週刊少年ジャンプで絶賛連載中の『チェンソーマン』。
残酷さやエグい描写もありながらもどこか明るい作品となっていますよね!
今回はそんな『チェンソーマン』に登場する多数のキャラクター達について、それぞれの勢力毎にまとめていきたいと思います。
かなり死亡キャラも多いですが…今までにどんなキャラが登場したのでしょうか?
Contents
チェンソーマンキャラクター:公安所属のデビルハンター
まずは『チェンソーマン』の物語の中心となっている公安のキャラクターから。
主人公のデンジもここに所属しており人数も多めとなっています。
デンジ(チェンソーの悪魔)
本作品の主人公である16歳の少年。
幼い頃から死んだ父親の残した借金を返す日々を送っていて、まともな人間扱いをされないまま辛い生活を送っていた。
その借金は死ぬ前に返し終わる気がしない程で、他の人が普通だと思う事さえもデンジにとっては夢のような事。
絶望の中で瀕死の状態のチェンソーの悪魔と出会い、同じような境遇だったデンジはその悪魔と契約。
ポチタと名付けたチェンソーの悪魔を武器として使い、デビルハンターとして生きていく事に。
雇い主だったヤクザがゾンビの悪魔と手を組みデンジは殺される事となるも、ポチタが心臓をくれた事で2人の心臓が融合。
自らがチェンソーの悪魔となってゾンビの悪魔を撃破し、マキマに拾われて公安のデビルハンターとなる事に。
その後は早川の部隊に加わり、魔人であるパワーと相棒になっていく。
生まれて始めて自分に優しくしてくれたマキマに対して好意を寄せている。
が、非常に惚れっぽくもあり誰かから好きになられると自分も相手を好きになってしまうことも。
激しい戦いの中で少しずつ人間的にも成長し、早川やパワーとの関係も段々と良いものに変わってきている。
デンジにとって早川は兄のような存在となりつつあり、パワーも手間のかかる妹のようでもあったり。
ポチタ
チェンソーの悪魔であり、デンジにとっての唯一の友達だった存在。
頭からチェンソーの生えた犬のような姿をしており、デンジが普通の人間だった頃はポチタを本物のチェンソーのようにして使って戦っていた。
普段は「ワン!」と犬のように鳴くものの、デンジの心臓と融合した時だけはデンジと普通に会話をしている。
デンジの夢の話を聞くのが好きで、融合の際には自分の心臓をやる代わりにデンジの夢を自分に見せてくれと言い残した。
マキマ
内閣官房副長官直属のデビルハンターであり公安対魔4課を取り仕切る存在。
悪魔の匂いを嗅ぎ分ける特殊な力を持っており、人でも悪魔でもない匂いを持つデンジに興味を持つ。
強大な力を持つ「銃の悪魔」を殺す為に行動していて、デンジには「銃の悪魔」を殺せたら願い事をなんでも叶えてあげると約束している。
特異課襲撃の際に新幹線の中で銃を持った男達に襲われ完全に死んだかと思われるも、その後何故か復活して返り討ちにしている。
犯罪者達を生贄にする事で京都にいながらにして東京にいる襲撃犯達を殺せるような謎の力を持っていたり、闇の悪魔とも同等以上の戦いを見せたり、更には銃の悪魔にこれまでの死亡者の能力を使って競り勝つなど、非常に謎の多すぎる人物。
様々な力を持っているだけに普通の人間とは思えなかったものの、その正体は支配の悪魔。
強制的に自分の言うことを相手に聞かせたり、死んだデビルハンターの契約していた悪魔の力を使えたりする。
これまでに29度の死が確認されているものの、平然と蘇ったりしているので、作中でも最強の存在と言えそう。
早川アキ
デンジの3年先輩のデビルハンター。
「銃の悪魔」によって家族を殺された過去を持ち、マキマは彼にとっての命の恩人。
狐の悪魔や呪いの悪魔と契約していてその力を持って戦う。
呪いの悪魔の力は、釘のような剣で複数回刺す事で相手を呪い殺せる強力な能力。
しかしその代償となるのは早川自身の寿命であり、早川の寿命は既に残り2年しかなくなっている。
特異課襲撃の際のサムライソードとの戦いで力不足を実感。
新たな力を得るために、少し先の未来が見える未来の悪魔と契約した。
闇の悪魔との対決時に自身の片腕を無くす。
未来の悪魔からは将来デンジからパワーと共にぐちゃぐちゃになる未来を見せられ、デンジとパワーと守りたいとマキマに志願。
しかしその結果としてマキマの支配下に置かれることとなり、銃の悪魔との対決に使われてしまうことに。
既に死亡が確定となり、77話では銃の魔人となり(させられた?)デンジと戦う事になってしまった。
姫野
早川の先輩でありバディを組む存在。
バディとなるのは早川が6人目であり、相棒が死ぬ辛さを誰よりも理解している。
幽霊の悪魔と契約していて、右目を食べさせた代わりにゴーストの右手を使う事が出来る。
酔うとキス魔になってしまう一面や、誰とでもキスをしたりと危うい一面も。
バディを組む早川に好意を持っていて、デンジとは極秘で同盟を組む事に。
特異課襲撃の際に銃撃を受け瀕死になるも、早川を助けるために自分の全てを幽霊の悪魔に捧げて力尽きる。
荒井ヒロカズ
公安の新人デビルハンターで22歳の青年。
彼を鍛えた姫野によれば、実力不足ではあるもののやる気は十分との事。
狐の悪魔と契約していて俳句を趣味にしているという一面も。
自分でもデビルハンターとしての才能はないと感じていたが、寄ったデンジの世話をするなど面倒見が良い。
特異課襲撃の際は一緒に行動していたコベニを庇い死亡した。
暴力の魔人はその表情から荒井ではないかと思われている。
東山コベニ
公安の新人デビルハンターで20歳の女性。
彼女を鍛えた姫野によれば、引っ込み思案だけどかなり動けるとの事。
親が優秀な兄だけは大学に行かせたかったという事で、半ば無理矢理デビルハンターにさせられたという経緯がある。
9人姉妹という事でデビルハンターで稼いだお金は殆ど家に入れている。
そういうこともあってか非常にネガティブであり、事ある毎に絶望してしまう一面も。
特異課襲撃の際には荒井によって命を救われるも、それによって吹っ切れたのかサムライソードをも圧倒する程の身体能力の高さを見せつけてデンジを救う事になった。
デンジを狙うサンタクロースとの戦いの際に地獄へと連れて行かれた事がきっかけとなり退職届を出す事に。
岸辺
特異課襲撃後の新生特異4課の隊長。
自称最強のデビルハンターであり、好きなものは酒と女と悪魔を殺す事。
姫野は教え子の一人であり、デンジやパワーも彼の教えを受けることに。
いつも酒を飲んでばかりに加えて発言もヤバいものが多く、パワーからも「頭が終わっておる」と言われる程。
指導する事になったデンジとパワーの事をおもちゃのように扱いながらも、次第に情が湧いてくるなど人間らしい一面も。
特異課襲撃についてマキマが知っていた事もあり、マキマへと疑いの目を向けている。
デンジを狙う刺客達との戦いの中で、元バディだったクァンシにマキマを殺す計画を持ちかけるもクァンシはそれに乗らず。
最終的にクァンシはマキマに殺される事となり、絶望している様子が描かれた。
伏さん
特異4課の新人歓迎会に参加していたデビルハンター。
IQが134と高い事を自慢に思ってそうなキャラクターながら、特異課襲撃の際に残念ながら死亡している。
円
特異4課の新人歓迎会に参加していたデビルハンター。
特異課襲撃で生き残った数少ない人物ながらも、特異課自体に不信感を感じ辞表を出して特異課から離れた。
黒瀬ユウタロウ
京都の公安デビルハンター。
特異課襲撃後に早川のキャリア相談をする為に東京へ。
早川の事をムカつくとは思いながらも、嫌いにはなれない様子。
デンジを各国の刺客達から守る為の護衛として再び東京へとやってくるも、その途中で襲撃に遭い死亡する。
友野という友人がいたり、ミサちゃんという彼女がいたりと割と充実した日々を送っていた様子が伺える。
兄をデビルハンターに食われてしまった過去もあった。
生前契約していたのは「罰の悪魔」で、銃の悪魔との戦いの際にマキマに利用される事となった。
天童ミチコ
京都の公安のデビルハンター。
黒瀬と同じく早川のキャリア相談の為に東京へ。
デンジの為の護衛として東京へとやってくる途中で襲撃に遭い死亡する。
マキマについて何か思う事があったようだが、何を考えていたのかは不明。
生前は黒瀬と同様に「罰の悪魔」と契約していて、銃の悪魔との戦いの際にマキマに利用される事となった。
スバル
黒瀬や天童の先輩デビルハンター。
宮城で対魔2課を指導するなど実績がありそうだったものの、黒瀬や天童と同じく東京へやってくる際に襲撃に遭って死亡する。
野茂
対魔2課のデビルハンターで早川の先輩。
5年後には副隊長になるという野望を持っていたものの、レゼの対魔2課への襲撃の際に死亡する。
加藤と田辺
対魔2課のデビルハンター。
相手の心臓や腸などにカビを生やせる悪魔と契約しているものの、レゼとの戦いで死亡する。
日下部
宮城の公安対魔2課からデンジの護衛の為にやってきたデビルハンター。
真面目できっちりした性格で融通が利かないタイプ。
契約している石の悪魔は敵を石化させる事が出来るが、魔法陣の上でのみしか使えないなど不便な一面も。
サンタクロースに連れて行かれた地獄では、闇の悪魔にも果敢に挑むも石の悪魔の能力は通用せず。
逆に石にされたあげく粉々に砕かれて死亡した。
玉置
日下部のバディを務める実直な感じのデビルハンター。
冷静で知識も豊富でそれなりに動けるタイプ。
地獄での戦いの際に闇の悪魔にバラバラにされて死亡する。
中村
デンジを守るべく突如として現れたあまり知られてはいないデビルハンター。
狐の悪魔の前足を使うも、ほとんど出オチだったキャラクター。
すぐにクァンシによって首を撥ねられ殺されたものの、何故か強烈な印象を残した。
チェンソーマンキャラクター:公安所属の魔人や悪魔
デビルハンター達で構成されている公安ですが、人間以外の魔人や悪魔も所属しています。
特殊で強力な力を持つ分、扱いづらそうな個性的なメンバーが揃っています。
パワー(血の悪魔)
デンジの相棒であり、元は血の悪魔だった存在。
血を使っての戦いが得意ではあるものの、血を失いすぎると貧血になったりもする。
非常に好戦的ではあるものの、やばくなると逃げ出すなど意外と臆病な一面も。
虚言癖で見栄を張ってばかりな上に人間嫌いと良い所がないようで、しかも自分の事を可愛いと理解はしている辺りが最高にたちが悪い。
猫のニャーコが唯一の友達であり、ニャーコを助けたデンジに感謝している。
闇の悪魔との戦いの後は、完全に闇の悪魔に怯えるようになってしまい一時的に幼児退行を引き起こしていた。
その後はデンジと早川の懸命な介護によってかなり回復したものの、以前よりはかなり丸くなった印象もある。
ビーム(サメの魔人)
どんな場所でも泳ぐ事が出来る力を持つ特異課の隊員。
短い間ならば悪魔の姿にもなる事も出来る。
何故かデンジの事を慕っていて「チェンソー様」と呼びなんでも言うことを聞く。
デンジの事を命懸けで助けたりと忠誠心は相当高く、もはや健気と呼べる程。
地獄での戦いの際に闇の悪魔によって殺された。
暴力の魔人
マスクを付けた姿が特徴の特異課の隊員。
本来は魔人になると悪魔の頃よりも弱くなるのに対して、魔人となっても強すぎる為に毒が出る仮面を常に付けている。
名前とは違ってかなり冷静で早川に対しても仲間意識を持っていたりと常識人といった感じ。
コベニとバディを組んでいて、何故かコベニに対しては妙に優しい。
その正体は荒井なのかも…?
地獄での闇の悪魔との戦いの際には、いつも着けていた仮面を外して戦った。
圧倒的なパワーと再生能力も持っていたが、闇の悪魔の前に歯が立たずに死亡した。
天使の悪魔
名前の時点で若干矛盾を感じる特異課の隊員。
直接触れると寿命が吸い取られてしまうので近づくのも危険。
触れた人の命を武器に変換する力を持っていて、変換された武器は特殊な力を持つ。
4課では岸辺の次に強いとされるも、怠け癖が強く扱いは難しい存在。
生まれた場所の村人を全員殺しているのだとマキマさんは語っていたが、実はそれは全て嘘。
実際には天使の悪魔の力を見ようとしたマキマによって支配され、全ての住人の命を吸い取らされたというのが真実だった。
記憶を取り戻した天使の悪魔は両腕がない状態ながらもマキマに挑み、返り討ちにされて完全に支配されて銃の悪魔との戦いに利用された。
蜘蛛の悪魔(プリンシ)
特異4課の隊員の一人。
普段は人間のような姿をしているものの悪魔は悪魔。
癇癪で人を殺すような一面もある。
サンタクロースとの戦いの際には、マキマの事を地獄へと連れて行くゲートのような役割を果たした。
抜け殻のようになってしまっていたものの、死亡したのかどうかは不明。
チェンソーマンキャラクター:契約された悪魔達
デビルハンターにとっての敵である悪魔達。
しかしデビルハンターは悪魔と契約する事でその力を使って戦います。
ここではこれまで登場してきた契約された悪魔達を紹介します。
狐の悪魔
早川を始めとした複数のデビルハンターと契約している悪魔。
人に友好的ではあるものの、敵を飲み込む力を持つ頭と契約出来るのはイケメンだけとの事。
喋り方などから女性である事をイメージさせる。
かなり使い勝手が良い悪魔ではあるものの、サムライソードやレゼと言った悪魔と心臓が融合した存在を飲み込む事は出来ない。
無茶な使い方をすると嫌われて二度と使わせてもらえなくなることも。
幽霊の悪魔
姫野が契約している悪魔。
無数の腕が生えたような姿をしていて、サムライソードをも圧倒する攻撃力がある。
目が塞がれているので相手の恐怖心を見て攻撃するが、恐怖心さえなければ相手は見えないのが弱点か。
呪いの悪魔
早川が契約していた切り札とも呼べる悪魔。
釘のような剣を複数回突き刺すと確実に相手に死を与えるという強力な力を持つ。
しかしその代償となるのは寿命であり、気軽に力を使う事は出来ない。
蛇の悪魔
特異課襲撃を目論んだ沢渡が使用していた悪魔。
幽霊の悪魔を丸呑みにするなど圧倒的な攻撃力を持つ。
代償となるのは爪であり、丸呑みや尻尾での攻撃などが可能となっている。
未来の悪魔
早川が新たに契約する事になった悪魔。
「未来最高」が口癖となっていて人型のような植物のような不思議な姿となっている。
最悪の死に方をするという早川の未来に興味を持ち、早川の右目に住む事に。
それによって早川はほんの少し先の未来が見えるようになったが、それ以上の力がある訳ではない。
早川とパワーはデンジにグチャグチャに殺されて、その後に悪魔に最も恐れられる悪魔が現れるという予言を残した。
皮の悪魔
アメリカの刺客3兄弟が契約していた悪魔。
死体の身なりを奪う事が出来て、3兄弟の長男は自らが殺した黒瀬の姿を使って行動していた。
石の悪魔
日下部が契約していた悪魔。
魔法陣の上であれば息を吹きかける事で相手を石に変える事が出来る。
蛸の悪魔
民間のデビルハンターである吉田が契約していた悪魔。
蛸の足での攻撃や墨を吐いて視界を奪うなどの力を持つ。
地獄の悪魔
サンタクロースが契約していた悪魔。
大きな犠牲を払う事で対象を地獄へと送る事が出来る。
チェンソーマンキャラクター:デンジを狙う者達
物語の主人公であり特殊な力を持つ事になってしまったデンジ。
そのためなのか、デンジは複数の勢力から狙われる事になってしまいます。
ここではそんなデンジを狙う者達を紹介しましょう。
サムライソード
デンジの事を雇っていたヤクザの孫。
名前は不明ながら、その能力からかサムライソードと呼ばれている。
チェンソーの悪魔と心臓が融合したデンジと同じような特別な存在。
ほとんど不死身に近く、血さえあれば真っ二つにされようと回復してしまう。
構えてからの居合抜きのような攻撃は非常に速く目では追いきれない程。
早川を斬り裂いたりデンジを真っ二つにしたことも。
デンジとの二度目の戦いに敗れて公安に捕まっている。
沢渡
特異課襲撃の黒幕であり、ヘビの悪魔と契約している女性。
銃の悪魔とも繋がりがあるようで、ヤクザ達を銃の悪魔と契約させたりと暗躍していた。
早川とコベニによって捕まる事になるも、自らが契約していたはずのヘビの悪魔によって首を撥ねられて死亡する。
しかし何故か彼女も銃の悪魔との戦いの際にマキマに利用される事となった。
レゼ(爆弾の悪魔)
カフェでアルバイトしていた可憐な女性。
雨宿りしていたデンジに花を貰い、それをきっかけにデンジと急接近。
デンジと学校デートやお祭りデートをして良い感じの仲に。
しかし実は彼女は銃の悪魔とも繋がりがあった存在。
デンジと同じように爆弾の悪魔と心臓が融合していて、同じような存在であるデンジに自分達の戦い方を教える事となった。
戦いの果てにデンジと一緒に逃げる道を選ぶが、マキマと天使の悪魔によって最期を迎えた。
モヒカン男
デンジの心臓を狙って襲ってきた謎の男。
台風の悪魔と協力関係だったが、単なる少女だと思っていたレゼに絞め落とされて死亡。
アメリカの刺客(長男)
デンジの心臓を狙う為にやって来たアメリカからの刺客。
3人兄弟の長男であり、自分達兄弟は不死身だと自信満々だった。
京都から護衛に駆けつけようとしていたデビルハンター3人を襲撃。
その中の一人である黒瀬の姿を皮の悪魔の力で奪い、護衛としてデンジを狙おうとするも、パワーとコベニのまさかの行動によってあえなく死亡した。
アメリカの刺客の中で唯一名前が明かされていない。
アメリカの刺客(ジョーイ)
デンジの心臓を狙うべくアメリカからやって来た3兄弟の次男。
落ち着いた感じの長男とは違いちょっとイカれている雰囲気がある。
長男を亡くしたショックで混乱していた所を吉田に狙われてやられてしまった。
アメリカの刺客(アルド)
デンジの心臓を狙うべくアメリカからやって来た3兄弟の3男。
他の2人とは違い少し臆病で、初めての殺しで吐いてしまうような一面も。
まさかの展開で兄を失い、完全に混乱した状態となってしまうものの、何とか気持ちを立て直してデンジを再び狙う。
多くのメンバーが地獄へと連れて行かれる中で、アルドは地獄へは連れて行かれなかった。
一応生きて戦いを乗り切ったがその後どうなったのかは不明。
トーリカ
ロシアっぽい国で狩りをして生活していた人物で、デンジを狙う刺客の一人。
師匠の事を大事に思っていて、師匠の為であればデンジを殺す事に戸惑いはしないというスタンス。
冷静にデンジを呪いの悪魔の力で殺す事には成功するも、実は彼は師匠に利用されていただけ。
人形の悪魔の力で精巧な人形に変えられてしまい、地獄でその生命は尽きることとなった。
トーリカの師匠(サンタクロース)
トーリカにとってのデビルハンターの師匠であり、デンジを狙う刺客の一人。
余命半年ながらも落ち着いた女性で、呪いの悪魔の力を使ってトーリカの手助けをする。
しかしその実態はサンタクロースと呼ばれる人物であり、人形の悪魔と契約していた彼女はトーリカをも精巧な人形へと変えてしまう。
デンジの心臓以上の目的の為に動いていて、その為にデンジ達を地獄へと送るなど暗躍していた。
マキマを殺す為に闇の悪魔の肉片をもらった彼女は醜悪な姿へと変貌。
闇の中であれば無敵に近い力を手にするも、炎という光を味方につけたデンジによって敗れた。
クァンシ
デンジの心臓を狙う中国からの刺客。
女性でありながらも4人の女性の魔人を引き連れていて、岸辺曰く「全人類が集まって素手で戦う競技があったら1位」との事。
その言葉の通り身体能力は桁外れとなっていて、超高速で移動しながら相手を斬りまくる事が出来る。
かつては岸辺とバディを組んでいたようで、最初のデビルハンターとも呼ばれている上に、デンジと同じように悪魔と融合した姿を持っている。
サンタクロースとの戦いの際にはデンジと共闘したが、最後はマキマによって首を撥ねられて死亡する。
クァンシの魔人(フタクチ)
クァンシの引き連れた4人の魔人の一人。
頭にもう一つの生き物のようなものが存在しているのが特徴。
相手が契約している悪魔を見抜いたりという力を持つ。
サンタクロースによって連れて行かれた地獄でバラバラにされる。
現世に戻ってきてからは更に人形に変えられてしまった。
クァンシの魔人(ツノあり)
クァンシが引き連れた4人の魔人の一人。
頭部には角があり、見た目としてはパワーとも近い。
何の魔人かは不明ながらも炎を吐く事が出来る。
フタクチの魔人と同じく地獄でバラバラにされ、現世では人形に変えられてしまった。
クァンシの魔人(ゾンビ)
クァンシが引き連れた4人の魔人の一人。
片目が飛び出ていたり、脳みそが飛び出ていたりするのが特徴。
基本的には「ハロウィン」としか喋れないものの、実は彼女には秘密があったり。
おバカそうに見えた彼女は実は宇宙の魔人であり、攻撃を食らうと彼女の脳内の空間へと連れて行かれる。
そこではあまりにも膨大な情報を脳内に流れ込み、全てを理解した者達は「ハロウィン」の事しか考えられなくなってしまう。
完全にチート気味の能力を持っていたが、マキマによって首を撥ねられて殺された。
クァンシの魔人(ツギハギ)
クァンシが引き連れた4人の魔人の一人。
顔のツギハギが特徴で、無表情で言葉も喋らない。
クァンシを悪魔の姿に変える役割を果たしたが、最後はマキマによって首を撥ねられて殺された。
ドイツのサンタクロース
ドイツのデビルハンターでデンジの心臓を狙う刺客の一人。
岸辺曰く「サンタクロースに悪魔の力を使われたら終わり」との事。
人形を悪魔と契約していて、触れるだけで人を人形へと変えていってしまう。
しかし実際には彼自身がサンタクロースという事ではなく、本物のサンタクロースによって作られた精巧な人形の一つ。
自分と準備していた子供たちを犠牲にする事で地獄への扉を開く事に。
チェンソーマンキャラクター:悪魔
デビルハンターが倒すべき存在である悪魔。
ここではこれまでに登場してきた悪魔達を紹介します。
トマトの悪魔
デンジがチェンソーマンになる以前に倒していた悪魔。
名前の通りトマトのような体をしているものの、複数の目と複数の腕があり気持ち悪いデザインとなっている。
種から復活するので死体を焼いておくのが重要ながらも、闇市で売れば結構いい値がつくとの事。
ゾンビの悪魔
デンジの雇い主だったヤクザをそそのかして契約させた悪魔。
ヤクザの子分達をゾンビに変えて普通の人間だったデンジを狙ったが、ポチタと融合してチェンソーマンとなったデンジによって敗れる。
ヤクザの孫であるサムライソードとの戦いの際には、ゾンビにされ保管されていた人間達が大量に登場した。
筋肉の悪魔
デンジがマキマに助けられた後にパーキングエリアで出会った悪魔。
一見すると可愛い感じの見た目ながらも、小さな少女の筋肉を操ったりと汚いやり方をしてくるタイプ。
外道に対しては容赦しないデンジによってあっさりと撃破された。
ナマコの悪魔
民間のデビルハンターに駆除が依頼されていた悪魔。
独断で行動したパワーによってあっさりと駆除されるも、ルール違反を犯した事でマキマさんにみっちり叱られた。
コウモリの悪魔
パワーの唯一の友達であるニャーコを人質にとり、自分の怪我を治す為に人間を連れてこさせた悪魔。
約束を破りニャーコを食べてしまったり、続けてパワーまで食べてしまったりとやりたい放題。
デンジの血で復活するも、チェンソーマンとなったデンジによって撃破される。
飛行能力を持ち、超音波での攻撃も超威力。
ヒルの悪魔
コウモリの悪魔を撃破したデンジの前に現れた悪魔。
女性的な悪魔で、コウモリの悪魔とは同じ人間を全て食べるという夢を共有していた。
満身創痍のデンジと夢バトルを繰り広げ、仕留める寸前まで追い込む。
しかし最後は駆けつけた早川の狐の悪魔によってあっさりと飲み込まれてしまった。
銃の悪魔
13年前に米国に出現した全てのデビルハンターが殺したがっている強力な悪魔。
世界中を暴れまわり僅か5分程度で120万人を殺して姿を消したという規格外過ぎる存在。
この出来事が悪魔への恐怖を高めた事で、全ての悪魔がパワーアップ。
銃の悪魔の力を押さえるために銃の所持も全ての国で厳罰化されるなど、世界の仕組みを大きく変えた存在とも言える。
普通の悪魔が銃の悪魔の肉片を食べると力を増していくが、その肉片を集める事で銃の悪魔の居場所に辿りつけるとされている。
しかし実際には銃の悪魔は既に倒されて拘束されている状態。
銃の悪魔の本体は世界の各国が所持していたり、肉片として世界中の悪魔が持っている状態だった。
ある意味では銃の悪魔を倒すという事は違う国と戦争するようなものであり、悪魔というよりは強大な兵器や力の象徴といった感じでもある。
銃の悪魔の本体を20%保有していたアメリカは、マキマを殺す為にアメリカ国民の寿命を一年分捧げる事で銃の悪魔を呼び出す事に。
出現した銃の悪魔は規格外の能力で人々を殺しまくり、僅か12秒間の出現ながらも甚大な被害を引き起こした。
永遠の悪魔
ホテルに現れた謎の悪魔。
人間の頭部に手足がついたような不気味な姿で登場するも、姫野とパワーによってあっさりと撃破される。
しかしその後は徐々に巨大化していき、ほぼ不死身の状態に。
ホテルにやってきた早川隊を8階から脱出出来ない状況にしてしまったり、デンジの心臓を奪う為に契約を持ちかけたりと搦め手も得意。
チェンソーマンとなったデンジとの直接対決となるも、3日戦い続けた末に痛みに耐えかねて自らの心臓を差し出して敗北する。
台風の悪魔
モヒカン男と契約していた悪魔。
狙っていたデンジの近くに知り合いだったレゼがいた事で、モヒカン男を捨ててレゼの味方につく事に。
その姿は巨大な赤子のようでもあり、天候をも変えたりと凄まじい力を持つ。
ビームを乗り物として使うデンジの頭脳プレーによって敗れる。
闇の悪魔
地獄で登場した超越者とまで呼ばれる悪魔の一人。
銃の悪魔なんかよりもずっとずっとヤバい存在であり、下手な魔人では敵意を向けられただけで死ぬとの事。
登場すると同時にデンジや早川達の両腕をあっさりと切断したり、あまりにも圧倒的な力を見せつけた。
マキマの事を知っている様子で、闇の中であればおそらく無敵の存在だと思われる。
人形の悪魔
サンタクロースが契約している悪魔。
触れる事で人を人形に変えることが出来て、人形にされた者も他者を人形に変える事が出来るため、爆発的に人形は増えていく。
チェンソーマンキャラクター:その他
最後に紹介するのはこれまでに挙げたカテゴリーに属さないキャラクター達。
一部生物ではないものもいますが、ついでに紹介したいと思います。
ニャーコ
パワーの唯一の友達である猫。
出会った頃はガリガリだったものの、パワーがしっかりとご飯を食べさせる事で丸く太った姿になった。
早川タイヨウ
早川アキの弟。
兄であるアキと遊ぶの好きだったが、銃の悪魔によって両親もろとも死亡する。
吉田ヒロフミ
民間のデビルハンターでデンジの護衛を担当。
高校生ながらもその実力は確かで、素手であれば最強と言われたクァンシとも渡り合う程の実力を持っていた。
蛸の悪魔と契約していて、サポートに使ったり敵を蹴散らすのに使ったりと使い勝手は良さそう。
自己評価は低めで、自分の事を3流だという風に認識している。
マキマの能力に気がついていたりと相当に出来る男である事は間違いない。
コベニの車
家族の送り迎えの為にコベニが購入した車。
パワーに目をつけられ、免許証も持っていないのに勝手に運転されてしまい、デンジと黒瀬に姿を変えていたアメリカの刺客の一人を轢き殺す。
コベニは自分の車が人を轢いてしまった事でショックを受けるが、その後もこの車は色々と大活躍を見せる。
チェンソーマンに登場するキャラクター一覧まとめ
かなり数多くのキャラクターが登場してくる『チェンソーマン』
しかし大半の人物が死亡してしまっていますね。
それだけ生きていくのが大変な世界観なのだという事がわかりますが、それでもあんまり暗い展開にはならないのが本作の魅力かもしれません。
今後もどんどん新たな登場人物が増えていくでしょう!
その中で誰が生き残っていくのかに注目して読んでいきたいですね!