは老人の家。
先代の吸血鬼の王の事も知っている様子の老人は、コウが先代に似ている事を長々と語り続けます。
血の武器化は下々の吸血鬼にはない力であり、先代は物凄い力を持っていたのだと。
そんな感じで老人宅への配達を終え、緋月兄弟は人間も吸血鬼も垣根無しであり、他の吸血鬼は人間とは最低限しか関わりたくないスタンスなのだと気づいた西山。
共存派のシンとしては西山が吸血鬼の事を知ってくれる事が嬉しいようで、残り1件の配達のよろしくと声をかけます。
が、残り1件しかないのだという事で思っていたよりも少ないのだと西山は感じます。
シンによれば、どうやら吸血鬼はこの世の中に0.2%程度しかいないのだそう。
学校に一人いるかいないか程度という事で、どおりで気づかないものなのだと西山は納得します。
そんな会話をしている中で、3人は男二人に絡まれている女性を発見。
息を乱して辛そうにしている女性をホテルに連れ込もうとしている男達に、女性も身を委ねたのかもたれかかります。
が、次の瞬間その首元へ思い切り噛みつこうとしていきます。
それを止めるようにと間に割って入ったシン。
彼女の友人だと言って男達を追い払いますが、女性吸血鬼からすれば助けられたのではなくむしろ邪魔されたようなもの。
それだけに人間達への激しい怒りをぶつけてきて、シンとコウは落ち着くようにと持ってきた血液を彼女に差し出すのでした。
そんな光景をただただ見ているしかなかった西山。
さっきの子供といい、人間よりも吸血鬼の方が生きづらそうだと感じていました。
繰り返しになりますが、吸血鬼の生態系がさっぱりわからないので、血の問題がどのくらい切実なのか謎なんですよね。
血の配達ペースがギリギリだから一般人の血を吸おうとしてしまっているのか、それともそれはただの個体差なのか。
そもそも普通の女性としてガラの悪い男達はナンパしてきている訳ですし、吸血鬼だからどうだという問題でもないんですけどね。
ぼくらの血盟7話ネタバレ:人間への容赦ない敵意を持った二人の吸血鬼
シン達に邪魔された事でイライラしていたガラの悪いチンピラ二人。
怒りが収まらないだけに仕返ししようと動き出すも、そんな二人に何者かが声をかけます。
家畜がピーピーとうるさいのだと。
ケンカを売られた二人でしたが、次の瞬間には二人とも首と頭部を切断されて殺されてしまいます。
彼らの前にいたのは二人を殺した黒髪の吸血鬼の廻峯とワイルドな見た目の灰賀。
殺した二人の事を顔も中身も醜悪だから見るに堪えないと語る廻峯と、血が勿体ないから自分が飲むというスタンスの灰賀。
見た目通りワイルドに血を啜る灰賀を笑いながらも、廻峯は部下である京華の無能っぷりに苛ついていました。
二人の背後に膝をついて謝罪する京華に対し、吸血鬼が人間に負けた事への苛立ちをぶつける廻峯。
今殺した人間達と同じ様にしてやろうかという言葉で半泣き状態の京華でしたが、灰賀の方はそれに対してフォローを入れます。
京華の分身術を退けるのだから、相手は中々の手練なのだろうと。
カリカリしている廻峯を宥めるも、廻峯としても失敗すれば怒られるのは自分達なのだと叫びます。
が、それに対しても冷静に自分達が失敗するのかと問いかける灰賀。
それに対して廻峯は自信を漲らせて言い切ります。
失敗なんてするはずもなく、人間共は自分達の所有物であり、刃向かうゴミは殺せばいいのだと。
ここへ来て遂にヤバそうな二人の吸血鬼が登場してきましたが、相変わらず廻峯の方は男なのか女なのかわからない見た目をしてますね。
しかし人気が少ない場所とはいえ、堂々と人を殺して思い切りその血を浴びるのはスマートじゃないというか、そんなに汚れる意味を感じないんですよね・・・。
京華も上司がいるのに1ヶ月時間をかけて失敗していた訳ですし、上司も恐いんだったらもう少し頑張れば良かったのにと思ってしまったり。
ぼくらの血盟7話ネタバレの感想考察
緋月兄弟にとっての新たな敵が登場する事になった今回。
しかし相変わらず設定の部分で問題が山積みという感じでしたね。
西山問題と献血問題
殺す気で人を刺しておいて、二度と裏切らないと言い切る西山もヤバいですが、それを問題ないと許すシンの方も逆にヤバいです。
前回助けた妹がどうなったかも描かれていませんし、あれだけ大切にしていた妹なんだから看病している様子でも描いた方がよっぽど西山の好感度が上がる気がしちゃいます。
更に今回の大問題となったのが、何故か吸血鬼の王であるはずのコウ達が血の配達をしていた事。
賢くて優しい王様である事を印象づけたいのかもしれませんが、そもそも結構な量の血をどうやって集めているんでしょうか?
献血で集めたと言ってますが、個人でどうやって献血出来るのか全くの謎です。
全くわからない吸血鬼の生態
今回配達先の吸血鬼が、友達の血を吸いそうになった事がトラウマとなり学校へいけなくなったというエピソードがありました。
しかしそもそも血の入った水筒をもたせている時点でヤバいですよね?
バレたら一瞬で学校なんて通えなくなると思うのですが??
毎日水筒で持ち歩かないといけない程血が必要なのもヤバいですし、ちょっと血を飲まないだけで我を失ってしまうのも相当ヤバいです。
この場面ではまるでこの子供が被害者かのように描かれていましたが、実際には襲われた子供の方がトラウマですよね。
なんだか吸血鬼が可哀想だという方向に無理矢理持っていくような演出になっているのがおかしい気がしました。
しかもシンの話によれば吸血鬼は世の中に0.2%程度しかいないのだそう。
これに対して西山は少ないと言ってますが、これってびっくりするくらい多いですよね??
日本だけでも20万人以上の吸血鬼がいるのだとしたら、それこそどう考えても血が足りないのでは??
せめて吸血鬼は1日どのくらいの血が必要だとかそういう部分をもっと先に描いた方が良かった気がします。
既に水筒やら血液パックやらを描いているので、こうなると少量の血で何日も過ごせるとか我慢できるとかそういう感じが無理になってしまいますし。
ガラの悪い男達に絡まれた女性吸血鬼の件で、西山が吸血鬼は生きづらそうだと感想を言ってましたが、これもちょっとズレている感じでしたよね。
今の場面であれば、むしろ普通の女の子だったら抵抗出来ずに酷い目にあっていたかもしれませんし。
そもそも吸血鬼が学校に通ったり、普通に人間と同じように生活出来ているというのも謎です。
そこまで日常の中に吸血鬼がいるのかどうかもわかっていませんし、彼らが普通に働いていたりするかもわかりませんし、その割に生活感を全く感じさせないのもちょっと気になりますね。
悪役吸血鬼がやっぱり小者っぽい
人気は少なさそうとはいえ、昼間の路上で堂々と人間を殺してしまうヤバい吸血鬼二人組。
返り血を浴びまくったり、思い切り汚れながら血を飲んだりと、なんだかイメージしている吸血鬼とは違ってなんかスタイリッシュじゃないですよね。
しかも廻峯の方は口が悪く相当小者感が漂っています。
どうせこの後戦いに負けて今回の京華みたいな感じになっちゃうんだろうなぁと想像出来てしまいますよね。
京華も京華で、こんなに恐い上司がいるのに、普通に失敗しましたと報告しているのだとすれば笑ってしまいます。
基本的に緋月兄弟なんて隙だらけなんだから、もう少し自分で頑張ってみたらいいのにと思ってしまったり。
分身術を使えるんだから、小学校に通っているコウを狙えばいくらでもチャンスがありそうですし。
とまあとにかく問題点が山積み状態の本作。
もう少しでいいので設定の部分をハッキリさせてくれればもう少し印象も違うんでしょうけどね・・・。
ぼくらの血盟7話ネタバレ展開考察
ここからは、『ぼくらの血盟』最新話7話、そして8話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
コウと泉生と仲良くなる!?
とりあえず京華との戦いが終わり、次回は一段落となるでしょう。
泉生と妹を家に泊める事になったようですし、緋月家での日常の部分が描かれる事になりそうです。
しかし泉生は何があったとしても、シンの事を刺したのは間違いありません。
それだけの事をやった上に妹も救ってもらったのだから、何かしらシンの為になろうとしたりするのではないでしょうか。
コウには嫌われていましたが、その辺りの問題もどうにかしておきたいと考えるかもしれません。
積極的にコウに絡みにいって、なんだかんだ少しだけ仲良くなれたりするのかもしれませんね。
シンの力の秘密が明らかに!?
京華という吸血鬼との戦いの中で、かなりボロボロになったシン。
コウとは違い一応は普通の人間のはずですが、それにしてはちょっとタフすぎるのが気になりました。
刺されてもその傷が普通に治ってしまうんだから、普通の吸血鬼よりもよっぽど回復力が高いのではと思ってしまいますし。
それだけに何故それだけ回復力が高いのかについては早めに説明が欲しい所です。
当然コウと血盟を結んだ事による影響なのだとは思いますが、それにしてもちょっと人間離れしすぎですからね。
何かしらその力に秘密があったり、何らかのリスクがあったりという事だったりするのかもしれません。
ぼくらの血盟7話への読者の声
『ぼくらの血盟』最新話7話へ向けての感想や考察を集めました!
#wj46 ぼくらの血盟
シン兄様ブチのギーレィ。う、うーん…相手吸血鬼だし首とは言わず腹あたりブッ刺したほうが真に迫ったのでは。ていうか分身体の攻撃の威力とか考えるとマジで「本当に人間か…?」って言いたいよなw
— 真黒コスモス (@axelmagro) October 17, 2020
ぼくらの血盟、作者の描きたいものはすごく伝わるんだけど
“作者の中では完結していて読者には伝わっていない感”すごい— 夢咲零二 (@N3X61STzwniQfFC) October 18, 2020
ぼくらの血盟はちゃんと内容を理解しようとして読むと気が狂いそうになるからクソ漫画として楽しむ
今週も弟がいつの間にか瓦礫の向こうにいたの意味わからなかったけど、大事なのは親友が弟を庇うという美学だから問題ない
全1巻で打ち切られたら単行本買いたいけど、2巻以上になると厳しいな— る。 (@rouage_) October 18, 2020
褒められる箇所がないんだよなぼくらの血盟
俺は作品評価する時に加点評価してるからそうなるともう0点なんよな
同じようにおもしろくない漫画だったタイムパラドクスゴーストライターは加点要素あったし、展開にツッコミどころ多くて語れる部分が多かった— 千葉チャンネル (@KameImcachan9) October 17, 2020
ぼくらの血盟は兄描写が多すぎるから多分そっちが性癖で兄弟愛に見せかけた騎士が姫を助ける構図が好みなんだな
一見ヒーローものに見えるけど物語の一人称がヒーローじゃなくて弟の目で見てるから救われる側の夢小説みたいになってるんだと思う— スイミー (@ksks4120) October 17, 2020
ぼくらの血盟7話ネタバレまとめ
京華との戦いを終えて皆を救い出した今回。
しかしバトル部分はかなり薄味というか、イマイチ個性を感じれませんでした。
キャラクターの行動も気になる部分が多く、特にシンを刺した泉生が良さげな台詞を口にしていたのは正直疑問でした。
刺そうとして止めたくらいならまだしも、本当に刺した奴が何を偉そうにと思ってしまいますし。
主人公がタフだから刺されても許すというだけでは読者は納得出来ない気がしちゃうんですよね。
結局敵キャラの京華が何をしたかったのかも分からずじまいで、しかも全く魅力的ではなく小者として描かれていたのも残念。
キャラクターの魅力が非常に薄いので、次回以降でそういう部分を見せていって欲しいですね。
次回の『ぼくらの血盟』第8話を楽しみに待ちましょう!