週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話20話のネタバレと感想、展開考察です!
襲撃してきた征蟻党に対して罠を用いて対抗していく吹雪達。
順調に敵を削っていくも、征蟻党のお頭と幹部が圧倒的な強さで防衛線を突破してしまいます。
お頭は狐次郎と亜也子の二人がかりでも相手にならない程の実力ながら、予定通り二人はお頭を時行のいる家へと誘い込むのでした。
時行はお頭を一人で倒せるのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話20話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君最新話20話ネタバレ
『逃げ上手の若君』20話
「仏1334」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君20話ネタバレ:子供達の親を殺した理由
狐次郎と亜也子の助けを借りて征蟻党のお頭と1対1になった時行。
二人は時行の事を心配しながらも、外から鍵をかけてその場を去っていく事に。
亜也子は最後まで時行と共に戦う事を提案するも、今の戦況では敵一人に3人を割く程の余裕はない状態。
そして吹雪の立てた作戦では時行一人の方が敵を討ちやすいと狐次郎は判断していました。
吹雪の立てた戦略には圧倒的に説得力があり、今の戦況もほぼ読みどおり。
教えるのも上手く剣の腕も抜群という事で、狐次郎も吹雪は才能の塊のような奴だと実感していたのでした。
そんな判断によって時行のいる家に閉じ込められていた征蟻党のお頭。
しかし辺りを見回して時行しかいない事を確認すると、見事に閉じ込められてしまったと笑い出します。
防衛戦術は素晴らしいもののまさか一人で自分と戦うつもりなのかと。
時行は先程の子供達よりも品質が良いからと二貫文(十万円)扱い。
閉じ込められているというのに自分を値踏みしているお頭に時行はドン引きしながらも怯まずに問いかけます。
この村の子の親を殺したのはオマエの命令なのかと。
人売りの外道だとしても母親は生かすだろうと語る時行に対して、お頭は良い質問だとニヤリと笑います。
親を殺せばその一瞬が心地良く、親を殺して子を売ればその先まで心地良い。
売られた子供はこの先ずっと生き地獄であり、親と過ごした平和と自由は永遠に戻らない。
可哀想だという思いを巡らせながら子供を売った金で酒を飲むと、心が満たされて気持ち良く酔えるのだと。
これまでの描写で十分外道である事が描かれていた征蟻党のお頭。
しかし自分が生み出した子供達の不幸をつまみに酒を飲んだりと、その外道っぷりはとどまるところを知りませんね。
ここまで純粋な悪だと倒した時にスッキリしそうです。
逃げ上手の若君20話ネタバレ:再びの南北朝鬼ごっこと一番強い男
お頭が根っからの外道だったことにより、心置きなく命を奪えると刀を抜いた時行。
勝った方が相手の未来を全て奪うのだと勝負を挑みます。
まだ幼いながらも勇敢に自分に挑む時行に、改めて名前を問いかけるお頭。
長寿丸というもう一つの名前を確認すると、その勇気に敬意を表して商品としてではなく武士と見て相手をすると語ります。
名前は色々と変えてきたものの、今は「瘴奸」と名乗っているというお頭。
時行を売った金で飲む酒は格別だろうという瘴奸を相手にして、時行の南北朝鬼ごっこが再び始まろうとしていました。
一方で死蝋と腐乱の二人を相手にしていた吹雪。
死蝋は吹雪を大した事がないと判断するも、そこで駆けつけてきた狐次郎と亜也子が背後から狙います。
しかしその攻撃をギリギリで回避し、お頭はどこだと問いかけてくる死蝋。
当然教えるはずもなく煽ってくる二人に完全に怒り心頭となった死蝋は、完全に標的を二人に定めるのでした。
残された腐乱は、死蝋は征蟻党で随一強くガキ共では無謀だと笑います。
しかし吹雪は何故かそんな腐乱から離れていく事に。
今更逃げるのかと吹雪を煽ってくる腐乱でしたが、吹雪は先程の手合わせの中で気づいていました。
腐乱こそがこの賊で一番強い存在だという事に。
仲間にはその強さを見せたくないのかと吹雪は感じていて、それに対して腐乱も本気の表情へと変わるのでした。
お頭こと瘴奸は外道ではあるものの、相手が子供だというのに油断してくれない辺りは中々厄介でもありますね。
一方で実は腐乱が死蝋よりも強いという意外な展開になってきました。
見るからにネタキャラっぽかった腐乱ですが、こういうキャラが強いというのが面白い所ですね。
逃げ上手の若君20話ネタバレ:時行の武器となる優しさで!!!
狭い室内で瘴奸から逃げ回っていた時行。
瘴奸も時行の逃げ上手を認めながらも、時行が考えている作戦を見破ってきます。
狭い室内で逃げ回って自分の刀が引っかかるのを狙っているのだろうと。
しかし民家に押し入る賊にとっては室内戦はお家芸のようなもの。
長い太刀ではなく短い打刀で戦えばそんなヘマをする事もなく、鎧に身を包んでいれば恐れる脅威もゼロ。
一方で時行は狭く逃げ場も少なく、自分で自分を追い詰めているようなもの。
そんな状況で時行は戦が始まる前の吹雪との会話を思い出していました。
もしも勝てないと思ったら火を倒して天井から逃げてしまえば、上手く行けば焼き殺せるかもしれない。
とはいえそれはあくまでも次善の策であり、最善は時行が独力で敵の大将を討ち取る事なのだと語る吹雪。
しかしそんな吹雪の期待に対して、時行は本当に自分に敵を斬れるのかと不安になっていました。
何かを斬ろうと意識すればする程に力んで刀が振れなくなってしまうのだと。
そんな不安な様子の時行に、刀の使い方を勘違いしているのだと吹雪は語ります。
時行の武器は優しさであり、その優しさこそが人を斬るのに最適なのだと。
戦うよりも逃げるのが得意で、押すよりも引くのが得意なのも全ては時行が持つ優しさゆえのもの。
そう語る吹雪に教えられた構えで時行は瘴奸に挑んでいきます。
片手でまるで仏様に拝むような構えを取る時行に、瘴奸は衝撃の事実を教えてあげると叫びます。
仏様はいないのだと。
しかし時行はそんな瘴奸に対して、憎しみではなく菩薩の如く救う手心で挑むのでした。
狭い密室である事が時行が有利なポイントかと思いきや、それに対する対策がキッチリ出来ていた瘴奸。
それだけに時行の技がどう炸裂していくのかさっぱり予想がつきませんね。
仏様に拝むようなこの構えに何か意味があるのかも気になる所です。
逃げ上手の若君20話ネタバレの感想考察
敵のお頭である瘴奸との戦いが描かれていた今回。
外道であるものの子供相手に油断もしてくれない厄介な相手でしたね。
時行を見るとすぐにお金に変換して考える瘴奸。
子供達の親を殺したのも完全に自分の欲を満たす為であり、どこまでも外道としか言いようのないキャラクターとなっていました。
しかしそんな外道であるのにも関わらず、時行を武士として認めて相手をしようとする辺りはちゃんとしています。
一方で意外な展開となったのは吹雪と幹部達の戦い。
狐次郎と亜也子が死蝋の方の相手をしてくれたのは良かったですが、実は死蝋よりも腐乱の方が強かったというのが驚きでした。
見るからにネタキャラっぽかった腐乱が突如として真面目な表情に変わるのもインパクトがありましたね。
とはいえ吹雪はそれでも余裕そうですし、結局はあっさりとやられてしまったりしそうな気もしますが。
時行の新技には時行の優しさが大きく関わっているとの事。
しかし吹雪とのやり取りだけでは結局どんな技なのかは想像出来ません。
真っ向から普通に瘴奸を倒せてしまったら最早逃げ上手なだけでもなくなりますし、どんな形での決着になるのか注目ですね!
逃げ上手の若君最新話20話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話20話、そして21話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君20話ネタバレ展開考察:吹雪の本当の実力が明かされる!?
戦が始まったものの今回は完全に指揮官という立場を貫いていた吹雪。
前準備もかなり上手くいっていて、軍師としてのポジションとしては十分すぎるくらいに有能っぷりを見せつけてくれた気がします。
相手の強さを察知出来ていたりと、ほとんど弱点がない完璧キャラと言えそうですね。
とはいえ今回のラストでは二人の敵幹部の前に姿を現した吹雪。
幹部の実力は相当なものだと評価していた割に、一人で二人の相手をしようとしているのだからやはり吹雪の実力は相当なものなのでしょう。
死蝋と腐乱という二人の幹部を相手に、吹雪が本当の実力を見せるような展開になりそうな気がします。
逃げ上手の若君20話ネタバレ展開考察:時行の必殺の秘剣が炸裂!?
狐次郎と亜也子のサポートによって征蟻党のお頭と1対1の状況となった時行。
しかも家の中という密室状態であり、この状況こそが時行にとっては重要になっているのだと思われます。
とはいえお頭の実力は狐次郎と亜也子を軽くあしらっていた事から分かるように、時行がまともにやって勝てるようなレベルではありません。
それほど広くもない密室では逃げ上手も発揮しづらいように思えますし、本当にこれで大丈夫なのかと心配になりますね。
とはいえ吹雪がこの状況を予測して必殺の技を教えていた訳ですし、その技はこの状況だからこそ使える技のはず。
今回お頭が鎧武者としての戦い方を見せていましたし、逆に鎧武者である事を活かした技という可能性もありそうな気がします。
いずれにしても逃げ上手のスピードの部分が重要になるのではないでしょうか。
逃げ上手の若君最新話20話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話20話へ向けての感想や考察を集めました!
#wj27 逃げ上手の若君
外道ながら強いおじさん、今週も外道ながら強い。この強さの描写に嘘偽りがないのが素晴らしい。でも倒すときだけ急に弱くなるのはやめてほしいな…トリック自体には割とひっかかってくれるからどうなるか。「暗殺」のことがあるからどうしてもここは身構えちゃう。
— 真黒コスモス (@axelmagro) June 6, 2021
【逃げ上手の若君】キングダムなら鎧ごと上半身をカステラみたいに斬っちゃうんだけど、この作品ではそういう戦いは無いって事でいいのかな。もちろん例外的に強いキャラは出てくるでしょうけど、割とリアリティに沿った戦闘描写を心掛けている、と言ったところでしょうか。 #WJ27
— 金銀パール (@kinginpl) June 7, 2021
【逃げ上手の若君】
Q.氷の床だ!どうする!?
A.死体を足場にすればいい流ッ石お頭ア~!まさに外道にして非道、だからこそスマートでかっこいい、推せる敵役なんです。「俺の屍を越えてゆけ」を文字通りやっちまってくれたってヤツですね。#WJ27
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) June 7, 2021
ジャンプの逃げ上手の若君、人間離れした異能武士を出したかと思ったら「刀は鎧で止められる」「鎧武者同士が刀で戦ったら6割くらいは致命傷が与えられなくて決着がつかない」とか、要所要所リアリティラインを引き上げてくるのがすごい上手い。暗殺教室やネウロもそういうの上手かったですね。
— yt (@yt_3210) June 8, 2021
逃げ上手の若君 19話 防衛戦
ネタバレ感想① #逃げ若
防衛そして迎撃 避けたり流したりしなくてもいい、そう鎧があればね 攻撃を通さないという非常にシンプルかつ絶対のピンチです 正攻法で勝ち目がない相手には正攻法だとすぐ死ぬ若君の本領発揮でしょうか 新必殺技のお披露目はまだお預けです— yebizirow (@yeeebizirow) June 7, 2021
逃げ上手の若君
大将のゲスっぷりと有能が分かる回だった。鎧を使った戦いは侍らしくて好き。なにより若君の顔が凛々しく格好良かった!来週のCカラーも楽しみ。— 吹雪 (@manga_boy_7) June 7, 2021
逃げ上手の若君最新話20話ネタバレまとめ
本格的な防衛戦が繰り広げられた今回。
作戦が上手くハマっていたものの敵のお頭の危険さも伝わる展開になりましたね。
特に面白かったのはこの時代の鎧武者の戦い方の部分。
漫画なんかだと鎧なんてスパスパ斬れてしまう印象でしたので、鎧で刀を受けるという戦い方をしていた辺りはなんだかリアルでしたね。
狐次郎と亜也子の二人を相手にしても余裕そうにしていたお頭。
そんな危険すぎる相手をどうやって時行が一人で倒すことになるのか注目ですね!
次回の『逃げ上手の若君』第21話を楽しみに待ちましょう!