週刊ヤングジャンプの人気漫画『キングダム』最新話692話のネタバレと感想、展開考察です!
桓騎軍と扈輒軍の戦いは未だ各方面で扈輒軍が優位であり、特に当初4万人から7千人にも減少したと思しき桓騎軍を見れば、桓騎本人が捉えられるのも時間の問題のようでした。
戦いは虎白が殲滅戦を、左翼の龍白は軍を二つにして、一方の中央へは自らが8千人を率いて向かい、雷土軍掃討は部下に一任します。
王翦は蒙恬の言葉に桓騎が扈輒本人を討ち取ろうとしてる、つまり兵が減少していると見せかけて逆襲に転じるのだと確信、程なくして扈輒軍の本陣前に桓騎が姿を現し・・・?
それでは、気になる『キングダム』最新話692話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
キングダム692話ネタバレ
『キングダム』692話
「第三の兵」のネタバレが下記となります!
キングダム692話ネタバレ:脱走兵、残存兵、隠れた兵の3種類
趙軍・総大将の扈輒の本陣に突如として攻勢をかけて来た桓騎軍に対し、ついさっきまで勝ち戦と状況を楽観視していた扈輒本陣の兵らは恐慌状態に陥ります!
そんな中にひと際凄まじい破壊力を見せる集団があり、猛烈なその攻撃に味方の桓騎軍の兵らも、それがゼノウ一家だと気付き更に勢いづきました。
何とかゼノウ一家の侵攻を押しよどめようとする扈輒軍でしたが、無論それは無駄な抵抗で猛り狂うゼノウの前に数多の屍を晒すのみです。
扈輒軍本陣の混乱はピークに達し、四方から自分たちは1千人を優に超える兵力の桓騎軍に攻撃されていると気付きました!?
扈輒軍本陣は全体で3千人ほどの守備兵しかおらず、圧倒的な桓騎軍の攻撃力とどこからこれだけの数の桓騎軍が湧いてきたのかと理解に苦しみます。
只ひとり陣幕内で戦場の配置図を注視していた扈輒は、桓騎軍の戦術を孫臏の故事に倣ったものだと看破しました。
扈輒の言葉にも周りの配下の兵達は理解が追い付きませんが、扈輒はこれまでの桓騎軍の脱走兵の数によって騙されていたのだと続けます。
扈輒は桓騎軍は脱走兵、残存兵、隠れた兵の3つ分かれ、実際に万単位での脱走兵が発生していた事に目を奪われ、隠れた兵を見落として残存兵を追撃していたのだと指摘しました。
キングダム692話ネタバレ:底知れぬ桓騎の深謀
扈輒は飛信隊が影丘の戦場を制した事で、この抑えの為に中央から虎白軍5千人を移動させた事が今の自軍の苦境を招いたのだと述べます!
それでも扈輒の説に納得のいかない部下の一人は、桓騎は脱走兵すらも意図して発生させたのかと尋ねました。
扈輒はこれに関しては、捕縛した敵兵への拷問からもなんの情報も得られなかった事から実際に脱走を図ったと認めつつ、只それすら桓騎は想定していたのだろうと答えます。
そもそも兵数は扈輒軍24万人に対し、桓騎軍は8万人であり、その兵力差を考えた桓騎は当初から劣勢を餌に、自分の首のみを狙って今の状態を想定していたのだと続けました。
扈輒の言葉に本陣の配下たちは顔色を失い、底知れぬ桓騎の深謀に勝ち戦と奢っていた自分たちの浅はかさを痛感します。
キングダム692話ネタバレ:姿を現した桓騎
そんな扈輒の本陣へ前線から夏満将軍が駆けつけ、戦場全体では未だ自軍が優勢であるとして扈輒らにこの場からの離脱を促します。
扈輒本陣の兵達は夏満の言に賛同し、離脱する方向も虎白軍5千人を指し向けた右翼方面が無難だろうとの意見が出されました!
しかし夏満はそれすらも桓騎が読んでいる可能性があると指摘し、最終的な判断は扈輒本人に委ねられます。
扈輒はしばし考えを巡らせた後、右翼とは真逆の左翼への離脱を決断、味方も敵も不在である筈のその方向へ動きだしました。
しかし扈輒らの一団の前には左右から桓騎軍の騎馬兵が迫り、その先頭には桓騎本人がこの動きすらも予想していたとして、自ら姿を現します!?
扈輒本陣の兵らは悠然と待ち構えていた桓騎の登場に絶句し、扈輒本人は無言ながら鋭い眼光でこれを見据え・・・?
キングダム692話ネタバレの感想考察
今回のエピソードでは、扈輒軍24万人に対し桓騎軍8万人と、圧倒的な兵力差で開戦当初から劣勢に立たされていた桓騎軍が遂に優位に立つ様子が描写されました!
それまでの桓騎軍は、影丘を落とした飛信隊以外の軍はすべて劣勢であり、雷土軍は蹴散らされた挙句に雷土本人は捕縛されて凄惨な拷問を受けるなど最大の窮地に陥っていました。
桓騎に対する忠誠心よりも、己の保身が勝る軍師の麻論などは逃げ出す準備を進めていたりと散々な展開でしたが、一気に逆転の流れとなりましたね。
桓騎自身もかの秦軍総大将・王翦すら認める稀代の策士ではありますが、これまでの作品の中での戦いを思い起こして見ても割と奇策が多い印象はあります。
合従軍編でも敵の大群の中に紛れて攪乱作戦を行ったりしていた事がありましたし、どちらかと言えば大軍を指揮した正攻法での戦はあまりないようにも感じられます。
今回の扈輒との決着も有無を言わせず首を刎ねるのか、もうひと説明、戦術の解説が行われるのかに注目ですね!?
キングダム692話ネタバレ展開考察
ここからは、『キングダム』最新話692話、そして次回693話以降で起こりえる展開を考察したものを載せていきます!
キングダム692話ネタバレ展開考察:逆襲の桓騎
今回のラストシーンで半ば笑みさえも浮かべながら、敵総大将の扈輒軍の本陣の前に悠然と姿を現した桓騎。
一気に引き連れた複数の少数の配下たちに扈輒軍の本陣を襲撃させ、捉えた扈輒との最初で最後の問答が行われると考えます。
一旦ここで桓騎と扈輒の舌戦が繰り広げられ、最終的には有無を言わせず桓騎がその首級を挙げるのだと予想します。
キングダム692話ネタバレ展開考察:飛信隊の進撃
桓騎が扈輒を討ちとったたという風聞が戦場全体に伝播し、各箇所で趙軍が苦戦に転じることになると予想します。
手つかずの虎白軍5千人が飛信隊の抑えには回されていましたが、今や総大将・扈輒が討たれたことで趙軍は統率が取れない恐慌状態に陥るでしょう。
その隙をついて飛信隊の勢いを吹き返し、一挙に趙軍左翼を崩す事に繋げるのではないでしょうか?
キングダム692話ネタバレ展開考察:桓騎軍幹部の再集結
桓騎が扈輒を討ちとった事で、これまで劣勢に甘んじて四散していた桓騎軍の幹部たちが、それぞれの戦場で攻勢に移り、再集結を果たすと予想します。
特に被害が甚大だった黒桜や、とらわれていた雷土、逃げ腰だった麻論など、立場はそれぞれですが、一気に士気を挙げて桓騎の元に急ぐのではないでしょうか。
普段あまり見られない、桓騎としては珍しい歓喜の再集結シーンが描かれる事になると考えます。
キングダム692話ネタバレまとめ
桓騎軍と扈輒軍の戦いは飛信隊が影丘で勝利するも、全体ではまだ扈輒軍優位で、特に中央では当初4万人の桓騎軍が7千人ほどにに減少、桓騎本人は雲隠れしたままです。
虎白は少数の敵を殲滅を指示し、左翼の龍白には扈輒から軍を二手に分け、一方を中央へ動かす指示が飛び、龍白は8千人を率いて中央へ向かい、雷土軍掃討は部下に一任しました。
秦軍総大将・王翦は蒙恬が、桓騎は扈輒本人を討ち取ろうとしてると述べていた事を思い起こし、旧史の孫臏の「馬陵の戦い」の戦術が桓騎の狙いだと気付きます。
それは兵が減少していると見せかけて伏兵により逆襲に転じる戦法であり、王翦はまさに桓騎がこれを狙っていると確信、弛緩しきっていた扈輒軍の本陣前に桓騎本人が現れ・・・?
桓騎本人の出現に、ここまでを一方的な勝ち戦と見ていた扈輒軍本陣は大パニックに陥るのではないでしょうか!?
次回の『キングダム』第693話を楽しみに待ちましょう!