週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話14話のネタバレと感想、展開考察です!
帝の綸旨を手に入れたものの敵に気づかれてしまった時行と玄蕃。
敵を撹乱して二人は逃げていくものの、地獄耳を持つ市河助房によって追い詰められて時行は大怪我を負ってしまう事に。
貞宗も加わり窮地に追い込まれながらも、時行に逃げる時は必ず一緒だという言葉を受けた玄蕃は借りを返すべく敵に挑む事になるのでした。
玄蕃はこの窮地から時行を逃せるのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話14話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君14話ネタバレ
『逃げ上手の若君』14話
「コマンド1333」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君14話ネタバレ:忍として武士に化かし合いでは負けない!!!
玄蕃を守る為に大きな傷を負ってしまった時行。
敵の貞宗と市河は目の良さと耳の良さを活かす為に合体して二人を狙っていて絶体絶命の大ピンチ状態。
しかし貞宗を聴覚でサポートしていた市河の耳は、何故か手負いではない方の人物の足音が近づいてくるのを捉えていました。
貞宗と市河の前に堂々と姿を現した玄蕃。
その狐面を見た市河は、相手が風間玄蕃という盗人だとすぐに気づきます。
風間玄蕃の父は卑怯な技を使う為に武士の恥として一族を追放されて盗人に堕ちた人物。
貞宗も風間の名は知っていて、頼重の命で帝の綸旨を盗みに来たのだと悟ります。
しかし玄蕃は綸旨の事など知らないフリで、あくまでも武士をおちょくって遊んでやるつもりなのだと返す事に。
貞宗の弓に狙われていたものの玄蕃が側の木を蹴ると、驚いた鳥達が一斉に大きな音を立てながら飛び立ちます。
市河は聴覚が良すぎるだけにその音で一気に混乱してしまう事に。
殺し合いならいざしらず化かし合いでは武士なんかに負けはしない。
そう語る玄蕃は忍としての動きで貞宗と市河を撹乱します。
素早い動きながらも至近距離なだけに外さないと弓を構える貞宗。
しかし玄蕃は自らの狐面を市河のものへと変化させて貞宗を動揺させると、その隙をついて刃のついた紐を弓に投げつけます。
それによってあっさりと貞宗の弓の弦を切ってしまう事に成功。
仕方なく市河が刀を手に飛びかかるも、至近距離で顔面に目潰し用の粒を浴びせてあっさりと撃退。
二人からは卑怯だと罵られるも、玄蕃は自分の共犯である時行は目を輝かせていたと語ります。
お前らの感覚の方が古いのだと。
前回は時行が頑張っただけに今回は玄蕃のターンとなりましたね。
真っ向から勝負して勝てる相手ではなかったものの、化かし合いでの勝負であれば敗けるはずがないんでしょうね。
顔を変えれるのはやっぱり便利ですし、玄蕃はどんな場面でも活躍してくれそうです。
逃げ上手の若君14話ネタバレ:損得抜きでも仕えたい主に出会ったら
完全に貞宗と市河を手玉に取った玄蕃は、感覚が古いから蔵にも古い書類しかなかったのだと語ります。
だからこそ共犯にも紙なんて盗むものではなく燃やして遊ぶものだと伝えたのだと。
その言葉と同時に、何故か燃え上がっていく玄蕃の体。
しかしそんな玄蕃の遥か後方にある屋敷の蔵の方角でも火が立ち昇っていました。
武士の戦から正々堂々が失われていくこの時代、隠密に潜入して破壊工作を行える者が重宝されるようになっていて、それこそが忍者の始まり。
そして忍者の技術を持った玄蕃は貞宗と市河が蔵の火に目を奪われた瞬間に姿を消してしまうのでした。
玄蕃に逃げられてしまったものの、蔵が燃やされてしまえば綸旨がどうなったかもわからない状態。
それだけに焦る市河でしたが、貞宗はとりあえず手負いの侵入者を捉えて首謀者を吐かせようとします。
しかしそこで聞こえてきたのは逃げていたはずの囮の二人が乗っていた馬の蹄の音。
二人は時行を回収して逃げていき、弓を失った貞宗はどうする事も出来ずに歯ぎしりするしかありませんでした。
一方でなんとか傷を負った時行を回収していた狐次郎と亜也子。
時行があまりにもボロボロだっただけに玄蕃に大事にするよう言い聞かせるも、時行自体がそれを否定します。
玄蕃がいたからこそ二人を相手に逃げ切れたのだと。
命からがらだというのに、また一緒に隠れ鬼をやりたいと語る時行。
その言葉で玄蕃は父親から言われた言葉を思い出します。
もしも損得抜きでも仕えたい主に出会った時はそれでも金を取り来世まで仕えてでもむしり取れ・・と。
そんな言葉に背中を押され、改めて国一つで契約すると約束する玄蕃。
もしも時行が払えなければ、時行の子供や孫や縁者全てにつきまとってでも追い詰めてやる。
そんな言葉に時行は、自分の子供とも遊んでくれるという事だとポジティブに解釈して玄蕃を苛立たせるのでした。
完全に貞宗と市河を翻弄しまくった玄蕃はめちゃめちゃ頼りになります。
時行の方もそんな玄蕃と一緒に隠れ鬼をした事は相当楽しかったようで、やっぱり時行もどこか感覚が壊れている気がしますね。
酷い目にあってきたというのに、玄蕃に関しては妙にポジティブだというのも面白かったです。
逃げ上手の若君14話ネタバレ:領地没収の撤回と尊氏の肖像
綸旨の奪還のその後、元々の約束の期限に諏訪の領地へとやってきていた貞宗達。
しかし綸旨の現物を出す事が出来ずにいた事で、諏訪の面々は綸旨を見せろと強気に出ます。
そんな状況に貞宗も苛立つも、どうせ綸旨は1ヶ月もあれば再発行が出来ると考えていました。
しかしそんな貞宗の元には、諏訪の領地を奪っては駄目になったという部下の声が響いてきたのでした。
京の後醍醐天皇の元に集まってきていたのは、北条打倒の一番の功労者だと自称する大量の武士達。
そのほとんどは恩賞目当てに嘘の手柄を主張する者達で、彼らの真偽を一人一人調べていたら何年あっても終わらないような状況。
肝心の政務も全く進まず、後醍醐天皇は部下に対してめんどいと一言本音を吐き出します。
膨大な申請に辟易した事で、武士全ての領地を決める事を断念。
結局北条氏以外の武士の領地は今のままという綸旨を出し、諏訪氏の領地もお咎めなしとなっていたのでした。
時行の怪我を治療しながらも、時間稼ぎが功を奏したのだと語っていた頼重。
領地を守れただけではなく新たな郎党も増やした事で、頼重は珍しく時行に素直に感謝します。
狐次郎から見ても玄蕃の加入は心強いものであり、あの技があれば尊氏を暗殺する事も可能なのではと指摘します。
しかし頼重はその言葉を即座に否定します。
尊氏は絶対に暗殺では殺す事が出来ないのだと。
真面目な表情の頼重は、いい機会だからと時行が戦うべき相手である尊氏について知るべきだと語ります。
頼重すらも計り知れない足利尊氏という男の肖像を知るべきなのだと。
綸旨を盗む事で時間稼ぎをした訳ですが、まさかその間に制度自体が崩壊してしまうのだから貞宗はちょっと可哀想ですね。
当然ながらこの時代では何をやるにも大変で、国を治めるのも楽ではなかったんでしょう。
ラストでは珍しく頼重が真面目な表情になっていますし、それほどまでに尊氏は危険で底知れない人物なのでしょうね。
逃げ上手の若君14話ネタバレの感想考察
風間玄蕃が正式に郎党に加わる事になった今回。
改めて玄蕃という忍者キャラの有用性が分かる回になっていましたね。
目の良さと耳の良さに特化した貞宗と市河を相手に、玄蕃がどうやって立ち向かっていくのかが気になる所でしたが、思ったよりも真っ向からどうにかしていましたね。
本人が言っていましたが、殺し合いではなく化かし合いであれば負ける事はなさそうです。
音を使い、素早い身のこなしを使い、変装したり敵の弱点を狙ったり。
玄蕃が出来る事を一気に見せつける展開となりましたね。
色々と悔いが残る人生を送っていそうだった玄蕃の父親も、考え方はちゃんと面白い人だったのが良かったです。
時間稼ぎに成功した事で、京の後醍醐天皇達のシステム自体が崩壊してしまいました。
やはり制度が色々あってもこの時代では運用していくのが難しいんだろうなぁと感じます。
貞宗がそれによる被害を被った形になったのはちょっと可哀想でした。
ラストでは遂に時行の宿敵である高氏について触れられていました。
万能キャラの頼重であっても計り知れないと語る尊氏とは一体どういう人物なのか?
底知れない恐ろしさを持つ尊氏の本性が次回には描かれていきそうですね。
逃げ上手の若君14話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話14話、そして15話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君14話ネタバレ展開考察:玄蕃が狙うのは市河の耳!?
千里眼を持ち弓矢の腕前も天下に轟くレベルの貞宗。
唯一の弱点は夜目が効かないという部分でしたが、地獄耳の市河がカバーする事で弱点もなくなってしまいましたね。
それだけにこの状況を玄蕃がどうやって打開していくのかが気になる所。
当然玄蕃には二人をどうにか出来るような戦闘力はありませんし、なんとかして二人の狙いから外れないとならないのでしょう。
脅威となっているのはやはり市河の地獄耳であり、これさえどうにか出来れば逃げる事も可能になってくるはず。
当然音を出して自分達の逃げる足音をかき消すのが有効な手段となりそうですが、ずっと音を鳴らし続けるような便利なアイテムはきっとないはず。
それだったら思い切って接近し、大きな音で市河の耳を破壊する方が現実的かもしれませんね。
逃げ上手の若君14話ネタバレ展開考察:玄蕃が正式に逃若党の仲間に!?
北条家の未来を担うような時行に命を救われてしまった玄蕃。
例え裏切られたとしても自分は絶対に裏切らないという器の大きさを見せつけられましたし、今回無事に逃げ切れれば仲間になってくれるでしょう。
玄蕃は生意気なキャラではありますが、仲間になってくれたら一番ちゃんと働いてくれそうでもありますよね。
時行とは友達っぽい関係の狐次郎や亜也子とは違い、凄く忠実な部下になりそうな気もしますし。
基本的に時行の戦いは逃げる戦いですし、ある意味では玄蕃が時行の相棒のようになっていくのかもしれません。
逃げるのが得意な玄蕃ですし、ここからは長い付き合いになっていきそうですね。
逃げ上手の若君14話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話14話へ向けての感想や考察を集めました!
【逃げ上手の若君】>RT 視覚と聴覚の合わせ技+超威力の弓術で狙撃手と観測手を再現するのは面白いなー。五感。凄くベタで単純な能力だけどそれを驚異的に魅せる技術は流石松井先生と言わざるを得ません。 #WJ20
— 金銀パール (@kinginpl) April 19, 2021
【逃げ上手の若君】
市河の耳やばくない??ドクストの羽京くんじゃん。
そこからの拙者がいるよ。めちゃくちゃ笑った。おっさん同士でなにやってるの、というのと、なんだかんだで、タメ口?!ってびっくりして心の中でツッコミしてる貞宗。めっちゃ笑った。#WJ20 #逃げ上手の若君— 紫鈴 (@shirinraka) April 19, 2021
#wj20 逃げ上手の若君
「見える傷は無視できない」。かァ〜〜〜〜そうくる!単に借りを返すとかにせずちゃんとキャラらしさを絡めてくるのが上手い。しかし敵は耳で追ってくるタイプ。どう欺くのか?射つのは貞宗だからそこを突くのか?
— 真黒コスモス (@axelmagro) April 18, 2021
今週の「逃げ上手の若君」読了。小笠原貞宗と市河助房のコンビにさすがに笑いました。目と耳の合体、たまんないですね。 #逃げ上手の若君
— 戎光祥出版編集長 (@ebisukosyo_maru) April 19, 2021
逃げ上手の若君、いよいよもって変人パラダイスじみてきてて大変に楽しい。そうだよこれが欲しかったんだよ感
— コウキ (@kouki_ht) April 19, 2021
「馬鹿だな…拙者がいるよ…」とか、逃げ上手の若君は1話に1回はやべーシーンがあるなww 先週の「萌え所だ!!刺さったか!!」もそうだけどww
— storick (@storick_cet) April 19, 2021
今週の逃げ上手の若君も面白かった!
松井先生節全開の貞宗殿ホント好き✨内心タメ口をめっちゃ気にしてるの笑いました😆
彼の登場以降毎週面白すぎるので、やっぱ魅力的な悪役って重要ですよね。— 杢屋 (@mokuya722) April 19, 2021
逃げ上手の若君14話ネタバレまとめ
時行と玄蕃の館からの脱出の部分が描かれた今回。
玄蕃はちゃんとした盗人でしたが、流石に相手が悪かったという印象ですね。
地味そうな奴がしっかり強いのが本作の特徴で、市河という耳のデカイだけの奴がこんなに強いんだから面白いですよね。
貞宗とセットでお互いの能力を活かしてくるというのもズルかったですし。
命がけで玄蕃を守った時行が強い覚悟を見せていましたし、これには玄蕃も応えなくてはなりません。
強敵二人を相手にどんな手段で逃げに繋げてくるのか注目ですね!
次回の『逃げ上手の若君』第15話を楽しみに待ちましょう!