週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話30話のネタバレと感想、展開考察です!
なんとか保科を説得した事で始まった撤退戦。
吹雪は敵の大将である和田米丸を利用して敵の軍の弱体化を図り、保科党の屈強な武士の活躍もあって順調に戦いを進めます。
単独で行動している狐次郎は戦いの中で何かを掴み仲間と共に戦場の急所を捉えるも、そこで狐次郎の前に敵の大将である米丸が現れるのでした。
狐次郎は強敵を撃破出来るのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話30話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君30話ネタバレ
『逃げ上手の若君』30話
「騎馬戦1334」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君30話ネタバレ:騎馬による圧倒的なパワー
日本在来馬の最高速度は約40km。
この速度はプロボクサーのパンチの最高速度と同じレベルであり、馬に乗って太刀を構えて突進するだけでジャブの速度のバカでかい刃物が飛んでくる。
しかもそれが大柄な米丸ともなればその威力は凄まじいもの。
狐次郎は米丸の騎馬での攻撃を全く受け切る事が出来ませんでした。
腕力差や体重差、そして止まっている狐次郎と米丸の速度差。
これらによって狐次郎は完全に手も足も出ない状態に。
体格勝負の騎馬戦では狐次郎に勝ち目がないと声をかける仲間達。
しかし狐次郎は自分が抜けてしまったらこの場の騎馬が米丸一人になることを気にしていました。
速さやパワーにおいて歩兵は騎馬を相手にすれば圧倒的に不利。
現代で言えば徒歩のカップル達が巨大な原付と戦うようなもの。
だからこそ米丸は騎馬にのった仲間を真っ先に落としていたのでした。
それだけに自分がここで抜けてしまえば米丸による無双が始まってしまう。
そう感じてなんとか米丸に立ち向かうものの、強烈な攻撃を食らい続けた狐次郎はみるみる弱ってしまうのでした。
戦での乱戦となれば騎馬のメリットなんてあるのかと思っていましたが、こうやって詳しく説明されると確かに騎馬は強そうに思えます。
そもそも馬ってデカくて速い訳ですし、走りながら斬りつけるだけでも無双出来てしまうんですね。
特に狐次郎はまだ子供ですし、単純な騎馬戦となって勝てるはずがありませんよね。
逃げ上手の若君30話ネタバレ:主君の恥にならないように!!!
狐次郎を圧倒し、そろそろ仕留められると感じていた米丸。
ただの小僧に過ぎない狐次郎の首なんかに興味はなかったものの、国司である清原がお望み。
清原は野心しか持たないような無能な国司ながら、米丸は清原の権威と野心に乗じて自分ものし上がろうと考えていました。
一方で弱ってきた狐次郎に対して何度も呼びかける仲間達。
狐次郎は自分の事は良いから残った敵を片付けるよう言い放つも、そこで彼らが何故か自分の名前を知っている事に気が付きます。
名乗っていないはずなのになんで自分の名前を知っているのか?
そんな狐次郎の疑問に、彼らは御使いである時行が狐次郎の名前を連呼していたのだと説明します。
保科が怒り狂っているのを尻目に、活躍している狐次郎をはしゃぎながら紹介していたのだと。
自分の事で盛り上がっている時行を想像して恥ずかしい気持ちになる狐次郎。
しかし彼らの言葉を通して、狐次郎は時行の声が聞こえたような気になっていました。
それだけに主君の恥になる訳にはいかないと、せめて一太刀浴びせようと勝負に出る事に。
米丸の攻撃が迫る中、馬からジャンプして米丸の首を狙う狐次郎。
タイミングはバッチリだったものの米丸はそれをギリギリで回避。
起死回生の一撃を狙っただけに、狐次郎はあの図体でこれを躱すのかとがっくりする事に。
流石に一軍を率いる将は違うと感じながらも、段々と狐次郎の意識が薄れていきます。
狐次郎が馬上から動けなくなった事で馬を止め、どんな残酷なやり方でトドメを刺そうかと笑みを浮かべる米丸。
しかし次の瞬間、保科党の仲間達は力を合わせて米丸を馬から引きずり落とすのでした。
見た目のイメージそのままに、米丸は国司を使って自分がのし上がろうとしていましたね。
皆が自分の事しか考えていませんし、こんな奴らの下で生きていくなんて考えたくもありません。
狐次郎の名前を皆に連呼していた時行はちょっと可愛いですし、そんな時行の為に頑張ろうとする狐次郎も良い子ですね。
逃げ上手の若君30話ネタバレ:皆で戦う事の楽しさと動き出す吹雪
保科党の仲間達は既に歩兵を片付けており、馬から落とした米丸を助ける者は誰もいない状態。
当然ながら歩兵の中で馬を止めて戦うのはやってはいけない事。
何故なら馬を倒したり体を敵から落としてしまえば騎兵は只の歩兵に成り下がるから。
調子に乗った米丸を引きずり落とした保科党の仲間達は、二人がかりで米丸を捕まえると狐次郎に声をかけます。
狐次郎のお手柄なのだと。
そう声をかけられて再び力を取り戻した狐次郎。
皆で戦うのは凄く楽しいと感じながら米丸の首を斬り裂くのでした。
自らを逃若党の狐次郎だと叫びながら。
狐次郎が敵の大将を倒していたその頃、一人騒ぎまくっていたのは国司の清原。
霧が出ていた事で状況が分からずにいつも以上に騒ぎ立てていました。
耳の良い市河は音で状況を把握し、女子供には逃げられてもいずれは数の差で潰せると判断。
しかし清原は女子供に逃げられる事さえも良しとはしません。
女は自分が選りすぐって自分の楽園に入れるのだと。
無茶苦茶な事を言ってくる清原に、自分が行ったら国司の護衛もいなくなると言い返す市河。
しかし清原は敵が逃げた今であれば護衛はいらないと、市河を敵陣へと送り出してしまう事に。
自分の事しか考えていない馬鹿な清原に呆れながらも仕方なく敵の元へと向かう市河。
しかしその瞬間市河の耳はどこからか接近してくる馬の音を僅かに捉える事に。
その馬に乗った吹雪は単身で国司である清原を狙っていたのでした。
仲間達と協力する事で一人では勝てなかった相手に勝利するという少年漫画のような展開になりましたね。
やはりこの戦いを通して狐次郎は大きく成長出来たような気がします。
一方で狐次郎に副将を譲っていた吹雪が単身で動き出していたのはちょっと格好良すぎますね。
逃げ上手の若君30話ネタバレの感想考察
狐次郎の米丸との戦いが描かれていた今回。
今まで何気なく思っていた騎馬の印象が変わってしまうような回でもありましたね。
馬に乗っているという事は、プロボクサーのパンチの速度で移動が出来る。
しかも突進するだけでその速度のデカイ刃物を敵に浴びせる事も出来る。
そう考えていくと馬に乗っているだけでも戦闘力ってめちゃめちゃ上がるんでしょうね。
今まではなんとなく機動力が高くなる印象でしたが、パワーにも大きく影響があったというのが面白い所です。
徒歩のカップル達が巨大な原付きと戦うようなもの・・・そんな極端な例えも面白かったですね。
そんな騎馬での戦いで完全にボロボロにされてしまった狐次郎でしたが、時行を思い出す事で力を取り戻すというのがちょっとグッときます。
しかも最終的には自分が名前も覚えていなかった保科党の仲間達に助けられ、皆で戦う事の楽しさを感じる事となりました。
一人では勝てない相手に仲間の力を借りて勝利するというのはやっぱりベタながらも熱いですね。
狐次郎はこの戦いを通して色々な事を学んだはずで、今後は仲間の名前をしっかりと覚えるようになっていくのでしょう。
敵の大将を倒した事でかなり余裕が生まれそうでしたが、敵の国司である清原は全く変わらないゲスっぷりを披露してくれていました。
そんな清原を狙って吹雪が動いていましたし、どうせならこの機会に清原を仕留めて頂きたいですね!
逃げ上手の若君30話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話30話、そして31話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君30話ネタバレ展開考察:狐次郎は米丸に勝てるのか!?
今回の戦いではほとんど主役とも言える活躍を見せている狐次郎。
しかし少し不安なのが、今回の狐次郎についての描写が結構死亡フラグっぽく見える所です。
吹雪からも副将として認められていたりと、なんだか狐次郎がここで死ぬんじゃないかとも思えてしまうんですよね。
流石に時行の相棒とも言える立ち位置の狐次郎が死ぬという展開はないとは信じたい所ですが、敵が強敵なだけに安心は出来ません。
米丸は性格最悪の悪人タイプですが、その実力は確かなタイプ。
今の狐次郎では真っ向勝負では厳しそうな気がします。
一人でどうにかなるとは思えないだけに、今回狐次郎が集めていた保科党のメンバーが鍵を握るのかもしれません。
一人では倒せない相手を力を合わせる事で倒すという展開が予想出来ますね。
逃げ上手の若君30話ネタバレ展開考察:国司の清原にダメージを与える!?
今回の戦いは逃げるが勝ちの戦いであり、保科達を無事に安全圏に逃げれば時行の任務も完了となります。
しかし清原という悪徳国司がいる以上、信濃の人々のかなり厳しい状況は続いてしまいそうです。
それだけに時行としては、清原にこちら側の怖さなんかを植え付けておきたい所でもあるような気がします。
時行自身が今回の戦いではほとんど活躍していない事もありますし、戦いを終えた後で時行の出番が待っているのかもしれません。
玄蕃と共に清原の元へと向かい、清原自身に恐怖を叩き込んで戦意を下げさせるくらいの事はやっても良さそうな気がします。
そこまでやれば保科達も少しは救われる気がしますしね。
逃げ上手の若君30話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話30話へ向けての感想や考察を集めました!
#WJ39 逃げ上手の若君。巻頭カラー&表紙。見開きは正統派イケメンの諏訪頼重と笑顔の北条時行の紅葉の風景。美麗。本編は国司の私兵のコクガコノエの番人、和田米丸(凶悪なアンパンマン)から追われる保科軍を逃す狐次郎達。シリアスな戦場描写の中、1ページずつギャグ描写が混じるのが松井氏の作風。
— yosi (@yosifumu) August 30, 2021
【逃げ上手の若君】ぼくも名前が分からない(あるいは忘れた)キャラを外見的特徴からそう呼ぶことが多いので、保科党のみなさんのキャラメイクは出オチ一発キャラくさくあるも脳内にインプットしやすいです。あと弧次郎くんが彼らの名を覚えてなかったと自負する謙虚さ好きですね。フレンドリー。#WJ39
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) August 30, 2021
逃げ上手の若君
うわー!
前までただシュミレーション的な印象しかなかった戦いが一気にバトルになった 何だこれおもしろ保科党他にも強そうなキャラいて益々味方がパワーアップの予感
ゲンバと吹雪は相変わらず尖った強さがあって良い
孤次郎がんばれ#wj39— さびぬき (@JQqsEq936daIfcj) August 29, 2021
巻頭カラーの逃げ上手の若君、頼重様と若様の素敵イラストで変な声出た。若様可愛い美少年最高。
狐次郎が若様の右腕として活躍してるの大変嬉しいです。— わかな (@wa_0915) August 30, 2021
『逃げ上手の若君』29話読んだ。開幕はセクシーな頼重殿の息を飲む美しい秋の季節と若様!遂に始まった川中島撤退戦、ギャグも混えながら良い感じに活躍する逃若党。相手は初の集団鬼の国衙近衛、冷静になった保科殿が強い!こうやって、大人の武者が味方戦力として付いてくれると本当に頼もしいな。
— ナット (@brug25t) August 30, 2021
逃げ上手の若君30話ネタバレまとめ
逃げるが勝ちの撤退戦が描かれた今回。
この戦いでは時行ではなく狐次郎がメインとなって描かれていましたね。
前回までは情けない姿を見せていた保科も今回は強さを見せていましたし、四宮もかなりの弓の腕を見せつけてくれました。
彼らは今後時行の下で戦う頼もしい存在となっていくのかもしれません。
この戦いを通して成長している狐次郎ですが、相手は非常に強敵の米丸です。
実力的には厳しそうな相手とどう戦っていくのか注目ですね!
次回の『逃げ上手の若君』第31話を楽しみに待ちましょう!