週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話5話のネタバレと感想、展開考察です!
頼重の領地である諏訪大社へとやって来た時行。
鎌倉幕府再興のためにも武芸と学問での鍛錬を頼重から求められるも、頼重を信用出来ない時行は学ぶ事からも逃げる事に。
頼重は自分の力を示す為に雨を晴らし自分への信仰の下に集まった武士の姿を見せる事で時行の信頼を勝ち取り、時行は頼重の下で成長していく事になるのでした。
時行は頼重から何を学ぶ!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話5話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君5話ネタバレ
『逃げ上手の若君』5話
「狩猟1333」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君5話ネタバレ:侵食する足利尊氏とその郎党達
全国に大勢力を誇っていた北条氏一族をわずか43日で全滅させた足利高氏。
あまりにも鮮やかなクーデター劇を引き起こした高氏は、鎌倉幕府を倒して首都京都で大歓迎を受けていました。
後醍醐天皇以下、長く鎌倉幕府に抑圧されていた朝廷にとっても若き英雄は解放者。
それだけに高氏は後醍醐天皇から足利尊氏と名乗る事を許されていました。
後醍醐天皇も天下が自分の元へと戻ってきた事でご機嫌な様子。
新しい朝廷でやってみたい官職があればなんでもやらせてくれるというスタンスでしたが、尊氏は自分を武辺者だと語りそれを断ります。
しかし自分の後ろに控える郎党共は智勇に秀でたものであり、彼らに朝廷での仕事を頂けたら幸せなのだと尊氏は語ることに。
柔らかい表情でそんな事を語る尊氏に朝廷の公家達もすっかり心を奪われます。
鎌倉幕府を滅ぼした武士がどんな鬼のようなものかと思いきや、穏やかな笑顔は間違いなく人もの。
しかも自分は権力を求めぬ謙虚さを持ち合わせているだけに信用に値するだろうと。
これからは幕府に代わり、帝と公家が再び天下を治める時代が来る。
そう盛り上がる中で、自らの屋敷へと帰ってきた尊氏を迎えたのは足利家の執事である高師直。
郎党達は自分の宝だと語る尊氏は、師直に全てを仕切るようにとお願いします。
それに対して師直は、幼少の頃から仕えている尊氏の笑顔がますます人間離れしてきたと指摘します。
そんな師直の言葉を戯言だとしながらも、何故か涙を流しながら皆で帝を支えるのだと頼む尊氏。
しかしその目の奥は狂気に満ちたものであり、尊氏とその郎党達はじわりと侵食を開始していくのでした。
ここで尊氏サイドの様子が描かれましたが、尊氏は自分の仲間である郎党達を朝廷に忍ばせたという感じのようですね。
尊氏は笑顔ではあるものの、その目の奥は全く笑っていないというのが怖い所。
自らは朝廷の外側にいながら、ゆっくりと朝廷内部へと侵食していく事で更に上を目指している感じが恐ろしいですね。
逃げ上手の若君5話ネタバレ:時行だけの郎党と鍛錬の為の狩り
諏訪での生活にも慣れてきた時行。
そんな時行に対して、頼重は味方を増やす時間だと語ります。
時行だけの郎党を集めるのだと。
有力武将と主従関係を結び、命がけで戦う配下こそが郎党。
その郎党の強さこそが主君の強さそのもの。
とはいえ時行は親しい家族や家臣の全てを奪われていただけに、一から郎党を作り直す事が必要。
そこで頼重は改めて仲間達の事を紹介していきます。
狐次郎は同世代随一の刀の使い手であり、いずれは軍を任せる武将になるべき存在。
亜也子の方は怪力無双で芸才も豊かという事で、便中として陣中のお供に。
雫は良く気が回り、数々の秘術が使えるだけに執事としてお家全般の取り仕切りを。
彼らは3人共時行と同い年ではあったものの、頼重は自信を持ってお勧め出来ると断言します。
まずは彼らと慣れ親しみ使いこなしてみせろと。
子供の頃から家族同然で共に育てば、将来堅く結ばれた強い郎党となる。
そして今後も優れた者を見つけたらどんどん誘い郎党を増やしていく。
それが未来では王道展開と言うのだと頼重は相変わらず雑に語るのでした。
郎党であるのだから言われればなんでもすると語る狐次郎。
少し考えた時行は鬼ごっこしようと提案するも、時行の逃げ足を知っている彼らは速攻で拒否します。
その上で3人それぞれが違った感じのヤバい提案をしてきて、時行は郎党って何だろうと思わず考えさせられる事に。
結局何をするか決められない時行に対して、亜也子は楽しいし鍛錬にもなるだろうと狩りを提案します。
神社の者が殺生などして良いのかと疑問に感じる時行でしたが、そもそも諏訪明神は狩りの神様でもあるとの事。
生き神だったり狩りを好んだりする変わった神に困惑しながらも、時行は狩りをする事となるのでした。
郎党という言葉はそんなに馴染みのない言葉でしたが、まあ普通に仲間的な意味合いですね。
というか狐次郎や亜也子、雫も時行と同い年だったというのは少し驚きでした。
まだ8歳の少年少女達が大人達と戦っていくというのは中々凄い話ですよね。
逃げ上手の若君5話ネタバレ:狩りの中で出会ったのは第2の鬼!!!
弓を使って逃げ回るウサギを狙う時行。
狐次郎はウサギの隠れる場所を刀で斬り開き、亜也子は弓ではなく岩を投げる事でウサギを狙う事に。
その一方で時行が狩りに行ったと知らされた頼重は、そこで時行が試練に出会うかもしれないと予見していました。
時行から逃げ回りあざ笑うウサギ。
しかし次の瞬間そのウサギは別の獰猛な生物によって噛み砕かれてしまいます。
鎌倉末期は飢饉が続き、戦や殺人も頻発している状態。
それだけに獣にとっては作物や果実よりも人間の方が手に入りやすいご馳走となっていました。
その獣もまた人の味を憶え、次第に人を狩る事を憶えてしまったもの。
そういう獣はこの時代の人々にとって魔獣と呼ばれていて、雫は隣国で人を食べる巨大な牛鬼が山に出るという噂を思い出していました。
明らかに時行達を獲物として見ている巨大な牛鬼。
亜也子達でさえもこのサイズの獣を狩った事はなく、そもそも矢も刀も急所には届かないような相手。
時行がそんな怪物と出会う事を予見していた頼重は、時行の仇はそんな牛鬼よりも遥かに凶暴な郎党を数多に従える男だと考えていました。
だからこそ郎党達と力を合わせて牛鬼を仕留めてみせろと。
困惑する時行に、凶暴な人食い牛鬼の牡丹が襲いかかるのでした。
狩りにやって来たと思ったら、人間を狩る牛鬼の登場という事でいきなりバトル展開に入ってきましたね。
時代背景的にも獣が凶暴化していくという部分に説得力があり、本当にこんなヤバい奴がいたんじゃないかと思えたり。
逃げる事が心理的なプレッシャーになる人とは違い、本能に従う獣と時行がどう戦っていくのか注目ですね!
逃げ上手の若君5話ネタバレの感想考察
敵である尊氏の様子と、時行と郎党達の様子が描かれた今回。
まだまだ先に待っているはずの大きな戦いの前の準備段階という感じではありますね。
時行にとっての敵である尊氏ですが、朝廷からすれば一見完璧な英雄そのもの。
しかし尊氏は朝廷に自分の仲間である郎党を潜り込ませる事で、朝廷そのものをコントロールしようとしているようです。
目の奥は笑っておらず、本当の尊氏はどんな奴なのかと考えると怖くなってきますよね。
その一方で時行も郎党達との絆を深める事に。
狐次郎や亜也子は結構な実力者という感じでしたが、時行と同い年だったんですね。
8歳くらいで戦場に立っている訳で、よく考えると結構ヤバい話というかヤバい時代ですよね。
みんなで狩りをする事になるもそこで現れたのは人食い牛鬼。
時代背景的にも獣が凶暴化するというのはなんとなく納得出来てしまいますし、ちゃんと敵を鬼という括りにしているのも上手いです。
五大院宗繁は時行の逃げる力に恐れを抱いていましたが、獣となればそうともいかないでしょう。
理性のない獣を相手に時行は果たしてどんな戦い方を見せてくれるのか。
逃げる事を活かした戦い方を期待したいですね!
逃げ上手の若君5話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話5話、そして6話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君5話ネタバレ展開考察:成長した時行が初めての戦へ!?
若干インチキな部分はありつつも、頼重の凄さを感じた事で学ぶ事から逃げるのはやめた時行。
元々は素直な子ですし、ちゃんと学ぼうとすればきっと大きく成長していくはず。
とはいえテンポ良く進んでいる本作ですし、学問を学んでいく様子をのんびり描く感じではないかもしれません。
武芸の部分を含めてダイジェストで時間が経過していく感じが予想されますね。
とはいえあまり平和すぎる時間が続くとは思えませんし、ある程度の所で実際に戦場での戦いとなっていくのかもしれません。
今回登場していた諏訪神党を率いて初陣を迎える展開かなぁと思います。
逃げ上手の若君5話ネタバレ展開考察:頼重との日々は短い期間だけ!?
今回ラストでのモノローグ部分では諏訪頼重について語られていました。
それによると、時行の最大の理解者である彼は短い時間で計り知れない影響を与えたのだそう。
つまり時行が頼重と一緒にいられる時間は長くはないという事なのでしょう。
正直今の所、頼重は殺しても死なないくらいのイメージがあります。
しかし現人神とまで呼ばれている彼にもいずれ最期が訪れるはず。
本作においてはジョーカー的というか、まさに神の視点で物語を引っ張る彼がどういう最期を迎えるのかという部分も見どころとなりそうですね。
逃げ上手の若君5話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話5話へ向けての感想や考察を集めました!
逃げ上手の若君 #wj11
まだ4話目ですが、頼重と時行が喋ってるだけで楽しく読めるようになってきました。
意外な展開や勝利シーンなしで楽しめるようになってきたら、もうこれは勝ちですね笑— シマ (@shima_manga) February 15, 2021
【逃げ上手の若君】時行くん今まであまり好きになれなかったんですが、今回まんまと騙されたことで親近感湧いてきました。頼重さんもクソな一面が見られて決定的な欠点付与で大分面白味が湧いてきたと思います。本作に足りないなあと気になってた読者との身近さがようやっと見つかった感じ。#WJ11
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) February 15, 2021
#wj11 逃げ上手の若君
武将で神官で「神」、しかもひかる。属性モリモリ面白人間、オタクが好きなヤツだ…。実際信頼の勝ち取り方がガチで上手い。衝撃を与え、データ的な確信を与え、本当にできるかもと思わせる。そのうえで選択肢を委ねてくる。強い…。この辺りは「暗殺」が活きてるなぁ。
— 真黒コスモス (@axelmagro) February 14, 2021
逃げ上手の若君
諏訪頼重のキャラが非常に良い
常に胡散臭い感じ得体の知れなさ
ネウロに居そうなキャラだけども
先生枠としては殺せんせーにも劣らない
求心力がある様に見えました。
#wj11— ツクネ (@theworld0315) February 14, 2021
逃げ上手の若君
これはヤバイ……北条時行と諏訪頼重の関係性にクライマックスでめっちゃ泣くやつじゃない??— すずね/ねるこま (@syn_nsyydtrm) February 16, 2021
逃げ上手の若君おもしろいな〜アニメになったら諏訪部さん諏訪頼重殿の声お願いします(笑)テンション高め時と真面目トーンの切り替えが聴きたい。
— まさむね (@5masamune) February 16, 2021
逃げ上手の若君、最新話までの感想。やっぱ展開早い。新連載はそうでないとな。それと未来の双六で桃鉄出てきたりちょいちょい便利だよな預言者設定w
あと松井優征は構成もいいけどもやっぱ演出もいいね
悪人の描写とかマジで草— ツ。準一級aktmスト (@bc1783692) February 16, 2021
逃げ上手の若君5話ネタバレまとめ
時行と頼重の信頼関係が出来上がってきていた今回。
胡散臭い部分ばかりが目立つ頼重でしたが、色んな意味で凄い奴なんだなぁと感じました。
逃げてばかりの時行の気持ちを一番理解していて、むしろ自分が信頼されるに足りないのだと考える辺り、実はちゃんとしているのだと思わせられます。
それでいてあえて胡散臭さを演出しながらも、しっかりと時行の気持ちを鷲掴みにする。
上に立つものとして良い存在なのかは判断が難しいですが、時行との相性はなんだかんだ良い気がしますね。
時行はそんな頼重の元で大きく成長していくはず。
逃げ上手の時行が色々な事を学んでいく事でどんな成長を見せるのか楽しみですね!
次回の『逃げ上手の若君』第6話を楽しみに待ちましょう!