『ワンピース』952話までに、改心というわけではないが錦えもんと和解して仲間となったアシュラ童子。
ここまで暴虐武人、荒くれ者、且つ面倒くさがりの怠け者、というようなあまりよくない印象があったアシュラ童子。
しかし、951話、そして952話において、これまでとは打って変わってかなり有能な一面を披露してくれているのです!
今回は、同志・赤鞘九人男の錦えもんにアシュラ童子が見せた内容や、これから見せていくであろう物までをまとめていきます!
Contents
アシュラ童子が錦えもんに見せたもの
ではまず『ワンピース』952話までにアシュラ童子が錦えもんとイヌアラシに見せたものについてまとめます!
- 20年の間に起こった惨状
- 大量に集めていた廃船
- カイドウの屋敷図
20年の間に起こった惨状
まずアシュラ童子が見せていたのは、この20年の間でカイドウとの戦いに敗れた者たちの墓でした。
カイドウとオロチの支配に耐え切れず、さらに20年後に戻ってくるという錦えもんたちのことを信じ切ることができずに、戦いに出向いて散ってしまった者たちの墓。
それほどに20年という時は、ただ待ち続ける者にとっては長く、苦しいものだった、と。
しかしアシュラ童子は信じて待っていた。ここに赤鞘九人男の絆が!
それでも、最初に錦えもん達と会った時に悪態をついたのは、10年前に死んでいった者達の事を想えばこそ。
これだけの犠牲を払ってまで、20年後という「今」を決戦の日に光月トキが設定したということには何が意味がありそうですが…。
大量に集めていた廃船
次にアシュラ童子が錦えもんたちに見せたのは、九里の南西の廃港にあった、多くの巨大船。
これはかなり心強い!
確かに錦えもんは船も必要だと言っていたし、錦えもんによればフランキーの手によればすぐにでも直るとのこと。
これらの多くの船で鬼ヶ島へ出陣にする絵は迫力満載でしょうね!
カイドウの屋敷図
そして更に952話でアシュラ童子が見せたのは、ずっと錦えもんが探していた「カイドウの屋敷図」!
フランキーが錦えもんに屋敷図を見つけられなかったと連絡を入れた時、九里の誰かの手にあるという事も伝わっていた。
そのことから錦えもんは、まさか…と考えていたが、おそらくはこのときもアシュラ童子のことを想像していたのでしょう。
しかし、その期待に応える形でここまでアシュラ童子が用意周到だとは!
かなり有能すぎる男だった!!
アシュラ童子が見せたいものの予想
ここまでくると、決戦に向けての更なる準備をアシュラ童子はしているのではないかと思ってしまいますね。
となると…
- オロチとカイドウの弱点
- 赤鞘九人男の武器
この辺りではないでしょうか?
オロチとカイドウの弱点
今後重要なポイントとなるのは、敵のボスの弱点。
今までルフィも、クロコダイルにしてもエネルにしても、弱点を突いて攻撃していることが多くありました。
今回のカイドウ戦は特に、非常にタフな体をしているため、弱点を知っているというのは大きな出来事となります。
20年間もアシュラ童子はオロチやカイドウの支配するワノ国で過ごしていたので、敵の情報は誰よりも知り尽くしているでしょう。
だからこそすぐに錦えもんたちに見せようとするのではなく、本当に錦えもんたちはこのワノ国の現状を正そうとしているのかを確かめたかったのかもしれません。
赤鞘九人男の武器
河松が愛刀「外無双」を持っているように、もしかしたら赤鞘九人男にはそれぞれの力を存分に発揮してくれる専用の武器があったのかもしれません。
錦えもんたちは未来に飛ばされたとき、万全な状態ではなかったはず。
おそらくそういった武器を新たに作ったり直してくれていたのが、天狗山飛徹の可能性は高いです。
そしてそれを大切にしまっていたアシュラ童子が、武器を錦えもんたちに返す、という意味で更なる戦力アップを図ろうとしているのではないでしょうか。
アシュラ童子の有能な計画まとめ
見た目の悪そうな印象は全く関係なく、義理堅い男であり、更に緻密な計画を立てていることも判明したアシュラ童子!
唯一、酒天丸という名でオロチやカイドウ軍と真っ向勝負してきたアシュラ童子でもあるため、ここからの戦いの主力として大いに期待したいところです!
これからの『ワンピース』も楽しみですね!