『ワンピース』45巻の440話にて、エースが黒ひげに言った意味深なセリフがありました。
「人の倍の人生を歩んでいるお前が、この状況を理解できないわけがねェ」
このセリフの意味はどういう意味なのか考察してみました。
そして『ワンピース』966話でも、ワノ国過去編にてなんとバギーがこの話を言及しているので、そちらもピックアップしてお届けします!
Contents
人の倍の人生を歩んでるの意味や伏線は?
では、「人の倍の人生」の考察です!
考えられる候補としては…
- 起きている時間が人の2倍
- 体の構造が異形
- 黒ひげは多重人格者
人の倍の人生を歩んでるの意味や伏線①:起きている時間が人の2倍
そもそも黒ひげティーチが起きている時間が、人の2倍なのでは?という考察です。
これに至るにあたって、もともと黒ひげはイヌイヌの実”幻獣種”モデル「ケルベロス」の能力者であるとの予想からです。
ケルベロスはギリシャ神話に登場する犬の怪物で、3つの頭があるのが特徴。
3つの頭は1つずつ交代で眠り、残る2つの頭で常に見張りを行っていると言われています。ということは常に2つの頭が起きていることになります。
エースの言った”人の倍の人生を歩んでいる”とはケルベロスの能力で常に2つの頭が起きていることを言ったのではないでしょうか。
また、ONE PIECE magazine Vol.8にて、黒ひげの設定資料がありましたが、そこには黒ひげティーチには母と妹がいるという設定がありました。
この設定が無意味にあるわけがありませんから、もしかしたら黒ひげにはケルベロスを宿したことによって母親の人格と妹の人格を持っているのでは?
人の倍の人生を歩んでるの意味や伏線②:体の構造が異形
体の構造が異形、というのは『ワンピース』59巻577話で、黒ひげが白ひげの「グラグラの実」を手に入れた時のマルコのセリフです。
体の構造が異形なんだよい!!
それがこの結果を生んだのか!!?
出典:『ワンピース』577話
黒ひげは体の構造が異形と言われています。
悪魔の実がどこに宿るかは不明ですが、仮に魂に宿るのであれば、この時点で黒ひげには2つ以上の心臓があることになります。
2つ以上の心臓がある黒ひげは、マルコの言う通り体の構造が異形になります。
そのため「グラグラの実」と「ヤミヤミの実」の2つの能力を手に入れられたと考えられます。
エースの言った”人の倍の人生を歩んでいる”とは体の構造が異形で2つの心臓がある事を言ったのではないでしょうか。
人の倍の人生を歩んでるの意味や伏線③:黒ひげは多重人格者
黒ひげは複数の人格がある多重人格者と考えられます。
その理由は『ワンピース』24巻225話にて、黒ひげと初めて出会ったシーンでのルフィとゾロのセリフ。
あいつらだ……
たぶんな
出典:『ワンピース』225話
このセリフからも、黒ひげには複数の人格がいる事が分かります。
また黒ひげは、白ひげを「おやじ」と呼んだり「白ひげ」と呼んだりエースに対しても「隊長」と呼んだり「エース」と呼んだりしています。
これは白ひげ海賊団を尊重している人格と敵対している人格がいるからだと考えられます。
エースの言った”人の倍の人生を歩んでいる”とは黒ひげには複数の人格が存在することを言ったセリフではないでしょうか。
バギーが伝えた真実とは
そして、『ワンピース』966話のワノ国過去編にて、バギーがシャンクスに話している中で、ティーチの件をちゃっかり話していました!
バギーによると、ティーチは生まれてから今まで、一度も寝たことがないのだそうです!
これに対してシャンクスが、「人の倍の人生を生きているようなものだな」と…。
つまり、黒ひげは寝ることができないからこそ、「人の倍の人生を生きている」と言われている可能性が非常に強まりました!
これが完全な理由かどうかはまだ定かではありませんが、黒ひげのそもそもの特徴に一気に触れた感じですね!
人の倍の人生を歩んでるの意味や伏線は?黒ひげティーチにエースやバギーが伝えたい真意とはのまとめ
黒ひげティーチはワノ国過去編における白ひげVSロジャーの戦いのときまでは、生まれてから一切寝たことがなかった。
そのため、通常の人間に比べたらほぼ倍の人生を送っているということだったのでしょう。
寝ている時間も人生と言えば人生なんですが、起きている時間がやはり活動的ですから、その時間=人生、という表現だったのかもしれません。
ただ、これが完全確定ということではないでしょうから、もしかしたら他の理由もあるかもしれませんね!
黒ひげティーチの動向を見守りましょう!