週刊ヤングジャンプの人気漫画『キングダム』最新話691話のネタバレと感想、展開考察です!
岳白公に対し李信は右膝への斬撃で動きを止め、防御の剣もろとも矛で打ち砕いて致命傷を与えます!
それでも岳白公軍の本体の騎馬隊が襲来し危機は続くも、間一髪で羌瘣らが間に合い、飛信隊全員で窮地を脱しました。
岳白公本陣では参謀の紀章が立て直しを図ろうとしますが、亜花錦らに急襲され壊滅、遂に影丘の攻略を飛信隊が成功させます。
河了貂は即時敵総大将・扈輒軍への攻撃を促し、この抑えに扈輒は虎白軍5千を指し向けますが、桓騎は笑みを浮かべ反撃の好機と見ているようであり・・・?
それでは、気になる『キングダム』最新話691話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
キングダム691話ネタバレ
『キングダム』691話
「竈の数」のネタバレが下記となります!
キングダム691話ネタバレ:扈輒軍の猛攻
秦の桓騎軍と趙の扈輒軍の戦いは、飛信隊が左翼の影丘で勝利を収めたのものの、これまでと同様に扈輒軍優位で続いています!
趙将・虎白の率いる中央でもこの勢いは変わらず、逃げ腰の桓騎軍を嘲笑する声が充満していました。
開戦時に4万人を数えた桓騎軍は、凡そ7千人ほどに減少している様子ですが、それでも桓騎本人の行方はようとして知れません!?
虎白は桓騎が極めて少人数で行動している可能性も考慮して、部下たちには如何なる少数の敵をも殲滅して行くようにと再度徹底を指示しました。
同様に趙軍左翼の龍白の軍も対峙する雷土軍の残党の首級を次々に挙げて進む中、総大将の扈輒からの命令が届きます。
それは軍を二手に分けて、一方を中央の戦場で桓騎軍の包囲に当たらせよと言う指示でした。
この命令を受け、龍白は自らが8千人を率いて中央の戦場に出向くことを決断し、雷土軍の掃討は部下の晋布に一任します。
龍白の8千人が中央の戦場に加わった事で、桓騎軍の中央を担当している黒桜軍は包囲されるも、やはり桓騎本人を発見するには至りませんでした。
キングダム691話ネタバレ:故事・「馬陵の戦い」
そのころ秦軍の総大将である王翦は、自らの本陣で戦場全体の配置を再確認しつつ、以前に蒙恬が述べた意見を思い出します!
それは桓騎が扈輒本人を討ち取ろうとしてるとの推察であり、それを今一度踏まえた王翦は、不意に孫臏と言う名を口にしました。
王翦が呟いた孫臏と言う名に周囲の部下たちは事態が呑み込めませんが、それでも王翦は自分ですらそんな手は使わないと続け、桓騎の考えに気付きます。
孫臏とはこの時代より百年以上前の斉国の軍師であり、優勢な魏国を「馬陵の戦い」で打ち破った人物の事でした。
この「馬陵の戦い」で孫臏は魏軍を油断させるべく、野営地での自軍の兵の竈の数をある日から前日の半分にし、更に翌日はその半分に減らして潰走しているように見せかけます!?
それにまんまと騙された魏軍は、斉軍が当初の四分の一以下にまで兵が減少していると思い込み、深追いをしたことろを一気に伏兵と化したそれらからの反撃を受けました。
魏軍はこの孫臏の計略で総大将自身が討ち取られてしまい、結果大敗北を喫する事になったと言う逸話が残されており、王翦は今まさに桓騎がこれを狙っているのだと確信します!
キングダム691話ネタバレ:桓騎の登場
扈輒軍の本陣では、飛信隊対策に中央から虎白軍5千人を当てて防いだ事、左翼の龍白軍も桓騎軍の包囲を狭めている状況に、全員が優位に戦いを進めていると喜んでいます。
一人、扈輒本人は無言で戦場の配置図を見つめ、何かしらの策略がある可能性を探ろうとしているかのようでした。
扈輒の本陣の守備隊の兵達も、今の展開を勝ち戦と考えて弛緩しきっており、いきなり現れた少数の桓騎軍の兵達の襲撃に驚きます!
この状況はすぐに扈輒らに伝令から伝えられ、自軍の圧倒的な優位だと思っていた本陣では桓騎の狙いが読めず、戸惑いの声が生じました。
しかし次々と同じような少数の桓騎軍による襲撃が同時多発的に発生し、扈輒軍本陣は次第にパニック状態に陥っていきます!?
そんな扈輒軍本陣の前に姿を現したのが、何と桓騎本人であり・・・?
キングダム691話ネタバレの感想考察
今回のエピソードでは、飛信隊に影丘を攻略されたものの、それでも全体的には扈輒軍が未だ桓騎軍に対して優位にある様子が前半では描かれました。
中盤以降で奇しくも王翦が気付いたように、かつての斉の名軍師・孫臏の「馬陵の戦い」を彷彿とさせる作戦で、一気に桓騎が扈輒本人を討たんとしている事が判明しました。
要は大掛かりな「負けた振りして反撃」に出る作戦のようですが、類まれな戦術・戦略眼を持つ王翦をして、自分にも出来ないと言わしめましたね。
扈輒自身は浮かれる本陣の中にあって、何か期するところがありそうな雰囲気を醸し出していましたが、次回以降の展開が楽しみです。
果たして桓騎と対峙した扈輒が如何なる言葉を発するのか、遂に今回の戦い山場となる場面を迎えるのだと思えます。
キングダム最新話691話ネタバレ展開考察
ここからは、『キングダム』最新話691話、そして次回692話以降で起こりえる展開を考察したものを載せていきます!
キングダム691話ネタバレ展開考察:虎白軍の迎撃
今回のラストで趙軍総大将の扈輒が、影丘の攻略に成功した飛信隊の進撃を食い止める為、自軍の中央から5千人の虎白軍を迎撃に向かわせました。
次回はこの指示を受けた敵将・虎白が、どのようにその内容を受け止めて迎撃に向かうのかの描写が先ず行われると予想します。
人員的にもかなり消耗し戦闘力が落ちている飛信隊が、如何に自分たちよりも数の多い虎白軍と対峙するのか、その点がポイントになりそうだと感じます。
キングダム691話ネタバレ展開考察:雷土の逃走
飛信隊が影丘の攻略に成功したことで、若干浮足立った感のある扈輒の本陣から、捉えられていた雷土が動くと予想します。
全身にひどい拷問を受けていた雷土ですが、警備の兵たちの動揺を利用し、自力で脱出を試みようとするのだと考えます。
これが成功するか否かは、微妙な展開となるのだと思えますが、生かされている物語上の内容からは可能性は高いのではないでしょうか?
キングダム691話ネタバレ展開考察:現在の桓騎
これまで桓騎軍は扈輒らの趙軍に押され、軍師の摩論などは既に負け戦を覚悟し、逃亡の準備すら進めていた状態でした。
今回のラストで口元のアップでしたが、にやりと笑みを浮かべる桓騎の様子が描写されており、現在の彼の思考がもうすこしはっきりと示されると予想します。
それは扈輒が中央の守りから、5千人の虎白軍を飛信隊への対処の為に動かしたことが、どのように今後の戦局に作用するのかの解説に直結するのではないでしょうか?
キングダム691話ネタバレまとめ
影丘で岳白公と一騎討ちを続ける李信は、右膝への斬撃で動きを止め、防御の剣もろとも矛で打ち砕き、岳白公に致命傷を与えます!
これで飛信隊の士気も上がりますが岳白公軍の本体の騎馬隊に包囲される危険性が発生、間一髪で羌瘣らの援軍が間に合い、その窮地を救いました。
岳白公本陣でも大将が討たれた事は伝わっており、参謀・紀章が何とか立て直そうとするも、亜花錦らが急襲し一瞬で壊滅に追い込んだため、ここに影丘攻略が成功します。
飛信隊では河了貂が間髪を入れず敵総大将・扈輒軍への攻撃を促すも、扈輒は中央の虎白軍5千で迎撃出来ると見てこれを指し向け、この動きに笑みを浮かべる桓騎が・・・?
これまで扈輒軍に押され続け、自軍内でも負け戦の雰囲気が漂っていた桓騎軍ですが、ようやく桓騎が狙っていたタイミングが到来し・・・!
次回の『キングダム』第692話を楽しみに待ちましょう!