大人気漫画『ワンピース』にはルフィが食べたゴムゴムの実の様に様々な悪魔の実が存在します。
そんな『ワンピース』も今年で連載開始22年目となり、その間沢山の悪魔の実が登場しました。
今回はそんな悪魔の実の強さランキングを紹介します。
因みに今回のランキングは誠に勝手ながら以下の条件の基、選出させていただきましたので予めご了承ください。
- 覇気、覚醒の影響は一切なし。
- 映画やアニメ特別編で出てきたものは含まない。
Contents
ワンピース悪魔の実強さランキング2019
それでは、2019年最新版の『ワンピース』悪魔の実ランキングを紹介していきます!
第10位:スナスナの実(使用者:クロコダイル)
アラバスタ編で登場した秘密結社バロックワークスの元社長、元王下七武海であるクロコダイルが食べた悪魔の実『スナスナの実』です。
掌に触れた物全てを干からびさせるだけでなく、それを伝う物さえも砂に変える力はかなり強力ではないでしょうか。
またフィールドが全面砂となれば砂嵐を巻き起こしたり、蟻地獄の様に地中に相手を引きずり込む『砂漠の向日葵(デザート・ジラソーレ)』を使ったりと、彼の独壇場でしょう。
まさに砂漠の戦闘においては最強の能力です。
第9位:カゲカゲの実(使用者:ゲッコー・モリア)
スリラーバークで元王下七武海ゲッコー・モリアが使った能力が、『カゲカゲの実』です。
他人の影を引き剥がして不死のゾンビを作ったりその影を自分の体内に取り込むことで一時的に自身の能力を強化したりするだけに止まらず、自分の影を操り、時には影と自分の位置を瞬時に入れ替えることも出来るなどパラミシア系の能力の中でも非常にトリッキーな闘いが出来ます。
原作ではルフィもモリアも影を吸収して自身の能力を上げましたが、モリアはその能力を自身の中に押さえ込むことが出来ずに負けました。
しかし、もしあの時モリアが意識を保てたらと考えるとその力は驚異的です。
第8位:スパスパの実(使用者:Mr.1)
アラバスタ編でクロコダイルの部下のMr.1、別名ダズ・ボーネスが使った能力が『スパスパの実』です。
全身を刃物に変化させて繰り出されるその切れ味と攻撃力は相当なもので、強度もちょっとやそっとではびくともしません。
パラミシア系能力の中でもかなり上位の攻撃力を誇るでしょう。
第7位:ガスガスの実(使用者:シーザー・クラウン)
パンクハザードで初登場となった元政府の科学者、シーザー・クラウンの能力が『ガスガスの実』です。
自身の体をガスに変えて自在に操ります。
中でも自身の周囲一定範囲内の空気を抜く『無空世界(カラクニ)』はなかなか強力ではないでしょうか。
また、相手をガスで取り囲む『ガスローブ』は原作ではルフィは1度マゼランの毒を経験していた為効きませんでしたが、私たちが『ガスローブ』を使われたらどうでしょう。
「近づけば空気を抜かれ、離れていてもガスに包み込まれる」
ロギア系の能力の中でもこれ程までに凶悪な能力はなかなか無いのではないでしょうか。
第6位:ノロノロの実(使用者:フォクシー)
デービーバックファイトで『銀狐のフォクシー』が使い、ルフィたちを散々苦しめた能力が『ノロノロの実』です。
体から特殊な光線を発し、触れたあらゆる物の速さを30秒間遅くするだけでなく、その間受けたダメージは元に戻ると同時に纏めてやってくると言う効果もあります。
光線であるが故に鏡を使われると反射して自分が遅くなる弱点もありますが、一度遅くしてしまえばどんなに素早い相手でも、少し先の未来が見えるあの『シャーロット・カタクリ』でさえもかわしようがないでしょう。
覇気の概念がある昨今の『ONE PIECE』でもこの能力は非常に強力な能力の1つと考えられます。
第5位:スケスケの実(使用者:アブサロム、雨のシリュウ)
以前まではアブサロムが、現在は雨のシリュウが持っている能力が『スケスケの実』です。
一言で言えば「この世の思春期男子の憧れの能力」でしょう。
自身を透明にするだけでなく、自分に触れている物も透明にする能力です。
また原作で『アブサロム』が何話にも渡り透明なまま活動していたことから、透明になれる時間に制限は無いと考えられます。
これによりスナスナの能力者であるクロコダイルが砂になって近づいたり、その他ロギア系の能力者が自然物に化けて近づくよりも、確実な奇襲及び闇討ちが可能になります。
第4位:イトイトの実(使用者:ドンキホーテ・ドフラミンゴ)
言わずと知れた悪のカリスマ、元王下七武海『ドンキホーテ・ドフラミンゴ』の能力が『イトイトの実』です。
相手を自在に操る『寄生糸(パラサイト)』や、自分の分身を作り出す『影騎糸(ブラックナイト)』など、パラミシア系能力の中でも群を抜いて極悪且つ強力な技が使えます。
しかし第9位の『カゲカゲの実』にも似たような能力があります。
自身の分身を作り出す『影騎糸(ブラックナイト)』に似てモリアには『影法師(ドッペルマン)』があります。
『影法師(ドッペルマン)』はあくまでも自身の姿形の似た「影」を作ります。影なので一切のダメージを受けませんが、使用者と同等の実力(攻撃力)は備えていません。
それに対して『影騎糸(ブラックナイト)』は糸で「見た目も実力も同じ分身」を作り出します。
モリアの分身と違って使用者と同等の実力を備えており、いざとなれば糸をほどく様に分身を糸に変えて離脱することも可能です。
よってイトイトの方がカゲカゲよりも圧倒的強さを誇るでしょう。
更に原作でドフラミンゴは『寄生糸(パラサイト)』でドレスローザ国民並びに居合わせた海兵等の大多数を操っていたことから、あの技は「糸が出せる限り何人でも操れる」と考えられます。
それによってドフラミンゴは一夜にして国を乗っ取ることに成功しています。
この能力は「悪のカリスマ」にピッタリの能力と言えるでしょう。
第3位:モチモチの実(使用者:シャーロット・カタクリ)
ホールケーキアイランドの鏡の世界で四皇『シャーロット・リンリン(通称:ビッグ・マム)』の子供、『シャーロット・カタクリ』が『モンキー・D・ルフィ』を散々苦しめた能力が『モチモチの実』です。
餅の特性らしくどこまでも切れずに伸び続けたり、大きさも自在に操る特性をいかしてルフィの技をカタクリは真似していました。
また一度捕まると餅のようにひっついてなかなか逃れられないのも他のパラミシア系能力者には無い特性と考えられます。
まさに攻防一体型の強力な能力と言えるのではないでしょうか。
第2位:ゴロゴロの実(使用者:エネル)
空島で『エネル』が使い、島民を絶望させた雷の能力が『ゴロゴロの実』です。
似たような能力に海軍大将『黄猿』の『ピカピカの実』があります。
シャボンディ諸島で『黄猿』に出会った『ブルック』が剣を刺してもすり抜けていたのに対し、『エネル』は空島で『カマキリ』に槍を刺された際にすり抜けるだけでなく槍を伝って高圧の電流が流れていました。
このことから【『ゴロゴロの実』の能力者は『ピカピカの実』と違い触れたものに高圧電流が流れる】と考えられます。
よってあの海軍大将の能力よりも強力な能力と考えられます。
第1位:ゴムゴムの実(使用者:モンキー・D・ルフィ)
『ONE PIECE』の主人公『モンキー・D・ルフィ』の能力です。
血管から何から何まで全身ゴムになり、手足を伸ばせるようになるだけでなく打撃/砲撃を受け流すことが出来ます。
『ONE PIECE』の世界で打撃や砲撃が効かないというのは大きなアドバンテージになっていました。
現在では覇気の設定が出てしまったのでダメージをくらっていますが、前半は他のパラミシア系能力者とも大きく差をつけることが出来ていましたね。
全身ゴムなので電撃も効きません。
よって原作でも述べられている通り、雷を主とする前述の『エネル』の唯一の天敵でもあります。
伸縮自在の体は空気を含めば膨張して巨大生物と対等もしくはそれ以上の力を発揮し、『ギア2(ギアセカンド)』に見るようにポンプのように血液を急激に循環させれば能力の底上げが可能になります。
今後もゴムの特性を活かした新しい技が出るかもしれません。
これからも『モンキー・D・ルフィ』からは目が離せませんね。
ワンピース悪魔の実強さランキング2019番外編:ヤミヤミの実
今回のランキング作成にあたり、「原作、通常ストーリーで出てきたにも関わらず敢えて選考対象から外した悪魔の実」が1つだけ存在します。
黒ひげ『マーシャル・D・ティーチ』が食べた『ヤミヤミの実』です。
あらゆる悪魔の実の能力を無効にする『闇水(くろうず)』や、全ての物を呑み込み圧縮する『闇穴道(ブラックホール)』など凶悪な能力が多くあります。
その為、今回のようなランキングでは間違いなくトップ3のどこかに確実に入るでしょう。
しかし、この能力はまだまだ謎が多く様々な面で憶測の域を出ません。
また前述のような凶悪さとは引き換えにロギア系能力の中でも珍しい『攻撃を受け流せない』と言う弱点も存在します。
かと思えば白ひげ海賊団VS海軍の頂上戦争では短時間で亡くなった白ひげ『エドワード・ニューゲート』から悪魔の実の能力を奪うと言った驚きの事件を起こしました。
最近では原作にて『アブサロム』から奪った『スケスケの実』の能力を『雨のシリュウ』が使っていたことから、「奪った能力は何らかの方法で他人に引き継げる」とも考えられます。
以上のようにまだまだ未知数の事が多いことから今回のランキングでは外させていただきました。
今後の黒ひげ海賊団の動向、『ヤミヤミの実』の全容解明に期待です。
ワンピース悪魔の実強さランキング2019のまとめ
今回のランキング如何でしたか?
原作やアニメでは使用者本人の実力や経験値の差で序盤に出て来た能力の大半は最近登場した強敵の能力よりも弱く見えてしまうかもしれません。
しかしながら、純粋に悪魔の実の能力だけを見て「その能力で何が可能か」を考えると意外な能力が意外な順位に位列されるでしょう。
今後も様々な能力者が登場したり、黒ひげの他にも『ユースタス・キャプテン・キッド』の能力等今まで解明されなかったことが解明されたりするでしょう。
そう言った面も含めて今後も『ONE PIECE』から目が離せませんね。