週刊少年ジャンプの人気漫画『チェンソーマン』最新話39話のネタバレと感想考察です。
激戦を終え何とかサムライソードを捕まえる事に成功したデンジは、早川と二人でサムライソードに対して「気楽に復讐」をするのでした。
そして戦いを終え、さらに集まった銃の悪魔の肉片は、遂に本体へと向けて動き出す事となるのでした。
夢の中でポチタが残した言葉にデンジは衝撃を受けて目覚めますが、何故かそこには角が増量したパワーの姿があるのでした。
パワーの変貌の原因とは!?
それでは、気になる『チェンソーマン』最新話39話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
チェンソーマン最新話39話ネタバレ
『チェンソーマン』39話
「きっと泣く」のネタバレが下記となります!
パワーの血抜きとサメの魔人
目が覚めたら何故か新たな角が生え、元々の角も伸びまくっていたパワー。
マキマさんが見た所、それはパワーが血を飲みすぎたのが原因。
パワーは定期的に血を抜いているそうで、それをやらないと今よりももっと傲慢で恐ろしい悪魔になってしまうのだと。
そんなマキマさんの言葉にデンジは答えると、マキマが怖いパワーは大ショック。
そしてマキマさんはパワーを借りている間のバディとして、なぜかサメの魔人を連れてきていました。
地面を泳いで現れたサメの魔人は登場するなりデンジに抱きつきます。
会ったこともないのに馴れ馴れしいサメの魔人をぶん殴るデンジ。
サメの魔人は普段は会話も出来ない程に凶暴なものの、デンジの言う事はなんでも聞くのだと。
そんな彼は自らデンジと組みたいと言い出していたのです。
しかしそんな事をされる覚えは全く無いデンジは戸惑いますが、その答えはマキマさんも知らない様子。
興奮して近づいてくるサメの魔人にデンジは叫びます。
私服でデート
そんなデンジの表情から浮かないものを感じたマキマさん。
しかしデンジは悪い夢を見たせいなのかいかにも元気がなさそうに答えます。
しばしの沈黙の後にマキマさんは思いがけない言葉をデンジに投げかけてきます。
その言葉をぼんやりとした頭で聞いていたデンジ。
意味が理解できると一気に喜びを爆発させます。
デートが楽しみすぎるデンジは約束の時間の遥か前から待ち合わせ場所で飛び跳ねながら待機。
そこに私服姿のマキマさんがやってきます。
初めて見るマキマさんの私服姿の可愛さに思わず声が漏れるデンジ。
デートをしたことのないデンジは今日の予定をマキマさんに尋ねます。
人生を変える映画
早速待ち合わせ場所にあった映画館で映画を観る二人。
しかしデンジは自分の思い描いていたデートとは何だか違うと感じていました。
周りの観客からは楽しそうな笑い声が響きますが、デンジにとってはそんなに面白いとは思えません。
隣にいるマキマさんを見ると、その場面ではマキマさんも笑っておらず、デンジはただただかわいいと思っていました。
映画館から出た二人の感想は、イマイチ面白くなかったという感想で一致。
コーヒーを飲みながら感想を話し合った後はすぐに次の映画に。
再び上映中に周りの観客を見回すと、みんな泣いているもののマキマさんは泣いておらずデンジは再びかわいいと思っていました。
二人の感想はやはりイマイチで、無理やり泣かそうとする感じが嫌だったとマキマさん。
そしてその後も次々と映画を観ていきますが、デンジもマキマさんも特に面白かったと感じる作品には出会えず。
そうしている間に映画は最後の一本に。
その作品は難しくてわからないという評判の映画。
デンジはここまで観てきた映画がどれも微妙だった事で、自分は映画を楽しめないのではと感じていました。
しかしそんなデンジにマキマは語りかけます。
自分も十本に一本くらいしか面白い映画には出会えないのだと。
二人の涙
そして始まった最後の映画。
デンジとマキマ以外には誰一人いない劇場。
スクリーンの向こうで進んでいく物語を観ているうちに、デンジの目から涙が溢れていきます。
そんな半泣き状態で隣にいるマキマさんの方を向くデンジ。
隣にいるマキマさんは、デンジと同じように大粒の涙を零していました。
その表情にハッとしたデンジは涙を隠すことなく再びスクリーンに向き合うのでした。
デンジの心
デンジの言葉にマキマさんもうなずきます。
そこでデンジは少しだけ気になっていた事をマキマさんに尋ねます。
そんな事はなぜ聞くのかが疑問のマキマさん。
しかしそれはデンジ自身にも理由がはっきりしない部分。
少し考えたマキマさんは、おもむろにデンジの胸に耳を押し当てます。
突然の事に何も出来ないデンジでしたが、自動的に鼓動だけは高鳴っていきます。
ドクンドクンと弾むデンジの鼓動を聞いていたマキマさん。
緊張で真っ赤になったデンジに優しくつぶやきます。
マキマさんの言葉にデンジはそんな風に答えるのが精一杯。
先を歩いていくマキマさんに対して、鼓動が鳴り止まないままのデンジはその場に立ち尽くすのでした。
チェンソーマン39話感想考察
前回までの展開から一転して、思い切り日常回となった今回。
そのあまりの爽やかさにまるで別の作品を読んでいるかのようでしたね。
まずは前回ラストのパワーちゃんの問題ですが、やはり血を飲みすぎた事が原因でした。
血を抜いてあげないと傲慢で恐ろしい状態になってしまうとの事ですが、今後それが活かされていく伏線でしょうか。
血を飲みまくってめちゃめちゃ強力になるパワーが見られる事になるのかもしれません。
そして気になるのがサメの魔人。
何故かチェンソーの悪魔に対して忠誠すら誓っているような感じがあります。
これは間違いなく意味があるはずですし、サメの魔人がポチタと関係があるのかもしれませんね。
まあ色々と先の展開に繋がる要素はあるでしょうが、今回の目玉はマキマさんとのデート一択でしょう。
しばらく凶悪な感じのマキマさんしか見ていなかっただけに、私服姿のマキマさんの破壊力は半端じゃなかったです!!
そしてそんな私服マキマさんとのデートはまさかの映画づくしデート。
中々良い作品に出会えないと分かっていながらも、果敢にいろんな作品にチャレンジしていくマキマさんとその様子を伺っていたデンジ。
ほとんどの作品はハマらなかったものの、最後の作品では二人揃って泣くことに。
デンジはともかくマキマさんが泣くとは思わなかっただけに、これは意外な展開でした。
人生を変えるような作品に出会ったというマキマさん。
これまで彼女の内面は描かれていなかっただけに、今回のマキマさんの発言は注目すべきポイントですね。
そしてデンジの胸に耳を押し当てるという大胆行動もマキマさんの魅力。
この小悪魔的な魅力にデンジは完全にやられてますよね。
まあマキマさんがどういう感情とどういう意図でやっているのかわからないので、どうしてもちょっと怖さも感じてしまいますが。
とりあえず今回は映画を観たくなるような回でした(笑)
次回はまるで違う雰囲気の回になりそうですね!
チェンソーマン39話あらすじまとめ
今回もバカバカしい部分とグッとくるエモい部分が見事だったチェンソーマン。
特異課襲撃から辛い事が続いていましたが、ようやくその戦いに一つの決着がついたような気がしています。
同じタマを蹴りあったデンジと早川はめちゃめちゃ仲が良さそうで、とても楽しそうでした。
そしてちょっとしたパーティーを開いたであろう早川の部屋の描写も、これまでとは違って彼等の距離が近づいたようで、とても素敵な印象を受けました。
しかし次の戦いに向けての部分とデンジの内面的な部分においては不穏に感じる事も多く、楽しみな反面また凄まじい展開が待っているのではないかと思わせてくれます。
まずはそれほど大きな理由もなさそうなパワーのパワーアップが一体何なのか、そしてそれがどんな影響を与えていくのかの部分に注目したいですね。
次回の『チェンソーマン』第40話を楽しみに待ちましょう!