『呪術廻戦』のヒロインと言えるキャラクターの釘崎野薔薇。
高専1年メンバーの紅一点ではあるものの、誰よりもメンタルが強いというクセの強いキャラクターになっています。
田舎が嫌で東京に出る為の理由として呪術師になった釘崎。
そんな彼女の生い立ちや術式、そしてその強さについて考えていきたいと思います。
Contents
呪術廻戦釘崎野薔薇の生い立ち
物語に初めて登場してきた時から大きなインパクトを見せていた釘崎。
スカウトマンに対して「私は?」と聞く事が出来るヒロインなんて中々いないでしょうね。
まずはそんな彼女の生い立ちの部分から見ていきましょう!
東北のど田舎生まれ
盛岡まで出るのに4時間もかかるという超弩級の田舎の村に住んでいた釘崎。
彼女は高専にやって来るまではずっとその村で生活していました。
通っていた小学校は全校生徒合わせてたった19人。
非常に狭い村であり小学生の釘崎自身、友達になるよりも他人になる方が難しいと語っていました。
釘崎はそんな狭い村の人達が嫌いで、全員頭がおかしいとさえ思っていた程。
それだけにまだ幼い頃から村を出たいという気持ちは強かったようです。
親友のふみとの出会い
村にいた頃の釘崎にとって大事な親友だったのが「ふみちゃん」
彼女は小学校に上がるタイミングで釘崎がいた村に引っ越してきていました。
そんなふみちゃんが持っていたちょっと派手なランドセルを自分のものと取り替えてと無茶な事を言ってきたのが釘崎。
その一件で友達になった釘崎はふみちゃんの家に入り浸り、よくふみちゃんのお父さんとスマブラで遊んでいたり。
大人っぽい部分と子供っぽい部分を併せ持っていた釘崎にふみちゃんは結構振り回されていたものの、それでも良い関係はずっと続いていたようです。
憧れの沙織ちゃんとの出会いと別れ
子供の頃の釘崎に大きく影響を与えたのがふみちゃんよりも後にこの村に引っ越してきた「沙織ちゃん」
彼女は釘崎やふみちゃんよりもちょっとお姉さんで、いつも家に二人を迎え入れてくれていました。
釘崎はそんな沙織ちゃんに憧れ、彼女と出会った事で自然と口調も柔らかくなり品のようなものが身についていくのでした。
しかしそんな沙織ちゃんは村の人から嫌がらせをされる日々が続き、結局はまた引っ越してしまう事に。
ふみちゃんは釘崎と共に彼女を見送り、そこで顔をベチャベチャにして泣いていた釘崎を初めて見たのでした。
この子も泣くんだとふみちゃんは衝撃を受けたようで、釘崎はきっと人前で涙なんて見せた事がなかったのでしょう。
ふみちゃんとの約束を経て高専へ
沙織ちゃんとの別れから数年後、何故か6月になってから呪術高専へ通う事が決定となった釘崎。
呪術師である釘崎の祖母は自分の元で育てたいと思っていたようで、色々と揉めた事で6月まで遅れてしまったようです。
念願の田舎からの脱出という事で、釘崎はふみちゃんとお別れの場面でも笑顔を浮かべていました。
自分の時は沙織ちゃんの時とは違って泣かないのかと少しだけ思ってしまうふみちゃん。
しかし釘崎はそんなふみちゃんに対して、グッと涙を堪えながら約束をします。
次会う時は三人で・・・と。
釘崎にとっては憧れていた沙織ちゃんもずっと一緒だったふみちゃんも同じ様に大切な存在だったのでしょう。
高専に行ってしまった釘崎はまだこの約束を果たせていませんし、いつかこの約束が果たされて欲しいものですよね。
釘崎野薔薇の術式や能力とは??
名前通りに釘や金槌を使って戦うスタイルの釘崎。
ここでは彼女の術式「芻霊呪法」の強さについて考えていきましょう!
芻霊呪法「共鳴り」
釘と金槌、藁人形を通して対象の体内に呪力を流し込むという能力の芻霊呪法。
一般的にイメージする呪いらしい呪いという感じがしますよね。
発動条件は、対象の体の一部を藁人形に詰めて呪力入りの釘を撃ち込むだけ。
条件が整っていれば相手がどれだけ離れていても効果が発動する為色々な戦い方が可能。
触媒となるものが対象にとっての希少な部位であれば余計に威力が増加するという効果も。
対象との繋がりを辿るという能力である為、術式で結びついていた九相図兄弟の両方にダメージを与えたり、真人の分身体から本体へダメージを与えたりと様々な効果が期待出来るようです。
芻霊呪法「簪」
芻霊呪法の「簪」は「共鳴り」とは違い藁人形は使わずに呪力攻撃が出来るというもの。
釘に呪力を付与し、それを飛ばして攻撃するのが基本的な使い方。
しかし呪力が流れ込むまでのタイミングは術者が自在に調整出来るため、時間差で発動させるという使い方も可能。
先に飛ばしておいた釘をトラップのように使う事も出来たりと、釘崎の戦闘においてはメインで使われる技だと言えるでしょう。
何よりの武器は強靭なメンタル!?
様々な応用が効く事もあってかなり便利な術式の芻霊呪法。
しかしその一方で釘崎は虎杖や伏黒に比べると接近戦が得意ではないという一面も。
とはいえだからといって自分から距離を取るような戦い方はしないのが釘崎のいうキャラクター。
相手が呪具頼りの奴だと予想をつけると、自分から接近して攻撃したりと非常にアグレッシブに戦う事も。
しかしそれを可能にしているのは釘崎野薔薇の強靭なメンタルでしょう。
芻霊呪法の「共鳴り」を自分を藁人形代わりに使う事もあり、その際には「このままじゃどうせ死ぬんだ」と覚悟を決めて使っていました。
自分の手首に釘を刺すという行為を躊躇せずに出来るというのが釘崎の強さの理由でもある気がしますね。
釘崎野薔薇の名前と花言葉
そもそも「釘崎野薔薇」という名前が非常に強烈でインパクトがありますよね。
ここではその名前について考えてみたいと思います。
名前の由来と戦闘方法との関係
非常にインパクトのある釘崎野薔薇という名前。
釘を使って戦うからこんな名前になったのかと思いきや、芥見先生によれば名前と戦闘方法はほとんど同時に決まったとの事。
野薔薇という名前の由来も、とげとげしい感じにしたかったというわかりやすい理由となっています。
そういう意味で言えば野薔薇という名前と性格的な刺々しさはピッタリですよね。
野薔薇の花言葉とは!?
野薔薇は花の名前でもあり、そうなると花言葉なんかも気になってきますよね。
こういう所にも何かしら意味がありそうなものですし。
調べてみると野薔薇の花言葉には色々と意味があるようです。
素朴な可愛らしさ、厳しさ、素朴な愛などなど結構色々な意味合いがあるんですね。
しかしその中でどうしても意味深に感じてしまったのが「痛手からの回復」
そもそも花言葉で「痛手からの回復」ってなんなんだろうと思ってしまいますが、『呪術廻戦』のストーリーを追っている人にはこの言葉の意味がなんとなくわかるでしょう。
渋谷事変の戦いにおいて釘崎野薔薇は片目を吹き飛ばされて生死不明の状態になってしまいました。
そんな釘崎野薔薇の名前の花言葉に「痛手からの回復」があるという事は、今後釘崎が回復するのでは?と思ってしまいます。
▼関連考察▼
呪術廻戦釘崎野薔薇は死亡は確定!?生死の行方を考察!
もちろんこれは想像でしかありませんし、実際にそこまで深い意味が込められた名前なのかはわかりません。
しかしもしも最初から釘崎が痛手を負う様な展開を考えていたのだとしたら、物凄く計算されて物語を描いているという事ですよね。
呪術廻戦釘崎野薔薇とは!?
人気キャラクターが多い『呪術廻戦』
しかしその中でも釘崎野薔薇は男女のどちらにも人気があるキャラクターと言えるでしょう。
性格も結構めちゃめちゃで相当口も悪いですが、彼女のキレッキレの台詞には痺れてしまいます。
女性も惚れてしまうような格好良い女性キャラクターというのは珍しいですし、今後の活躍にも期待したいですね!