週刊少年ジャンプの人気漫画『ふたりの太星』最新話9話のネタバレと感想考察、展開予想です。
友達であり、共感覚を持つイズミとの対局に臨むことになった星。
弟達のためにも、星自身のためにも強い決意を持って攻めるイズミに星は押されていきます。
将棋において良くない形とされる居玉のままで戦う星は、イズミの攻撃的な一手に対して驚きの一手で返すのでした。
強敵イズミに星は勝利することが出来るのか!?
それでは、気になる『ふたりの太星』最新話9話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
ふたりの太星9話ネタバレ:前回8話感想考察
ようやく本格的な対局が始まった今回。
これまでは将棋漫画というよりも将棋ドラマといった展開でしたが、今回はがっつり将棋のシーンを描いてましたね。
とはいえ、イズミは対局中に目隠しをするという特殊能力持ち。
それがどれだけ将棋の強さに関わってくるかはわかりませんが(笑)
奨励会のシステムなども描かれていましたが、こんな場面で50万という大金を出されたら思わず受け取っちゃいそうですよね。
しかもこの場面で受け取らないという事は相手の夢を打ち砕く為に全力で挑むという事の表れでもあります。
勝負の世界だから仕方ないとはいえ、本当に厳しい世界だと思います。
将棋の囲いや居玉なども説明がありました。
とはいえ、実際の所どの程度厳しかったり効果があったりなのかは将棋に詳しくないと難しいですね。
最後の一手がどれほど意味があるものなのか。
かなり攻められていた星がどうやってここから反撃していくのか。
次回の展開に注目ですね。
ふたりの太星9話ネタバレ
『ふたりの太星』9話
「自分の将棋」のネタバレが下記となります!
星の将棋
イズミの共感覚で見た星の声の形は暗闇。
そう感じていたイズミでしたが、盤を前にした星から聞こえてきたものは以前とは確かに違うものでした。
自信を持ってそう語る星の言葉からイズミが感じたのは天童太星のものと同じような確かな光。
動揺するイズミに星は話しかけます。
この場所が生きづらい場所でも、その場所を離れてしまったとしても。
先手や後手の立場が逆転したとしても。
イズミの将棋
自分の将棋に自信を持っている星の言葉。
それを聞いたイズミは自分の今までを振り返ります。
子供の頃、仲間達に自分の将棋の手を褒められていたイズミ。
勝負勘もあって、ギャンブルのような面白い将棋をすると。
それが嬉しくてイズミは自分の父にそれを伝えていました。
しかし父はまだ幼いイズミ達兄弟を残して家を出て行ってしまいます。
そこでイズミの将棋は変わります。
仲間達もその変化に腑に落ちないものを感じていました。
イズミにとっての将棋とは勝たなければ意味がないもの。
勝たなければ守りたいものも守れないから。
だからこそ星の将棋はそんなイズミの考える将棋とは対極にある。
自分の道は間違っていない。
その思いを貫くようにイズミは言い放ちます。
反撃
そこからは星の反撃のターン。
銀を取らせた事で回ってきた事で作ったチャンスを利用して一気に攻めて行きます。
星の一手はイズミの共感覚的には好手。
仕方なく受けに回るイズミに王手をかける星。
イズミからすれば、有利なのは自分。
冷静に受けていればチャンスは回ってくる。
そう考えますが、そんなイズミの考えを揺さぶるかのように星からは大胆な一手が飛んできます。
星の放った飛車を捨てる一手はまたしても好手。
強烈な攻めを仕掛ける星によって、詰みがあるのかを疑い始めるイズミ。
しかし大胆な星の攻めによって、手駒は充実していて次に反撃のチャンスがやってくれば確実に勝てる。
共感覚を使った将棋
星の猛烈な攻めをひたすら受けるイズミ。
そしてついにやってきた反撃のターン。
そこで自信を持って指したイズミの一手は8八角打。
それは星の攻撃を受けながら星の玉も追い詰める攻防の一手。
そのはずでしたが、その一手を打ち込んだ音の形はまさかの大悪手。
共感覚でそれを判断したイズミはその手から駒を離す事が出来ません。
一度指した手を指し直すのは反則、しかし駒から指が離れていなければの話。
父親がいなくなってから将棋に共感覚を使うようになったイズミ。
共感覚を使えば指した手が良い手かどうかがわかる。
それによって今まで苦戦していた初段を抜けて、プロの棋士の一歩手前である三段リーグに昇段する事が出来た。
イズミの将棋を面白いと感じていた仲間達が離れていく中で、それでも勝つためにそうやって戦い続けていました。
自分にとって何よりも大切な弟たちを守るためにも。
しかしそれでもイズミの中に一つだけ残っていた思いもありました。
あの頃のように
駒から手を話せないイズミに助け舟を出す星。
そこにはイズミがどんな手を指してきても必ず自分が勝つという強い決意が込められていました。
星の決意を感じたイズミはゆっくりとその手を駒から離します。
そして続けて自ら塞いでいた目隠しを外すイズミ。
そこにあったのは、将棋が大好きだったあの頃のように一手一手に一喜一憂する将棋を指したいという強い気持ち。
ようやく目があった二人。
共感覚を使わない事を心配する星ですが、イズミも構わないと答えます。
ふたりの太星9話ネタバレ展開予想
ここからは、『ふたりの太星』最新話9話、そして10話以降で起こりうる展開を予想をしたものを載せていきます!
居玉の意味は!?
今回本格的に描かれていた将棋の部分。
やはり気になるのは最後に星が指した一手の意味ですよね。
確実に駒を取られる状態ですが、これにどれほどの意味があるのか。
効果があるとすると、駒を取らせる事によって自分の攻撃のターンにする事が出来る。
もしくは駒を取る為に敵の駒が動く事で相手の防御力が下がる、などでしょうか。
もしかすると将棋が強い方にはこの盤面を見れば狙いが見えるのかもしれませんが。
星の正体をイズミに明かすことに!?
かなりイズミに攻められていた星ですが、おそらくここから反撃が始まるでしょう。
もちろん逆転勝利となっていくはずです。
そして戦いを終えたイズミと色々なことを話す事になるでしょう。
もしかすると星が太と同じ人物であるという事も明かすことになるかもしれません。
今の所それを知っているのは母親と奏だけですので、将棋の世界にいる誰かにも知っていて貰った方が気持ちも楽になりそうな気がします。
イズミと星であれば元々友達ですし、ある程度理解を示してくれるのではないでしょうか?
ふたりの太星9話ネタバレまとめ
覚悟を決めた星とイズミの対局が描かれていた今回。
対局中は目隠しをするという特殊なキャラのイズミですが、弟達の為に誇りを持って戦う姿は好感度が高いですね。
しっかりと守りを固めてから戦うイズミと、守りを固めるのではなく居玉のままで戦う星。
やっぱり星は感覚で指して強いタイプの天才なんでしょうね。
次回には決着がつくと思いますが、イズミは星にとっても友達ですし、何よりも良いやつなので今後も登場して欲しいですね。
星の正体を明かしてしまってもイズミであれば良さそうな気がします。
この対局が終わった後の展開がどうなっていくかも気になりますね。
次回の『ふたりの太星』第10話を楽しみに待ちましょう!