週刊少年ジャンプの人気漫画『呪術廻戦』最新話90話のネタバレです。
大量の改造人間が現れた事で更なる大混乱となった渋谷駅地下。
敵の狙いがはっきりしない中で迷う五条に対し、呪霊達は人々を巻き込みながらの攻撃を続けます。
五条は自分の中の命の天秤が揺れ動くのを感じながらも、瞬間的に領域展開の無量空処を発動させ1000体の改造人間を撃破するも、それと同時に夏油が獄門疆を発動するのでした。
五条の戦いの結末は!?
それでは、気になる『呪術廻戦』最新話90話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
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Contents
呪術廻戦90話ネタバレ
では、『呪術廻戦』最新話90話
「渋谷事変⑧」のネタバレが下記となります!
獄門疆の発動条件が明らかに!!
ハロウィンの戦いに臨むその前、夏油と3体の特級呪霊がやっていたのは何故か麻雀。
遊びながらも夏油は呪霊達に獄門疆の説明をしていました。
獄門疆は生きた結界、源信の成れ果てで封印出来ないモノはないのだとか。
しかし当然そんなに都合の良いものがあるはずもなく、封印するための条件はあるはずで、時間を稼ぐ役割の呪霊達からすればそこが一番重要なポイント。
しかしそこで夏油が口にしたのは「1分」という言葉。
獄門疆は封印有効範囲の半径4メートル以内に、1分間五条悟を留めておかなければならないのだと。
その言葉を最後にしばらく淡々と麻雀を進める一行。
しかし我慢が出来なくなった漏瑚は夏油に向き直って凄みます。
漏瑚からすれば、五条を1分間留めておくというのはどう考えても無理難題すぎる事。
そのために夏油が手を組む事を持ちかけてきたのではないかと疑うしかない程。
しかし夏油は怒りで熱くなる漏瑚に言い放ちます。
読者が気になっていた獄門疆の発動条件が明らかに。
しかし夏油の言葉通りの意味であれば漏瑚がキレるのも無理はありませんよね!
実際には別な要因があるようで、そこが夏油の作戦に関わっているようですが。
五条と夏油の再会と本当の発動条件
消耗した五条の前で発動された獄門疆。
開門と同時に現れた巨大な瞳が五条をにらみつけます。
明らかに危険そうな獄門疆から、瞬時に距離を取ろうとする五条。
しかしその足が動く瞬間、突如現れた夏油が五条に声をかけます。
あまりにも昔と変わらない自然さで現れた夏油に対して五条は完全にその動きを止めます。
そこにいたのは自らの手で去年殺した親友。
偽物なのか、それとも変身の術式でも使っているのか?
しかしその全ての可能性を五条の持つ六眼の力が否定します。
そしてその瞬間、五条悟の脳内に溢れ出したのは夏油と過ごした3年間の青い春の記憶。
呪霊達に対して夏油はそう真の獄門疆の発動条件を告げるのでした。
そして夏油の言葉通り、五条悟の脳内ではあっという間に時間は過ぎていきます。
その刹那、獄門疆は発動条件を満たした事で五条を完全に封じるのでした。
ここに来て遂に五条と夏油が再会。
最高のタイミングなのか、それとも最悪のタイミングなのか。
しかし夏油がここで現れた事が獄門疆の発動の条件を満たす為のものだったようですね。
夏油の頭に隠されていたのは別な存在!?
夏油との記憶が溢れ出た事によって、獄門疆の発動条件を満たしてしまった五条。
自らの呪力も感じられず、体に力も入らない状況。
そんな絶体絶命の状態ながらも五条は夏油に対して語りかけます。
そんな五条の質問に対して、夏油は至って普通に「夏油傑」だと答えます。
しかしそれでは満足しない五条。
五条の六眼に写る情報としては、肉体としても呪力としても夏油傑である事は認めざるを得ない状況。
そこまで五条の話を聞いていた夏油は、頭を縫っていた糸を引き抜きながら答えます。
頭の結合部をパカッと開くと、その中には脳みそに似た生物めいたものが。
そういう術式でね。脳を入れ替えれば肉体を転々と出来るんだと語る夏油だった存在。
彼によれば肉体に刻まれた術式も使えるとの事。
夏油の術式と夏油の体を使ってこの状況を作り出す事が目的だったと語るその存在。
五条悟が夏油を殺した後、死体の処理を家入硝子にさせなかった事で夏油の体を簡単に手に入れる事が出来たのだと。
そう語りながらも自ら開けた頭を元通りに治していくのでした。
遂に再会となった五条と夏油でしたが、夏油はまさかの偽物!!!
確かに疑うべき部分も幾つかあったと思いますが、これによって本物の夏油が死んでいる事が確定した訳でもありかなり衝撃的でした。
過去編もまだ描かれたばかりという事もあり、ショックを受ける人も多そうですね。
五条の大窮地で虎杖の前に現れたのはミニメカ丸!?
夏油を使う存在に対して、五条は笑いながら言い放ちます。
その言葉で夏油を使う存在が思い出したのは、呪術高専2年の乙骨憂太。
しかし彼は乙骨の事をそれほど高く評価はしません。
彼が持つのは無条件の術式模倣と底なしの呪力。
しかし乙骨のその力は最愛の人の魂を抑留する縛りによって成り立っていたのだと。
夏油の体を使う存在は動けない五条に対してそう告げるのでした。
一方で五条の元へと急ぐため、線路を走っていた虎杖は突然聞こえてきた声に驚いて足を止めます。
自らの耳を気にする虎杖。
虎杖の耳元にあったのは、何故かメカ丸の顔をした端末のようなものでした。
五条がやられた事で非常に絶望的な展開となってしまいました。
0巻での主役である乙骨について語られましたが、夏油の体を使う存在としてはそれほど怖いと考えてはいないようですね。
そして突如虎杖の前に現れたミニメカ丸は一体なんなのでしょうか?
呪術廻戦90話ネタバレの感想考察
遂に獄門疆が発動した訳ですが、それ以上に衝撃的なイベントが待っていた今回。
非常に気になっていた事が明らかになり、スッキリしたと言いたい所ですが、読後感としてはかなり悪いものになっています。
もちろんそれだけ衝撃的だったという事なのですが。
まずは獄門疆の発動条件の説明の部分。
麻雀をやりながらこういう事を説明するというこの4人の良くわからない仲の良さが出ていますね。
しかし夏油に無茶な事をさせられそうになってキレる漏瑚がちょっと可哀想ですね。
夏油にからかわれる役目なのでしょうが、流石にこれは酷い。
そしていざ獄門疆が発動した瞬間に、遂に五条の前に姿を現した夏油。
五条は獄門疆発動時に逃げようとしていましたし、そこで姿を表す事が一番効果的だと思っていたんですね。
それによって足を止めて夏油との記憶が溢れ出てしまった事が狙いでした。
本当の獄門疆の発動条件は脳内時間で1分という分かりづらいものでした。
しかしそれも夏油の計算の内だったというのが中々恐ろしいですよね。
五条の特殊な目である六眼で見ても夏油は本物。
しかし五条の魂は目の前の人間が夏油である事を認めません。
ここで一人称が「僕」ではなく「俺」となっているのがめちゃめちゃ熱いですよね。
そして唐突にその正体を明かした夏油だと思われていた存在。
頭をパカッと開けるというめちゃめちゃ気持ち悪い正体の明かし方をしてくれました。
これによって生きていたかと思われていた夏油が偽物だった事が確定。
そして少し前に語られていた過去編の夏油はもういないという事も確定です。
これは結構辛いですよね。
過去編での夏油は道を間違えてはいたものの、それでも自分に出来る事をしっかりと探してどうにかしようと動いていました。
それだけにどんな形であっても、0巻での戦いの後も生きていて欲しかったと思ってしまいます。
しかしこの脳の持ち主が何者なのかが気になりますね。
一人称が「私」になっていますし、微妙に女性の可能性もあるような気がします。
乙骨の評価がそれほど高くない事から、基本的な実力は相当高いのだろうとは考えられそうですね。
「おやすみ」とまで言われていますし、五条がここから復活するような展開はなさそうです。
むしろ虎杖の所に突如現れたミニメカ丸の方が気になりますね。
個人的にはメカ丸にも生きていて欲しかったですし、どういう形であってもちょっとだけ嬉しいです。
帳が降りている以上は中の情報も伝わりませんし、戦えるのは虎杖と冥冥さんくらいでしょう。
この状況からどういう展開を迎えていくのかに注目です!
呪術廻戦90話ネタバレ展開考察
ここからは、『呪術廻戦』最新話90話、そして91話以降で起こりうる展開考察をしたものを載せていきます!
獄門疆の力とは!?
今回のラストで登場してきた獄門疆。
物語のかなり初期の段階でその名前は登場していました。
しかし五条封印に関わるという事以外にはどういうものであるかの説明は特にありませんでした。
獄門というのはどうやらかつての日本での死刑の1つの事を言うそうで、別な言い方をすれば「晒し首」なのだそうです。
とはいえ封印に使うのだから、直接相手を殺すような能力ではないはず。
一方で疆という字には「土地の境」などの意味を持つようです。
そちらをメインで考えれば、五条悟を別な空間へと隔離したりするというイメージもあるかなぁと思います。
もしかすると2つの意味を合わせて考えた時に、大量の人間を晒し首にする事で能力が発動するものだとも考えられる気がします。
五条封印と共に大量の一般人が死ぬという展開もありえるかもしれません。
五条封印が完了する!?
ここまで完全に自分の気配を消していた夏油。
獄門疆を発動するこのタイミングでようやく動いてきました。
それはつまり完全に準備が整ったという事なのだと思います。
改造人間を1000体鏖殺し、流石に消耗を感じさせた五条。
五条を削った事で条件が整ったという事なのかもしれませんが、それだけでもない気はします。
残酷なやり方を考えるとすれば、五条が1000体の改造人間を殺した事が獄門疆の発動の要因になっている可能性もありそうです。
被害を最小限に抑えようとして無茶をした五条の行動が原因となって封印されるのであれば絶望的ですよね。
そんな状態を作り出しての封印こそが夏油の狙っていたものなのかもしれませんね。
虎杖と真人再戦開始!?
大量の改造人間が到着してからどれだけの時間が経ったかはわかりませんが、明治神宮前駅の虎杖は真人を追って五条のいる渋谷駅へとやってくるでしょう。
しかし虎杖が到着した頃にはもしかすると五条が封印されている頃かもしれません。
もしも五条が封印されているとすれば、虎杖がやってきたとしても非常に厳しい状態ですよね。
虎杖がいくら成長したとはいえ、特級が集まるこの場所ではむしろ狙われてしまうでしょう。
とはいえそういう状況でも虎杖は止まらなそうですよね。
本格的に戦うのであれば、仲間達の助けが必要でしょう。
五条が封印されたとして、その事に駅の周りにいる仲間達が気づけていればまた違った展開になりそうです。
1級術師の仲間達が集まっている状態なので、それぞれが活躍するような展開も見てみたい気がします。
呪術廻戦90話ネタバレまとめ
五条の五条らしい無茶苦茶で圧倒的な力が描かれていた今回。
一般人をどれだけ救えるかという所で苦しみましたが、その中でも最善の行動を取ろうとする五条は流石でしたね。
瞬間的に領域展開をするというのは、呪霊達でさえ予想していなかった行動。
それだけに止まった時間の中で1000体を改造人間を倒すというのも衝撃的でした。
しかしその中で夏油だけは五条の行動を読み切っていたようにも感じます。
最期に発動した獄門疆によって、五条の封印が成されてしまうのかが注目です!
次回の『呪術廻戦』第91話を楽しみに待ちましょう!
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