週刊少年ジャンプの人気漫画『火ノ丸相撲』最新話249話のネタバレと感想考察、展開予想です。
自らを試すような攻撃を仕掛ける刃皇の攻撃を掻い潜って廻しに辿り着いた鬼丸。
そこで刃皇から出される問答に対して、鬼丸は相撲の神に刃向かう鬼神になるという自分なりの答えを見つけていました。
刃皇はそんな鬼丸に対して横綱土俵入りの型である雲龍を見せますが、鬼丸も負けじと攻の型不知火で対抗するのでした。
鬼丸と刃皇の決着は如何に!?
それでは、気になる『火ノ丸相撲』最新話249話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
前回の『火ノ丸相撲』はこちら!
Contents
火ノ丸相撲249話ネタバレ:前回248話感想考察
本格的に始まったこの戦いで、刃皇からの問いに自分なりの答えを出した鬼丸。
迷い苦しみ続けてきた鬼丸がここまで来れたというのは本当に素晴らしいことですね。
冴ノ山や大典太、三日月が鬼丸を応援しているのも良かったです。
やっぱり皆で横綱と戦っているような感じになります。
今回登場のなかった童子切と草薙、大包平にも何か出番があるといいですね。
鬼丸との対話の中で厳しい言葉を投げかかける刃皇。
しかし刃皇自身も迷いがあるような気がしますよね。
だからこそ鬼丸に何か答えを求めているような。
そんな鬼丸が出した答えは如何にもらしいものでした。
皆が思う神ではなく、自ら神に刃向かう鬼神になる。
この答えは鬼丸がずっと探していたものだと思いますので、凄く感慨深いものがありますね。
そしてそれぞれが横綱土俵入りの型を見せました。
これも格好良い演出でした。
それによっていよいよこの戦いも最終局面へと向かっていくのでしょう。
早ければ次回にでも決着がつく可能性もありそうですが、果たしてどんな決着を迎えるのか楽しみですね。
火ノ丸相撲249話ネタバレ
『火ノ丸相撲』249話
「鬼丸国綱と刃皇、感謝」のネタバレが下記となります!
最後の攻防
強敵達との連戦と、刃皇の圧倒的な圧力によって既に限界を迎えつつあった鬼丸。
しかし次が最後の攻防になることは、土俵上の二人だけでなく観客達さえも気付いていました。
雲龍型と不知火型。
横綱の型を見せた二人はそのままぶつかり合います。
鬼丸の手は目当ての刃皇の廻しには届かず。
それでも止まることはない鬼丸は、腕を取ってからの強引な投げを放ちます。
鬼丸の怒涛の攻め。
しかしそれに割って入るのが刃皇の勝負勘。
投げに耐えるとそのまま反撃を開始。
それでも折れない鬼丸。
私よりも相撲を
繰り返される刃皇の攻撃。
しかしどれだけ繰り返しても鬼丸を止める事は出来ません。
刃皇の強烈な突っ張りを紙一重で避けると刃皇の懐へと潜り込みます。
小ささに抗い続けて備わった大きな相撲と、小ささを受け入れて身に付けた小さな相撲。
それは彼だからこそ辿りつけた相撲の形。
そこで刃皇も気付きます。
自分が後手に回らされていることに。
そして大小どちらもある鬼丸が自分以上に相撲を堪能していることに。
鬼丸の勝負勘
鬼丸に懐に入られた刃皇。
怒りのままに上から押しつぶしていきます。
しかしそれでもまるで諦めない鬼丸。
先に限界を迎えたのは刃皇の足で、わずかに踏ん張りが弱くなっていました。
鬼丸に比べれば消耗していないと思われていた刃皇。
しかし国宝級の力士との連戦、そして鬼丸の猛攻は確実に刃皇にダメージを与えていたのです。
そんなチャンスを逃す訳がない鬼丸。
それが地獄で尖らせた鬼丸の勝負勘。
一気に土俵際まで刃皇を押し込んでいきます。
窮地に立たされた刃皇。
しかしそこで感じていたのは、意外にも楽しいという気持ち。
刃皇の脳内では母国でモンゴル相撲に打ち込む若き日の自分の姿が写し出されていました。
ありがとう
追い込まれた刃皇は強引に鬼丸の廻しを取ると、櫓投げ蒼天を放ちます。
しかし、鬼丸も櫓投げ鬼楼でその威力を相殺。
土俵上の刃皇にその気持ちをぶつける駿海さん。
総合力で言えば草薙や童子切の方が上かもしれない。
しかしそれでも一瞬の爆発力は鬼丸が誰よりも勝る。
そう駿海さんは考えていました。
そして決着が近い鬼丸の中にあった気持ちも一つだけ。
」
晴れ晴れとした鬼丸が最後に発動したのは、潮火ノ丸の相。
そんな鬼丸へとレイナも声援を送ります。
火ノ丸相撲249話ネタバレ展開予想
ここからは、『火ノ丸相撲』最新話249話、そして250話以降で起こりうる展開を予想をしたものを載せていきます!
仲間の声を力にして!!
今回今まで悩み続けていた自分の在り方に一つの決着をつけた鬼丸。
あとはこの戦いに勝利するだけです。
とはいえ心配されているように、既に鬼丸の体力は限界が近いはず。
心が上を向いていれば体も応えてくれる。
その心の部分は、鬼丸だけのものではないでしょう。
沢山のライバルたちや高校時代の仲間達、そしてレイナ。
皆の声は大歓声に湧く会場の中でも確かに鬼丸に届くのではないでしょうか?
そんな声を受ければ、鬼丸も限界を超えていけるような気がします。
刃皇を倒す技は!?
刃皇との対話も終えた以上、後は決着をつけるのみです。
とはいえまだまだ横綱を倒せるような状況まで追い詰められていません。
横綱を本当に追い詰めるのにはやはり色々な技で崩していくしかないでしょう。
圧倒的な強敵を崩していくためには、やはり草薙との戦いが参考になりそうです。
自分にしか出来ない鬼丸相撲をあの時に確立したはず。
鬼車や鬼嵐、百鬼薙や龍尾刈りで相手を崩していって、とどめに百千夜叉墜で決める。
そういう状況に持っていければ行けそうな気がします。
問題は横綱刃皇が草薙と同じ攻撃で倒せるかどうかという事になりそうです。
史上最強の横綱である刃皇を倒す為にはそれだけでは足りないかもしれません。
しかし当然鬼丸の中にも考えはきっとあるのだと思いますし、それ以上の何かに期待したいものですね。
雲龍型
相撲には土俵入りの際に使用される代表的な型として雲龍が知られています。
史実では、多くの大横綱が雲龍型を選択しており、雲龍型こそ正統のように捉えられています。
作中でも、自分こそが大横綱というような意味で、刃皇が取ったのでしょう。
不知火型
対して火ノ丸が取った不知火型ですが、これも土俵入りの際、横綱が土俵で披露する型の一つです。
ただ正統な雲龍とは反対に、不知火には不名誉なジンクスがあります。
それこそが「短命」というもので、不知火型を披露した力士は、早くに引退しています。
それ故に、近年までは一種の不吉とされていました。
もっとも、作中においては正に火ノ丸の人生や相撲道を体言するかのような型です。
大相撲史に刻まれる一戦
今回ラストを見ると、続きは描かれないような終わり方に見えます。
ですが、私個人はよりアツい展開が描かれると信じています。
ここで、詳細は描かれず後日談なんて展開は誰もが望みません。
どんな結末だろうと、最後まで見たいと感じます。
火ノ丸相撲249話ネタバレまとめ
鬼丸へ投げかけられてきた問題に一つの答えが出ることになった今回。
迷い続けた九月場所で答えが出たことは本当に素晴らしいと思います。
後は当然横綱に勝つことのみ。
とはいえ、それが簡単に出来ないから大変なんですけどね。
答えを見つけたからといって勝たせてくれる訳でもありません。
間違いなく最高で最強の横綱をどうやって倒していくのか。
今までの鬼丸の全てが試されるような戦いになりそうです。
次回の『火ノ丸相撲』第250話を楽しみに待ちましょう!