週刊少年ジャンプの人気漫画『ぼくらの血盟』最新話8話のネタバレと感想、展開考察です!
迷惑をかけたお詫びという事で緋月兄弟の仕事を手伝う事になった西山。
吸血鬼に血液を運ぶという仕事を通じて、西山は人間よりも吸血鬼が生きづらそうだと感じる事に。
しかしそんな中で京華を部下に持つ二人の吸血鬼は容赦なく人間を殺し、シンとコウに狙いを定めるのでした。
危険な吸血鬼達にシンとコウは太刀打ち出来るのか!?
それでは、気になる『ぼくらの血盟』最新話8話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
ぼくらの血盟8話ネタバレ
『ぼくらの血盟』8話
「獣と化す」のネタバレが下記となります!
ぼくらの血盟8話ネタバレ:吸血鬼と人間の関係と兄弟の絆
週に一度の血液の配達で、以前訪れた吸血鬼家族の元を訪れたシンとコウ。
しかし二人を迎え入れたのは二人の子供でした。
母親によれば、吸血鬼の息子であるキリと一緒にいるのは学校の友だちであるアキちゃん。
学校を休んでいるキリの事を心配してお見舞いに来てくれていたのでした。
とはいえキリとしても怖い思いをさせたくないから会おうとしなかったものの、何度も訪ねてきてくれた事で今はすっかり仲良しに戻れたのだそう。
流石にまだ自分が吸血鬼であるとは言えていないと語る母親でしたが、そんな彼女からしてもシンとコウの兄弟はやはり特別すぎる関係。
シンは吸血鬼からしても人の匂いがしないそうで、人間だった事に驚いたのだそう。
血盟を結ぶと主と同じ匂いになるとの事ながら、シンは以前から吸血鬼が暮らす家で邪魔になるからと、以前から父親の血を薄めて飲んでいたのだとか。
だからこそコウはずっとシンの事を吸血鬼だと思っていたのだそう。
人間であるシンの匂いは吸血鬼だらけの屋敷においては気が散るものになるのだと、毎日血液を飲んでいたシン。
コウはその血を羨ましがったり、シンと遊んでもらおうとしたりしていたものの、何故か付き合ってもらえず。
いじけていた所で召使いからシンが人間だというような話を聞いてしまったコウ。
まだ幼かった事で話の内容はよく理解出来ていなかったものの、その後野良犬に追いかけられたのをシンに助けられた所でようやく気づくのでした。
シンの血がいつも飲んでいる血の匂いと同じなのだと。
そんな出来事をショックだったかと問いかける母親に対して、コウは力強く言い切ります。
人間だとしても兄ちゃんは兄ちゃんであり、キライになったりしなかったのだと。
前回血を届けた場所に今回もお邪魔しているという事で、少なくとも前回から1週間経過しているという事に驚きですよね。
その間あんなに凶暴そうな吸血鬼コンビが何も仕掛けて来なかったという事ですし。
そして兄弟の絆を描きたいのでしょうが、最後の台詞が「好きだ」というニュアンスではなく「キライになったりしない」という辺りがちょっと違うような気がしちゃいます。
ぼくらの血盟8話ネタバレ:さらわれたキリと吸血鬼の獣化
配達からしばらくが経ち、西山にキリが友達と遊んでいた事を伝えたシンとコウ。
とても仲良くしていたという話で盛り上がっていたものの、そこに慌てた様子で駆けつけてきたのがキリの母親。
彼女は混乱した様子で、キリがいなくなってしまったのだと告げるのでした。
キリが行方不明になってしまったのは4日前の事。
アキと一緒に外へ遊びに行ったっきり、アキと共にいなくなってしまったのだそう。
警察も捜索中ながらなんの連絡もなく、そんな中で突如届いたのが謎の手紙。
差出人は西山の妹の名前になっていてそこには早く帰ってきてというメッセージが。
当然西山の妹は関係していないはずで、母親はキリが獣化してしまう事を何より心配していました。
獣化というのは、空腹が長く続いた吸血鬼が正気を保てなくなり姿形が吸血獣のように変わってしまう現象の事。
そうなった吸血鬼は理性も感情も失い、完全に獣化したら元には戻れず血を求めて彷徨う亡霊となるのだそう。
そうなれば救う方法は結晶化させてそれを砕く事のみ。
既に4日が経過していて、しかももしもアキが一緒なのだとしたら・・。
不安な気持ちになりながらも、シンはコウが京華に連れてこられた廃墟へと向かうのでした。
相変わらず話が飛び飛びになっているというか、配達から4日後に西山にその話をしているのは完全に話の都合でしかありませんよね。
しかもキリの母親もいなくなってから4日間シンに連絡を取らないのは明らかに不自然すぎますし、結末ありきの展開にしかなっていません。
そもそも4日間程度空腹が続いていただけで暴走してしまうのであれば、この世界で吸血鬼のシステムなんかが続くはずもないと思うのですが・・・。
ぼくらの血盟8話ネタバレ:キリとアキの残酷過ぎる結末
手紙には西山の妹の名前と帰ってきてという言葉が残されていた。
だからこそ妹の捕まっていた廃墟に戻ってこいという事だと考えたシン。
廃墟の同じ場所へ向かうと、そこにはキリとアキの姿が。
シンの声に振り向いたアキの姿を見てホッとした瞬間、その奥にシン達が見たのは角が生えて血まみれになったキリの姿。
そして力なく崩れ落ちてしまうアキ。
キリは血まみれのその姿のままシンに対してごめんなさいと謝るのでした。
一方でそんなキリとアキを使って自分からのメッセージを届けようとしていたのが吸血鬼の廻峯。
わざわざ廃墟に二人を監禁した上で吸血鬼の子供を限界まで空腹にさせる。
そんな残酷なやり方を廻峯は、自分なりの丁寧で心のこもった挨拶だと笑います。
所詮吸血鬼と人間は捕食と被食の関係でしかない。
共存なんか無理なのだとあざ笑うのでした。
キリはアキの血を飲んでしまった事でシンの胸で泣きじゃくります。
喉もお腹も我慢できなくて・・・と悲しげにつぶやくキリ。
泣きながら謝るキリの姿に、シンとコウはこんな事を企んだ相手への怒りを顕にするのでした。
非常に残酷で辛い展開となりましたが、血の入った水筒を忘れたくらいで友達を襲っちゃう奴が4日間も空腹だったら無理だよなぁと思ってしまいます。
そもそも明らかに逃げられる状態だったのも少し気になりますし、色々と問題だらけで悲しいとさえ思えなかったり。
街中で人を殺しちゃうような奴が、1週間プラス4日間かけてこんな事をやっていたというのもがっかりでしかありませんけどね。
ぼくらの血盟8話ネタバレの感想考察
相変わらず物語が強引に展開されている感じだった今回。
結末が最初から決まっていて、そこに向かって無理矢理進められている感が否めませんでした。
あんなにイキっていた吸血鬼コンビが、特に動く事もなく1週間が経過していた事にはがっかり。
しかも今回の冒頭は前回お世話になった吸血鬼親子の部屋からスタートという事で、物語の進み方が物凄く微妙ですよね。
キリとアキちゃんの関係は共存を思わせる感じで良かったですが、そもそも吸血鬼である事を打ち明けても大丈夫な世界観なのかも定かになっていません。
そもそもこの世界が吸血鬼の存在をどう捉えているのかも不明なんですよね。
少なくとも数十万人くらい日本に吸血鬼はいる計算なんだから、普通に考えたら吸血鬼の対策組織があってもおかしくないくらいだと思っちゃうんですけどね・・・。
シンとコウの過去ですが、キライになったりしなかったという台詞には違和感を感じてしまいます。
ただの人間だった兄が命がけで助けてくれたのだから、ここで兄の事が大好きになった・・・くらいの言い方でも良かったのでは?
キリがさらわれたものの、4日経つまでキリの母親がシンに連絡しなかったのは明らかにおかしいです。
半日でも危ないくらいなのに、何をどうしたら4日間シンを頼らない選択になるのか理解不能過ぎます。
もちろん悪いのはさらった吸血鬼コンビですが、正直吸血鬼ってこういう危険な生物なんだから、普通に共存なんて無理だよなぁとしか思えません。
だからと言って、吸血鬼と人間は捕食と被食の関係だと言っている廻峯の方もアホっぽいですよね。
4日間血が飲めないだけで獣化してしまうような生物な訳ですし、人間の血ありきの生物な訳ですから。
京華の時も思いましたが、子供を拉致してそれなりに面倒をみたりしているのはどう考えても効率悪そうですし、物凄くしょうもない気がしちゃいます。
こういう展開で子供が犠牲になってしまうのは胸くそ悪い展開ですし、アキちゃんが物凄く良い子だっただけに可哀想過ぎます。
この辺りをフォローしてくれないと後味悪すぎますが、正直これだけボロボロだとどうにもならない気がしちゃいますね。
吸血鬼と人間の共存を考えるシンが、吸血鬼コンビを倒すという展開もおかしい話ですし、正直ここからどうするんだろうとかなり不安でしかありません。
ぼくらの血盟8話ネタバレ展開考察
ここからは、『ぼくらの血盟』最新話8話、そして9話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
新たな刺客は真っ向勝負!?
前回の京華とは違い、路上で堂々と人間を殺せてしまうくらいに大胆な二人組の吸血鬼。
ヤンチャで衝動的なタイプの廻峯と落ち着いた感じの灰賀というコンビで、バランスは悪くなさそうです。
灰賀は一応敵であるシンとコウの事を警戒していますが、廻峯は全く気にしていない様子。
それだけに京華のように搦め手を使うというよりは、思い切り真っ向から勝負を仕掛けてきそうな気がします。
とはいえ結局の所は京華からも大した情報を与えていませんし、シンから直接血を取り込んだコウの姿も見てはいません。
なので緋月兄弟にとって切り札とも言えるその力で、意外にもあっさりとやられてしまうような気がします。
敵の組織が姿を現す!?
京華を部下のように扱っていた廻峯と灰賀。
しかし彼らの口ぶりからすると、どうやら彼らがトップという訳ではないようです。
彼らの上にも吸血鬼がいるみたいですし、組織だって行動している事は間違いないのでしょう。
西山視点での感想ではありますが、この世界では吸血鬼の方が生きづらそうとの事。
それだけにこの現状を良しとしない吸血鬼達は徒党を組んでいるという事なのかもしれません。
廻峯と灰賀との戦いがどうなるかはわかりませんが、いずれ敵対組織がどういう感じなのかという部分が描かれてきそうですね。
ぼくらの血盟8話への読者の声
『ぼくらの血盟』最新話8話へ向けての感想や考察を集めました!
【ぼくらの血盟】TLでは朝から吸血鬼の割合が0.2%という数字で話題が持ちきりでしたが、確かに0.2%って多いように感じるかな・・・。人喰いが街に溶け込む寄生獣や東京喰種では具体的な割合や数字は出てたっけかな・・・・? #WJ47
— 金銀パール (@kinginpl) October 26, 2020
ぼくらの血盟感想
0.2%はちょっと多くない?
会話として急に出てくると少なって思うけど、逆に学校に一人おるレベルやろ?主人公は王やし、血が配られる環境もあるから、この周りだけちと多めやけど世の中はもっと少ないよで良かったんちゃうかなー?
あ、話としてはふつうに進んでてよかったです。— シモッチによる副作用 (@chouchin5) October 27, 2020
ぼくらの血盟、20万人強もお仲間(吸血鬼)がいたら、連帯してどっかの自治体を吸血鬼で合法的に乗っ取れそうなもんだけど。(たぶんその手の正攻法で攻めてる吸血鬼マンガ、そこそこあると思う)
— 相生生音 (@aioiion) October 27, 2020
ぼくらの血盟の吸血鬼の皆さん、普段は働いているんだろうか(人間とは最低限しか関わりたくないらしいので)。京華さんも普通の会社員なのかもしれない。
— 流言 (@Loogen_) October 27, 2020
ぼくらの血盟はもう読んでへん。読んでへんけど、まとめブログの考察だけでおもろい。世界観を無理やり解釈してる人たちだけで笑える。吸血鬼、0.2%もおるらしい。多すぎやろw
— pinokichi (@pppaisunomi) October 27, 2020
ぼくらの血盟
吸血鬼という存在が人間世界でどういう立ち位置なのか、まだハッキリとしていない
今回、少しだけ説明はされたが、全体の0.2%って大概の人数だぞ。魔女八みたく、おかしな設定になっているが大丈夫…なのか…?— しまづ (@ilandwith) October 26, 2020
ぼくらの血盟8話ネタバレまとめ
新たなヤバい吸血鬼が登場してきた今回。
しかしそもそもの吸血鬼の設定の部分で色々と疑問に感じてしまうんですよね。
既に物語が始まってしばらく経っているので、せめてこの世界における吸血鬼がどういう存在なのかという部分くらいはハッキリして欲しいです。
設定がちゃんとしていないと物語に説得力も出ませんし、色々と空回りしている感じが否めません。
新たな敵達も凄くヤバい奴だと感じるよりは、こんな所で一般人殺して大丈夫なのかって思ってしまいますし。
それだけに次の戦いの中で色々とまとめていって欲しいですね。
現在の人間と吸血鬼の力関係みたいな部分もはっきりさせてくれたらありがたいです。
次回の『ぼくらの血盟』第9話を楽しみに待ちましょう!