週刊少年ジャンプの新連載『魔女の守人』新連載1話のネタバレです!
魔女の力で成り立つ世界で騎士として戦うファフナ。
彼の役割は魔女マナスファの守人でしたが、守人の本来の役割が魔女を殺す事だと知らされてしまいます。
魔女を殺せなかった事で家族を亡くしていたファフナはその役割に迷いつつも、マナスファの為の騎士となる選択をして彼女と共に旅を始める事になるのでした。
魔女とその守人の旅の行方は!?
それでは、気になる『魔女の守人』新連載1話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
魔女の守人1話ネタバレあらすじ
『魔女の守人』1話
「Guardian of the Witch」のネタバレが下記となります!
魔女の守人1話ネタバレ:魔女の力で成り立つ世界で
街の城壁へと迫る異形の群れ。
それは魔(イビル)と呼ばれる人々の命をおびやかす魔物。
城壁の上には兵士達の姿がありますが、彼らが魔に手を出す事はありません。
魔が防衛ラインのギリギリまでやってきたその時、異形の群れが一瞬で凄まじい炎に包まれていきます。
それが魔女の力であり、魔術を使って魔を人間から退かせる存在こそが魔女。
人間達はその魔女の力によって救われていたのでした。
新連載となる『魔女の守人』は魔女が登場してくるファンタジーという感じでしょうか。
ありがちな魔女というワードをどういう扱いで描いていくのかが気になる所です。
魔女の守人1話ネタバレ:騎士のファフナと魔女のマナスファ
人間の拠点を成り立たせている存在である魔女。
その魔女を守る立場にいたのが騎士のファフナ。
彼は魔女であるマナスファにコキ使われていました。
暴飲暴食しまくりで料理を頼んだりお小遣いを求めてきたりとやりたい放題のマナスファ。
散々バカにしてくるマナスファに対してファフナは強く宣言します。
しかし真面目に語るファフナの事をまるで相手にしないマナスファ。
思い切り神経を逆なでする発言を繰り返してくるマナスファにキレそうになるファフナ。
しかしそこでマナスファの従者であるナータが登場。
これから健康診断が行われるという事で、ファフナは一度部屋から追い出されてしまうのでした。
オープニングで敵を焼き払っていたのが魔女であるマナスファ。
そしてその魔女を守る立場なのがファフナという騎士のようですね。
・・・どうでも良いですが、流石にちょっと言いづらい名前ですよね、どちらも。
魔女の守人1話ネタバレ:魔女抜きでこの国を守れるように
ファフナが暮らしていたのはバーン市国という巨大な壁に覆われた場所。
賑わいを見せるその国でファフナはマナスファに頼まれた買い物を済ましていました。
大量の荷物を持って頑張るファフナでしたが、そんな彼とは違って同じ騎士の連中は堂々とサボり中。
しかし全く悪びれることなくファフナへ声をかけます。
そんな仲間達の可愛いという部分を思い切り否定するファフナ。
笑いながらそんな風に語る仲間達の姿に、ファフナは自分が騎士に入隊した時の事を思い出していました。
いかにもやる気のなさそうな先輩達に対して、入隊初日に強く宣言するファフナ。
志の高いファフナの言葉でしたが、先輩達は皆揃って大爆笑。
その理由を先輩達は二つに分けて説明します。
一つ目は無知で、現代戦闘において魔を倒すのは魔女であり騎士ではないという事。
二つ目は幼稚で、魔を知らない奴程調子に乗った発言をするという事。
ファフナは3秒どころか2秒で返り討ちにします。
いきなりこの世界のシステムとも言えそうな魔女の事を否定した主人公のファフナ。
言うだけではなくしっかりと実力もあるようです。
むしろ魔女の力に頼りきっている事で騎士の仲間達は腐りきっている感じですね。
魔女の守人1話ネタバレ:自分自身が一番強くなる
まだファフナが幼い頃、彼の目の前で両親と妹は魔に食われていました。
突如壁内に現れた魔は国防軍にとっても予想外の事。
それだけに魔女の対応も遅れ、脆弱な騎士のせいもあって市民には沢山の被害が出る事に。
その時からファフナは考えていました。
魔女という強すぎる兵器を持ってしまった人間は必ず弱体化するのだと。
だからこそファフナは自分自身が一番強くなることを決めていたのです。
そんな自分が今や魔女付きに任命されているというのは皮肉な事。
しかし誰も彼もが魔女が守ってくれると信じている状況には少しだけ呆れていました。
誰かではなく自分だという覚悟がなければ、大切な人を守ることは出来ないのだとファフナは考えていました。
しっかりと実力を持っていて、それでいて悲しい過去まで持っているファフナ。
主人公らしい主人公とも言えそうで、ハートも強そうなのはかなりポイントが高いでしょう。
とはいえこういうタイプは絶望した時に崩れてしまいそうな気もしますが。
魔女の守人1話ネタバレ:最後の仕事はマナスファを殺す事
バーン市国はウヴ連邦王国の一端を担う場所であり、魔女主力の防衛拠点。
中心部にある司祭院には国家元首たる司祭が居て、彼は魔女塔の近くに自分の住居を配していました。
それは魔女がこのバーン市国にとっていかに重要な存在かの表れでもあったのです。
そんな重要な存在である魔女のマナスファでしたが、健康診断で太ってしまっていた事にショックを受けていました。
しかしそれでも何故か食べることは止めません。
そしてがっつり食べまくった後で、マナスファは外出許可が出た事をファフナに伝えます。
魔女である彼女は許可を取らなければ外出する事さえも許されていなかったのです。
そこで外に出たらやりたい事を色々と語り始めるマナスファ。
まるで普通の女の子のような事を口にするマナスファに呆れて、自分がしっかりしなければと考えるファフナ。
しかしマナスファはファフナにも質問してきます。
少しだけハッとしたファフナは、マナスファと同じでクレープが食べたいと答えるのでした。
そしてその夜、ファフナがやってきていたのは司祭の所。
いつものように魔女についての報告をしたファフナが実戦部隊に戻りたいとお願いすると、司祭はなぜかあっさり希望を聞いてくれます。
思いがけない司祭の言葉に驚くファフナ。
しかしその後に続く司祭の言葉は想像もしていなかったものでした。
役割の重さに対して、意外にも軽い感じのマナスファ。
しかしどう考えても秘密があるようです。
それが司祭に殺すと言われる理由に繋がっているのでしょう。
魔女の守人1話ネタバレ:魔女の守人の本当の役割
突然の事に訳が分からないファフナに対して、司祭はヴィデヲという指輪型の魔道具を取り出します。
その魔道具の力は映像を記録しておくようなもので、映し出された映像にはマナスファとナータが身体測定をしている姿が映っていました。
その映像の中でドレスを脱いで下着姿になったマナスファ。
その腹部にはギョロリとした眼のようなものがついていて、そこから全身に禍々しい文様が広がっていました。
驚くファフナに対して司祭は更に驚くべき事を語り始めます。
魔女というのは後天的に造られるものであり、その事実は司祭院の者や魔女やその従者にしか知らされてはいない事。
国中から3000人もの12歳を迎えた女の子達を集め、魔の魔子を注入する。
そのほとんどはその際に死に、残ったほんの一握りだけが魔女となるのだと。
しかし魔女になったその一握りも、魔子によって徐々に身体を蝕まれていき、いずれは自分自身が魔に変化してしまうのだそう。
そしてそんな魔女を逃亡させず、常に隣にいて、機が来たら速やかに殺処分する。
『魔女の守人』というタイトルなだけに、ファフナがマナスファを守る展開なのでしょうが、本当の意味は辛いものでしたね。
魔女のいない世界を目指すファフナにとっては複雑すぎる展開でしょう。
司祭がどう見ても悪人顔なのはお約束みたいなものでしょうか(笑)
魔女の守人1話ネタバレ:私と同じ考えの奴
魔女の守人の本当の役割を伝えた司祭は、十数年前に城壁内で処分し損ねた魔女がいたという事をファフナに聞かせます。
司祭は、次の魔女も用意してある事までファフナに伝えるのでした。
そして翌日、予定していた通りに外出していたマナスファとナータ。
しかしファフナがドタキャンして参加しなかった事でマナスファは少しだけご機嫌ななめ。
とはいえそれでもしっかりと楽しむマナスファの近くには、剣を手にしたファフナが潜んでいました。
魔女を殺す。
そうすれば自分の両親や妹のように罪のない人達が死なずに済む。
その思いでファフナは刀を握っていました。
そこでナータはマナスファがファフナに対して本当の事を隠している事について尋ねます。
何故ファフナが魔女を殺す存在である事を教えないのかと。
そこでマナスファはファフナとの初めての出会いについて語ります。
初めて会ったファフナは、魔女が嫌いだと、魔女がいない国にするんだと魔女であるマナスファに向けて言ったのです。
その時マナスファは、やっと自分と同じ考えの奴が来たと感じていたのです。
ファフナの家族は処分出来なかった元魔女によって殺されていた訳で非常に複雑ですよね。
自分と同じ魔女の守人がちゃんとやっていれば家族は殺されなかった訳ですから。
しかしマナスファの方も魔女のシステムについては思う所があったようで、中々大変な設定となっていますね。
魔女の守人1話ネタバレ:魔女という存在を消すために
マナスファにつけられていた首輪は魔力を封じる為のもの。
魔を殺す時だけに外されるもので、その扱いは飼われているのと同じ事。
普通の人間としても扱われない彼女は、ファフナと口喧嘩している時だけはフツーの女の子のようだと感じていられたのです。
そこでいつまでもマナスファを殺さないファフナに業を煮やした司祭は、第二部隊を動かすことに。
その言葉を受けてすぐに動き出した4人の戦士達。
マナスファが彼らに狙われたその時、目を閉じたファフナには笑顔のマナスファの姿が映っていました。
そして動き出したファフナ。
刀とその鞘を使って4人の攻撃を完全に受け止めます。
それに驚いたのはマナスファやナータ、そして同じターゲットを狙っていたはずの戦士たち。
勝手に体が動いてしまった感じのファフナでしたが、それでも不思議と後悔はしていませんでした。
そこでファフナが思い浮かべたのは昨日のマナスファの質問。
マナスファと外に出たら何をしたいという質問への答えを、ファフナは今出そうとしていました。
マナスファの窮地に彼女を助けるという形で登場したファフナ。
魔女という存在自体を消すというのは、彼の元々の目的といい感じに噛み合っていますよね。
しかしそうなると敵が多すぎる戦いになりそうな気もしますが。
魔女の守人1話ネタバレ:マナスファを最後の魔女に!!!
力強く宣言したファフナは襲ってくる戦士達を剣技で圧倒します。
構えたのは、騎士剣刀術・一ノ技「双式ノ構エ」
そしてファフナはマナスファに命令するように言います。
もう誰も魔法で悲しまなくて済むようにと。
言葉に頷くファフナは残りの戦士を斬撃で撃破。
そしてそのまま司祭に預けられていたヴィデヲの指輪を壊します。
つぶやくファフナは今度はマナスファに向けて強く宣言します。
そのままマナスファの手を引いて走り出すファフナ。
そうやってファフナとマナスファの旅が始まっていくのでした。
魔女の力を廻るマナスファとファフナの二人の冒険。
ファフナにとっては完全に反逆行為な訳で敵の多い旅となりそうです。
マナスファには時間制限もありそうですし、なかなか幸せな展開は予想出来ませんね。
魔女の守人新連載1話ネタバレの感想考察
新連載となる『魔女の守人』
ベタな要素は色々とありましたが、一応は上手くまとまった1話目だったような気がしますね。
何となく世界観の雰囲気的には、巨人が出てくるあの有名作品に似ているような感じがしました。
魔女の力に頼りきって平和に慣れきっている感じとか、その中で主人公のファフナだけが危機感を感じている部分とかですね。
その中でも主人公のファフナはちゃんとしているというか、悲しい過去がありながらも前向きな選択をした所は偉いと思いますね。
1話目にしてタイトル名の回収をし、そして明確な目的というものも明かされたのも良かったのかもしれません。
対するヒロインのマナスファも健気な感じで非常に良い娘ではありますね。
彼女が全ての鍵を握る人物ですし、今後は彼女が中心となって話が進んでいくのだと思います。
しかしやはりファフナとマナスファという名前はどちらもいい感じに分かりづらい気がします・・。
しかし世界設定的にはまだまだ判明していない事が多く、この先どういう形で話が広がっていくのかは難しそうな気もしますね。
バーン市国の外へと出ていくのでしょうが、あんまり平和なはずもない訳で厳しい戦いが最初から繰り広げられるような気がします。
次回以降の展開に期待しましょう!
魔女の守人新連載1話ネタバレまとめ
1話目としてはまとまっていた印象の『魔女の守人』
既視感がなかった訳ではありませんが、この作品ならではの展開をしっかりと考えていたような気がしました。
タイトル名の意味の回収を1話目にして完了させていましたが、ファフナの目的を達成させるのは物凄く大変な事になるでしょう。
物語としてはかなり重たいものになっていきそうですね。
やるべきことが明確になっているだけに、その中でどういう風にキャラクターを動かしていくかが今後のポイントになりそうです。
ファフナは好感を持てる主人公ですし、良い部分はそのままに物語を展開していって欲しい所です!
次回の『魔女の守人』第2話を楽しみに待ちましょう!