『キングダム』の主人公である信。
信は戦争孤児で貧しい下僕の身でありながら「天下の大将軍」をめざす勇ましい若者に成長していきます。
宿命で定められていたのか、秦王・政と一緒に中華統一を目指して武功をあげていくその姿。
今や五千人将となったその姿はとても逞しいものがあります。
そんな成長著しい信のここまでの武功の数々、そして今後の展望をまとめてみました!
Contents
キングダム主人公の信とは
信は飛信隊の隊長であり、気が強くどこまでもまっすぐな武将で、隊のみんなから慕われています。
元下僕の身でありながらも、嬴政の計らいもあって、戦場へ出向くようになってからは次々と武功を重ね、今や五千人将。
飛信隊の隊員は皆、信よりも年齢が高い者が多いですが、若い信だからこそ発することができる強い心、まっすぐな思い、馬鹿正直なところに惹かれる者が多く、信のために、信と共にいたいからこそ、命を懸けて戦っています。
見た感じはガサツで乱暴ですが、わりと正義感は強く、真っすぐで、仲間思いのところもあり、部下たちからは信頼されています。
そのことは、飛信隊が全滅の危機に瀕したときに、仲間たちが自分の身を犠牲にしてまで、信のことを守ったことに現れていますね。
信の武功の経歴
それではこれまでの信の武功を振り返っていきましょう。
下僕として日々を生き抜く日々
信は幼いころから、城戸村で村長の里典の下僕として生きていました。
いつかこんな所から逃げ出すことを心に誓い、下僕の仕事の暇を探しては親友の漂と剣術の稽古。
それまでにこなした模擬戦の数はハンパじゃないほど。
漂と政
秦王・政の影武者となった漂は宮廷の反乱で、命を落としてしまいます。
漂から、その遺志を聞き、政と合流した信は反乱をしずめるために政に力を貸します。
武将となるために、政に力を貸した信でしたが反乱を鎮めることで大活躍し、自分の家と武将になるための身分を与えられました。
そして、信は天下の大将軍になることを志すのでした。
初陣から武功をあげる
呉慶率いる魏との戦い(蛇甘平原の戦い)で歩兵として働き、苦戦しつつも馬に乗って、その力を示していきます。
さらに、黄離弦、麻鬼などの武将を討ち取る武功をあげます。
そして、伍を組み共に戦った仲間たちは、その後かけがえのない戦友となっていくのでした。
武功を示し飛信隊の隊長となる
趙と戦った馬陽防衛戦では、王騎将軍の軍所属の特殊百人隊・飛信隊の隊長の任務を与えられます。
そして、王騎の秘策と信の能力で趙の軍の副将・馮忌を討ち果たす大武功をあげています。
ところが、残念なことに趙の三大天に秦の軍は敗北してしまいました。
趙の軍の李牧の罠にはまり、討たれてしまった天下の大将軍・王騎から信は矛と彼の意志を受け継ぎます。
武功を認められ三百人将に!
馬陽防衛戦での武功を認められた信は三百人将へと位を上げていきます。
趙の戦いでの武功により特殊部隊のままで、三百人に増員され、単独の援軍という立ち位置で戦場を駆け回っていました。
あの趙との戦いを乗り切った信にとっては、強いと思えるほどの敵はなく連戦連勝で武功を上げまくります。
そして、絶好調の信と飛信隊は味方の軍からあてにされることも増え、敵も飛信隊を用心するようになっていました。
それは、飛信隊と信の名が戦場で確実に響き始めたことを現していました。
その当時、信は17歳。
それからは、同じく秦軍として一緒に戦う三百人将の競争相手の王賁と蒙恬らと出世に向かって武功を上げまくっていくのです。
さらに、千人将へ昇格
廉破率いる魏との山陽平定戦では、魏の軍の将を討つという条件付きで、臨時の千人将となります。
それから、蒙恬、王賁と連隊を組み、見事に魏の主力軍の将軍・輪虎を討ち取ります。
この戦いでは、主力軍の輪虎を失った魏の廉破は和睦せざるを得なくなり、秦軍も見事に勝利しました。
合従軍襲来!
合従軍との戦いでは、信と飛信隊は、魏の軍勢を足止めすべく、麃公将軍の軍に加わります。
武功をあげて三千人将に!!
合従軍との戦いでは、趙の将軍・万極を討ち取り、蕞の攻防戦では最激戦となった南壁の将として信は先頭に立ち守り抜きました。
加えて、趙の三大天・龐煖と一騎打ちで、龐煖に傷を負わせ退却させました。
その武功が認められ、政より正式に三千人将に任命されました。
麃公の兵が加わり四千人将に!
論功行賞から半月もせずに信は介倉の防衛の任を受けます。
そして、戦死した麃公将軍の軍の千人将・岳雷と麃公兵五百が加わりさらに力を付けていくのでした。
それから、信は王弟成蟜の反乱騒動の鎮圧を命ぜられ、正式に四千人将となります。
その時、羌瘣も千人将となったので、合わせて五千人を率いる将となります。
ついに五千人将へ昇格!大将軍まであと一歩 !!
奢雍攻略戦では、魏の大将軍・呉鳳明と人違いしてしまい、師匠の霊凰を討ち取ってしまいますが、武功は認められて、正式に五千人将となります。
圧倒的な身体能力と強い意志を兼ね備えている信は、「王騎将軍から俺は他にもでっけェもんをいっぱいもらったんだ」と言い切るほど、王騎から授かった武の心は重いものがあるようです。
これで目標である大将軍へあと一歩というところまで登りつめてきました!
桓騎軍と共に・・・
黒羊丘を奪うため、趙の軍と戦った黒羊丘攻防戦では、飛信隊は桓騎の軍と共に戦うことになります。
それまで略奪や無差別な殺人をたびたびおこなってきた桓騎を信が受け入れることは難しく、真正面から戦うことで自分の正しさを示そうと努力するのですが…。
この戦いで飛信隊と羌瘣の素早い対応により、信は敵将・慶舎を討ち取る武功をあげます。
ところが、味方であり、かつ将軍でもある桓騎に対し、信は思わず剣を抜こうとしてしまい、同士討ちの禁をおかしてしまいました。
そのため、この戦いでの武功は帳消しとなってしまいます。
いつ将軍に?
そして現在、鄴攻めを行っている最中に信は、岳嬰と趙峩龍を討ち取ることができました。
この二人を倒す際には、王騎の姿をも思い浮かばせましたね。
そして王賁、蒙恬も共に功績をあげているため、三人揃って将軍へ昇格することは間違いないでしょう。
信と王賁と蒙恬の誰が一番早く大将軍に?
現在、信・王賁・蒙恬は共に五千人将の位にいます。
王賁は魏火龍紫伯と討ったこと、さらに尭雲をも討ち取ったことで、将軍級の力があることは明確に伝わっています。
そして蒙恬も鄴攻めの朱海平原の戦いで麻鉱の代わりに左翼の将軍代理となり、その力を示すことができています。
信はというと、確かに武功は挙げていますが、知略としてはまだ王賁や蒙恬に劣る部分がありそうです。
しかし、朱海平原の戦いでは龐煖が信を探し回っていますし、おそらくは最後の日に相まみえることにはなるでしょう。
ここで秦が武功をさらに上げることができるかどうか!
注目が集まります!!
現在の信の強さは?
信の強さは異常なまでに成長を重ねています。
戦場にでると危険もかえりみず、先に立って戦い、出すぎて危ない目にあうこともありますが、経験的本能で戦局を見る能力は高く、圧倒的な身体能力で幾度となく死地を脱していて、その戦闘能力は闘いを重ねるたびに成長しているようです。
最初のうちは、力まかせの勢いだけの闘いしかできませんでしたが、名将たちと戦場を共にすることで、どんどん成長してきているのがわかります。
さらに、周りからもそれなりに評価されるようになってきていますね。
やはり、大将軍になる未来も近い!?
信の武功まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
中華統一の道を目標にかかげ、『天下の大将軍』をめざした信ですが、名も無い下僕であった信が戦場で武功をあげ続け、その名を敵国にも轟かせるまでになってきました。
すぐに六大将軍の一席に、信が成ることはもう目の前ですね!
これからの『キングダム』の展開は、政が目指す道の中で、必ずや『天下の大将軍』信の力を必要とする時がくるでしょう!