ふたりの太星

ふたりの太星12話ネタバレ!居玉のままで星は勝利を掴めるか!?

週刊少年ジャンプの人気漫画『ふたりの太星』最新話12話のネタバレと感想考察、展開予想です。

 

将棋会館へと向かう電車の中で、怪しげな老人と目隠し将棋をする事になった星はまさかの完敗

落ち込んだ状態で、天童世代のライバル達と共に取材を受けることに。

 

太の強さを知っているライバル達は皆一様に「居玉」で戦う事を止めて本気を出せと口にしますが、そこにこだわる星は三段リーグでトップを走る五月女に対しても「居玉」で戦う事を宣言するのでした。

星はそのやり方で勝利を掴むことが出来るのでしょうか?

 

それでは、気になる『ふたりの太星』最新話12話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。

 

前回の『ふたりの太星』はこちら!

 

Contents

ふたりの太星12話ネタバレ:前回11話感想考察

ふたりの太星最新話12話ネタバレ

 

名人や三段リーグのトップを争うライバル達が登場することになった今回。

誰も彼もやたらとキャラクターが濃いですし、星自体もヤバい事になっていましたね(笑)

 

まずは初登場の不破名人ですが、完全にただのヤバめなおじいちゃんといった感じ。

500円を欲しがるようなレベルの人ではないので、天童太星にちょっかいを出すのが狙いだったのでしょう。

流石に星とはいえ、名人に歯が立たないのは仕方ないでしょうね。

 

そして天童世代として登場してきたライバル達。

トップを走る五月女と堂々は割と普通な感じです。

3位につける豪月は将棋を指してそうな人間とは思えないちょっとやんちゃな感じのビジュアルです。

 

そして5位につけている羽賀ですが、何が起きたのかわかりませんが、何時の間にかロボットのような状態になってしまっていました

最初からイロモノ感の強い彼でしたが、ここまで来ると訳がわかりませんね(笑)

それでもいちおう5位にいるんだから強いはずなんですが、太に負けた事やその後の突き落とした件がどうなったのか、そしてそれがどういう影響を与えたのかなど気になりますね。

 

そしてそれと同じ位にやばかったのが主人公の星。

名人に完膚なきまでに叩き潰された事で、何故か水木しげる作品のモブキャラみたいな感じのビジュアルになってしまいました。

もともとちょっと鬼太郎感のある星でしたが、太の事を考えるとやりすぎですよね(笑)

 

そして名人からもライバル達からも居玉で戦うという自分のスタイルを否定された星

相手はトップを走る五月女ですが、あくまでもそのスタイルを貫いて戦う覚悟を決めました。

果たしてこのまま勝ち続ける事が出来るのでしょうか

 

今回ラストに名人も天童太星について最後に謎の言葉を残していました。

やはり天童太星には二重人格という以外にも、何か大きな秘密が隠されていそうですね。

 

ふたりの太星12話ネタバレ

ふたりの太星最新話12話ネタバレ

 

『ふたりの太星』12話

「僕しか知らない」のネタバレが下記となります!

 

天童世代と天童太星

天童世代の一人、五月女ユア。

子供の頃両親が話しているのを聞いてしまいます。

女の子がプロになるのは難しい事、そして、いつか才能の塊のような相手にぶつかって諦める事になることを。

 

しかしそれでも勝ち続けた五月女。

周りの期待に応えるべく将棋盤の前に座ります。

彼女の前に座ったのは自分よりも年下の男の子でした。

 

天童世代の一人、豪月無限。

喧嘩負け知らずの彼に将棋なら敗北を教えてくれると考えた彼の父。

しかし将棋でも勝ち続けた彼は、賭け将棋でお金を稼いでいました。

 

彼にとっては将棋が喧嘩以上にどんな相手でもボコボコに出来るもので、それを楽しんでいたのです。

そんな彼は将棋道場で年下の男の子に声をかけます。

 

天童世代、堂々巡。

豪邸で広い庭があり、ご飯は勝手に用意されるような環境。

しかしそんな場所で彼は、自分がどれだけ弱い生き物なのかを考えます。

 

そしてそれと同時にパソコンの画面に映る将棋盤に思いを巡らせます。

一番でありたいと願いながら、ネットの向こうの新たな相手との対局に挑みます。

 

天童世代、羽賀十三。

小学生将棋全国大会という大舞台を前にして、自分のネクタイを直してくれた兄。

憧れの兄に応援された十三は戦いに臨みます。

 

兄の将棋で勝つ。

兄の将棋を完璧にコピーしたのだから負けるはずがない

そう思いながら。

 

失望

天童世代の彼等の相手となったのは天童太星。

それぞれが今までに感じた事のない思いを抱きます。

「強い」というシンプルな思いを

 

嫉妬と憧憬、そして畏怖の年。

彼等の人生を大きく変えてしまったほどの相手。

 

しかしそんな彼が今は、「居玉」を宣言して戦っている。

そんな彼の宣言は天童世代の一同の思いを180度変えてしまいます。

それは失望と怒りと戸惑い

 

星と対局中の五月女にとってはそれは馬鹿にされているようにしか感じられませんでした。

 

スターシステム

怒りながらも冷静に自らの頭の中のデータから居玉に対する有効な攻撃手段を見つける五月女。

その中で彼女が選んだのは飛車を星の玉の前に振る中飛車での作戦。

居玉の星の玉を睨むような飛車に注意しながら星は指し進める事に。

 

自らも対局しながらも隣の星と五月女の対局を気にかけていた豪月。

中飛車で居玉の弱点を的確に突いていかれれば自ずと負けるもの。

的確な将棋が持ち味のデータ女が居玉に一番相性が良いのだと考えていました。

 

一方で五月女の的確な指し方に太のような間違えない将棋を感じていた星。

思いついたように、太が中飛車で来た時に自分がやっていた作戦を試していきます。

 

星が指したのは角を引く一手

それは中飛車による中央の攻めに対する受けの角。

 

そう考える五月女でしたが、それをすぐに星が否定します。

 

星が居玉を好きな理由はたった一つ。

それは圧倒的な攻撃のスピード

守りがたとえ弱くとも、やられる前にやればいい、それが星の考え。

 

違う所

星の言うスターシステムはデータ将棋の五月女の中にはないもの。

しかしそれで動揺するような相手でもありません。

 

彼女にとって天童太星は憧れの存在

そして彼女の知る天童太星はそんな将棋は指さない。

 

彼女が小6の時、天童太星を相手に何度目かの敗北をした彼女に太が話しかけます。

 

勝者からの言葉に思わず叫ぶ五月女。

 

全ての棋譜を覚えられる彼女。

それによって悪手を指さない堅実な将棋を目指して戦っていたのです。

 

そんな五月女に太は静かに語ります。

 

僕しか知らない将棋

対局は進み、五月女の指した一手は星の飛車を封じ込めるような一手

放っておけばその飛車が詰んでしまう状態となった星でしたが、そこで不敵に笑います。

 

そう言って指したのは飛車を見殺しにするような一手。

 

自信満々の星の一手に何故か天童太星と話した時の事を思い出す五月女。

それがあの時天童太星が言った言葉。

 

そんな言葉に衝撃を受けた五月女。

天童太星しか知らない、そして自分の知らない将棋を、目の前の星から感じているのでした。

 

ふたりの太星12話ネタバレ展開予想

ふたりの太星最新話12話ネタバレ

 

ここからは、『ふたりの太星』最新話12話、そして13話以降で起こりうる展開を予想をしたものを載せていきます!

 

居玉の強さを

居玉は避けよという格言については太も語っていました。

しかしそれでもなお使い続けるのだから五月女のデータだけではわからないメリットがあるのかもしれません。

 

将棋がそれほど詳しくない上で考えると、やはり守りに手数がかからないという点がメリットと言えるでしょうか。

玉を囲う手数の分だけ先に攻められるというのは、一応のメリットと言えそうです。

 

データを重視する五月女に対しては、データ自体が少ないであろう居玉で戦うというのは、効果的だったりするかもしれませんね。

あれだけ強く宣言した以上は、居玉を守ったままで戦い抜いて欲しいものです。

 

名人は天童太星の何を知っているのか!?

今回登場した世捨て人風の格好をした老人の不破。

その正体は将棋界の最高峰のタイトルである名人でした。

 

そんな彼は今三段リーグを戦っているのが、天童太星ではないという事に気付いています。

それはつまり太星が二重人格であるという事を知っているということです。

 

今の所そんな事実を知っている人間は数少ないはずです。

そこで気になるのが、以前シルエットだけ登場した太星の事を「私の太星」と読んでいた男です。

彼がどういう関係なのかはわかりませんが、太に大きな期待を寄せているように見えました。

 

名人と言えばやはりプロ棋士であれば誰もが目指す大きな目標でしょう。

彼は太がそこに辿り着くと確信して名人にも情報を教えていたのではないでしょうか。

何時か天童太星はあなたの所にたどり着きますよ、と。

 

まあこの辺まで来るとかなり妄想になってしまいますね(笑)

ですが未だに明らかになっていないキャラですので、名人との繋がりは意外にあり得るかもしれません。

 

ふたりの太星12話ネタバレまとめ

ふたりの太星最新話12話ネタバレ

 

将棋界の最高峰である名人と、天童世代のライバル達が登場した今回。

今までにも増してキャラの濃い奴が集まっていましたね。

 

早い段階で2敗していた星は、やはりこれ以上は負けられない状態になっていますね。

名人にも言われましたが、居玉で戦うのにも限界が来るかもしれません。

個人的にはこだわって続けて欲しい所ですが。

 

三段リーグでの戦いの他にも、何故名人が天童太星の事をよく知っているのかという謎もあります。

それぞれがここからどういう風に物語が動いていくのか注目したいですね。

 

次回の『ふたりの太星』第13話を楽しみに待ちましょう!

 

ABOUT ME
まんがライフハック管理者/SHOT
漫画歴25年以上、読破した漫画は1000タイトル以上(だいたい) 。日夜まんがを独自視点で解説・考察。30代男性、日系大手→外資系戦略コンサル→起業構想中(←今ココ)。家族超ラブ(妻・長男・長女)!特に好きな連載中作品はワンピース・呪術廻戦・アンデッドアンラック・キングダム・ヒストリエ・ヴィンランドサガ・アオアシ・喧嘩稼業・ハンターハンター(一応連載中扱い)
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