週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話15話のネタバレと感想、展開考察です!
大怪我を負った時行を救う為の貞宗と市河の前に姿を見せた玄蕃。
殺し合いではなく化かし合いでなら負けないという玄蕃は二人を完全に手玉に取り、時行を無事逃がして郎党に加わる事を決める事に。
時間稼ぎもあって諏訪の領地問題も解決となり、そこで頼重は時行の敵である足利尊氏の本性を語り始めるのでした。
時行の宿敵足利尊氏の本性とは!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話15話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君15話ネタバレ
『逃げ上手の若君』15話
「尊氏1333」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君15話ネタバレ:尊氏と争う征夷大将軍の護良親王
時行に対して足利尊氏の事を語りだした頼重。
まずは後醍醐政権の中で権力争い真っ最中の京の状況について解説していきます。
京の武士達の代表となったのが足利尊氏。
そしてもう一人が征夷大将軍となった護良親王。
その護良親王は現在、京で尊氏の命を狙っていました。
少人数で動いていた尊氏一行に襲いかかる護良親王。
後醍醐天皇の皇子であり、父に代わって鎌倉幕府打倒の指揮を取った政権奪取の功労者の一人。
そんな彼は尊氏がいつか必ず父である帝に背くだろうと考え、そうなる前に尊氏の命を奪おうと考えるのでした。
多数の仲間達を引き連れながらも、自らが率先して尊氏一向に攻め立てる護良親王。
父譲りの聡明さと求心力を備えながら武芸兵法まで極めたという異色の皇子であり、後醍醐天皇も後継者の考えた事もあった程の人物。
それだけに圧倒的な実力で尊氏の周りの武士達を次々と片付けていきます。
下人では相手にならない状況ながらも、尊氏は野武士や僧やならず者まで味方につけた護良親王の人を惹き付ける大きな魅力を評価していました。
その上でそんな護良親王とも、1対1で話が出来ればきっと誤解も解けるだろうと一人で敵に向かっていく尊氏。
そんな状況でも尊氏の側近である高師直とその弟は問題ないと判断。
護良親王の部下は一斉に尊氏に襲いかかるも、尊氏は高師直の予想通りに何事もなかったように一瞬で全ての敵の首を撥ねてしまうのでした。
ここで護良親王という新キャラが登場してきましたね。
聡明で求心力があってしかも強いという完璧なキャラに思えます。
しかしそれほどの男であっても、尊氏が相手では分が悪かったという感じなのでしょう。
逃げ上手の若君15話ネタバレ:最大の兵器は異常に人を惹きつけるカリスマ
一瞬で護良親王の仲間達の首を撥ねながらも、至って冷静なまま護良親王に落ち着くよう語りかける尊氏。
あまりにも別格過ぎる実力を持つ尊氏には隙が全くなく、護良親王の暗殺はことごとく失敗していたのでした。
人間離れしたその実力を前にして、改めて尊氏がこの世にいてはならない怪物なのだと実感する護良親王。
背後から刃を振るうも、尊氏は武器も持たない片腕であしらいながら他の敵を斬り捨て続けます。
そのままあっという間に護良親王以外の武士達を片付け、護良親王の渾身の一撃さえも片手の小指一本で防ぎきった尊氏。
その状態で護良親王に膝を付き、帝への忠義を信じるよう語りかけます。
どれだけ力を込めようともまるで動きもしない尊氏に、個の武では到底及ばないのだと感じながらも、仲間達と力を合わせればと期待する護良親王。
その想いが届いたのか、殿下が刀を抜いているのだと仲間達が集まっていきます。
護良親王は仲間達が加勢してくれる事を期待するも、彼らが向かったのは護良親王ではなく尊氏の所でした。
彼らは昨日までは自分についていたハズの仲間達。
しかし足利尊氏という英雄の最大の兵器である異常に人を惹きつけるカリスマにより、あっという間に鞍替えされてしまっていたのでした。
尊氏と争いながらも、結局はたった2ヶ月で征夷大将軍を解任されてしまった護良親王。
後醍醐天皇は功も才もあり苦楽を共にした実の皇子よりも、出会ったばかりの余所者の尊氏に惹かれてしまっていたのでした。
生首が転がる中でも気にせずに尊氏に群がっていく人々。
その光景は護良親王からすれば、得体のしれない化け物に人々が絡め取られていくように見えていました。
尊氏の体内には決して人ではない何かが蠢いていると感じた護良親王は、尊氏だけは中に入れてはならないと帝に対して叫ぶのでした。
護良親王の実力を見せておいた上で、それを遥かに上回る圧倒的な尊氏の実力を見せるという流れが上手いですよね!
表情一つ変えずに人を斬り殺しながらも、護良親王や人々には笑顔を見せるという辺りに圧倒的な狂気を感じます。
あまりにも人間離れした実力ですし、どうやってこんな化け物に時行が立ち向かっていくのか注目ですね。
逃げ上手の若君15話ネタバレ:尊氏との差がどれだけあったとしても
暗殺不可能な圧倒的な武力。
それに加えて人々を惹きつけてしまう異次元の魅力を持ち合わせているのが足利高氏という男。
帝の御子を相手に権力争いで圧勝する姿は、時行が知っている足利高氏とは別物。
それだけに頼重は改めて時行に対し、頂点たる者に立ち向かう覚悟はあるのかと問いかけます。
しかしその問いかけに答える前に時行の所にやって来たのは亜也子。
郎党に加わった玄蕃が泥酔して巫女のお尻を触りまくった挙げ句、部屋中を飛び回って跳びながらおしっこ撒き散らすと宣言した事で皆の殺意がMAXになった様子。
頂点の話がいきなり底辺の話になった事で呆れながらも、仕方なく玄蕃を躾けに行こうとする時行。
そこで時行は頼重に対してハッキリと自分の気持ちを伝えます。
仲間も戦い方も自信も、どれも小さなものであってもそれらは全て頼重が自分にくれた自慢の宝。
だからこそ尊氏との差がどれだけあったとしても諦めないのだと。
宝を集めて何度でも突きつけてやるだけ。
そう言って笑みを浮かべる時行を頼重は優しげに見つめるのでした。
現状では当然尊氏に太刀打ち出来るとは思えませんが、それでも気持ちが揺るがない時行が主人公って感じですよね。
時行と頼重の関係も既に完成されている気がします。
ここからどうやって尊氏との差を詰めていくのか注目ですね!
逃げ上手の若君15話ネタバレの感想考察
足利尊氏の圧倒的過ぎる実力を見せつけられた今回。
凄い奴なのだとは思っていましたが、その予想を遥かに上回る怪物っぷりでしたね。
今回登場してきた征夷大将軍の護良親王ですが、彼もまた普通であれば物語の主人公になっても良さそうな人物。
カリスマ性もあって聡明で、しかも武芸まで極めているというのだから凄まじいですよね。
しかしそんな護良親王ですらも尊氏の前では完全に前座にしかなっていませんでした。
武芸を極めたという護良親王の攻撃さえもまるで片手間で防ぎきってしまった尊氏。
最終的には小指一本で護良親王の攻撃を止めていましたし、次元が違うとしか言いようがありません。
しかもそれだけ圧倒的に強いというのに、それが一番の脅威ではないというのが恐ろしい所。
圧倒的なカリスマ性によって民衆を惹きつけてしまうという部分こそが一番の武器なのでしょう。
惹きつけられた民衆は尊氏しか目に入っていないようで、これはもう催眠にかけられていると言っても良さそうです。
全ての面において護良親王を遥かに上回るスペックの尊氏。
護良親王にはそんな尊氏が人ではない化け物のように見えていましたが、確かにこれが普通の人間とは思いたくないですよね。
あまりにも凄まじすぎる尊氏の実力を聞かされた時行でしたが、立ち向かう決意は揺るぎませんでした。
正に少年漫画の主人公という感じで好感が持てますし、応援したくなる主人公になっていますね!
桁違いの実力の差をどうやって埋めていくのか注目したいです!
逃げ上手の若君15話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話15話、そして16話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君15話ネタバレ展開考察:頼重が語る尊氏の本性とは!?
本作におけるジョーカー的存在の諏訪頼重。
しかしそんな頼重でさえ足利尊氏の事は計り知れないと語っていて、それだけにどれほど大きな存在なのかが非常に気になりますよね。
ここまで尊氏の事についてはほとんど触れられてきていませんし、尊氏がいかに凄い人物なのかについて頼重が語ってくれるのだと思われます。
狐次郎が提案した暗殺も絶対に無理だと否定した頼重。
「絶対」という言葉を使うくらいですし、それには確実な理由があるはず。
例えば尊氏は全く眠る事がないだとか、どんな気配も感じ取ってしまうだとか、そのくらい特殊なスキルのようなものを保有していてもおかしくないのかもしれません。
松井優征先生はこういう悪役をどれほど危険な奴かを見せるのが上手いですし、読者が想像出来ないようなダークな部分や能力が語られる事になりそうな気がしますね。
逃げ上手の若君15話ネタバレ展開考察:尊氏の神速の24日が描かれる!?
足利尊氏があっという間に滅亡させた鎌倉幕府。
わずか24日間の出来事という事で、一体どれほど手際よく行動していたのか気になりますよね。
どうせ頼重が尊氏の凄さを語るのであれば、この24日間の尊氏の様子が描かれたりもして欲しい所。
尊氏は謀反を起こす少し前まで時行にも眩しい笑顔を見せていました。
しかし当然その時点ではとっくに鎌倉幕府と敵対していた後醍醐天皇とも内通していたはず。
それらの感情を隠して行動していただけに、尊氏は自分の内面を表には出さなかったのでしょう。
彼がどんな狂気を隠したままで謀反に至ったのか?
その辺りの事が描かれて欲しい気もしますね。
逃げ上手の若君15話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話15話へ向けての感想や考察を集めました!
#WJ21
【逃げ上手の若君】玄蕃の忍者としての演出が上手いな
そして軽く犯罪臭のする頼重様の時行の傷の手当はともかく、暗殺教室の作者が描く暗殺では殺せない足利尊氏とな!?かなり楽しみな所で次回巻頭カラー、15話で巻頭とれるとなるとかなり好調ですね— サダール (@Sata4290) April 26, 2021
【逃げ上手の若君】今回もざまあな目に遭わせられちった貞宗さんを慰めたくて仕方がないぜ!流石本作のアイドル枠だな!風間くんの策はお見事なので「むかつく!」「カワイソ!」までにならないバランスの良さがあるし、悔しがってるのも如何にもなやられやくでクッソ憎めないんですよねー。#WJ21
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) April 26, 2021
【逃げ上手の若君】
忍びっぽいな、と思ったけど、ちょうどこの頃くらいから忍びって出てくるのか。玄蕃くん大活躍だな。この能力があればかなり逃げるのも楽になれそう。
次回は尊氏か。そして表紙とセンターカラー。相当人気なんだ。良かった。#WJ21 #WJ22 #逃げ上手の若君— 紫鈴 (@shirinraka) April 25, 2021
新連載の中では『逃げ上手の若君』がボクの中で一番キてる
松井先生は面白い漫画を何本も描けてすごいな
次回はラスボス?に触れる内容になりそうでワクワクしてる
— ひみつの部屋 (@rroom437) April 27, 2021
漫画「逃げ上手の若君」
読めば読むほどめちゃくちゃロジカルに
計算された面白さなんだなって感じる
漫画描くのって考えること多すぎい!— 藤原 ゆき🐺白狼漫画描きVtuber❄️ (@yukeyf) April 27, 2021
逃げ上手の若君15話ネタバレまとめ
風間玄蕃を仲間に加え諏訪の領地の問題も解決となった今回。
時行の窮地を単独で救った玄蕃の腕前は相当なものですし、今後の活躍にも期待が出来そうですね!
結局諏訪の領地を奪えなくなってしまった貞宗ですが、市河とのコンビも面白いですし今後も良い感じのライバルキャラとなってくれそうです。
ルパンに対する銭形警部みたいなキャラになっても良いくらいかもしれません。
ラストでは頼重が全ての現況である高氏についての話を始めようとしていました。
底知れない狂気を持った足利尊氏がどんな人物なのかが明かされていきそうですね!
次回の『逃げ上手の若君』第16話を楽しみに待ちましょう!