逃げ上手の若君

逃げ上手の若君2話ネタバレ感想!命を懸けた乱世の鬼ごっこが始まる!!!

逃げ上手の若君2話ネタバレ感想!命を懸けた乱世の鬼ごっこが始まる!!!

週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話2話のネタバレと感想、展開考察です!

 

足利高氏によって全てを奪われながらも諏訪頼重の力を借りて逃げる事になった北条時行

頼重の領地である信濃へ向かおうとするも厳重な警備に手こずり、その中で兄の邦時が叔父である五大院宗重の裏切りで処刑された事を知る事に

時行は度重なる裏切りに絶望しながらも宗重を討つべく誘い出し、命懸けの鬼ごっこで勝負を挑むのでした。

時行は宗重を討つ事が出来るのか!?

 

それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話2話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!

 

Contents

逃げ上手の若君2話ネタバレあらすじ

逃げ上手の若君2話ネタバレ

 

『逃げ上手の若君』2話

「鬼ごっこ1333」のネタバレが下記となります!

 

逃げ上手の若君2話ネタバレ:鎌倉からの脱出と怪しい仲間達

栄華を極めた鎌倉幕府から瞬時にして天下を奪った足利高氏

英雄の軍才を天下に轟かせた彼によって全てを奪われたのが鎌倉幕府の正統後継者である北条時行

天下一逃げ上手な少年武将とされる彼は今、謎の神官である諏訪頼重によって保護されていました。

 

一族を滅ぼされるという地獄のような経験によって悪夢にうなされていた時行。

しかし頼重はそんな時行の寝顔を愛らしいと瞳を輝かせるような危なすぎる奴

ほっぺに口づけされそうになった所で飛び起きた時行は、遊んでいる場合ではないと改めて頼重に訴えかけます

 

頼重の領地で匿ってくれるとの事だったものの、もう何日も鎌倉の廃屋に隠れている状態

一向に脱出出来ない状態に時行も焦りを覚えていました。

 

頼重の部下である白髪の少年剣士と薙刀使いの少女によれば、鎌倉の出口が厳重に塞がれているとの事。

雫は皆の格好であれば神社を焼かれた神主の一行でごまかせるだろうと時行を安心させます。

神が宿るという頼重の眼にも時行がこの廃屋で死ぬような未来は見えないとの事で、とりあえずは安心して脱出の機会を待とうと語るのでした。

 

そんな風に皆に言われたものの、廃屋の外にあったのはどれもこれも見知った旗印。

幕府に忠誠を誓っていた武士達が簡単に裏切り鎌倉を廃墟にした事は時行に大きなショックを与えていました。

そしてそれ以上に驚かされたのが、優しい笑顔の裏で幕府を滅ぼす謀略を進めていた足利高氏

 

更には自分を助けてくれたとはいえ、さほど信用も出来なさそうなのが頼重一行

彼らはこんな絶望的な状況だというのに、時行を無視して妙に未来的なすごろくで楽しんでいるのでした

 

 

前回のラストでこれから反撃だという雰囲気を出してはいましたが、やはりそんなに簡単に反撃出来る状態にはなりませんよね。

しかし時行にとっては絶望的な状況だというのに、頼重達がゆるい雰囲気なおかげで全然暗い物語にはなりそうもなくて少し安心出来てしまいます。

未来的なすごろくが完全に桃鉄っぽい辺りも、現代的なネタを取り込んでますし結構自由ですよね。

 

逃げ上手の若君2話ネタバレ:裏切りの連続と兄の死

すごろくで楽しむ頼重の部下達を見て、どうしても自分を最後まで助けてくれるとは思えなくなってしまう時行

そこで改めて時行は頼重に対して問いかけていきます。

 

逃げ上手で仇を討ち、鬼ごっこで天下を取り返す

そう言われたものの武士とは前を向いて戦うものであり、鬼ごっこで取れる天下など聞いた事がないのだと。

それだけに時行は、本気で天下を取り皆の仇を取れると思っているのかを頼重に尋ねるのでした。

 

しかし頼重からの返答よりも早く、廃屋の外での会話が入ってきます。

北条の御子の一人であり時行に取っての兄である邦時が捕まって斬られたのだと

 

その言葉に思わず外に出て嘘だと叫んでしまう時行。

兄である邦時は叔父上である五大院宗重に守られて無事逃げたと聞いていたのです。

 

しかし外にいた人達によれば、邦時を預けられた五大院は若君を隠れさせたその場所を敵である新田方に密告したのだそう。

そして捕まった邦時はそのまま即刻刑場で斬首に

 

五大院宗重は甥の七光で出世しておきながらも、主君の子で9歳の幼子を的に売った男であり、日本史上屈指の鬼畜武将として名を残した男。

彼が甥を売ったのは懸賞金目当てだったものの、流石の鬼畜さに敵である新田方からも忌み嫌われ、何ももらえずに追い出されたのだそう。

 

しかしそんな五大院宗重の顛末を聞いていた時行はその場で嘔吐してしまいます。

足利の裏切りや侍達の裏切りに続き、叔父までもが裏切った以上時行にはもう信じられる者など誰一人として残ってはいませんでした

 

 

前回の時点で斬首されている事が分かっていた時行の兄である邦時ですが、叔父に裏切られたというのが可哀想すぎますね

五大院宗重という名前は全然知らなかったのですが、守るべき9歳の主君の子を敵に売るなどまさに鬼畜すぎます。

時行もまだ幼いというのにこれだけヘビーな状況ともなれば流石に絶望してしまいそうですよね。

 

逃げ上手の若君2話ネタバレ:兄の仇討ちが天下への第一歩に!!!

完全に絶望してしまいそうになっていた時行の視界に強引に割り込んでくる頼重

いつもの謎の光によって無理やり時行を落ち着かせると、改めて自分は神力で未来が拾えるのだと語ります。

そこで見えたのは五大院がどこかに座る未来と、周りに敵兵が多くいるような光景

 

そこで頼重は時行の手を引きながら、鬼ごっこで勝つ事の意味を教えるのだと語ります。

兄上様の仇討ちをもって時行の天下への第一歩としようと

 

その一方で頼重が見た未来の光景通り、兵士達に囲まれて座っていた五大院宗重。

幕府の頭領である高時の子を差し出したというのに手柄を認めてもらえない事に腹を立てていました。

その上で邦時が妾の子だった事で大した価値が無かったのかと考える事に。

 

自らの人生のすごろくを上がる為には邦時程度では賽の目が足りない

そこまで考えた宗重は、だったら正室の子を捕らえればと思い直します。

真の跡継ぎを捕らえて差し出せば皆が自分を認めざるをえなくなるのだと

 

さいころを積み上げながらそんな考えに至ってむくむくとやる気を取り戻す宗重。

その様子を時行と頼重は目撃していました。

 

時行という最高の獲物を標的にした時、欲の深い鬼畜は地の果てまで追ってくるオニと化す

頼重の言葉の通り、正に賽の鬼と化していた五大院宗重。

時行を追いかけてくるそんな鬼を頼重は討ち取ろうと考えるのでした。

 

 

甥を敵に差し出しただけでは飽き足らず、時行までをも差し出そうと考える宗重

まさに鬼畜としか言いようがありませんが、本物の鬼のように描かれている演出もハッタリが効いていて面白いですよね。

五大院宗重は賽の鬼となっていましたし、今後の敵も〇〇の鬼という感じになっていくのでしょう。

 

逃げ上手の若君2話ネタバレ:命を懸けた乱世の鬼ごっこが始まる!!!

時行は諏訪頼重の手で信濃に逃がすと聞いていた宗重。

信濃に通じる道は厳重に封鎖されていて、それならば近辺に潜んで脱出の機を伺うはずだと考える事に。

自らも鎌倉で生まれ育っただけに、潜むのに適した場所は熟知しているという彼は遂に月明かりの下に立つ時行を発見します。

 

まだ幼く儚げな時行を見て思わず美味しそうな獲物だと感じながらも、宗重は即座に表情を切り替えます。

いかにも時行を大事に思っているような表情で、自分と一緒であれば大丈夫だと涙を流しながら近づいてくる事に

 

しかしそこで宗重に対し、何故兄上を売ったのかと問いかける時行

そしてそのタイミングで頼重の部下二人が背後から奇襲を仕掛けるも、宗重にはあっさりと防がれてしまいます

 

その攻撃によって宗重も時行の狙いに即座に気づいていました。

自らの不忠を知っていて、自分が時行を探しにこの場所へとやって来る事を読んだ上で仇を取る為に仲間を潜ませていたのだと。

まるで自分を疑っていないかのような時行の顔芸も見事だと評価する宗重。

 

しかし宗重は自信満々に、自らが邦時の護衛を任された理由を語りだします。

叔父だからでも重臣だからというだけではなく、任される程度には強かったから

そう語りながら大木を刀一本で真っ二つにした宗重はここで本性むき出しで時行に襲いかかります。

 

護衛のガキ二人を刻み殺し、時行の脚を斬り落として連行すれば自分のすごろくは上がり

凄まじい悪意をむき出しにして襲いかかる宗重に対して時行も刀を抜き、命を懸けた鬼ごっこが始まっていくのでした

 

 

単なる鬼畜かと思いきや、実は普通に実力もあるというのが厄介ですね。

最初の敵キャラだというのに異常にキャラが濃ゆいですし、こういうキャラを生み出す辺りが松井先生のセンスを感じます

頼重の部下よりも明らかに強そうな相手なだけに、この戦いを時行がどう乗り越えていくのか注目ですね!

 

―――次回3話に続く!

 

逃げ上手の若君2話ネタバレの感想考察

逃げ上手の若君2話ネタバレ

 

逃げ上手な時行にとって初めての戦いが描かれた今回。

相変わらず松井先生は腐りきった外道をやたらと濃ゆいキャラとして描くのが上手すぎて、ムカつくけれど魅力的だと思わせてくれましたね。

 

鬼畜武将の五大院宗重

やはり今回圧倒的に濃ゆいキャラとして登場したのが五大院宗重でしょう。

甥の七光で出世したくせに、その甥を懸賞金目当てで敵に差し出すという圧倒的な鬼畜っぷり

しかしこれが実際の歴史上の人物だというのだから歴史って面白いよなぁとも思わせてくれます。

 

相変わらず小ネタも豊富で、五大院の知名度が低い事なんかも描かれていたりと面白いです。

頼重達が桃鉄風のすごろくをやっていたかと思えば、宗重も自分の人生をすごろくに例えていたりで、しかも賽の鬼として宗重が描かれるんだから話の展開が上手いですよね。

 

とはいえ叔父にまで裏切られた時行からすれば、最高に憎むべき相手です。

こういう小者っぽい悪役をしっかりと魅力的なキャラにしてくる辺りは流石ですが、きっとこいつは酷い最期を迎えるんだろうなぁと思えますね。

 

いよいよ始まる命懸けの鬼ごっこ

身内を敵に差し出す完全なる鬼畜でありながら、実は実力も高いという厄介な宗重

ラストでは完全に彼との戦う流れになりましたが、ここから先どうなっていくのか全く読めませんね。

 

割と頼りになると思われていた白髪の少年と薙刀少女の攻撃はあっさりと防がれてしまいました。

少なくとも彼らだけで宗重を倒せるとは思えない描写でしたよね。

 

そうなってくるとやはり時行の逃げ上手な部分こそが勝負の鍵を握っているはず

どんな風に命懸けの鬼ごっこが描かれていくのか楽しみですね!

 

逃げ上手の若君2話ネタバレまとめ

逃げ上手の若君2話ネタバレ

 

まだ2話目だというのに物語がテンポ良く進むますね!

悪役は実在した人物のはずですが、松井先生の手が加わるとこれだけ強烈なキャラクターになってしまうんですよね。

卑怯で鬼畜でド悪党ながらも結構強いんだからめちゃめちゃ厄介なのが最初の相手となってしまったというのも面白い所です。

 

普通の作品であればここで真っ向勝負で敵を討ち倒すのでしょうが、本作はそういう展開とはならないでしょう。

タイトルにもなっている逃げ上手の部分がどういう風に戦いに活かされていくのか?

その辺りがめちゃめちゃ楽しみですし期待したい所ですよね!

 

次回の『逃げ上手の若君』第3話を楽しみに待ちましょう!

 

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まんがライフハック管理者/SHOT
漫画歴25年以上、読破した漫画は1000タイトル以上(だいたい) 。日夜まんがを独自視点で解説・考察。30代男性、日系大手→外資系戦略コンサル→起業構想中(←今ココ)。家族超ラブ(妻・長男・長女)!特に好きな連載中作品はワンピース・呪術廻戦・アンデッドアンラック・キングダム・ヒストリエ・ヴィンランドサガ・アオアシ・喧嘩稼業・ハンターハンター(一応連載中扱い)
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